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新着あらすじ(12/20)

★2 遺灰は語る(2021/伊)
シチリア島出身のノーベル賞作家ピランデッロは「灰は故郷シチリアの岩山に帰して欲しい」と遺言し1936年に世を去るが、時の権力者ムッソリーニは自身の権威づけのため遺灰をローマに安置し封印してしまう。大戦後、ようやく遺言がかなえられることになりシチリアからローマに派遣された特使(ファブリツィオ・フェラカーネ)が遺灰を故郷へ持ち帰ることになるが、大作家の権威を知ってか知らずか、その道中はトラブル続き!!エピローグとして、移民として米国に渡ったイタリアの少年(マッテオ・ピッティルーティ)が、喧嘩をしていた二人の少女の一方を釘で刺し殺してしまう、というピランデッロの遺作「釘」が映像化される。(白黒/カラー/90分)
ぽんしゅう (2023年07月05日)
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★4 甦る三大テノール 永遠の歌声(2020/独)
'90の7月7日。イタリアW杯の決勝前夜祭の企画として、ローマのカラカラ浴場で、6000人の観衆の前で行われた「三大テノールの初共演」。サッカーで沸くイタリアで開催されたコンサートは、ルチアーノ・パヴァロッティプラシド・ドミンゴ、そして白血病から復帰したばかりのホセ・カレーラスの三大テノールが美しい歌声を披露、そして指揮者のズービン・メータがまとめ上げ、大成功。世界54か国でおよそ8億人が視聴したといわれた。それは一大ブームとなり、CDも飛ぶように売れ、オペラは身近な存在となった。そしてその後のW杯ごとに(日韓大会は横浜で熱唱)に開催されることに・・・。 [more]
プロキオン14 (2023年07月02日)
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★3 静かなる叫び(2009/カナダ)
1989年12月6日にカナダモントリオール理工科大学で起きた銃乱射事件をモチーフに描いた社会派作品。反フェミニズムの男が、自分が受験に失敗したのは女子学生が男性の地位を揺るがせたからだと思い込み、フェミニストは殺害するべきだと、実際に起こした事件。カナダ・アカデミー賞(ジニー賞)で歴代最多9部門受賞、ヴィルヌーヴの名が一気に注目されたモノクロ作品。77分。
jollyjoker (2023年07月02日)
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★3 まるだせ金太狼(2020/日)
小野寺学園の理事長にして生徒である美少年・真琴(斉藤壮馬)は、秘技を尽くし彼を「嫁」にして学園を簒奪すべく数多の性豪たちに狙われていたが、その野望は彼のボディガードにして恋人である男・金太狼(森川智之)という美丈夫の逆撃によってことごとく潰えていた。こうして母校より逆賊を一掃したかれらだったが、学園の川加護分校より差し向けられた性技の刺客たちが登場、真琴を篭絡して責め苛む。だが、学園に悪は栄えない。全身これ武器である金太狼が、かれらを鍛え上げられた股間で昇天させ、真琴を無事救出してしまうからだ。ここに至り、敵の首魁・桃太狼(寺島拓篤)は立ち上がり、自ら金太狼の前に立ち塞がった。〔10分〕
水那岐 (2023年07月02日)
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★3 大名倒産(2023/日)
浅田次郎原作の同名小説を映画化した時代劇コメディ。江戸時代後期、越後丹生山藩で特産の塩入鮭を扱う鮭役人の息子・小四郎神木隆之介は、実は藩主の「ご落胤」。兄にあたる新藩主が急逝したため、次期藩主として迎え入れられる。戸惑う小四郎は、実は丹生山藩は25万両(現代なら約百億円に相当)の借金を抱えていることを知り、実父で先の藩主で隠居している一狐斎佐藤浩市に相談。一狐斎は5ヵ月後の返済期限の時に「大名倒産」して幕府に肩代わりしてもらえば良い、それまでは倒産計画を幕府に知られてはならぬ、命をかけよ!と厳命。しかしそれは藩主の切腹を織り込んだ計画でもあったのだ…(120分)
シーチキン (2023年12月13日)
