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今年もこの季節がやってきましたね。この季節になると思い出します。昨年の今頃も、ちょうどこの季節だったなあ、と……。
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[参加掲示板] [招待者: 林田乃丞]
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最近のコメント 10
★4なまいきチョルベンと水夫さん(1964/スウェーデン)童らの日常がミュージカルであることを鋭く看破した開巻から心を鷲掴まれてしまう。まったくこの餓鬼どもときたら目に入れても無痛の可愛さである。一方、種類・数量・演出の独創性にかけて第一級の動物映画でもあり、被写体としても作劇要素としても動物がヒトと等しい位を占める景趣が神話的に幸せだ。[投票]
★4ハイジ アルプスの物語(2015/スイス=独)「山岳×子供×動物」の映画としては、たとえばニコラ・ヴァニエベル&セバスチャン』に劣る。動物の活躍が存分でないからだ。それでも動物への無償のシンパシーを開巻から全身の筋組織で表明する少女には感動がある。「白パン」を忘れないなど、忙しい語りが山岳生活の称揚に終始しなかったのも聡い。[投票(1)]
★3馬々と人間たち(2013/アイスランド=独=ノルウェー)馬の扱いにかけて珍奇な映画であることは確かで、むろん家畜には違いないはずだが、ここでの馬は西部劇や戦争映画に見られるような目的的存在としては撮られない。崖落ち・七頭横並び歩きなどスペクタクルな画面造型や、海渡り・腹潜りなどのびっくり演出を認めることもできる。人の死にやすさには笑う。[投票(1)]
★3呪いの家(1944/米)チャールズ・ラングの撮影・照明はさすがに目を惹き、幽霊特撮もよく適っている。崖や枯れ木も上々のムードだが、邸宅そのものはもっと露骨に禍々しくてもいい。ルイス・アレンの筋運びは少しく言語的に過ぎるか。全般的に云って、名画然とした格調高い仕上がりの反面で、鷹揚に構えすぎたきらいもある。 [review][投票]
★5女と男の観覧車(2017/米)ややもするとウディ・アレン最大の傑作。一段と怜悧冷徹に冴え渡った話術の冷血もさることながら、何より、これほど視覚的に充実したアレン映画はかつて見たことがない。ヴィットリオ・ストラーロ久方ぶりの大仕事であり、ストラーロ謹製のアスペクト比一対二画面の作としても最良の成果物に数えられる。 [review][投票(5)]
★3アトラクション 制圧(2017/露)エスエフというより民話だが、確かにこれほど憎々しいばかりの悪役造型は昨今奇特な古典性だ。グーグル少年のような脇役配置もしかり。特に何をするでもない巨大異物が日常化を被っていく光景は『モンスターズ 地球外生命体』『シン・ゴジラ』あるいは町田康の短篇「ギャオスの話」に通ずる趣きを持つ。[投票(1)]
★3レディ・プレイヤー1(2018/米)ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』が俳優部の恐るべき充実によってスピルバーグ・ワークスの首位集団に身を置いた一方、これは際立った被写体の貧弱ぶりでブービーを争う。ベン・メンデルソーンマーク・ライランスサイモン・ペッグは、私が見た限りの出演作で最も退屈な芝居に終始している。 [review][投票(3)]
★4ダウンサイズ(2017/米)「ヒトの身の丈を四寸半に約める」という着想が秘める多様かつ膨大な発展可能性を追求しない按配に、この脚本・演出家の妙技を認めるべきなのだろう。しかし、これはやはりホン・チャウに尽きる。彼女とマット・デイモンのラブストーリーである限りで感動がある。小人の貧民窟も活気があってよい造型だ。[投票]
★4ワンダーストラック(2017/米)キャロル』監督の作としては何とも散漫な仕上がりだが、子役ひとつを見てもやっぱりアメリカ映画こそ世界一だと得心するには足る。アフロヘアっ子のジェイデン・マイケルがひたすら可愛く、ミリセント・シモンズの仏頂面と破顔の落差にも動揺する。オークス・フェグリーくん、あなたは髪を切りなさい。 [review][投票(1)]
★415時17分、パリ行き(2018/米)撮影は『チェンジリング』で幾度目かの頂点を迎えて以降緩み続けており、クリント・イーストウッド作品を徴づけてきたところの演出のストイシズムが衰え始めてからも久しい。が、それでも面白いのだから却って難儀である。取り留めないエセー風の文体ながら語彙選択の妙で語り切ってしまうところがある。 [review][投票(4)]