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新着あらすじ(14/20)

★2 妖怪の孫(2023/日)
「昭和の妖怪」と呼ばれた岸信介の孫で歴代最長在任総理大臣安倍晋三が社会に残した負の影と自民党の本質を考察するドキュメンタリー。野党となった危機感から始まった自民党のネット戦略はメディアやインフルエンサーを駆使し、ときにソフトにときに激しく対立を煽り分断構造を作りあげた。いびつな生い立ちと生来のうわべ重視気質。高らかに掲げられながら「やってる感」重視のアベノミクス。恣意的な人事を駆使し官僚を委縮させる圧力。地元に根づく利権構造と旧統一教会との因縁。祖父の存在を乗り越えることでプライドを保とうとした果ての憲法改正と、それに乗じた自民党の国家観がジャーナリストや学者たちの証言によって綴られる。(115分)
ぽんしゅう (2023年06月03日)
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★3 65/シックスティ・ファイブ(2023/米)
地球に人類が誕生するよりもはるか昔、ある文明の長期惑星探査船が未知の小惑星群のために近くの惑星に墜落した。生き残ったのは宇宙飛行士アダム・ドライヴァーと、調査隊員に連れられていたその家族の少女アリアナ・グリーンブラットの二人のみ。そして墜落した惑星は、巨大恐竜が跋扈する6500万年前の地球だった。恐竜の襲撃を避けながら脱出を図る彼らだが、地球には恐竜を絶滅させた巨大隕石の衝突が迫っていた…(93分)
シーチキン (2023年06月01日)
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★4 その日、カレーライスができるまで(2021/日)
夜の安アパートの一室。外は叩きつけるようなざんざ降りの豪雨のなか。男(リリー・フランキー)は厨房にひとり立っている。卓上に散乱するジャガ芋、ニンジン、玉葱、ロース肉のパック…男はカレーを煮込もうとしているのだ。男にとって、妻の誕生日には3日仕込みのカレーを用意し、ともに食べるのが習わしになっているのだった。ラジオでは、陽気な声のDJ(吉田照美)が「三日目のカレー」のメールを話題に取り上げている。男の初めてのメールだ。やがて激しい雨音とともに電気は切れ、部屋を無音と暗闇が支配する。それでもカレーを作り続ける男。彼の胸に、今はもういない息子への思いが去来する…。ほぼリリーによる一人芝居で成り立つ作品である。(52分)
水那岐 (2023年06月01日)
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★5 波紋(2022/日)
2011年3月半ば、妻・依子筒井真理子と息子磯村勇斗を残して突然、夫光石研が失踪した。 それから十数年、依子は寝たきりだった義父を看取り、スーパーのレジでパートをしつつ、新興宗教にはまり、高額な水を大量に買うことで心の平穏を保っていた。そんなある日、突如、夫が帰ってきた。がんになった彼は義父の遺産で高額な治療費を出してほしいと頼ってきたのだ。さらに隣の主婦やスーパーの嫌な客など依子の心はさざ波だつようなことばかり。おまけに久しぶりに帰省した息子が障害のある女性を連れてきて…(120分)
シーチキン (2023年06月01日)
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★1 三大怪獣グルメ(2020/日)
天才青年として科学的手腕を謳われた田沼(植田圭輔)は、今は職を辞し寿司屋の跡取りとして精を出す毎日だった。だが、些細なアクシデントから彼は岡持ちを海中に落としてしまい、そこに入っていたタコ、イカ、カニは何らかの化学変化で大怪獣に変貌、市街を破壊しはじめた。田沼がその精製に携わった、生物を巨大化させる因子、スタップ細胞について知るSMAT(シーフードモンスター・アタックチーム)の隊員・星山(吉田綾乃クリスティー)は彼を馬鹿にするが、司令官の響(木之元亮)は怪獣撲滅のため力を貸してくれ、と入隊を乞うのだった。そして、応戦のあいだに切断された3怪獣の肢を試食したSMATの面々は、怪獣の筆舌に尽くせない美味を知る。〔84分〕
