★5 夢は牛のお医者さん(2014/日) |
昭和62年、新潟県の山間の村にある小さな小学校のこと。新入生ゼロの春、代わりに迎えたのは3頭の子牛でした。校庭をいっしょに走る子供たちと子牛たち。村中総出の運動会。雪深い村。出稼ぎに出るお父さんたち。そして、牛たちの卒業式…。くしゃくしゃに泣く子供たちの中に、3年生の知美さんがいました。そのとき彼女は牛のお医者さんになることを心に決めたのでした…そこから20年以上、カメラは知美さんを追いかけます。まっすぐに牛のお医者さんを目指す少女のドキュメンタリー。 [more] |
イライザー7 (2023年05月14日) |
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★4 詩人の恋(2017/韓国) |
詩人(ヤン・イクチュン)は30歳後半で結婚した。売れない詩人だったので妻の収入で暮らした。妻(チョン・ヘジン)も同じ年頃だが、子供がなかなか出来なかった。病院で検査してもらうと、妻に異常はなく詩人は劣精子症と診断された。妻は毎晩求めて来て、あげくは人工授精をと言い出した。近所にドーナツ屋が出来た。妻が買って来た。すこぶる美味しかった。その店に行ってみた。バイトの若者セユン(チョン・ガラム)が働いていた。何度も行くようになり、席で詩を作ったりした。ある日トイレに行くと、セユンが恋人の女とやっていた。それを見て、詩人は久しぶりに激しく勃った―そんな若い女を見たからか、いやセユンだったからか?
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KEI (2023年05月13日) |
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★3 ヨーゼフ・ボイスは挑発する(2017/独) |
ドイツの芸術家であり、のちに米合衆国に拠点を移したヨーゼフ・ボイスは吠える。「概念としての芸術は拡大し、もはや一つ所に収まることなく社会全体を飲み込むに至っている。ならば全ての国民は芸術家であり、芸術に参加し行動することが義務となる」両親の愛情を受けず育ったボイスは、第二次大戦時には戦闘機乗りであったが撃墜され、頭蓋損傷のダメージを受けながら帰国、彫刻家として活動を始めた。彼はやがて「社会彫刻」を標榜、好事家の自宅や美術館に収まらぬマキシマムな芸術に目覚め、行動する。エキセントリックな彼を誹謗する声は多かったが、むしろ彼は対話を喜ぶのだった。映画は反骨の芸術家を追う。〔107分〕
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水那岐 (2023年05月10日) |
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★4 ハイ・フォン:ママは元ギャング(2019/ベトナム) |
シングルマザーのハイフォンは、愛娘のマイと暮らしている。ある日、何者かに娘を誘拐されたハイフォンは、娘を取り戻しに犯人一味を追ってサイゴンに向かう。敵は臓器売買のために子どもの誘拐を行う国際的犯罪組織だった。
主演のゴー・タイン・バン(俳優業ではヴェロニカ・グゥを名乗る)は実際にベトナム発祥の総合格闘技「ボビナム」の使い手で、後進のために本作を自身のアクション主演最終作品と位置づけている。
ベトナムでの興行収入は、2000億VND(約9億3500万円)を超え、18歳未満鑑賞禁止にもかかわらず2019年9月時点でヴェトナム映画として歴代興収第一位となった。 |
ロープブレーク (2023年05月09日) |
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★3 雑魚どもよ、大志を抱け!(2022/日) |
昭和末期の山間の町。小学6年で病気を抱えた母がいる小心者の瞬(池川侑希弥)、ヤクザの父を持つリーダー各の隆造(田代輝)、いじめられっ子の宗教二世のトカゲ(白石葵一)、勉強ができて理屈っぽい母子家庭の正太(松藤史恩)らはいつもつるんでいる悪ガキ仲間だ。隆造と張り合う明(蒼井旬)やワル気取りの転校生の小林(坂元愛登)。映画監督志望の西野(岩田奏)らが入り混じり彼らの関係が微妙に変化し始める。そしてカツアゲされた西野を助けなかった瞬は、仲間の信頼を失ったうえに不良中学生から呼び出されてしまう。足立紳監督が自身を投影し20年前に書いた脚本「悪童」をもとに書いた小説「弱虫日記」の映画化。(145分) |
ぽんしゅう (2023年05月08日) |
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★5 崖上のスパイ(2021/中国) |
チャン・イーモウ監督が日本軍支配下の満州国を舞台に描くスパイ映画。1934年冬、「ウートラ作戦」遂行の使命を帯びて、ソ連で特殊訓練を積んだ中国共産党の精鋭4名が満州国に潜入した。夫婦と恋人同士である彼らは、万一の時には相手を見捨てられるよう互いにパートナーを交換して二手に分かれ、現地工作員の協力を得ながら首都ハルビンを目指す。一方、徹底した弾圧と拷問で内通者を得た特務機関はスパイの潜入を察知し、彼らを生け捕りにすべく密かに動き出すのであった…(120分) |
シーチキン (2023年05月07日) |
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★2 ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2022/日) |
実家を離れ京都の大学に入学した七森剛志(細田佳央太)は、生まれつき男女という区分けによる感情や常識に違和感があり「恋愛」という感情が持てないでいた。そんな七森は入学ガイダンスで意気投合した麦戸美海子(駒井蓮)と、ぬいぐるみ人形の愛好サークルに入部する。そこは、ぬいぐるみに話しかけて心を癒す学生たちが集うサークルだった。先輩たちのように「人に言えない思い」を人形相手に語り始める七森と麦戸。ところが、もう一人の新入部員・白城ゆい(新谷ゆづみ)は、ぬいぐるみに関心を示さず、そんな部員たちのなか、ひとり本を読みながら時間を過ごしていた。金子由里奈監督による大前粟生の同名小説を映画化。(109分) |
