コメンテータ
ランキング
HELP
ジャン・リュック..
************
チャップリン
************
小津安二郎
************
ヒッチコック
************
ジャッキー・チェ..
************

水那岐

[参加掲示板]
→気に入られた投票気に入った→
5217コメント6438
191あらすじ52
POV35

Comments

最近のコメント 10
★4スパイの妻(2020/日)一見チープなTVセットの前で展開される演劇的やり取り。物語も軍政下のサスペンスから愛情劇の狭間を揺蕩う。夫婦は社会正義のための同志にも似て、虚々実々の権力との戦いのなかでの駆け引きはまさしく大銀幕上の絢爛たるスケールだ。愛のため国賊にも化すこの闘争の渦中にあって、結末はまったく意外ではない。コスモポリタンの冷酷は独裁国を凌駕するのだ。[投票(2)]
★3紅き大魚の伝説(2016/中国)技術的には動画のレベルは充分に先進国と並んでいることを認識させられる。だが、日本とは世界観があからさまに違う国の作品だ。愛情は業でありエゴであって、その独断は時としてコミュニティを危機に陥らせ、人命を奪う。愛は地球を救ったりなんかしないのだ。この点に嘘はなく、ある意味(儒教的ではあっても)成熟した国だなと思わされる。[投票]
★3異端の鳥(2018/チェコスロバキア=ウクライナ)なるほど、人種差別の愚を描いてここまで胸に迫る作品もそうはない。つぎつぎに通り過ぎる事件は惨たらしく、凄惨で物悲しい。英題を象徴する鳥の運命の物語は涙をさそう。だがこの中庸の点をつけざるを得ないのだ。つまりは [review][投票]
★4星の子(2020/日)親たちのすがる宗教はひどいありさまだが、撮る側にそんな邪宗への嫌悪や侮蔑の視点が敢えて見当たらないことに妙味がある。どんなものであれ、幼い頃からの芦田愛菜を形作ったファクターとして無視しないところに大人の良識が見える。自分を育んだ環境に中指を立てるか、大切にし続けるかは本人にのみ選択権があるのだ。背骨の通った力作。[投票(3)]
★3マティアス&マキシム(2019/カナダ=仏)ゲイカップルかと思えば、幼馴染みのまだ自分らの感情にも気づかない脆弱な青年ふたりのキスの顛末。友人のバカ騒ぎに翻弄されて情の確かめ合いすらできぬ彼らは、ドランの仕組む早回しや音声の調整に頼りながらなおも思考のベクトルを飛ばせない。初々しいばかりだが三十代の焦燥なのだ。お馴染みの自己披露が激しすぎる母親も強烈。[投票]
★4ミッドナイトスワン(2020/日)日本の『真夜中のカーボーイ』とおぼしき、愚かしくもゴシック美に溢れた同性愛者たちが辿る顛末。よもや草なぎ剛 が女を一作を通じて演じきれるとは思ってもみなかった。服部樹咲も立派に、女たちの愛を受け入れる「愛の器」を演じ切る。 [review][投票]
★3アニメーション映画 思い、思われ、ふり、ふられ(2020/日)残り物のちっぽけな幸せに魂を売り飛ばす、日本式忖度恋愛術のなんと愛らしいことか。ときどき台詞をユニゾンしたりして不気味さを醸し出すが、恋愛を友情のために諦める少年少女、まさしく仲良きことは美しきかな。アニメにする必然性を疑っていたが、この話で感動させるには様々な動画エフェクトはやっぱり必要だ。[投票]
★4海辺のエトランゼ(2020/日)日本のBL映画は、まだ切り口をアニメーションに求めることを妥当とすべきではないか。一般層に受け入れられそうな紀伊カンナの健康的なキャラクターは、BLというこの国のまだ馴染まないジャンルを受け入れさせる底力をもつ。淡々としたストーリーが家族映画としての円やかさを有し、嫌味をもたないのはやはりアニメだからだろう。[投票]
★3窮鼠はチーズの夢を見る(2020/日)行定勲の演出能力を疑うわけではないので、たぶんのめり込めないのは原作漫画のキャラクターが自分に合わないだけなのだろう。ボーイズラヴの役割付けである、「攻め」と「受け」が作為的すぎるということなのだが。 [review][投票(1)]
★3俺の背中に陽が当たる(1963/日)考えてみれば陰惨かつ悲惨な話なのだが、コミカルな演出や東京五輪以前の江戸っ子カタギの人々、さらにトボケた音楽でフォローに成功している。青春スター浜田光夫には小百合の清冽な浄化パワーは必要だったけれど、どうにか行く末に希望を取り戻すことはできた。やっぱりチンピラに堕ちきった浜田を見るのはいたたまれないのだ。[投票]

