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水那岐

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最近のコメント 10
★1アラーニェの虫籠(2018/日)ビスク・ドールめいた綺麗な男女による地獄めぐりの見世物。ここに観客と感興を分かち合える人間の生活臭はあるようで全くなく、出来事を解き明かすキーワードは見せかけのコケ脅しだ。結局、坂本サクという人物は悪夢のような効果の描写に長けているだけで、作品の演出などという行為に相応しい才能は持ち合わせてなどいないのだ。70分は退屈極まりなかった。[投票]
★2ランナウェイ・ブルース(2012/米)逃亡する兄弟を癒す甘い夢のアニメと、襲い来る無慈悲な現実…という二極構造のはずが、これでは夢に劣らず現実も甘すぎる。かりにも少年を殺した兄を追う権力も、弟が幻滅を余儀なくされた恋人の陥った悲劇もなまぬるいことこの上ない。もっと苦悩する若者たちではなぜいけないのか。州に分かたれた合衆国の盲点をついた逃亡劇にも調子の良さばかりが感じられて腹立たしい。[投票]
★3ある戦争(2015/デンマーク)携帯電話で家族と会話できる地獄。こんな気違いじみた戦場におかれれば、人はドラマと日常の狭間に立たされる恐怖にきっと我を見失う。一連のベトナム戦争映画に描かれた恐怖は外界に向け開かれていたが、現代にあって使命の正体すら理解できない戦闘は、参加するものをミニマムな異常に突き落とす。即ちTVの画面に手をつっこみ演技者となる危険事態だ。[投票(1)]
★3暁に祈れ(2017/英=仏)戦史マニアがつけたような、含蓄あるうえにカッコいい邦題に惹かれて鑑賞したが、主人公の絶望を反映する説明の無視と、同じく呪わしいノイズミュージックのリフレインにより、始終当惑を禁じ得ない反エンタメ風味の異色作となっているのがつらい。ひたすら重くカタルシスも皆無では、映画としての総体の把握などする前に睡魔の襲撃に抗うばかりだった。[投票]
★3ミノタウロマキア 迷宮のパブロ・ピカソ(2004/スペイン)パブロ・ピカソのモチーフが立体として存在することのみが見物となるこの作品においては、それが美点にも弱点にもなる。言うなれば画家ひとりの錯綜劇にあって、「リアルとは何か」「ピカソの作品のスタンスとは」という「絵解き」はどうしようもなく無粋だ。他方、ただ絵のみを追跡してゆけば、ピカソのモチーフの立体化及び演出は素晴らしいものとはなる。[投票]
★3おんなのこきらい(2014/日)めんどくさくも醜い、ナルシシスト女が自業自得で泥沼に堕ちてゆくプロセス。共感を手繰り寄せようにも感情移入できぬままに彼女はすべてを失ってゆくのだが、なぜか終幕は輝きに満ちている。その理由は加藤綾佳がヒロインを愛しているからだろう。たぶん女にはああいうものが根本にあり、醜さを指摘しては女そのものを否定することになるからだ。[投票]
★2神のゆらぎ(2014/カナダ)「飛行機が落ちるのは全能の神がいないからだ」という見解の押し売り。それは人間の望む奇跡を起こすために神はいる、という一種の倒錯をはらむ結論のアピールにほかならない。自分はここに登場するような教団を肯定できる「良識」など持ち合わせてはいないが、知りもしない人々のあがきを冷笑する連中の自己満足ぶりもまた、評価する気にはなれない。 [review][投票]
★3鰻の男(2014/韓国)問題提起はわが国にも存在する隣国への偏見と悪意を糾弾するものであり素直に伝わってはくるが、惜しむらくは善悪の描写とその攻撃法が1960年代の少年漫画レベルのものであり、直截的で情けない対立でしかない。もう少し練り込んだ脚本ならば、自らの国をも直撃する真摯なダイナミズムを得られたはずなのだが、これでは安直に過ぎる。[投票]
★2マルガリータで乾杯を!(2014/インド)主人公は身障者だからと特別扱いする他人に中指を立てる女だ。それはいい。しかし彼女は健常者なら許されないほどに、やりたい放題やっている潔くない女でもある。外国で好きなだけ学問に打ち込み、男女問わず相手を変えてご乱行を極め、それでも許してやる両親に甘えきっている。こんな女にかけてやる情けの類は持ち合わせない。長生きして親たちの苦労を肌で知れ。 [review][投票]
★4恐怖を乗り越えて(2008/中国)生活に根ざした言葉で、自由と平和の希求とダライ・ラマ14世への期待を庶民が語るフィルムは、自ら顔を晒すことで説得力を備え、素朴でなんの衒いもない画面ながら強く我々に訴えかける力を持つ。同時に、経済発展の影でこうした人々の口を封じてゆく中国政府の圧制には怒りを禁じ得ない。[投票]

