コメンテータ
ランキング
HELP
ジャン・リュック..
************
チャップリン
************
小津安二郎
************
ヒッチコック
************
ジャッキー・チェ..
************

ぽんしゅう

e-mailponsyuza@yahoo.co.jp
URLhttp://blog.goo.ne.jp/ponsyuza/
[参加掲示板]
→気に入られた投票気に入った→
7029コメント7379
127あらすじ10
334POV113

Comments

最近のコメント 10
★2タイトル、拒絶(2019/日)溝口の『赤線地帯』には生への懸命な渇望があった。ロマンポルノの名作『ピンクサロン好色五人女』には愛と慈しみと悲しみがあった。この風俗嬢の群像劇には空疎な諦念しかない。これが今の“女のカタチ”だとするなら、あまりに被害者意識が過ぎて希望がない。 [review][投票]
★4クレイジー・リッチ!(2018/米)お約束の身分差ラブストーリーの背景が、汎アジア思考の成り上がり華僑一族VS.個人主義フロンティア精神の新大陸移民という構図が新鮮。同じ中華ルーツを持ちながら異なった矜持をみせる、お坊ちゃん彼氏の母、従妹、婚約者の3女性の生き様の葛藤劇としても面白い。 [review][投票(1)]
★5女体(1969/日)冒頭のシーンで、その女は人間ではなく獣であることが暗示される。ただし女は野性の猛獣ではなく、人の加護を求めつつ飼い主の心をもてあそぶ牝猫だ。同類の画家(川津祐介)から解き放たれた牝猫が、中庸な戦中派男(岡田英次)のペットに治まるはずもない。 [review][投票]
★3生きちゃった(2020/日)自分の意思が伝えられない男(仲野太賀)の話だ。その沈黙は日本社会のありようへの問題提起のようだが、石井裕也の語り口はこの主人公のように曖昧で憂いどころか警鐘にすらみえない。男が本心を「言わない」のか「言えない」のかがよく分からないからだ。 [review][投票]
★4朝が来る(2020/日)諦めていた“もの”を手に入れた者と、手に入れた“もの”を失う者。互いの「幸福」という道理の末に生じた心情の移ろいが“風と光と海”の揺らぎをモチーフに綴られる。引き継がれた“もの”とは「幸福」ではなく、境遇を超えた共通の「思い」だという気づき。 [review][投票(1)]
★5フェアウェル(2019/米=中国)優しさのありかたについての物語だ。オークワフィナの不満顔が好い。本当のことを告げられないイライラから異文化アイデンティティのモヤモヤへ。裏にあるのは自身の将来への不甲斐なさ。死別という逃げ場のない深刻な話しなのにユーモアがじわしわ滲みだす。 [review][投票(1)]
★3空に住む(2020/日)タイトルの「空」とは空(から)っぽ、空疎のことのようだ。高層マンションの外観をはじめ“風景”は、ほとんど描かれず視線は常に人と人の関係に向けられる。その人物たちに魅力がない分けではないが何故が話が深まらないのは、やはり主人公が空っぽだからだろうか。 [review][投票]
★3突然、嵐のように(1977/日)小ずるいだけで憎めないワルというアイドルならではのキャラを割り当てられた郷ひろみに合わせるように、いささか窮屈そうに秋吉久美子も70年代的田舎娘の純情の顛末をこなし、肉体的にも精神的にシビアな展開にもかかわらず“お約束”な緩さが続くも・・ [review][投票(2)]
★4あにいもうと(1976/日)おお、秋吉久美子!。彼女の最高作にして草刈正雄唯一の快心作。草刈の肉体が発散する野卑パワーが容赦なく、秋吉の豹変居直りぶりも圧巻。そんな“野卑”と“居直り”の顛末に、終わりゆく時代を継ぐ者たちの良質の地縁と血縁を見い出す今井正の良心。 [review][投票(2)]
★4スパイの妻(2020/日)男の正義と女の恋慕の間に生じた溝を、感情の勢いで飛び越えようとする女と、ゲーム的術数で埋めようとする男。女の半径3メートルの痴話嫉妬が、ビジネス仕様の世界主義に端を発した優男の野望によって、図らずも帝国主義と対峙する大胆不敵なエンタメサスペンス。 [review][投票(2)]

