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ぽんしゅう

2023年のベスト3は『そして僕は途方に暮れる』『零落』『福田村事件』と『逆転のトライアングル』『熊は、いない』『イニシェリン島の精霊』でした。続きはこちらで→■http://blog.goo.ne.jp/ponsyuza/
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Comments

最近のコメント 10
★5夜明けのすべて(2023/日)三宅唱は今回も周到に定型を避けながら物語を語る。登場人物たちは何も主張しない。悪人も登場しない、というより人の悪い面を描こうとしない。みんな相手のことをよく見る、が不用意に見つめ合ったりしない。むしろ心理的にも物理的にも同じ方向を向こうする。 [review][投票]
★5瞳をとじて(2023/スペイン)劇中映画の題名は「別れのまなざし」だ。それはきっと別離を惜しむ哀しいまなざしだろう。その視線を受け入れて幕を下ろすように自ら瞳をとじたとき、その闇のなかに人は何をみるのだろか。終われずにいる者に向けたビクトル・エリセの自戒を込めた惜別の映画。 [review][投票(1)]
★4サン・セバスチャンへ、ようこそ(2020/スペイン=米=伊)やぁ、楽し映画でした。現役世代に相手にされなくなった皮肉屋ニューヨーカーの成れの果てウォレス・ショーンの懲りない意固地さ。なんか可愛らしいじゃないですか。本人はマイペースでめげてないようだし、こんな爺さんになるのも悪くないかもと思いました。 [review][投票]
★4哀れなるものたち(2023/英)自殺の末に神ではなく人為によて新たに命を得た人間ベラ(エマ・ストーン)の成長譚。つき詰めれば「欲望の全肯定」であり反宗教的な世界観によるルールの作り直しなのだろう。その末に到達した反動的ですらある人間至上主義による生命/自然界支配の不気味なこと。 [review][投票]
★4葬送のカーネーション(2022/トルコ=ベルギー)冒頭、何も映っていない黒画面。民族楽器のけたたましい音に重なり「発砲音(だと思った)」が響く。ラストシーンで、これが本作の肝となる演出の「仕掛け」だったことが明かされる。葬送とは人生最良の「時」へと帰着するための人生最大の祝祭であるという死生観。 [review][投票]
★3カラオケ行こ!(2023/日)その昔、JK(薬師丸ひろ子)やシスター(志穂美悦子)が何故かヤクザの組長の跡目を継ぐという映画がありまして、本作もそのたぐいで、その場合事前に「はいはい、分かりました。そういう設定で話を進めるのね」という制作側と客の合意がまず必要なのですが・・。 [review][投票]
★5ショーイング・アップ(2022/米)そんなものにかまっていられないのだろう。リジー(ミシェル・ウィリアムズ)の衣服はルーズで野暮ったい。所在なげに立ち尽くす寸胴体型の後ろ姿から、ああこの人は善い人に違いないという気配が漂ってくる。こういう真面目で不器用な人ってとても人間的だ。 [review][投票(1)]
★4ファースト・カウ(2019/米)冒頭、大きな船がゆっくりと左から現れ画面の右へ消えていく。映画が終わったときこれは川を下れなかった若者の物語だったことに気づく。心優しき料理人と野心に溢れた移民中国人。二人にとって人生最大の出来事の痕跡が開拓史のなかの小さな物語として記される。[投票]
★2吸血鬼(1932/独=仏)オーバーアクトを排し挙動や表情で感情を語らないところは脱サイレントだがトーキーとしての音声の主張は最小限に止められる。幻想映像で語りきるのかと思えば過剰な文字で展開を説明する。イリュージョン作品としても怪奇もの映画としても成立しておらずもどかし。 [review][投票]
★3笑いのカイブツ(2023/日)のっけから異様なテンションで岡山天音が突っ走り、そこに被る思わせぶりな効果音や音楽がさらに過剰でギクシャするが、やがてツチヤという男の病的なまでの「世のなか」との相いれなさに(同情はしないが)感心している自分に気づく。とは言え、実に不愉快な奴だ。 [review][投票]