Plots

最近のあらすじ 5
★1アラーニェの虫籠(2018/日)太平洋戦争当時。寺久保医師(土師孝也)は、軍上層部の命により不死の兵士を生み出すための実験を行なった。だがその事実は闇に埋もれていった…。数十年ののち、大学生のりん(花澤香菜)は生活している巨大集合住宅のなか、不審な事故の連続に不安を募らせていた。首を不自然な角度に傾げたままでの女子高生の怪死。そんな噂のなか、りん自身も事故に遭い搬送される老婆の腕が膨らみ、そこから大きな虫が姿を明らかにするのを見る。りんはその秘密を探り、「心霊蟲」なる存在に行きあたる。その虫を見た者は変死を遂げるというのだ。怯える彼女の前に、その思いを搔き乱すように踊る少女、奈澄葉(白本彩奈)が現われ、謎の言葉を洩らすのだった。〔74分〕[投票]
★2ランナウェイ・ブルース(2012/米)幼くして両親を失ったジェリー(スティーヴン・ドーフ)とフランク(エミール・ハーシュ)は、固い絆で結びついた兄弟だ。事故によって片足を奪われ働くことのできないジェリーを助けるために、14の頃よりフランクはハーリー(クリス・クリストファーソン)という男の営む中古車店で働き続けた。だが、ある日ジェリーは事故でひとりの少年を轢き殺してしまう。自殺しようとして果たせなかった彼のために、フランクは大金を賭博でつくりともに逃避行に出る。それでも、自分のために青春をなげうとうとする弟に兄は一人で悩みを抱えるなと諭す。振り向けばフランクには昔の恋人アニー(ダコタ・ファニング)がいたが、ある理由が二人の間を隔てていた。〔85分〕[投票]
★3ある戦争(2015/デンマーク)アフガン。タリバンと戦うデンマーク兵たちは、仲間の一兵士を地雷で失いパニック状態に陥っていた。駐留軍隊長クラウス(ピルー・アスベック)は、これを治めるために自身もパトロールに出ることを宣言する。本国の妻マリア(トゥヴァ・ノヴォトニー)との長距離電話で平静を保つ彼ではあったが、隊長として決して部下の士気を低下させる訳にはいかなかったのだ。その途上危険を訴える現地人を、敵兵の銃撃に晒し「殺してしまった」クラウスは後悔に打ちひしがれるが、部下ラッセ(ドゥルフィ・アル・ヤブーリ)までもが瀕死の重傷を負い、ついに援軍による砲撃を求める。ラッセの命は救われたが、クラウスは現地人殺害の汚名を着せられ、法廷に立たされる。〔115分〕[投票]
★3暁に祈れ(2017/英=仏)英国人ボクサーのビリー・ムーア(ジョー・コール)は、ドラッグ中毒に陥った自分を恥じ、はるばるタイ国に飛んで新たな人生の一歩を踏み出そうとした。だが彼はおのれの弱さゆえに異国でも悪癖を棄てることができず、ついに現地警察に収監されてしまうのだった。聞き取れないタイ語を操る囚人たちに翻弄され、ビリーはつい挑発に乗って喧嘩を繰り返し、独房と雑居房を往復する。そして暴力に晒され、男たちの性欲の捌け口にすらされた彼への救いは友たるレディボーイのフェーム(ポンチャノック・マブラン)だけだったが、絶望に落ちかけたその目でムエタイの修行に挺身する男たちを認める。ビリーにとってそれは生まれかわる手段となる修行だった。〔117分〕[投票]
★3ミノタウロマキア 迷宮のパブロ・ピカソ(2004/スペイン)アトリエでアヴィニョンの娘たちを描いていた、若きパブロ・ピカソ。困惑する彼の意識は、高い壁に封印されたある迷宮へと飛んでいた…。そこにいる老いたるピカソは迷宮の奥に、苛立ってヌードモデルの喉笛を食いちぎる画家ミノタウロスの姿を認める。逃げるピカソだったが、すでに彼の存在をミノタウロスは知り、彼の背後より追跡を始めていた。ピカソは『ゲルニカ』の絵に描かれた人々、『泣く女』といった己のモチーフをかき分けて迷宮を移動する。だが、ただの逃亡ではない。彼はミノタウロスを何処かへ導くように、迷宮のあちこちに印を書き込みつつゆっくりと走るのだ。フアン・パブロ・エチェヴェリによるクレイ・アニメの一作。〔10分/スタンダード〕 [投票]