コメント | 推薦者 | 最新投票日 | |
★3 シン・エヴァンゲリオン劇場版(2021/日) |
やってることは旧劇のレベルと変わらず、抽象的な空間で戦闘と会話を繰り返すだけで正直うんざりなのだが、もういいんじゃないだろうか。これは90年代半ばにTVシリーズと旧劇で傷付いた魂たち(庵野含め)を浄化するセラピーと割り切ろう。いくらでもケチをつけられるが、振り上げた拳に怒りを込め続けるには20数年は長すぎた。こちらも年を重ねて疲弊している。何でもいいから決着をつけて次に進みたいのだ。 |
赤い戦車 (2021年03月13日) |
| まー, がちお | 2021年03月14日 | [投票(2)] |
★4 マンディンゴ(1975/米) |
若旦那ハモンドの「人種差別に安住したうえで奴隷にみせる優しさ」が凄いリアリティ。当時の南部では、彼のような男が博愛主義者を気取っていられたのだ。 |
ペンクロフ (2013年02月19日) |
| 太陽と戦慄, 寒山拾得, りかちゅ | 2021年03月14日 | [投票(3)] |
★4 マンディンゴ(1975/米) |
傑作。室内、特に夕食のシーン等の照明の暗さがまずいい。多分リアリズムを志向した結果なのだろうが、通常リアリズムは映画をダメにすることが多いが、これは映画的だ。 [review] |
ゑぎ (2018年03月24日) |
| 太陽と戦慄 | 2021年03月14日 | [投票(1)] |
★5 マンディンゴ(1975/米) |
プロイテーション映画という評価(批判)はよく判らない。真面目な映画と受け取ったが、例えば特に善意もない石川達三「生きてゐる兵隊」が中国戦線を生々しく記録しているような処はあるのかも知れない。 [review] |
寒山拾得 (2020年02月03日) |
| 太陽と戦慄 | 2021年03月14日 | [投票(1)] |
★5 エイリアン2(1986/米) |
前作は敵がどこにいるのかまったく分からない得体が知れないという恐怖。今作では敵は確実にすぐそばまで来ているという恐怖。逃亡というスリル。とりわけ迷宮的空間(ダクト、水道、エイリアンの巣)を逃げ続けるということ。モンタージュの達人としてのキャメロンの真骨頂。 [review] |
ゴンちゃん (2021年03月14日) |
| DSCH | 2021年03月14日 | [投票(1)] |
| ゴンちゃん, G31, DSCH, Orpheusほか16 名 | 2021年03月14日 | [投票(16)] |
| ゴンちゃん, Orpheus, DSCH | 2021年03月14日 | [投票(3)] |
★4 パリの恋人(1957/米) |
色彩の美しさ!そしてオードリーの可愛さ!登場シーンだけで魅せられた。彼女がしっかり踊れるのに、またまたビックリ。アステアはヒゲづらが似合う。ダンステクニックは変わらず凄い。物語は何という事も無いが、観る者を幸福にする映画だ。 |
KEI (2021年03月13日) |
| けにろん, ぽんしゅう | 2021年03月14日 | [投票(2)] |
★3 大いなる旅路(1960/日) |
血気溢れる若者時代から、30年間国鉄に務めあげたあとの老人時代まで、不自然さなく演じている三國連太郎の力よ。ノスタルジックではあるが、随所に登場する蒸気機関車も主役たる働きをしている。 |
irodori (2019年02月18日) |
| 寒山拾得 | 2021年03月14日 | [投票(1)] |
| ロープブレーク, G31, ホッチkiss | 2021年03月13日 | [投票(3)] |
★4 ターミネーター2(1991/米) |
「火器」「四輪車/二輪車」といった伝統的細部で活劇を構成しながら、その運用の甚だしい激化を許す(=物語をアクション映画に最適化させる)ため、機械人間は桁外れの物理的耐久性と、ヒトと大差ない知能を与えられる。その不均衡からほのぼの笑いの副産も怠らなかったのは脚本・演出家の手柄である。 [review] |
3819695 (2017年09月01日) |
| ゴンちゃん, けにろん, ぽんしゅう, jollyjoker | 2021年03月13日 | [投票(4)] |
| KEI, 死ぬまでシネマ | 2021年03月13日 | [投票(2)] |
| ルクレ, ぽんしゅう, ゑぎ, 映画っていいね | 2021年03月13日 | [投票(4)] |
★5 シン・エヴァンゲリオン劇場版(2021/日) |
私たちは、あの時以来、シンに補完されたのだろうか。逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ。この言葉はあの時を経て変質したのだ。私たちはまたしても絶望すら忘れて、「シンジ」に全てを負わせていないか。シンの補完は、ここ、リアルで行われるべきなのだ。虚構と現実の渚、絶望と希望の相補が行われる、まさにここで。巻き戻せなくても、続けることはできる。連弾の反復練習のように、少しずつ上手くなる。少しずつ、少しずつ。 [review] |
DSCH (2021年03月12日) |
| おーい粗茶, ゴンちゃん | 2021年03月13日 | [投票(2)] |
★5 悪の法則(2013/米) |
死の恐怖と性的興奮は似ている。なぜだかは分からない。両方ともアドレナリンが出るからだろうか。リドリー・スコットの映画では死はどこから現れるか分からない。だから必然的に全部が死のメタファーになってしまう。リドリー・スコットの映画の妙な無時間性の半分はこれが原因だ。死という緊張だけで魅せてしまうのだ。 [review] |
ゴンちゃん (2021年03月12日) |
| けにろん, DSCH, ゑぎ | 2021年03月13日 | [投票(3)] |
★5 シンドラーのリスト(1993/米) |
残された当時の記録映像を丹念に模倣していくこと。それがこの映画のテーマだ。色彩が入っていない本当の理由はオリジナル(記録映像)が白黒だったから。銃で撃たれて倒れる人間の挙動を見よ!!あれがやりたかったのだ。鬼としか言いようが無い。ユダヤ人が殺される映像に魅了されるユダヤ人スピルバーグ。映画の鬼。 [review] |
ゴンちゃん (2021年03月12日) |
| けにろん, ゑぎ | 2021年03月13日 | [投票(2)] |
| 寒山拾得 | 2021年03月12日 | [投票(1)] |
★5 プライベート・ライアン(1998/米) |
スピルバーグは「どうやって殺すのか」「殺しをどう見せるか」それだけしか考えていない。ストーリーなどない。その愚直さは素直に賞賛したい。それにしても冒頭の水中を飛んでくる弾丸よ。四十六時中スピルバーグはあんなことを考えているのか?狂人にもほどがある。 |
ゴンちゃん (2021年03月11日) |
| ゑぎ, けにろん | 2021年03月12日 | [投票(2)] |
★5 鏡(1975/露) |
これがタルコフスキーの最高傑作だと思う。これだけの内容を1時間30分程度に凝縮した手腕に「そんなことまでできるのか」と驚愕せざるを得ない。まったくもって脈絡がなく、確固たる意味があるシーンの連続。 [review] |
ゴンちゃん (2021年03月12日) |
| ゑぎ | 2021年03月12日 | [投票(1)] |
★4 あのこは貴族(2020/日) |
上の世界も下の世界も、それぞれが静かに、丁寧にまとめられて描かれ、それ故、違う2つの世界を描いていても映画全体の統一感がしっかりと保たれている。だからこそ2つの世界の話であっても一つの物語として、受けとめることができる。 [review] |
シーチキン (2021年03月12日) |
| ゑぎ | 2021年03月12日 | [投票(1)] |