水那岐 (2023年06月01日)
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★4 ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023/米)
ロサンゼルスのドム(ディーゼル)の家にファミリーが集結。政府から秘密裏に依頼された次のローマでの仕事は、ドムとレティ(ロドリゲス)の夫妻は身を引き、ローマン(ギブソン)が仕切ることに。不承不承、ローマンに従うテズ(ブリッジス)、ラムジー(エマニュエル)、ハン(カン)のファミリーたち。ところがその晩、ドム宅を宿敵サイファー(セロン)が訪れる。未知の敵、ダンテ(モモア)に重傷を負わされたのだ。ローマの仕事は罠だったと判明する・・・! 人気アクションシリーズ第10作。141分
G31 (2023年05月28日)
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★2 洋菓子店コアンドル(2010/日)
洋菓子店コアンドルは繁盛していた。それはオーナーの依子(戸田恵子)がシェフであり、他にマリコ(江口のりこ)の腕前も中々のモノだったからだ。店には昔‘伝説のパティシエ’と呼ばれたが今は現場に立つこともなく、スイーツの本等を出している評論家十村(江口洋介)もよく顔を出していた。ある日、鹿児島から元気な娘なつめ(蒼井優)がやってくる。海君に会いたい、と言う。が海は修行の厳しさに、店を辞めていた。許婚者だというなつめは、東京で行く所もなく、無理やり雇ってもらう。 [more]
KEI (2023年05月28日)
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★4 劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室(2023/日)
東京都知事直轄で形成された医療チーム「TOKYO MER」。医療機器を備えたERカーで事故現場に向かい、人命救助にあたっている。しかし、危険を顧みないチーフ喜多見(鈴木亮平)らの活動を良く思わない厚生労働省は、アメリカから呼び寄せた鴨井()を筆頭にエリート集団で形成された横浜MERを立ち上げた。ある日、横浜ランドマークタワーで火災事故が起こる。東京MERと横浜MER、そして厚労省のMER推進部統括官・音羽(賀来賢人)、千住(要潤)率いる東京消防庁・即応対処部隊らは現場に駆け付ける。タワーの最上階には、東京MER所属看護師・夏目(菜々緒)と、喜多見の身重の妻(仲里依紗)が取り残されていた……。(128分)
ダリア (2023年05月26日)
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★5 ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地(1975/ベルギー)
数年前に夫を亡くしたジャンヌ(デルフィーヌ・セイリグ)は10代後半の息子(ジャン・ドゥコルト)とブリュッセルのアパートで暮らしている。建物は古く間取りも広くはないが部屋はこぎれいに整頓されている。几帳面な彼女は起床から就寝まで、毎日の家事や雑事を同じ順序と同じ手順で淡々とこなしていく。そんなルーティンに偶然に生じた小さな綻びが意図せぬ「些末な破綻」の連鎖となって彼女の心を乱し始めるのだった。過去に『自転車泥棒』『市民ケーン』『東京物語』などを選出してきた英国映画協会が10年ごとに選ぶ「Sight and Sound」誌のベスト100で2022年度の1位に選ばれたベルギーのシャンタル・アケルマン監督の代表作。(200分)
ぽんしゅう (2023年05月27日)
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★3 ソフト/クワイエット(2022/米)
幼稚園教諭のエミリーステファニー・エステスはある日、友人の白人女性に声をかけ、教会の一部屋を借りて会合を開く。その名も「アーリア人団結をめざす娘たち」。参加したものが日頃、思うこと、感じていることを何の遠慮もなく話すことから始まったが、白人以外の人種への不満などが次々と出てきた。盛り上がった彼女達はエミリーの自宅で2次会を開こうと、参加メンバーの一人が営むショップで買出しするが、そこでたまたまアジア系女性たちと出くわしたことで思わぬ事態に…本編90分の映画だが、物語も始まりから90分間のリアルタイムで進行する。(92分)