ぽんしゅう (2023年05月07日) |
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★3 エヴァの告白(2013/米) |
1921年戦火のポーランドから伯母を訪ねて、米へ渡って来たエヴァ(マリオン・コティヤール)と妹マグダ(アンジェラ・サラフィアン)は、ニューヨーク、エリス島の入国審査場にいた。熱も有り咳をするマグダは医師から肺病と診断され、隔離され病院へ連れて行かれる。1人になったエヴァに今度は係官のマクナリー(アントニー・コロネ)が書類を見ながら、「調書に素行に問題ありと有る。叔母の家だというこんな住所も現実には無いぞ。だから入国を許可できない」と言われる。(まだまだ続きます)
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KEI (2023年05月06日) |
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★3 ザ・ホワイトタイガー(2021/インド) |
「俺は白虎、まれに生まれ出る天才だ。奴隷で終わる人生など似合わない」バルラム(アダーシュ・ゴーラヴ)の父は貧しいカーストに相応しい一生を終えたが、子の彼は自分で人生を選択できると信じていた。家族から有り金をふんだくってゆく地主の家族のもとに戻ってきた、アメリカ帰りの甥アショク(ラージクマール・ラーオ)。その都会的な風貌に、自分が仕えるに相応しい主人のイメージを抱いたバルラムは、自らを売り込みその運転手となる。アショクに献身的に仕えるバルラムだったが、誕生日を迎えた主人の妻ピンキー(プリヤンカー・チョープラー)が浮かれて車のハンドルを握ったとき全ては狂う。彼女は路上の子供を撥ねてしまったのだ。〔132分〕 |
水那岐 (2023年05月05日) |
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★5 ラスト・ムービースター(2017/米) |
かつて一世を風靡した映画界のスーパースター・エドワーズのもとにある映画祭から功労賞受賞の招待状が届く。歴代の受賞者がデ・ニーロやイーストウッドだと聞いて渋々参加したものの、それは騙しに近い名も無い映画祭だった。エドワーズは憤慨する。が、映画祭が行われていた場所は彼が生まれ育った街・ノッティングビルに程近く、彼の過去が蘇る。 |
IN4MATION (2023年05月04日) |
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★3 バーニング・ゴースト(2019/仏) |
青年ジュスト(ティモテ・ロバール)は長い眠りから覚めた。彼は案内役の人物のもとを訪ね、これからどうするべきかを聞く。数年が過ぎ、ジュストはいくらかのことを理解した。彼のように、一部の人にしか見えない存在は多くいる。彼らは一度死んでいるのだが、何らかの目的を抱いてこの世に帰ってきたのだ。ジュストは自分の目的を思い出すために、しばらく案内役の仕事を手伝っていたのだった。そんなとき、電車で彼はひとりの女性に呼び止められる。アガト(ジュディット・シュムラ)という彼女は、もと恋人だった彼そっくりの男を探していた。彼女の話にジュストは心を動かされ、やがてどちらからともなく抱き合った。しかし、次の朝異変が起こる。〔106分〕 |
水那岐 (2023年05月02日) |
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★3 ラジオ・コバニ(2016/オランダ) |
イスラム国・ISによって蹂躙され、占領されたシリア北部の町、コバニ。大学生の娘ディロバン・キコはラジオ放送をはじめる…クルド人民防衛隊の迎撃と連合軍の支援空爆によって故郷が奪還された朝に。人々はISの猛攻から逃げた。残った者たちも焼かれ、首をはねられた。そしてコバニは瓦礫の海となった。だが、それらに瞳を伏せている日々は過ぎ去り、人々は街の再建に乗り出す。ディロバンはかれらを鼓舞するように指導者や詩人の声を引き出し、人々の希望の声を拾う。絶望から再生に向かうひとつの街の素描であるドキュメントフィルム。〔69分〕 |
水那岐 (2023年05月01日) |
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★3 ダニエル(2019/米) |
僕の名前はルーク。まだ小さいころ、両親が大喧嘩していた日に出会ったダニエルという友達が、ひとりぼっちの僕を救ってくれたんだ。大学生になった僕(マイルズ・ロビンス)は相変わらず他人と距離を置いて暮らしていたんだ。でもあるきっかけで、ダニエル(パトリック・シュワルツネッガー)と再会したんだ。彼は僕に色んなアドバイスを送ってくれた。試験の手助けもしてくれたし、気になる女の子と知り合うきっかけを作ってくれたんだ。僕の日常が明るく楽しく彩られた気がしたけど、まだ僕は気づいていなかった。彼は、何かがおかしい事に・・・。 [more] |
プロキオン14 (2023年05月01日) |
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★3 せかいのおきく(2023/日) |
阪本順治監督がモノクロで描く青春映画とか。幕末の江戸の町で、長屋や武家屋敷の糞尿を買って郊外の農家に肥料として売る汚わい屋をしていた矢亮池松壮亮は、ふとした縁で紙屑屋をしていた中次寛一郎と一緒に汚わい屋をすることに。臭い、汚いと言われながらも、人々の生活に不可欠の汚わい屋を営む二人はこれまたふとしたことから長屋に住む浪人佐藤浩市とその娘おきく黒木華と親しくなるが、おきくはある時、のどを切られ声を失うのであった…(90分) [more] |
シーチキン (2023年04月30日) |
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