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新着あらすじ(10/20)

★3 何もかも狂ってやがる(1962/日)
学歴が低く低賃金の父(大森義夫)と、内職で彼を助ける母(高野由美)をもつ高校生・淳(寺田誠 )のことを、担任教師矢口(宮崎準)は毛嫌いし学級のヴァチルス(ばい菌)と吐き捨てる。それほどに淳は挑戦的であり、反抗的な少年であるのだが、彼自身はすれ違うときにからかったОⅬ陽子(吉行和子)の話をしたにすぎないのであり、矢口のヒステリカルな口ぶりに彼は憎悪をかき立てられるのだった。テストの時間に秀才と呼ばれる少年に一問の解答を教え、逆にカンニングの汚名をかけられた淳は、憤懣を胸に友人・努(坂下文夫)と夜の街に出、チンピラたちが戯れにちらつかせた小遣いを受け取り、陽子をからかいに出るのだった。〔76分〕
水那岐 (2023年08月12日)
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★3 女殺油地獄(1992/日)
江戸時代。大阪天満の油問屋、豊島屋の女房お吉(樋口可南子)は、古い付き合いの同業者河内屋で話し込んでいた。主人徳兵衛(井川比佐志)、「ではお世話になります。何分ご内密に」。出された金子(きんす)を胸に納めると、お吉は店に帰って来た。店には河内屋の総領息子、与兵衛(堤真一)が居た。徳兵衛は元番頭で主人亡き後、妻おさわ(佐々木すみ江)と一緒になり、与兵衛の父親になったのだ。その生い立ちのせいか、与兵衛は成長するにつれ、極道者になった。女遊びが過ぎ金が無くなると、昔乳母であったお吉の所へいつも転がり込むのだ。「今後は真面目にやります」と神妙に頭を下げるが、お吉は―ホンマかいな―と思っていた。 [more]
KEI (2023年08月05日)
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★3 いちどは行きたい女風呂(1970/日)
目下、医大めざして浪人中の正夫(浜田光夫)は、田舎の親に買わせたマンションで勉強に勤しむ毎日を偽り、悠々自適の毎日を送っていた。今朝もGFのさよ子(夏純子)が務めるカフェに寄り、彼女の兄で芸大に三浪中の順(前野霜一郎)と連れ立って予備校へとまっしぐら…と思いきや、欲望の赴くままにガールハントに出かけるのだった。だが今日はその途上、やくざの縄張りで自宅の風呂屋で盗撮したヌード写真を売りさばき、チンピラに痛めつけられる東雲(沖雅也)と出くわす。彼を加えたスケベぞろいの予備校トリオはダッシュで逃走、イケてる女をゲットすべく街へと繰り出すが、好事魔多しは世の習いだった。{80分}
水那岐 (2023年08月05日)
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★4 ナチスに仕掛けたチェスゲーム(2021/独)
シュテファン・ツヴァイク原作の「チェスの話」の映画化。ナチスによるオーストリア併合によって公証人ヨーゼフオリヴァー・マスッチはゲシュタポに囚われ、彼が管理している貴族の資産が預けられている口座の認証番号を言えと責められる。それを拒んだ彼には「特別処理」として高級ホテルの一室に監禁され、誰も彼と口をきかず、外部からの接触をすべて断たれてしまう。そんな彼の心の救いは偶々手に入れたチェスの教本だった。そしてNYに向かう豪華客船に偽名で乗り込んだヨーゼフは、チェスの世界王者との試合に挑むのだが…(112分)
シーチキン (2023年07月27日)
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★2 インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023/米)
1944年、インディアナ・ジョーンズハリソン・フォードは友人のバジル教授トビー・ジョーンズと、ナチスドイツが略奪した遺物「ロンギヌスの槍」の移送中の列車に乗り込むが、槍は偽物だった。アルキメデスが作った「アンティキティラのダイヤル」を見つけそれを奪い返すことに成功する。 1969年。アメリカではアポロ11号が月に行き祝うパレードの中、アポロ計画に貢献したシュミット博士マッツ・ミケルセンがCIAと共に、ダイヤルを探しインディアナ・ジョーンズを襲う。バジル教授の娘ヘレナフィービー・ウォーラー・ブリッジとともにこのダイヤルをめぐり最後の冒険に旅立つことになるのだが… [more]