シーチキン (2023年05月21日)
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★4 天の高みへ(1977/伊)
ある日、一群の人々がローマ法王庁を訪れた。司祭や修道尼、労組の代表者、医師や無垢な少女、聾唖者たち…。彼らはこれから法王に謁見する興奮に浮かされていた。案内役に導かれて応接室ほどもある大エレベーターに乗り込んだ人々は、これに最上階へと送り届けられるはずだった。だが変化がない。10分、15分たってもエレベーターはどこかに到着せず、人々は訝る。男たちはドアに体当たりし、女たちは救済を求めて声をあげる。しかし何事も起こらない。疲れやイライラに急き立てられる人々は、だんだんに怒りを募らせる。尿意に失禁し、壁面を燭台で殴り、飢えや渇きを感じ始める。そして、暴力への欲求は高まってゆく。〔83分〕
水那岐 (2023年05月21日)
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★1 君は彼方(2020/日)
澪(松本穂香)は幼馴染みの新(瀬戸利樹)といつも一緒だったし、そこに何らかの感情を押し挟むこともなかった。ある時仲良しの女子が新を好きになり、彼に告白したいと打ち明けたとき、彼女はつい「応援する」と言ってしまう。もとより面倒を嫌いどうとでもなれ、とすぐ諦める体質の澪にとってはいつものことだった。だが、デイトで占い師(土屋アンナ)に未来を占ってもらい、その結果に苛立って喧嘩してしまった新に本当の気持ちを伝えようと、雨降る夜中に飛び出した澪は事故に遭ってしまう。気がつけば、澪は普段と変わらない池袋の街にいたが、そこで縫いぐるみ(大谷育江)や和服の少女(早見沙織)の口から、怖ろしい事実を告げられるのだった。〔95分〕
水那岐 (2023年05月21日)
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★3 プリースト判事(1934/米)
南北戦争から25年以上たった1890年代。いまだに南軍に誇りをいだく住人たちが暮らすケンタッキーのある町で人情深いプリースト(ウィル・ロジャース)は判事を務めていた。そこへ弁護士資格を得た甥のジェローム(トム・ブラウン〕が意気揚々と戻ってくる。早速、思いを寄せる隣家の幼馴染みエリー(アニタ・ブラウン)に求愛するが、彼の母親(ブレンダ・フラワー)は孤児で父親も分からないエリーとの仲を認めず、プリーストのライバル検察官で次回の選挙で判事の座を狙うメイデュー(バートン・チャーチル)の娘と結婚させようと考えていた。同じジョン・フォードによる『太陽は光輝く』(53)は本作のリメイク。(白黒/81分)
ぽんしゅう (2023年05月20日)
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★4 守護教師(2018/韓国)
元ボクシング太平洋王者のギチョル(マ・ドンソク)は、とある地方都市の女子校の体育教師として赴任する。学年主任として学費滞納の学生からの集金を任されたギチョルは、一人の女子高生スヨン(シン・セフィ)が行方不明であることを知るが、なぜか誰も関与したがらない。たった一人、スヨンの親友ユジン(キム・セロン)だけが、危険を顧みずスヨン探しを行っているのだが…。(100分)
ロープブレーク (2023年05月19日)
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★4 青春弑恋(2021/台湾)
弑恋(しれん)とは、自分より身分の高い者を殺傷する行為を指す「弑」と狂おしい「恋」の魔力を表現した造語。台北、政治家の娘で家庭に事情を抱えていたユーファン(ムーン・リー)は料理人の青年シャオジャン(リン・ジェーシー)と交際を始めるが、突然、暴漢に襲われ日本刀で切り付けられる。犯人の大学生ミンリャン(リン・ボーホン)が犯行に及ぶまでには、Webのポルノ女優モニカ(アニー・チェン)、コスプレ女子高生キキ(ヤオ・アイニン)、中年マッサージ嬢(ディン・ニン)たちの「孤独」が運命的に交錯していた。マレーシア出身のホー・ウィディン監督による長編三作目となるサスペンス・ラブストリー。(127分)