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★4 サムジンカンパニー1995(2020/韓国)
1995年、大企業のグローバル化が進む韓国を舞台に、能力はあっても高卒という学歴の壁に跳ね返されて仕事に力を発揮できない3人のOLが奮闘する姿を描く。なお劇中にある大企業工場の有害物質流出事件は実際にあった事件をモデルにしている。韓国有数の大企業サムジン電子では米国出身の社長をすえ、本格的にグローバル化に進む。そして社内ではTOEIC600点以上で昇進させると打ち出し、英語クラスが設置される。高卒で能力はあっても責任ある仕事を任せてもらえない3人コ・アソンイ・ソムパク・ヘスはチャンスとばかり猛勉強!そんなある日、自社工場が有害物質をそのまま川に垂れ流している事実に気づくのだが…(110分)
シーチキン (2023年07月02日)
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★3 アレキサンダー大王(1956/米)
[まず時代背景を記す。その方が分かり易いと思う] 紀元前 (BC) 4世紀マケドニア王国のフィリッポス2世は軍略的な才能を発揮し、国をまとめギリシャを目指して南下する。この頃の世界はギリシャ(都市国家群)が文化の中心地で、東に大ペルシャ帝国、西に小さなローマ共和国、遠く中国は秦の前の戦国時代だ。フィリッポスは第3次神聖戦争(聖地の奪い合い:356〜346)を始めて幾つか勝利、ギリシャ諸国に大きな発言力を持つようになるが・・・、 [ここからあらすじ] アテネの弁論家デモステネス(マイケル・ホーダーン)らは反マケドニア運動を起こし、フィリッピカ(フィリッポスを非難する大演説)を展開するようになって行く。(まだまだ続きます) [more]
KEI (2023年07月01日)
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★3 たくましき男たち(1955/米)
南北戦争(1861〜65)が終わり、ベン(クラーク・ゲーブル)とクリント(キャメロン・ミッチェル)の兄弟はテキサスから雪の山々を越えて、モンタナへ来た。眼下に見えた町へ入り、酒場へ行く。店奥を見やると、1人の紳士(ネイサン:ロバート・ライアン)が札束を胴巻きに入れるのを目にした。酒場を出たネイサンの後を追い馬小屋に入った所で「金を出せ」と迫った。「自警団が動くとめんどうだ。ここでは殺さない。一緒に来い」。3人は山を越えて、遠くまで行く。小屋が有った。「先日見つけた。誰もいねぇ」。入って、ベンが言った、「明日には食料を持って、帰って良いぜ」。がネイサンが「面白い話が有る」と始めた。(もう少し続きます) [more]
KEI (2023年07月01日)
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★2 青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない(2019/日)
女優である恋人・麻衣(瀬戸麻沙美)との同居とともに、高校生・咲太(石川界人)の住む家は彼や麻衣の妹たちの横行する騒がしさに明け暮れるようになった。その混乱に、いつしか初恋の女性・翔子(水瀬いのり)が加わる。彼女は昔咲太を懊悩から救った女性であり、彼も邪険にはできなかった。だが、なぜか彼女とともに、世界には心臓病に苦しむ中学生の翔子が偏在していた。咲太は麻衣とともに彼女を見舞い、翔子の体は心臓移植が必要な危機的状況にあると聞く。そして、つねづね友人の双葉(種崎敦美)に指摘された咲太の「思春期症候群」に疼く胸の傷の理由が明らかになる。翔子の延命の恩人とは…。{90分}
水那岐 (2023年06月30日)
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★4 告白、あるいは完璧な弁護(2022/韓国)
雪深い山荘でIT企業社長として成功したユ・ミンホソ・ジソプは、無罪率100%と言われる敏腕弁護士ヤン・シネキム・ユンジンと会っていた。彼は、密室状態のホテルの一室で愛人キム・セヒナナの遺体とともに発見され殺人の罪に問われていた。有力者である義父の力で保釈された彼は、何者かに殴られ気を失い気がつくとキムが殺されていたと無罪を主張し、裁判に向けヤンを頼った。ヤンは「無罪になりたいのなら、すべてを私に話しなさい」と事件の数ヶ月前に行方不明になった若い男性の写真を見せるのだった…(105分)