トシ (2023年07月27日)
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★3 地図にない海(2021/日)
新型コロナの流行で沖縄旅行もディズニーランド行きも中止なった夏休み。小学5年生のりこちゃん(久次璃子)は、田舎のお祖父ちゃん(渡辺秀樹)とお祖母ちゃん(渡辺あけみ)の家で過ごすことになった。起床してリコーダーの練習や英語の勉強をすませ、午後は外で遊ぶ日々。でも友達と遊べない夏休みはどこかさみしそう。そんなある晩、りこちゃんの夢にでてきたのは・・・・。『わたしは元気』に続き渡辺映画のミューズりこちゃんを起用してコロナ禍の小学生の姿を描く、栃木県を拠点に自主制作を続ける渡辺紘文/渡辺雄司兄弟の「大田原愚豚舎」製作作品。(パートカラー/71分)
ぽんしゅう (2023年07月25日)
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★3 わたしは元気(2020/日)
小学3年生・りこちゃん(久次璃子)の一日の物語。明るく元気なりこちゃんは、ななかちゃん(須戸奈々香)と大の仲良しだ。楽しく学校で過ごした後、お兄ちゃん(久次啓太)と三人でおしゃべりしながら家へ向かう。ちょっと長い帰り道も楽しい遊び場だ。昼間は、お父さんもお母さんも仕事。だから二人は二匹の猫と過ごす。お兄ちゃんとダイニングテーブルで宿題をしていると玄関のチャイムが鳴った。訪ねて来たのは知らない太ったオジサン(渡辺紘文)だった。渡辺雄司が地元でひらくピアノ教室の生徒りこちゃんを主演に起用して撮った、栃木県を拠点に自主制作を続ける渡辺紘文/渡辺雄司兄弟の「大田原愚豚舎」作品。(モノクロ/60分)
ぽんしゅう (2023年07月25日)
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★4 地球はお祭り騒ぎ(2017/日)
北関東の電子機器部品の町工場。寡黙な工員の本田(今村樂)は愛犬のリンゴと暮らしている。毎朝、リンゴを散歩させ、車で出勤し実直に作業に取り組み仕事帰りに買ったインスタントで夕食をすます。そんな淡々とした日々のなかポール・マッカートニーが東京で公演することを知ってファンの本田は密かに心ときめかせていた。そんなおりビートルズマニアの同僚・平山(渡辺紘文)に誘われて、二人は本田の車で東京ドームを目指すことに。そして平山は自分が企画しているある大切なパーティーに本田を誘う。栃木県を拠点に自主制作を続ける渡辺紘文/渡辺雄司兄弟の「大田原愚豚舎」製作のハートフル・ロードムービー。(パートカラー/116分)
ぽんしゅう (2023年07月24日)
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★2 バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版(2022/日)
資産家である蓮壁家からリモートで娘の誘拐に関して依頼を受けたシャーロックたち(誉獅子雄と若宮)は瀬戸内海の小島に行くことになる。そこにはかつて黒犬が生贄にされてきた風習があり、夜にはその黒犬の怨霊が出るという言い伝えが残っている土地だった。娘は誘拐された後、身代金も取らず解放され父は日本にあるはずのない狂犬病で死んでしまう。遺言書が島の山奥にある洞窟の金庫にあるということで、兄は夜その洞窟に一人向かうのだが… [more]
トシ (2023年07月23日)
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★2 サントメール ある被告(2022/仏)
フランスで実際に起きた事件とその裁判を題材にした映画。フランス北部の海沿いの港町サントメールで、西アフリカ・セネガルからの留学生ロランス・コリーグスラジ・マランダが生後15ヶ月の娘への殺人罪に問われて裁判が始まる。若い女性作家ラマカイジ・カガメは事件の取材で裁判の傍聴にパリからやってくる。そして裁判でコリーは事実関係は認めたが「私に責任はない。無実だ」と主張し、裁判官ヴァレリー・ドレヴィルはその理由を詳しく尋ねる…(123分)法廷シーンでは、実際の裁判記録をそのまま台詞にしたとのこと。
シーチキン (2023年07月23日)