Plots

最近のあらすじ 5
★5夜明けのすべて(2023/日)月経前症候群(PMS)のため藤沢美紗(上白石萌音)は抑えきれない突発的な怒りに襲われ周囲とトラブルを起こしてしまうという悩みを抱えていた。職場を転々とし、今は小さな光学機器会社で社長(光石研)や同僚(久保田磨希/足立智充)たちに囲まれた家族的な職場で仕事をしていた。ところが、転職してきた後輩の山添(松村北斗)のやる気のなさそうな仕事ぶりに怒りを爆発させてしまう。しかし山添もまたパニック障害という病を抱えていた。そんな二人は同情や恋愛ではなく「同志」のような感情を抱き始めるのだった。『ケイコ目を澄ませて』でコンビを組んだ撮影監督月永雄太をむかえて16ミリフィルムで撮った三宅唱の監督作。(119分)[投票]
★4サン・セバスチャンへ、ようこそ(2020/スペイン=米=伊)かつて大学で映画を教えていた熟年ニューヨーカーのモート(ウォレス・ショーン)は映画広報の仕事をする妻スー(ジーナ・ガーション)に付き合い映画祭が開催されるサン・セバスチャンを訪れる。クラシカルな哲学的映画を敬愛する彼は、社会問題を安易にエンタメ化する今の商業主義映画を毛嫌いしているが、スーは取材を口実に注目を集める売れっ子監督フィリップ(ルイ・ガレル)にべったり。妻の浮気を疑うモートは歴代の名作映画を彷彿とさせる奇妙な夢をみるようになり体調もすぐれない。そこで訪れた医院の女医ジョー(エレナ・アナヤ)に夢中になってしまう。自身の老境を重ねたようなウディ・アレンのロマンティックコメディ。(92分)[投票]
★4哀れなるものたち(2023/英)19世紀末のロンドン。自殺を図った若い女性が、狂人的外科医バクスター(ウィレム・デフォー)によって、身籠ていた胎児の脳を移植され肉体は大人だが知能は幼児のベラ(エマ・ストーン)として蘇生した。バクスターはベラを溺愛しつつも、実験の成果物として彼女の成長過程を弟子の医学生(ラミー・ユセフ)に記録させ、やがて性に目覚めたベラと結婚させようとする。そんな"奇妙な一家"の存在を知った好色家の弁護士ダンカン(マーク・ラファロ)はベラをたぶらかし国外へ連れ出してしまう。本能の赴くまま性に溺れるベラだが、リスボンから地中海の航海を経てアレクサンドリア、パリを巡るうちに独自の生き方に目覚めるのだった。(142分) [more][投票]
★4葬送のカーネーション(2022/トルコ=ベルギー)トルコ南東部の荒涼とした大地。年老いた難民の男ムサ(デミル・パルスジャン)は、生前に約束したとおり亡くなった妻を故郷の地に埋葬するため、妻の棺桶を運びながら両親を亡くした孫娘のハメリ(シャム・シェリット・ゼイダン)を連れてヒッチハイクでシリアとの国境を目指していた。トルコ語が苦手なムサは寡黙で、ときに孫娘を通訳として行き交う人々の力を借りながら遅遅としてではあるが目的の地に向かうのだった。トルコのベキル・ビュルビュル監督の長編第二作となる社会情勢を織り交ぜながら「旅と死」を描く寓話的ロードムービー。(103分)[投票]
★5ショーイング・アップ(2022/米)母校の美術学校で事務職をしながらキャリを積んでいる彫刻家のリジー(ミシェル・ウィリアムズ)は大切な個展を控えていた。作品の制作に集中したいのだが周りの雑事が邪魔をする。特に、彼女の家の大家でもあり隣りに住んでいるインスタレーションアーティスのジョー(ホン・チャウ)が気になってしかたない。着々と頭角を現し注目を集めるジョーのマイペースぶりにリジーは焦りを募らせイライラ。そんな日々、リジーはいわくつきの"怪我をした鳩"の世話をジョーから押し付けれるように頼まれてしまう。アーティストたちが行き交うキャンパスを舞台にして作風の新境地をみせるケリー・ライカートの脚本(共同)/監督作。(106分)[投票]