シーチキン (2023年06月28日)
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★3 暴太郎戦隊ドンブラザーズVSゼンカイジャー(2023/日)
ゼンカイジャー世界。介人(駒木根葵汰)たちが並行世界の旅から戻った頃、ゼンカイトピアはカシワモチワルドと、それを利用するゾックスによって、柏餅中毒にされた人々をめぐる恐怖政治に晒されていた。ゼンカイジャーは異世界の柏餅を取り寄せ、ばら撒くことで暴政を揺るがす。一方、ドンブラザーズ世界。タロウ(樋口幸平)が去ったドンブラザーズはジロウ(石川雷蔵)の統制下におかれ、メンバーは一糸乱れぬ戦闘スタイルと高級待遇を与えられながら、少しずつ疲れをおぼえていた。記憶を取り戻し皆を訪ねるタロウに、彼らは脱退を告げる。敢えて彼らを止めることもせず、現れたヒトツ鬼にタロウは単身立ち向かってゆく。〔59分〕
水那岐 (2023年06月25日)
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★2 影踏み(2019/日)
真壁修一(山崎まさよし)は深夜寝静まった家に忍び込み、現金を盗むプロ(=ノビ師)だ。ある夜、稲村という邸宅に忍び込み、2Fに上がると、灯油をまいてライターで火をつけようとしている奥さん(葉子:中村ゆり)がいた。ライターを取り上げると、階下で物音が。急いで降りると、そこに警察防犯の吉川係長(竹原ピストル)がいた。・・そして2年後。出所すると、弟の啓二(北村匠海)が迎えに来ていた。2人はその足で警察署に行った。実は防犯の吉川は修一の幼馴染だったのだ。(まだまだ続きます) [more]
KEI (2023年06月24日)
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★3 100万ドルの血斗(1971/米)
米国1909年。東部は新しい文明開化に沸き立っていたが、西部ははまだまだ昔のままだった。そんな西部。女主人マーサ(モーリーン・オハラ)が経営する大牧場。ある朝、9人の男たち―元保安官で賞金稼ぎの賞のフェーン(リチャード・ブーン) 率いるやくざたち―が襲う。暴れ回って使用人たちを殺し、マーサの孫をさらって行った―100万ドルと引き換えだ。駆けつけた兵隊、警備隊が協力を申し出るが、マーサは断る、「これは情け無用の不愉快な仕事になる。こんな仕事をするのは、情けの全くない不愉快な男よ」。(まだまだ続きます) [more]
KEI (2023年06月24日)
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★4 ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット(2021/米)
マン・オブ・スティール』、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』に続く、どんどんヒーロー(ヒロイン含む)が増える第3弾。『ジャスティス・リーグ』は、製作途中の娘の不幸で監督のザック・スナイダーが降板し、ノンクレジットの監督としてジョス・ウェドンが完成させた。しかしながら前二作とテイストが異なる『ジャスティス・リーグ』は不評で、立ち直ったザック・スナイダーが降板前の構想にそって仕上げたのが本作。4時間越えの長編になっている。長くはなったが、6つのパート+エピローグの7章立てで、TVシリーズのようにも楽しめるようになっている。本作は、ザック・スナイダーの娘に捧げられている。242分。
ロープブレーク (2023年06月23日)
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★5 囚われの女(2000/ベルギー=仏)
両親はすでになく祖母(フランソワーズ・ベルタン)とメイドと暮らす青年シモン(スタニスラス・メラール)は、恋人のアリアーヌ(シルヴィー・テステュー)に豪邸の一室を与えて住まわせていた。昼間は束縛し合うことなく過ごし、夜になるとアリアーヌはシモンの求めに応じてベッドをともにする。そんななかシモンは、アリアーヌが女友達のアンドレ(オリヴィア・ボナミー)と関係を持っているのではと疑い始める。嫉妬心にさいなまれシモンの言動は猜疑のスパイラルから抜け出せなくなってしまう。シャンタル・アケルマンによるマルセル・プルーストの「失われたときを求めて」の第五篇「囚われの女」の映画化。(117分)
