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コメント最新お気に入り投票 (16/20)

コメント推薦者最新投票日
★5 生きてみたいもう一度 新宿バス放火事件(1985/日)
被害者と犯人が通い合うヘヴィーな物語をヘヴィーなままに語る反骨。だである調が男前な桃井のさばさばした造形素晴らしく、情けない石橋蓮司との掛け合いはあの時代の邦画の珠玉。 [review]
寒山拾得 (2022年03月29日)
ペンクロフ2024年10月16日[投票(1)]
★4 宝島(2018/仏)
極めて美しい色遣いの映画。この美しさは映画史的事件と云っても過言ではない、と私なんかは思ってしまう。 [review]
ゑぎ (2024年10月14日)
けにろん2024年10月16日[投票(1)]
★3 光る眼(1995/米)
非常に現実離れした前半は見入ってしまった。ただその後どうも子供達が消極的で残念だ。
ドド (2003年02月16日)
tredair, 3819695, sawa:38, はしぼそがらす2024年10月16日[投票(4)]
★3 光る眼(1995/米)
集団失神の場が明確に地理的に(文字通りに!)線引きされるなど、やはり序盤の謎が面白い。不気味っ子の頭領が思ったことを全部口にするなど微笑ましい面も多いが、クリストファー・リーヴの切羽詰まった顔が状況の恐怖を最低限保証する。カースティ・アレイジーナ・ローランズ的ふてぶてしさもいい。 [review]
3819695 (2011年12月07日)
tredair, HW, DSCH2024年10月16日[投票(3)]
★4 ナミビアの砂漠(2024/日)
己を偽る判った風な世間やお為ごかしの優しさや一方的な暴虐や空虚な仕事とかに馴れ合えず、反社会とかアウトローとか孤独とか無軌道とかと紐付ける発想もなく、ただ単に生きてはダメなのかの問いだが河合優実の肢体がその実存を担保してしまう無謬性。
けにろん (2024年10月15日)
ぽんしゅう2024年10月15日[投票(1)]
★4 タッカー(1988/米)
大作でどっぷりとつかるストラーロの映像もいいけれど、こういうサラリとした味わいもまたいい。車が走っているシーンだけでうれしくなるコッポラの愛すべき小品。
ナム太郎 (2003年02月20日)
けにろん2024年10月15日[投票(1)]
★4 タッカー(1988/米)
公開当時「コッポラがやっと復活の兆しを見せた」と思った。『市民ケーン』を作ろうとしたのだから嬉しかった。もうみんなにこの映画を宣伝して回った。「あれは元気の出る映画だ」と。ただ単に古いハリウッド調演出に嬉しがっいただけかも知れないが、しかしそのことこそ「元気のある映画」という言葉の拠っているところなのだ。
ゑぎ (2020年05月23日)
けにろん2024年10月15日[投票(1)]
★3 タッカー(1988/米)
アメリカン・ドリームは金で買うことはできないが、法廷で勝ち取ることはできる。 [review]
G31 (2002年05月06日)
けにろん, ゑぎ2024年10月15日[投票(2)]
★5 クーリンチェ少年殺人事件(1991/台湾)
切り取られた光と闇、そこにそのときと同じ速さで流れる時間、空気、時代、そして刻まれる一瞬・・・映画的な美しさにあふれた映画。 [review]
tamic (2008年04月06日)
ジェリー, 赤い戦車, ina, tredairほか6 名2024年10月14日[投票(6)]
★4 居酒屋兆治(1983/日)
もはや公害になり果てた背中で語る美徳は演者たちを野放しにして、「兆治」は統制の利かないカオスの空間となる。七三分けの池部良を始めとして役者たちは外貌の記号に性格を依存し、芝居に幅のない彼らの狭間で細野晴臣は挙動不審に陥る。 [review]
disjunctive (2024年10月13日)
ぽんしゅう, けにろん2024年10月14日[投票(2)]
★5 熊は、いない(2022/イラン)
