コメンテータ
ランキング
HELP
ジャン・リュック..
************
チャップリン
************
小津安二郎
************
ヒッチコック
************
ジャッキー・チェ..
************

水那岐

[参加掲示板]
→気に入られた投票気に入った→
4917コメント6203
184あらすじ49
POV32

Comments

最近のコメント 10
★4希望のかなた(2017/フィンランド)作為をあえて「無作為の作為」のように装う必要はない。この作品もまた寓意の産物であり、人々は恥じることなくささやかな善意と己の正しさに従って行動している。右翼の行動もまた「悪意」に従ってブレることがないのは、これがカウリスマキの宇宙内のことだからだ。 [review][投票]
★4エンドレス・ポエトリー(2016/仏=チリ=日)ホドロフスキーの朗らかな自己肯定の羅列。青年は青春の蹉跌に思い悩みつつも、実は他のほとんどの悩める人々に求められるこの世の導師だ。それが大真面目な描写であることは、この作品が青春コメディの色彩もはらみながら、実は二度ほどしかギャグと呼べる描写を含んでいないことからも知れる。母とステラ役を兼ねるフローレスの役割は意味深い。 [review][投票(1)]
★3ブルーム・オブ・イエスタディ(2016/独=オーストリア)ナチの暴虐を糾弾するその張本人が、おのれの性情に左右されるばかりのダメ人間であるところが新機軸といえるだろう。「罪なき者がまず石を投げよ」という教えは凡百の民衆には害毒であり、結果糾弾すべき巨悪はスルリと逃げ延びることとなる。馬鹿が言いたいことを言えるのが民主国家だ。そんな発想が浮かぶ意味では評価すべき作品。 [review][投票(1)]
★3人生はシネマティック!(2016/英)近年珍しいほどのウェル・メイド・プレイ映画。逆境に立ち向かう健気な女にもたらされる事件は、作為的に過ぎるほどに彼女にゆさぶりをかけては消え去ってゆく。音楽効果も雄弁すぎるドラマティックさでハリウッド黄金時代を彷彿とさせる出来栄えだ。今っぽさがあるといえば、ヒロインの受け皿の問題だろうか。 [review][投票]
★3少女(1961/日)農道をやってくる馬車、ビル街を飛ばすバイクなど迫力のあるカメラは面白いが、編集の張りのなさはちょっと興醒め。物語はエロ男と意地悪女ばかりの待つ都会を、肝っ玉田舎娘が気の強さで切り抜ける武勇譚。視点は間違いなくエロ男のものにシンクロしており、笹森のぴっちりした肢体を舐めるように眺めるセクハラ映画と見るのが妥当なようだ。[投票]
★3ナラタージュ(2017/日)結末近くのシチュエーションなど心震えるカメラが用意されてはいるのだが、そこに至る前に男優に肩を落とす。松本潤のセリフ、行動、表情、目の泳がせようまで有村架純を前にしても子供にしか見えない。これは致命的だろう。思わず俺の合わせ鏡かと冷や汗の出る坂口健太郎の往生際の悪さは原作通りなのだろうが、有村の女の醜さ開陳に匹敵するオトナ臭さは男優にも欲しかった。[投票]
★4彼女がその名を知らない鳥たち(2017/日)蒼井優はこの映画にあって徹底的に蒼井優自身である。ひねくれて男に当たる時も、濡れ場を重ねる中でも「そんなシチュエーションの蒼井優」である。だが、恐るべきことにはそれは全く魅力を損なう要因にはなっていない。「イヤな蒼井優」というチャームの塊なのである。演出の見事さもあるが、主となる見どころはそこに起因するものといって言い過ぎではない。 [review][投票(3)]
★2猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017/米)時代は確実に流れている。30年前なら感涙していただろうが、これはエスプリに富んだSF映画ではなく大真面目なアメリカの神話と理解できるようになってしまえば、猿たちの偉業にはもはやゲップが出るのみではあった。 [review][投票]
★3エルネスト(2017/日=キューバ)冒頭、ゲバラ訪日時の有名な挿話に時間を割きすぎたことが、得意げなトリビアあるいは右派すり寄りポーズめいて興を削がれた。それでもオダギリ中心の本筋に入ってからは英雄ではなく、信条に殉ずるボリビア青年として描く慎ましさは好ましいものとなる。情緒先行の演出や劇伴音楽はまだまだ過度だ。ストイシズムに徹すれば一個の青年の活写として佳作となっただろう。[投票]
★3ドリーム(2016/米)思ったより映画的な、ファンをほくそ笑ませる仕掛けが用意されていないコンパクトな出来なのは、これは確信犯的な撮り方なのだろう。コメディ仕立てなのも然り。インテリ層を敢えて外した平易な出来は、本来の意味で正しい反応を呼んでいるようだ。 [review][投票(1)]