Plots

最近のあらすじ 5
★4スパイの妻(2020/日)太平洋戦争前夜。貿易商の優作(高橋一生)は、満州国にあって軍部が非道な人体実験を被支配民を使い行なっていることを知り衝撃を受ける。コスモポリタンを自任する彼は、社会正義のためこれを白日の下にさらけ出し、糾弾することを試みるが、軍は優作の部下に苛烈な拷問を試みることでその計画をあばき、スパイとして包囲網を狭めるのだった。一方彼には深い絆で結ばれた妻・聡子(蒼井優)があり、夫が国家反逆の大罪を実行しようとしていることに打ちひしがれるが、ほどなく夫の抱く正義にうたれ同志として行動を始める。本作で監督・黒沢清はヴェネツィア映画祭銀獅子賞を獲得したが、本来は単発TVドラマだった作品である。〔115分〕[投票]
★3紅き大魚の伝説(2016/中国)老婆(ファン・シューラン)の語る物語。天人たちは16歳を迎えると、イルカに姿を変えて人界に立ち入り、その成り立ちを見て帰還するのが慣わしとなっていた。しかし、人界に深く立ち入ることは禁忌であった…。少女チュン(チー・グァンリン)もまたその儀式に従い、竜巻とともに人界に入る。だが、彼女は海に遊んでいたところを網に閉じ込められ、彼女を助けようとした人間の少年クン(ティミー・シュー)の命を奪う結果となってしまった。天界に戻ってもチュンは悩み、魂の番人にクンを甦らせてくれと頼みにゆくのだった。番人は彼女の半分の寿命を代償に復活を約束する。彼女を思う少年チウ(スー・シャンチン)は助けを申し出るのだが…。〔100分〕[投票]
★3異端の鳥(2018/チェコスロバキア=ウクライナ)戦争時の東欧。少年(ペトル・コラール)はユダヤの血を受け継ぐゆえの危険を逃れ、老婆マルタ(ニーナ・シュネヴィッチ)の住む家に疎開したが、彼女の急死と家の全焼により放浪を余儀なくされた。誤解ゆえの迫害を逃れ、呪術師オルガ(アラ・ソコロワ)の助手を経て粉屋ミレル(ウド・キアー)の家に厄介になった少年だったが、同居する若い男と娘との恋愛を疎み、男の目玉をえぐり取る狂気を見せたミレルに恐れおののき、少年は別の地の小鳥屋レッフ(レフ・ディブリク)の家に身をよせる。レッフが戯れに色を塗った鳥は、群れに戻ろうとして仲間に異分子として攻撃され、墜落する。その姿は少年のようであった…彼の更なる旅は続く。〔169分〕[投票]
★4星の子(2020/日)ちひろは優しい両親(永瀬正敏/原田知世)のもと、未熟児として生を受けた。両親は体の弱いちひろを救おうとして果たせなかったが、ある宗教団体に勧められたペットボトル入りの水を使って体を洗うと、娘の症状は不思議に治癒された。こうして親たちは宗教にのめり込み、ちひろの姉(蒔田彩珠)はたまりかねて家出するのだった。時は流れ、ちひろ(芦田愛菜)は健やかに育ち、両親の宗教的行動と貧しさに疑問を挟まない優しい少女として日々を暮らしていた。なべちゃん(新音)や新村くん(田村飛呂人)といった友人にも恵まれた彼女は、爽やかなイケメンの南先生(岡田将生)に恋をするが、彼はちひろの両親の儀式を見、侮蔑を口にした。〔109分〕[投票]
★3マティアス&マキシム(2019/カナダ=仏)マティアス(ガブリエル・ダルメイダ・フレイタス)とマキシム(グザヴィエ・ドラン)は30歳の幼馴染みだ。彼らはパーティーの席上で、友人エリカ(カミーユ・フェルトン)の撮る短編映画において行なわれる男同士のディープキスを演じ、そのときより友情を超えた感情をお互いに感じ始める。マティアスには婚約者がおり、彼女にまさる相手を今ここで認めるわけにはいかない。一方マキシムも長年育んだ友情の崩壊を案じ、独りオーストラリアに旅立とうと考えるのだった。彼らのあいだの感情が膨れ上がる前の別離にあたり、ふたりは思いの正体を確かめんとする。『トム・アット・ザ・ファーム』以来の、ドラン監督の自作主演作品。〔120分〕[投票]