Plots

最近のあらすじ 5
★2タイトル、拒絶(2019/日)デリヘル嬢になりそこねたカノウ(伊藤沙莉)は、女をモノとしかみない店長(般若)のもとで、下っ端スタッフとして先輩(田中俊介/池田大)たちと癖のある女たちの世話に奔走していた。プライドが高く文句の多いアツコ(佐津川愛美)はトラブルメーカー。どんなときも空疎に笑っている売れっ子マヒル(恒松祐里)。若い女たちの騒動を醒めた目でやり過ごすベテランのシホ(片岡礼子)。「こんなとこで働いてる以上、社会不適合者ですよ」 そんな“自虐”と“諦め”が雑居ビルの事務所に渦巻き溜まっていくのだった。劇団「□字ック(ろじっく)」の風俗嬢の群像劇を作者の山田佳奈が自ら映画化した初長編監督作。(98分)[投票]
★4朝が来る(2020/日)東京の高層マンションで暮らす栗原夫妻(ARATA(井浦新)/永作博美)は、子供にめぐまれず「特別養子縁組」制度を利用して新生児を迎え朝斗(佐藤令旺)と名づけ幸せに暮らしていた。6年が過ぎたある日、突然、生みの親を名乗る女から「子供を返して欲しい、だめならお金を・・・」と電話が入る。当時、奈良の14歳の中学生だった生みの親のひかり(蒔田彩珠)は先輩(田中偉登)との淡い恋の末に身ごもったのだった。途方に暮れたひかりの両親は、出産の手はずから子供の受け入れ先まで世話をしてくれるNPO法人ベビーバトンの浅見(浅田美代子)に娘を託したのだった。辻村深月の同名小説を河瀬直美が自身の脚本で映画化。(139分)[投票]
★5フェアウェル(2019/米=中国)中国系米国人一家のもとに、祖国のお祖母ちゃん(チャオ・シュウチェン)の余命宣告の知らせが入る。6歳で渡米し30歳になった孫娘のビリー(オークワフィナ)は大ショック。両親(ツィ・マー/ダイアナ・リン)たち一族は、お祖母ちゃんに余命のことは隠して、お別れのためにビリーの従兄弟の結婚式を口実に集合する。一方、米国流の考えのビリーはちゃんと事実を告げるべきだと主張する。さらに20数年ぶりに会った親戚たちの間もギクシャクし始めるが、そんなことをよそに、お祖母ちゃんは結婚式の準備を取り仕切り大張り切りで奔走するのだった。中国系米国人のルル・ワン監督の体験に基づく異文化ギャップと“優しさ”の物語。(100分)[投票]
★3空に住む(2020/日)東京近郊の小さな出版社の編集員・直実(多部未華子)は、両親の急死を上手く受け止められずにいた。叔父(鶴見辰吾)夫婦のはからいで、直実は愛猫とともに都心のタワーマンションに入居し、はるか眼下に街を見下ろす生活感のない暮らしを始める。頻繁に尋ねてくる専業主婦の叔母(ミムラ/美村里江)が気の置けない話し相手だ。新進作家の吉田(大森南朋)を売りだそうとする編集部は、日本家屋で社員が車座で仕事をする。そんなアットホームな職場の後輩・愛子(岸井ゆきの)は妻子ある男の子どもを宿していた。ある日、直実はマンションのエレベータで乗り合わせた売出し中の人気スターの時戸(岩田剛典)に声を掛けられる。(118分)[投票]
★3ブリング・ミー・ホーム 尋ね人(2019/韓国)ソウルで看護師として働くジョンヨン(イ・ヨンエ)は、6年前に7歳で失踪した息子のユンスを捜し続けていた。教師の仕事を辞めた夫(パク・ヘジュン)も、些細な情報でも手掛かりを求めて韓国全土どこへでも出向いていた。そんな努力も、ついに決定的な行き詰まりを見せたとき、良く似た子供がある「釣り場」で下働きしているという匿名の有力情報が入る。初老の夫婦が営む「釣り場」では、二人の息子を持つ夫のいない女と、いわくありげな数人の男たちが働いていた。その「釣り場」は、ホン警長(ユ・ジェミョン)が率いる地元の警察も目をつけていたのだが・・・。キム・スンウ監督長編デビューのクライム・サスペンス。(108分)[投票]