ぽんしゅう (2023年06月23日)
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★3 一晩中(1982/ベルギー=仏)
ブリュッセルの暑い夏の夜。恋人のもとを訪ねる女。そして男。見知らぬどうし、互いの孤独をダンスで紛らわすカップル。街へ繰り出す若い一人の女と二人の男。スーツケースに荷物をまとめ部屋を出る女。ベッドで語り合う中年夫婦。そんな眠れな者たちの、ある夏の一夜が明けてゆく。シャンタル・アケルマンと撮影監督カロリーヌ・シャンプティエによる、ある夜に起きた数え切れない「出会い」「すれ違い」「別れ」を切り取るスケッチ・ドラマ。(90分)
ぽんしゅう (2023年06月23日)
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★3 ブラインド(2011/韓国)
警察学校の学生スア(キム=ハヌル)は、弟分のドンヒョン(パク=ボゴム)を無理やり連れ帰ろうとして自動車事故に起こし、彼だけでなく自分の視力も失なう。警察官になる夢を諦め、点字を習得し盲導犬スルギ(「知恵」の意)と暮らしていた。或る日タクシーを利用した彼女は、運転手が誰かを轢いたのに誤魔化して逃げた、と察知。警察に届け出るが、当初盲目の彼女の証言は信用されない。それでもチョ刑事(チョ=ヒボン)は彼女に触発され、新たな<目撃者>ギソプ(ユ=スンホ)が現れた事で、事件は大きく動き出す。〔カラー/111分〕 [more]
死ぬまでシネマ (2023年06月19日)
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★4 劇場版 ごん GON, THE LITTLE FOX(2019/日)
いたずら好きの子ぎつね・ごん(田中誠人)。幼いころに母狐を人間が仕掛けた罠で失ってから、ずっとひとりぼっち。ある日、兵十(入野自由)が川でつかまえたウナギを、ごんはいたずらで逃がしてしまう。それは病気の母親に元気になってもらうための大切なウナギだった。兵十の母はなくなり、自分と同じ一人ぼっちになってしまった兵十を見たごんは、悩んだ末にあることを始めるが・・・。 [more]
プロキオン14 (2023年06月18日)
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★4 リベリアの白い血(2015/米)
アフリカ最貧国のリベリア。生真面目な男シスコ(ビショップ・ブレイ)は、ゴム園で馬車馬のごとく勤勉に働いていた。隣人のアブラハムは過酷すぎる労働条件に怒り、仲間たちもストライキに加わって不満の声をあげる。シスコも妻のジョイ(ゼノビア・テイラー)や子供たちのため代わる仕事を得たいとは思っていたが、踏ん切りがつかないまま日々は過ぎていった。そんな頃、アメリカで暮らしている従弟のマーヴィン(ロドニー・ロジャース・べックレー)が帰ってくる。彼はシスコに、希望のないリベリアを発ってアメリカで収入を得ないかと誘う。同意したシスコはニューヨークへと従弟に誘われるまま飛ぶが、そこにも希望は待っていなかった。〔87分〕
水那岐 (2023年06月18日)
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★3 いかすぜ!この恋(1965/米)
長距離バスで、ギター1本持って西部へやって来た青年ロニー(エルヴィス・プレスリー)。得意なのは、歌とロデオ。知人を頼って来たのだが、その人は店を辞めていた。―それじゃあ、うちで歌でも歌ってもらおうか―と主人に言ってもらう。その夜ステージは大いに盛り上がったが、女の酔客がロニーに迫り、連れの男がロニーに絡んで殴り合いになる。騒ぎは困るんだ—と言われ、クビになる。その時落ち着いた女客(ベラ:ジュリー・アダムス)が声を掛ける、「私の牧場に来ない?仕事はいろいろあるから。」(まだまだ続きます) [more]
KEI (2023年06月18日)
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