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コメント最新お気に入り投票 (15/20)

コメント推薦者最新投票日
★3 刑事マルティン・ベック(1976/スウェーデン)
エモーションは日常に埋没しヒロイズムはもとより存在しない。それでも事件は起こるし、刑事たちは黙々と捜査をすすめる。低温なのにニヒリズム無縁の世界からは謳われるべき情念は滾れ落ちる。この無為性は悪くもないけど滋味を醸すまでには至っていない。
けにろん (2019年09月24日)
disjunctive2024年10月25日[投票(1)]
★3 陰陽師0(2024/日)
草原。丘陵。そのフォーカスを外した風景。山崎賢人とすぐ分かる人物の姿もボケボケ。足元には墓があり、土から手だけ出ていて人形を持っている。このプロローグは夢。これが何度も挿入される。 [review]
ゑぎ (2024年04月24日)
disjunctive, けにろん2024年10月25日[投票(2)]
★3 陰陽師0(2024/日)
晴明絡みの謎や怪異は概ね凡庸であるが、博雅と姫をめぐる悲恋譚は心打つものがある。ノーブルに徹した染谷の後方から翻弄され悲嘆に暮れてそれでも前を向いて運命を受け入れていこうとする奈緒が前面に躍り出るあたり女性監督ならではの良さと思う。
けにろん (2024年05月07日)
disjunctive2024年10月25日[投票(1)]
★4 続拝啓天皇陛下様(1964/日)
時代に流されるでもなく、自らが置かれた状況を淡々と生きる善助(渥美清)の姿は、決して力強くも立派でもないが何故か美しさが漂う。我々が、生きがいだ、やりがいだ、自分探しだと生きることに理由づけをしたがりだしたのは何時頃からだったろうか。
ぽんしゅう (2006年08月02日)
KEI2024年10月25日[投票(1)]
★3 続拝啓天皇陛下様(1964/日)
時代の幸運と不運。軽蔑される「チャンコロ」と嫉妬される「第三国人」。犬が結びつけた令夫人と、米兵に引き離されたパンパン。大便にまみれた「ウンコ屋」と戦後なお高貴であり続ける「天皇陛下」。…それでも、生きていかなければならないのだ。 [review]
水那岐 (2006年04月27日)
KEI, TOMIMORI, sawa:38, tkcrows2024年10月25日[投票(4)]
★3 ミステリと言う勿れ(2023/日)
山間をドローン空撮。道路を走る自動車に寄って行き、その上空を移動撮影する。自動車は、ガードレールを突っ切る。こゝまでワンカット。カットを変えて、崖下に落下する車とその爆発炎上。 [review]
ゑぎ (2023年09月26日)
トシ, , tredair2024年10月24日[投票(3)]
★3 キネマの神様(2021/日)
永野芽郁。既に大女優の域にあると個人的には思っているが、北川景子がスクリーンに現れた途端に「ちゃんと」町娘に見えてしまう不思議。沢田研二ばかりが悪く言われているが菅田将暉もどこがいいのかさっぱりわからない。
IN4MATION (2024年10月23日)
けにろん2024年10月23日[投票(1)]
★3 ベッカムに恋して(2002/英=独)
目の前に立ちはだかる壁を「つきやぶる」強さではなく、「乗り越える」しなやかさ。弧を描いて前へ進め。おー、Move On Up! [review]
crossage (2003年10月08日)
モノリス砥石, 鵜 白 舞, , nobほか15 名2024年10月23日[投票(15)]
★3 ラストマイル(2024/日)
獣になれない弱者の私たち。 [review]
ペペロンチーノ (2024年09月12日)
もがみがわ, ダリア2024年10月23日[投票(2)]
★3 シン・仮面ライダー(2023/日)