Plots

最近のあらすじ 5
★4エンドレス・ポエトリー(2016/仏=チリ=日)アレハンドロ・ホドロフスキーの少年期を描く『リアリティのダンス』より3年。詩人を志す少年アレハンドロ(イェレミアス・ハースコヴィッツ)は、スパルタ教育で息子を縛る商店主のハイメ(ブロンティス・ホドロフスキー)とその妻サラ(パメラ・フローレス)の両親のあいだで不満にくすぶり続けていた。我慢の限界を迎えたアレハンドロは、ついに俗物の集まりたる一族を飛び出し、街の芸術家グループに身を投じる。青年となった彼(アダン・ホドロフスキー)は、尊敬する詩人のミューズであるステラ(パメラ・フローレス二役)に憧れ接触をもつ。だが、その蜜月の日々は決して芸術には発展しない不毛なものと気づくのだった。〔128分〕[投票]
★3ブルーム・オブ・イエスタディ(2016/独=オーストリア)司法行政研究所。ナチ要人の祖父を恥じるトト(ラース・アイディンガー)は、ノルクス教授(ロルフ・ホッペ)のもとで「アウシュヴィッツ会議」の用意を進めていた。だが、攻撃的すぎるトトから穏健派のバルタザール(ヤン・ヨーゼフ・リーファース)に責任者を変えた教授はそのまま急死し、怒ったトトはバルタザールをタコ殴りにする。結局、フランスの研修生ザジ(アデル・エネル)の世話役を任されたトトではあったが、収容所で殺された祖母を悼みながら、バルタザールとの不倫に溺れる彼女の気まぐれさに激昂するのだった。それでも彼は、ザジとともに女優ルビンシュタイン(ジークリット・マルクァルト)を会議のスポンサーに迎えようと奔走する。〔126分〕[投票]
★3人生はシネマティック!(2016/英)第二次大戦下のロンドン。映画人の多くは出征しており、老人と女性しか業界には残されていなかった。そんな中、コピーライターのカトリン(ジェマ・アータートン)は情報省のバックリー(サム・クラフリン)に見いだされ、ダンケルク戦を描く戦意高揚映画の脚本家に任ぜられる。彼女に否やはなく、過去の戦闘で片足を傷めた夫エリス(ジャック・ヒューストン)を助けるべく仕事に身を投じた。だがその道のりは気楽なものではなく、些細な点に情報部のムーア(レイチェル・スターリング)よりのクレームを受けて脚本は二転三転する。いざ始まったロケにおいても、過去の栄光にすがる老優ヒリアード(ビル・ナイ)のダメ出しでカトリンは当惑するのだった。〔117分〕[投票]
★3少女(1961/日)秋田の農村に育ったカネ子(笹森礼子)は、気の強いのと文章力が自慢のじゃじゃ馬娘。母親や妹たちに見送られ、口減らしのため東京の親戚を頼って就職するべく汽車に乗った。従兄として彼女を迎えにきた由造(川地民夫)は、さっそく彼女にゾッコンになりながらも家族の待つバイク屋に連れてゆく。伯父夫妻(殿山泰司 / 初井言榮 )らは勤め先のアドバイスを始めるが、当のカネ子は尊敬する作家の草田(永井智雄)への弟子入りを心に決めていた。それでも草田に社会経験のなさを指摘され、ここで初めて実社会で研鑚を積むことを誓ったのだった。伯父の紹介で、カネ子は美容院に勤務先を決めたが、うまくはゆかない壁が待っていた。〔59分〕[投票]
★3ナラタージュ(2017/日)大学生の泉(有村架純)は、母校である高校の演劇部の顧問・葉山(松本潤)よりの電話を受け、卒業公演への助力を求められる。かつて内気でいじめられっ子だった泉は、葉山が演劇部に居場所を作ってくれたおかげで生き甲斐を得ることができたのだ。懐かしい思い出にひたり同窓生や後輩と演劇活動に没入しながらも、泉はかつてない葉山との愛情に震える経験をする。だが彼を知るうちに妻・美雪(市川実日子)を棄てられない側面を見せつけられ、いつしかひたむきに愛してくれる小野(坂口健太郎)に心を移してゆくのだった。そして泉と葉山のあいだにぎこちない空気が漂うなか、後輩の柚子(神岡実希)の身に思いがけない事件が降りかかった。〔140分〕[投票]