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けにろん

2018年ベストは『きみの鳥はうたえる』と『ハッピーエンド』。1961年生まれ。男。5
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Comments

最近のコメント 10
★4ザ・バニシング 消失(1988/仏=オランダ)些細な日常の間断ない断片の隙間に挟まれる魔と、ナンパが下手な快楽殺人者に訪れる一瞬の僥倖が明度の高いクリアな陽光下でシンクロする。往還する時性は鮮やかな一方で対峙のときは唐突に来る衒いない無骨。ただ、正直この選択の顛末は無理筋ちゃうやろか。[投票]
★4花と蛇(1974/日)監禁・調教といったこの種の題材には同期しかねるのだが、時代性ゆえに何だか笑える位にホノボノしてる。深みある色調で統御されたカメラをはじめ日活ロマンポルノ初期の技術水準の高さは瞠目せざるを得ない。そして何より谷ナオミの白きたおやかな豊満。[投票]
★3麻雀放浪記2020(2019/日)大して意味無さげな時制の往還は廉価な作りを曝け出しの熱々しゃぶしゃぶ&目玉焼き素手喰いを激しく空転させる。そして又かのゲームと地下アイドルの矮小化された世界に収斂・閉塞される芸の無さ。安手のコピーに終始する演者の中ももだけは買い。[投票(1)]
★2シャドー・フューリー(2001/日=米)戦争後遺症の冴えない野郎を主役にしちまったので、ただでさえ冴えない話が益々しみったれてしまった。船木のアクションは亜流の域を出ていず、下手なワイヤープレイに至っては最早ギャグ。カサンドラ嬢の侘びしき乳ピアスの哀感だけが心に沁みた。[投票]
★5ROMA/ローマ(2018/メキシコ=米)映画のフォルムや時代設定に連関するギミックを縦横に駆使して厭らしいくらいに行き届いた60年代イタリア映画的な芳香。階級崩壊の予兆とノスタルジアは立ち位置の微妙を糊塗する。終盤の2つの顛末描写の圧倒的力業と女性賛歌の前に我々は平伏すしかない。[投票(2)]
★4サマー・ナイト(1982/米)どうでもいいよな1夜の狂騒を6人の登場人物で描くさして笑えぬアレン流艶笑劇シェイクピア風味。しかしウィリスのフィルターワークが完璧で黄金色の光に縁取られた真夏の避暑地が統御された世界を産み出している。とにもかくにも世界は全うされた。[投票]
★2サンセット(2018/ハンガリー=仏)迷宮を創出すべくして捻り出された世界は内実を伴わないので、主人公が関わる外界は人も状況も返信不能の幻にすぎない。そういった形骸の物語をカメラの粘着的な追尾移動に託すのは、最悪の喰い合わせだ。時空を跳躍するラストのギミックは泥縄めいている。[投票]
★4座頭市物語(1962/日)歴史の伝承の片隅に記されただけの傑物たちのひとときの相克と共振。後のアクロバティックな市の居合いはまだ無く地味なリアリズムが全編に漂う虚無感を全うさせている。それを一方で負って立つ天知茂の傍流的な役者としての立ち位置がまた絶妙なのだ。[投票(2)]
★4悲しみは女だけに(1958/日)戦後の困窮時代とピカ残滓ある場所で家族は崩壊しつつある。差し込まれた異物絹代はギャグ寸前のズレを発散しつつ見守る立場なのだが、非難や嫌悪や傲慢の欠片もない菩薩のような慈愛を静かに発散し一家は軌道に戻る。新藤の理想化された姉への憧憬。[投票(1)]
★3悪魔の美しさ(1949/仏=伊)所詮は魔法によって得られた若さってのがどっかで引っ掛かる。主人公が自力で獲得したわけでない幸福は間抜けな悪魔のおかげで永続する。それでもミシェル・シモンの愛らしい因業親爺演技の素晴らしさは満喫できるし、終盤の畳み掛けはさすがに闊達だ。[投票]