ぽんしゅう (2023年05月17日)
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★2 それいけ!ゲートボールさくら組(2023/日)
今はカレーショップを経営している桃次郎藤竜也はふとしたことから、高校ラグビー部時代のマネージャーのさくら山口果林が社長をしているデイサービスが、経営の危機に直面していることを知り、かつてのラグビー部仲間に声をかけて集まり、宣伝効果を狙ってゲートボール大会での優勝を目指すことに。ところがさくらのデイサービスの土地を狙う建設会社がそれを阻止しようと…(107分)
シーチキン (2023年05月15日)
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★3 TAR/ター(2022/米)
ベルリンフィルで初の女性の首席指揮者となったターケイト・ブランシェットは、現代音楽の「けん引者」と言われるほど高く評価され、自伝の出版や新たな作曲活動に乗り出した。さらにベルリンフィルで初となるマーラーの全交響曲のライブ録音の達成を目前に控え、キャリアの絶頂にあった。自信にあふれた彼女だが、些細なことから、徐々に歯車が狂っていく…(158分)
シーチキン (2023年05月14日)
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★3 EO イーオー(2022/ポーランド=伊)
大きな瞳に憂いを湛えたロバのEO(イーオー)は、パフォーマンス・パートナーのカサンドラ(サンドラ・ジマルスカ)に愛されながらサーカス団で平穏に暮らしていた。しかし動物愛護団体の抗議で団は破産し"予期せぬ解放"の旅に出ることに。そこは人間の身勝手な善意と悪意が混沌とし、森に潜む野生動物からエリート競走馬、家畜や使役動物、そして用済みとなり食肉処分場へ追いやらえれる動物たちが暮らす世界だった。欧州の雄大な自然や鮮烈な赤と黒のコントラストの幻描写を交えながら描かれる映像ドラマ。監督のイエジー・スコリモフスキロベール・ブレッソンの『バルタザールどこへ行く』にインスパイアされた作品だという。(88分)
ぽんしゅう (2023年05月14日)
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★5 夢は牛のお医者さん(2014/日)
昭和62年、新潟県の山間の村にある小さな小学校のこと。新入生ゼロの春、代わりに迎えたのは3頭の子牛でした。校庭をいっしょに走る子供たちと子牛たち。村中総出の運動会。雪深い村。出稼ぎに出るお父さんたち。そして、牛たちの卒業式…。くしゃくしゃに泣く子供たちの中に、3年生の知美さんがいました。そのとき彼女は牛のお医者さんになることを心に決めたのでした…そこから20年以上、カメラは知美さんを追いかけます。まっすぐに牛のお医者さんを目指す少女のドキュメンタリー。 [more]
イライザー7 (2023年05月14日)
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★4 詩人の恋(2017/韓国)
詩人(ヤン・イクチュン)は30歳後半で結婚した。売れない詩人だったので妻の収入で暮らした。妻(チョン・ヘジン)も同じ年頃だが、子供がなかなか出来なかった。病院で検査してもらうと、妻に異常はなく詩人は劣精子症と診断された。妻は毎晩求めて来て、あげくは人工授精をと言い出した。近所にドーナツ屋が出来た。妻が買って来た。すこぶる美味しかった。その店に行ってみた。バイトの若者セユン(チョン・ガラム)が働いていた。何度も行くようになり、席で詩を作ったりした。ある日トイレに行くと、セユンが恋人の女とやっていた。それを見て、詩人は久しぶりに激しく勃った―そんな若い女を見たからか、いやセユンだったからか? [more]
KEI (2023年05月13日)
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