Points of View

最近のPOV 5
東京から遠く離れて 追悼、大林宣彦[投票(7)]
2020年4月10日、大林宣彦監督が82歳で逝去されました。生涯に43本の劇場用映画を撮られています。
ギター弾きの仕事 追悼、井上堯之[投票(6)]
ザ・スパイダースのギタリストで作曲家の井上堯之さんが2018年5月2日に亡くなられたそうです。享年77。□出演作(A) □音楽・・70年代(B)、80年代(C)、90年代(D) □再び出演‐2000年以降(E)
私は中川梨絵のファンである[投票(5)]
2016年6月15日。女優の中川梨絵さんが逝去されました。享年67。肺がんだったそうです。・・・・1967年に東宝から成瀬巳喜男作品(中川さかゆ名)でデビュー。その後、日活に移籍してブレイク。70年代前半のロマンポルノを代表する女優のひとりとなります。74年からフリーとなり黒木和雄実相寺昭雄相米慎二池田敏春森崎東ら個性的な作家の作品で存在感ある脇役として活躍されました。なかでも『竜馬暗殺』(74)のモノクローム画面のなかの憂いを湛えた瞳が印象的な遊女や、『歌麿・夢と知りせば』(77)の艶やかな花魁道中姿は忘れることができません。また、このころ唯一のレコード曲「踊りましょうよ」を発表。そのデカダンスな香り漂う甘い歌声に魅了されました。当時、深夜ラジオからラジカセで録音し、擦り切れるまで聴いたカセットテープは私の宝でした。・・・・その後、縁あって2000年以降、私は悪友らと梨絵さんが新宿・四谷で営んでおられた居酒屋に客として伺うようになりました。酔いにまかせた我々の勝手な映画酔談に合わせて、名監督たちのとの想い出や、新作(―こまめにご覧になっていました―)への忌憚ない感想で、その場を楽しく盛り上げてくださいました。にもかかわらず、お店の移転にともない伺う機会を失してしまい、近年は不義理を重ねておりました。・・・・そして、昨日の早すぎる訃報。あちらの世界にも映画界があるのなら、先に逝った方々が梨絵さんの来訪を待ちきれなかったのでしょう。そうとでも思わなければやりきれません。
脚本家・新藤兼人[投票(6)]
そうそう、これも新藤兼人だったよね。
最後のアウトロー 追悼、原田芳雄[投票(11)]
長髪にレイバン、ジーンズ姿。そんなヤクザ、見たことなかった。60年代から70年代へ、大きな転換期を迎えた日本社会が連続性を喪失したのと呼応するかのように、原田芳雄は今までのアウトロー像をひっくり返し登場し、斜陽にあえぐ日本映画界のなかを型破りなエネルギーを発散させながら80年代まで一気に突き進む。しかし、壮年期を迎えた90年代、原田的アウトローは主役の座から退き、どこか居心地悪そうに映画のなかの片隅にいた。しかたあるまい。隆盛から破綻へと向かうバブル騒動のなか、社会に飼い慣らされた中年男はみな従順な羊になり下がり、男盛りの原田が演じるに値する年相応のアウトローなど日本のどこにも居なかったのだがら。そして、最後の10年。ライバル刑事に同情されるアル中の初老のスリ。娘の恋に業を煮やして現れる幽霊。妻の積年の思いに絶句する老医師。商店街の復活を画策する引退した老店主。晩年の原田はエネルギーの燃え残りを燻らせながら、社会や制度からはみ出したじろぐ老人役がよく似合った。日本映画界、不世出のアウトローであった。 ■ニュー・アウトロー時代(A:1968〜74 B:75〜79 C:80〜84)  ■彷徨えるアウトロー時代(D:85〜89 E:90〜94 F:95〜99)  ■翳を引きずるアウトロー時代(G:2000〜04 H:05〜11)