これは面白い。冒頭の、カフェのウェイトレスに至るまでのあのセンスの良いつなぎのカットにうならせられる。と、そこからは現実と虚構がせめぎあい、ここからはもうパナヒの思うツボになる展開が待っていた。 [review]
セント (2024年10月13日)
ぽんしゅう2024年10月14日[投票(1)]
★4 ボーはおそれている(2023/米)
企業総帥の段取り力は、遭遇する人々がいずれも都合よく奇行を競ってくれる酌量の空間を構成し、メタボに安んじて体を張らせて禁治産者の内面に肉薄しながらも実践倫理の枝葉末節なこだわりに収束してしまう。 [review]
disjunctive (2024年10月13日)
けにろん2024年10月14日[投票(1)]
★4 スパルタカス(1960/米)
身を亡ぼす以外に身を立てる術のない状況がインポを伝染させる。インポの直撃を受け色ボケするオリヴィエは喜劇だが、奴隷たちはインポを流通させる機構に対して身を張る抗議以外に為す術を知らない。 [review]
disjunctive (2024年10月13日)
けにろん2024年10月14日[投票(1)]
★4 熊は、いない(2022/イラン)
映画製作についての映画。それは真偽、いや偽物、嘘、ヤラセ、「演出」についての映画だ。まずは離れた2つの場所をワンカットで見せるファーストカット、これは実に秀逸な「演出」で驚いた。 [review]
ゑぎ (2023年10月11日)
セント2024年10月13日[投票(1)]
★5 熊は、いない(2022/イラン)
監督本人を含め「枷をはめられた民たち」が「外」を目指す話しだ。映画を撮ることを禁じられたジャファール・パナヒは、自分を被写体にして、疑似ドキュメンタリー(自身の現実)とドラマ(遠因の非合理性)のあわいを描いて、その「罪深さ」をカタチにし告発する。 [review]
ぽんしゅう (2023年09月23日)
セント2024年10月13日[投票(1)]
★3 モーガン警部と謎の男(1961/日)
年月の経過が与えた滋味が恰も銘酒の如き味わいを醸す。それは、あくまで完全バカ映画としてのものだが…。吹き替えの絶妙な味もあり冒頭30分の爆笑頻度は凄まじい。鶴田登場から物語は定番路線で若干陳腐化。関川演出は手堅く好感。
けにろん (2009年10月26日)
ジェリー2024年10月13日[投票(1)]
★3 あんのこと(2023/日)
厚い唇のあん(河合優実)の口は、いつも半開きにみえる。彼女の存在は始終受け身で河合が意識している“芝居”はこの口元だけのように思えた。何かを訴えようにも言葉が見つからないとか、自分が置かれた境遇に呆然としているとか、そんな意思の表れではなさそうだ。 [review]
ぽんしゅう (2024年07月03日)
クワドラAS, けにろん, おーい粗茶2024年10月13日[投票(3)]
★3 エイリアン:ロムルス(2024/米)
「1」と「2」へのリスペクトが高じてエッセンスの継ぎ接ぎになる。どっかで見知ったプロット&シークェンスの連打は作品をお行儀良く縮こまらせる。新種登場も「女王」ほどのインパクトなく突き抜ける術は弟ヒューマノイドの覚醒くらいの筈が覚醒せんのね。
けにろん (2024年10月12日)
クワドラAS2024年10月13日[投票(1)]
★3 トップガン マーヴェリック(2022/米)
そうせざるを得ない遂行方途を馬鹿にする無能上司に抗い俺について来いの還暦親爺の若者掌握が凡庸なベタに留まり反転昇華しない。普通すぎる。世界のリアルから遊離したプラスティックな原子炉爆破ミッションはまんま『スター・ウォーズ』のデススター攻撃。
けにろん (2022年06月27日)
たろ, 週一本, pori, トシほか8 名2024年10月12日[投票(8)]
★3 千利休 本覺坊遺文(1989/日)
三船や萬屋の最終進化を見る思いだが、音響や音楽に俗が残る。奥田瑛二を影薄く見せたのは監督の慧眼。文献に残っていない利休の死の原因に関する仮説を、権力と芸術の相克としてとらえた原作者の工夫を映画として実現するにはこういう人物にする必要があった。
ジェリー (2024年07月25日)
KEI2024年10月12日[投票(1)]