Plots

最近のあらすじ 5
★4月夜釜合戦(2017/日)大阪、釜ヶ崎。公娼を抜けたメイ(太田直里)は私娼となり街頭で客を引く日々であった。メイと「子供の家」で一緒に育った仁吉(川瀬陽太)は彼女たちの用心棒ということになっていたがケチな泥棒で日々を凌ぐ。そんな折、飛田遊郭を仕切る鎌足組の代紋のお釜が盗まれた。老齢の組長(才本隆彦)に代わり実権を握る宍戸(海道力也)の号令のもと一大捜索が行われるが見つからない。それどころか組の買い占めで釜が高騰する有様であった。そんな騒動のさなかに、組長の息子タマオ(渋川清彦)が帰ってくるのだが…。ドキュメンタリー作家佐藤零郎の16ミリフィルム自主制作による長篇劇映画デビュー作。[投票]
★1不倫への招待(1988/仏=韓国)女優のエマ(ヘリー・オー)は夫(サック・ヘイオン)を韓国に残して1人でパリにやってきた。かねてよりの不倫相手のニコラエル(ニコラ・バイオン)との情事のためであった。再会の悦びに激しく燃える2人であったが、エマはその程度では満足できない。さらなるアバンチュールを求めてパリを彷徨し乱交やレズプレイや3Pを愉しむのであった。純粋な青年(オリベル・マゾワイエ)と束の間の純愛にひたってみたが結局は淫乱の焔が燃え上がり彼と別れるのであったが…。『エマニエル夫人』の韓国版バッタもん。「ジプシー・エマ」シリーズ第1作。[投票]
★3アウト&アウト(2018/日)都内某所の立体駐車場で銃の取引が行われるが、諍いから買い手の青年が組事務所の男2人をのして銃を奪って逃走した。探偵事務所を営む矢能(遠藤憲一)は、かつて広域暴力団、菱口組の若頭であったが、事情から盃を返して堅気になった男。渡世のしがらみから両親を亡くした小2の栞(白鳥玉季)を預かっていた。そんな折、矢能に1本の依頼電話が入る。あるものの取引に立ち会ってほしいとのことで、舎弟の工藤(酒井伸泰)の紹介と言われ仕方なく応諾。しかし、現場に行った矢能を待っていたのは死体になった依頼人だった…。きうちかずひろ監督第7作。[投票]
★4三人の女(1977/米)カリフォルニア、パームスプリング。老人リハビリ施設で働くミリー(シェリー・デュヴァル)は、新人のピンキー(シシー・スペイセク)の指導を命じられるが、彼女は新人そっちのけで若い医師連中に色目をつかうのであった。しかし、テキサスの田舎から出てきたばかりのピンキーはミリーにべったり。結局は彼女の家に居候することとなった。そのアパートには酒場のマスターのエドガー(ロバート・フォーティア)と妻のウィリー(ジャニス・ルール)も住んでいたが、彼女の描く画はこの世ならぬ異界の秘め事めいていて、そんななかで彼女たちの関係性も徐々に変容し始める…。1977年カンヌ国際映画祭・女優賞受賞。[投票]
★3殺る女(2018/日=米)殺し屋として業界ではミスしない女の異名をとる愛子(知英)は、今日も依頼のあった組員たちを根城のバーに潜入して血祭りにあげるのだった。彼女は、幼少時2人の男に両親を殺害された過去をもつ。記憶にあるのは男の腕にあったサソリの刺青。そいつを探し出して復讐するのが彼女の生きる因なのであった。看護師の由乃(武田梨奈)は孤児院育ち。兄の俊介(駿河太郎)は組を抜けて正業についたが、昔の仲間から仕事に誘われる。やむなく引き受ける俊介。しかし、その組を愛子が狙っていた…。日本・韓国・アメリカ・フィリピン・タイ・ミヤンマー・デンマークの国際競演となった役者陣を異能・宮野ケイジが纏め上げたノワール。[投票]

Points of View

最近のPOV 5
2018 BBCが選ぶ21世紀最高の100本[投票(8)]
韓国2作品、台湾2作品、香港1作品、中国1作品、日本1作品
パーソナル・カルト20[投票(3)]
自己採点★★★★★、コメント数5以下。 Bは直近作(2010年代)
月刊 多部未華子[投票(7)]
多部未華子。1989年1月25日、東京都生まれ。身長158cm。●小学5年生の頃ミュージカル「アニー」に感激して自分も主役を演じたいと思い、オーディションを受け続けるが落ち続ける。しかし、スカウトされて芸能プロに所属。2003年、『HINOKIO』のメインキャストに抜擢され、これでブルーリボン新人賞を受賞。2009年にはNHKの連続テレビ小説「つばさ」の主役を獲得し、翌年エランドール賞を受賞した。また、この間に東京女子大を卒業している。子役時代から折にふれて一応の注目を得てきた彼女の来歴ではあるが、幼少時より大阪のおばあちゃんが送ってくる吉本新喜劇のビデオが刷り込まれコメディエンヌの素養を隠せぬ一方、キモカワなどと一部で心無い揶揄もあり、20歳台を迎えて路線を決めかねていたふしがある。それでも人気少女コミック『君に届け』の主演をつとめるなどキャリアを重ねてきたが、しかし、大きく何かが弾けたと思われるのは2本のテレビドラマであろう。「デカワンコ」(2011)「ドS刑事」(2015)で強烈なキャラを引き寄せる術を獲得したと思われる。この頃まで、俺は彼女の名前と顔は知ってるが、ほとんど関心がなかったといっていい。しかし、たまさか見に行った映画『ピースオブケイク』で瞠目する。俺はスクリーンの中の彼女を見て呟いた。「多部ちゃん、めっちゃいい女になったやん」考えてみれば彼女も20台半ばの女盛りなのであった。醸し出すペーソスは60年代のシャーリー・マクレーンを彷彿とさせ、腰が据わった演技はジェニファー・ローレンスに迫るであろう。現在公開中の『あやしい彼女』においてもスクリーンの中で弾けまくってくれます。ただ歌は巷間言われるほどのものではないか。●2016/4/6:第1刷発行
40年のバカ騒ぎ[投票(6)]
共闘者としての5人の監督。A:藤田敏八 B:黒木和雄 C:鈴木清順 D:若松孝二 E:阪本順治
月刊 北川景子[投票(3)]
北川景子。1986年8月22日、兵庫県神戸市生まれ。身長160cm。●2002年地元のモデル事務所にスカウトされ、2003年ミスSEVENTEENに選ばれモデルデビューし、同時にTV美少女戦士セーラームーンの火野レイ役で女優デビュー。その後、事務所移転と明治大学を卒業を経て本格的に女優活動を開始。TVでは月9ドラマで織田裕二、山下智久、木村拓也の相手役として抜擢された。映画では『ハンサム★スーツ』あたりから主要な役に抜擢され2010年『花のあと』で初主演。俺はこれで彼女を知ったが所作や殺陣など半端じゃない修練を感じた。小学生時代に阪神大震災を経験、先の東北の震災に際しても真摯な思いを自身のブログで綴った。高校時代は医師を目指して受験勉強をしていたが挫折、折からのモデルデビューで進路変更したあたり『パラダイス・キス』まんまである。正直、彼女は演技力がめっちゃあるわけではないと思うのだが、性格は良い(多分)。そのプレーンで素直な資質が何時か強みに転化するはずと信じている●2011/7/10:第1刷発行