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★4 リバー、流れないでよ(2023/日)
冬の京都・貴船の老舗旅館<ふじや>で仲居をしているミコト(藤谷理子)は、仕事の合間に裏の川辺でしばし息をつく。アレッあたし今ここに居たかしら? また仕事に仕事に戻るが、2分程すると、アレッあたし今ここに居たかしら? また慌ただしく仕事に仕事に戻るが、アレッあたし今ここに居たかしら?… これって変じゃない⁉︎ 君もそう思う? コレは只事じゃ無いゾ⁉︎ 〔カラー/86分〕 [more]
死ぬまでシネマ (2023年07月23日)
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★4 ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023/米)
トム・クルーズ主演のMIシリーズ第7作目で、今回は前後編となる、その前編。IMFのイーサン・ハントトム・クルーズの下に新たな指令が届く。ハントは、それが世界の全てを支配下に置く驚異的な新兵器にかかわるものであることを知り、ルーサーヴィング・レームズ、ベンジーサイモン・ペグらと再びチームを組み、挑んでいく。(164分)
シーチキン (2023年07月24日)
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★5 プールサイドマン(2016/日)
北関東の小さな町。プール職員の水原(今村樂)の生活は判で押したように単調だ。家族も友人もおらずルーティンの仕事を機械のようにこななし職場仲間の輪に加わることはない。仕事を終え映画館で過ごし、ファストフード店で夕食を済ませ自室でPCに向かいゲームをして一日を終える。ところが、職務で行動をともにすることになった同僚の白崎(渡辺紘文)の影響で、そんな水原の心のなかで「ある衝動」がうごめき始めるのだった。現代社会に潜む狂気が徐々にあぶりだされていくさまを描く東京国際映画祭 日本映画スプラッシ部門 グランプリ受賞作。栃木県を拠点に自主制作を続ける渡辺紘文/渡辺雄司兄弟の「大田原愚豚舎」作品。(モノクロ/117分)
ぽんしゅう (2023年07月22日)
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★3 そして泥船はゆく(2013/日)
北関東の地方都市で隆志(渋川清彦)は祖母(平山ミサオ)と暮らしている。仕事を探そうともせず失業保険で別れた妻に幼い娘の養育を払い、パチンコ店に入りびたり毎日ぷらぶらと無気力で怠惰な生活を送っている。養牛場で真面目に仕事をする友人ショウヘイ(飯田芳)のアドバイスも一向に耳に入らない。そんなある日、隆志のもとに死んだ父親の娘だという中学生ユカ(高橋綾沙)が東京から訪ねてきた。何か訳ありな彼女だが隆志の生活をみてあきれ果ててしまう。東京国際映画祭で注目を集めた、栃木県を拠点に自主制作を続ける渡辺紘文/渡辺雄司兄弟の「大田原愚豚舎」の処女作品。(モノクロ/88分)
ぽんしゅう (2023年07月21日)
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★5 普通は走り出す(2018/日)
栃木在住の映画監督渡辺(渡辺紘文)は、東京のロックバンド「トリプルファイヤー」とのコラボ企画を依頼されていた。新年早々、行きつけの喫茶店で脚本に取り掛かるがどうにも筆が進まない。友人(黒崎宇則)を誘い出しては映画界の愚痴をこぼし、資料探しと称して図書館でDVDを借りあさり司書(萩原みのり)を呆れさせ、ひとり映画館にこもって眠り込む。あげく医者(松本まりか)には不摂生を注意されてしまう。そんな無為な日々のなか果たして映画は完成するのか・・。栃木県を拠点に自主制作を続ける渡辺紘文/渡辺雄司兄弟の「大田原愚豚舎」製作の「映画を観ること撮ることの意味」を問うコメディ&ミュージックドラマ。(白黒/107分)
ぽんしゅう (2023年07月19日)
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★3 叫び声(2021/日)