Points of View

最近のPOV 5
東京から遠く離れて 追悼、大林宣彦[投票(7)]
2020年4月10日、大林宣彦監督が82歳で逝去されました。生涯に43本の劇場用映画を撮られています。
ギター弾きの仕事 追悼、井上堯之[投票(6)]
ザ・スパイダースのギタリストで作曲家の井上堯之さんが2018年5月2日に亡くなられたそうです。享年77。□出演作(A) □音楽・・70年代(B)、80年代(C)、90年代(D) □再び出演‐2000年以降(E)
私は中川梨絵のファンである[投票(5)]
2016年6月15日。女優の中川梨絵さんが逝去されました。享年67。肺がんだったそうです。・・・・1967年に東宝から成瀬巳喜男作品(中川さかゆ名)でデビュー。その後、日活に移籍してブレイク。70年代前半のロマンポルノを代表する女優のひとりとなります。74年からフリーとなり黒木和雄実相寺昭雄相米慎二池田敏春森崎東ら個性的な作家の作品で存在感ある脇役として活躍されました。なかでも『竜馬暗殺』(74)のモノクローム画面のなかの憂いを湛えた瞳が印象的な遊女や、『歌麿・夢と知りせば』(77)の艶やかな花魁道中姿は忘れることができません。また、このころ唯一のレコード曲「踊りましょうよ」を発表。そのデカダンスな香り漂う甘い歌声に魅了されました。当時、深夜ラジオからラジカセで録音し、擦り切れるまで聴いたカセットテープは私の宝でした。・・・・その後、縁あって2000年以降、私は悪友らと梨絵さんが新宿・四谷で営んでおられた居酒屋に客として伺うようになりました。酔いにまかせた我々の勝手な映画酔談に合わせて、名監督たちのとの想い出や、新作(―こまめにご覧になっていました―)への忌憚ない感想で、その場を楽しく盛り上げてくださいました。にもかかわらず、お店の移転にともない伺う機会を失してしまい、近年は不義理を重ねておりました。・・・・そして、昨日の早すぎる訃報。あちらの世界にも映画界があるのなら、先に逝った方々が梨絵さんの来訪を待ちきれなかったのでしょう。そうとでも思わなければやりきれません。
脚本家・新藤兼人[投票(6)]
そうそう、これも新藤兼人だったよね。
最後のアウトロー 追悼、原田芳雄[投票(11)]
長髪にレイバン、ジーンズ姿。そんなヤクザ、見たことなかった。60年代から70年代へ、大きな転換期を迎えた日本社会が連続性を喪失したのと呼応するかのように、原田芳雄は今までのアウトロー像をひっくり返し登場し、斜陽にあえぐ日本映画界のなかを型破りなエネルギーを発散させながら80年代まで一気に突き進む。しかし、壮年期を迎えた90年代、原田的アウトローは主役の座から退き、どこか居心地悪そうに映画のなかの片隅にいた。しかたあるまい。隆盛から破綻へと向かうバブル騒動のなか、社会に飼い慣らされた中年男はみな従順な羊になり下がり、男盛りの原田が演じるに値する年相応のアウトローなど日本のどこにも居なかったのだがら。そして、最後の10年。ライバル刑事に同情されるアル中の初老のスリ。娘の恋に業を煮やして現れる幽霊。妻の積年の思いに絶句する老医師。商店街の復活を画策する引退した老店主。晩年の原田はエネルギーの燃え残りを燻らせながら、社会や制度からはみ出したじろぐ老人役がよく似合った。日本映画界、不世出のアウトローであった。 ■ニュー・アウトロー時代(A:1968〜74 B:75〜79 C:80〜84)  ■彷徨えるアウトロー時代(D:85〜89 E:90〜94 F:95〜99)  ■翳を引きずるアウトロー時代(G:2000〜04 H:05〜11)