木梨憲武のドロップキックの方がよほど身体性を感じさせる・・・という冗談はともかく、主人公がいつ「笑えば・・・いいと思うよ」って言うかと思いながら観ました(二つの意味で)。馬鹿馬鹿しくて、正直結構楽しんだんですが、ふざけてる暇があったら次のステップに進んでいただきたいです。 [review]
DSCH (2023年04月30日)
ロープブレーク, おーい粗茶, けにろん2024年10月22日[投票(3)]
★4 プリシラ(2023/米=伊)
意外にも、ソフィアの映画に特殊な人は出てこない。 [review]
ペペロンチーノ (2024年05月27日)
ひゅうちゃん2024年10月21日[投票(1)]
★4 エルヴィス(2022/米)
人生は可変ではなく既定だと解釈するのだから、筋になりそうにもない事態をそれとして飾り立てるために末節でしかないトム・ハンクスは虚構の人為を創作し、かえって徒労感と不自立の嘆じを溢れさせる。 [review]
disjunctive (2024年10月21日)
けにろん2024年10月21日[投票(1)]
★3 キネマの神様(2021/日)
現代パートの沢田、宮本、寺島の古臭い山田演出の台詞回しにドン引きして困ったなぁと思っていたら、想い出パートで永野芽郁ちゃんが醸す昭和のクラシカルな恥じらいと奥ゆかしさが懐かしも心地よく、頑張って最後まで観ることができました。よかったよかった。 [review]
ぽんしゅう (2022年08月31日)
KEI, 水那岐, 緑雨2024年10月20日[投票(3)]
★3 キネマの神様(2021/日)
志村けんで当て書きされた役を沢田研二が一生懸命演じてる。贅沢に豪華に誰もが知ってる俳優を使える。それにしても野田洋次郎の老年が小林稔侍はないだろう。(2024/01/27/NIKC)
USIU (2024年03月03日)
KEI2024年10月20日[投票(1)]
★3 キネマの神様(2021/日)
現代パートのベタさは思わず目を覆いたくなるくらいの酷さだが、回想パートの往時の撮影所風景、その生き生きとした幸福感に一気に惹き込まれる。 [review]
緑雨 (2022年08月06日)
KEI, tredair, けにろん, ぽんしゅう2024年10月20日[投票(4)]
★4 キネマの神様(2021/日)
呑んだくれのダメ男の女房として清掃パートで日を送る宮本に青春時代の煌めく芽郁ちゃんが重なって噛み締める狂おしいまでの惜春。日々を生きるのにやっとこさの俺たちが思い返すこともない煌めきを慎ましやかに遠巻きに山田は提示してくれる。
けにろん (2021年08月26日)
KEI, 水那岐, 緑雨, 死ぬまでシネマ2024年10月20日[投票(4)]
★3 西湖畔(せいこはん)に生きる(2023/中国)
心地よいリズムと美しい映像で湖のほとりに駿立する茶畑に暮らす母(ジアン・チンチン)と息子(ウー・レイ)の物語が始まる。そこは歴史的に“伝統”の地であり、対岸に垣間見えるビル群の夜景との対比もまた不気味でありながら現代の景色として美しい。 [review]
ぽんしゅう (2024年10月18日)
ゑぎ2024年10月18日[投票(1)]
★4 ザ・フォッグ(1979/米)
美しい霧。カーペンターは美術と空間で映画を観終わる前に私をKOしてくれる。
t3b (2002年11月18日)
ジェリー, ロープブレーク, わっこ2024年10月18日[投票(3)]
★3 西湖畔(せいこはん)に生きる(2023/中国)
序盤はいいと思う。まだ前作『春江水暖』の名残りがある。 [review]
ゑぎ (2024年10月11日)
ぽんしゅう2024年10月18日[投票(1)]
★2 無宿(1974/日)
折角のスコープサイズ画面が勿体ない、奥行きのない風景の中で、勝新と高倉がどこに友情があるのか判らない腐れ縁でともに動く。梶芽衣子の思いがけない可愛さだけが救いの、東宝らしからぬ(勝プロらしき)作品。音楽も妙に安っぽい。
水那岐 (2007年07月18日)
KEI, 直人2024年10月18日[投票(2)]