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千利休 本覺坊遺文 (1989/)

[Drama]
製作総指揮高丘季昭
製作山口一信
監督熊井啓
脚本依田義賢
原作井上靖
撮影栃沢正夫
美術木村威夫
音楽松村禎三
出演奥田瑛二 / 萬屋錦之介 / 三船敏郎 / 加藤剛 / 芦田伸介 / 東野英治郎 / 内藤武敏 / 上條恒彦 / 川野太郎 / 牟田悌三
あらすじ千利休(三船敏郎)が豊臣秀吉の命によって切腹してから27年。利休の弟子だった本覺坊(奥田瑛二)は、山奥にこもり師の菩提を弔いながらひっそりと暮らしていた。ある日彼は利休の友人であった織田有楽斎(萬屋錦之介)を訪ねる。利休はなぜ死を命ぜられたかを語り合う二人。その会話、本覺坊の夢や回想から、利休、また彼と相前後して死んでいった利休の高弟たち、古田織部(加藤剛)・山上宗二(上條恒彦)らのドラマが展開する。ヴェネチア国際映画祭サン・マルコ銀獅子賞受賞。 (Yasu)[投票]
Comments
全15 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5ちょっとズルいコメントになる。鑑賞後、原作を読んだのだ。成程、これは熊井の挑戦なんだと思った。 [review] (KEI)[投票]
★4本作初見の時、私は何も知らないまま☆2だった。今、「へうげもの」を読み、それを通じて利休、古田織部、織田有楽斎を知り、さらに熊井啓監督を知り、再見し☆4。本作は萬屋錦之介のベスト、ではないだろうか。 [review] (シーチキン)[投票(1)]
★4三船敏郎芦田伸介の、今にも殴り合いが始まりそうな緊張感が出色。もしかして本当に嫌い合っていたのでは? (カレルレン)[投票(1)]
★4結構面白かったス。秀吉から離れて独自の王国を作り、危険な存在になったんだね。許そうとする秀吉を逆に死を持って復讐することも納得できた。ただ、利休が三船ではねえ。 (セント)[投票]
★3「・・・茶なんざどう飲もうが勝手だろうが!」は撮影中の三船の言。さすが世界の三船、いきなり茶道の核心にせまっている。 (はしぼそがらす)[投票(4)]
★3茶の湯の世界といえば静かなものを想像する。確かに厳かに進むが、出ている人達は今にも人を斬りそうな人達ばかり。 (タモリ)[投票(2)]
★3三船や萬屋の最終進化を見る思いだが、音響や音楽に俗が残る。奥田瑛二を影薄く見せたのは監督の慧眼。文献に残っていない利休の死の原因に関する仮説を、権力と芸術の相克としてとらえた原作者の工夫を映画として実現するにはこういう人物にする必要があった。 (ジェリー)[投票(1)]
★3権謀術数渦巻く武将たちの合戦紀が戦国の男たちの表舞台の物語であるならば、死の予感の静寂とともに己の矜持を冷徹に且つ激しく守り抜くこの戦いもまた、紛れなき乱世の世の男の物語である。その静かな闘いを浮き彫りにする木村威夫の撮影が秀逸。 (ぽんしゅう)[投票]
★3さすが三船!千利休は目が飛んでるはずだよな!ドラッグダモンネ、お茶って。 (billy-ze-kick)[投票]
★3「無」と書いてもなくならないが、「死」と書くと、何もなくなる、でしたっけ、その逆だったかな?(汗)不勉強にして、茶の道は不可解。 (uyo)[投票]
★3熊井啓の時代ものっていまいち。本覚坊から利休を見ている視点は面白い。三船敏郎が利休というのはいかがなものか。同年制作勅使河原宏版の方が好き。 (chokobo)[投票]
★3端正で小綺麗な世界に埋没して錆びた刀とも思える三船の配役も逆張り効果を出す前に沈殿する。戦国時代に於ける茶の道の存在意味の端さえも窺えずにひたすら推理劇めいた興味に誘引するのが逃げにも思える。加藤上條芦田の廉価さも痛い。 (けにろん)[投票]
★2静かで美しい映画だけれどそこまで。奥田瑛二はエロスを通り越して生臭坊主に見えてしまった。三船は……ものの見事に団しんやのモノマネみたいな芝居してましたが。 (かける)[投票]
★2三船・利休は茶せんを刀のように振るんだよね。フンフン言って。 (G31)[投票]
★2難解な割に陳腐な演出。四季折々の風景を上手く切り取った美しい映像だけが救い。[Video] (Yasu)[投票]
Ratings
5点2人**
4点3人***
3点18人******************
2点7人*******
1点0人
30人平均 ★3.0(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
映画で俯瞰(ふかん)する世界史・人類史  (いくけん)[投票(17)]堂々?日本史 (アルシュ)[投票(16)]
ジャパネスクin5大国際映画祭 (けにろん)[投票(11)]双葉十三郎が選ぶ日本映画100本 (AONI)[投票(10)]
キネマ旬報ベスト・テン脚本賞一覧 (寒山拾得)[投票(5)]同じような時期に公開された類似作品 (verbal)[投票(1)]
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