北関東の農村。その豚飼いの男(渡辺紘文)は朝歩いて養豚小屋へ向かう。あふれかえる豚の鳴き声のなか一人で黙々と豚の世話をし、天気の良い日は送電線を渡る風切り音のもと屋外で、雨の日は作業小屋の片隅で新聞を読みながら昼食をとり、夕方になると歩いて家へ帰る。ふたりで暮らしの祖母(平山ミサオ)と食卓をはさみ会話のない夕食をとり、祖母の入れ歯を洗い、寝床に入り就寝前に少しだけ本を読む。そして休日には人気のない映画館でスクリーンに向かう。それが男の一週間だ。栃木県を拠点に自主制作を続ける渡辺紘文/渡辺雄司兄弟の「大田原愚豚舎」製作のミニマル映画。東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門監督賞。(モノクロ/75分)
ぽんしゅう (2023年07月19日)
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★3 わんぱく戦争(1961/仏)
自動車の時代に馬やロバが闊歩する、フランスの平和な片田舎。だが、今まさにふたつの村、ロンジュヴェルヌとヴェルランの子供らは一触即発の事態に陥っていた。些細といえば些細な原因からふたつの村は戦争を始めたのだ。年長で背の高いルブラック(アンドレ・トルトン )はロンジュヴェルヌの大将、対するヴェルランの首魁はアズテック(ミシェル・イセラ)だ。協和と友愛を旗印に、ロンジュ軍は捕らえた敵兵の衣服のボタンを削ぎ落して解放、恥辱の罰を与えるのだった。しかし他ならぬルブラックも敵軍にその罰を与えられ、誰もおらぬ場で恥辱の涙を流す羽目に陥いる、そんな時浮かんだ妙案は、全ての兵がボタンなきすっぽんぽんで戦場に出る案だった。{94分}
水那岐 (2023年07月20日)
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★3 原発をとめた裁判長 そして原発をとめる農家たち(2022/日)
14年5月に福井地裁の大飯原発差止訴訟で、原発運転停止を命じる判決を下した裁判長の樋口英明氏が定年退官後、広く原発の危険性を訴える活動に取り組む姿や、その樋口氏の下した判決を、わかりやすく原発の危険性を示す「樋口理論」として全国の原発差止訴訟にいかしていく弁護士の河合裕之氏、そして福島第一原発の事故による放射能汚染で一時は農業をやめたものの、あきらめずに二本松市で原発に頼らない再生可能エネルギー=太陽光発電を農地で農業しながら進めるソーラーシェアリングに取り組む近藤恵氏らの姿を描くドキュメンタリー映画。(92分)
シーチキン (2023年07月17日)
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★4 生きているのはひまつぶし(2022/日)
2020年3月。新型コロナウイルスによる緊急事態宣言の発令で、映画監督の渡辺紘文は予定していた映画が撮れなくなってしまう。外出自粛のなか関係者や韓国在住の撮影監督バン・ウヒョンとのリモートでのやり取りには、先の読めない状況への諦めや愚痴が混じる。そんななか渡辺は、自室にこもり思いを吐き出すように絵を描き始める。絵筆とクレパスを手にひたすら画用紙に向かう日々が続き膨大な量の絵が描きあがる。そして、2か月続いた宣言が解除され再開された撮影現場は"普通”が生み出す多幸感に満たされていた。栃木県を拠点に自主制作を続ける渡辺紘文/渡辺雄司兄弟の「大田原愚豚舎」製作のドキュメンタリー。(パートカラー/87分)
ぽんしゅう (2023年07月17日)
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★3 テクノブラザーズ(2022/日)
北関東の農村地帯。3人組の音楽ユニット「テクノブラザーズ(渡辺紘文/渡辺雄司/黒崎宇則)」のマネージャーの氷室(柳明日菜)は、彼らを世界的ミュージシャンにしようと野心を抱いていた。地元のプロモーション会社社長(久次璃子)のアドバスで、東京のレコード会社への売り込みを決めるが上京資金はゼロ。途中の町で公演したり小さなコンテストに参加して資金を調達しながら東京を目指すことに。ところが3人を人間扱いしない非情で傲慢な氷室マネージャーのやり方に・・・。さて、彼らは東京にたどり着けるのか。栃木県を拠点に自主制作を続ける渡辺紘文/渡辺雄司兄弟の「大田原愚豚舎」製作のミュージカル・コメディー。(98分)
ぽんしゅう (2023年07月16日)
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