★3 落下の解剖学(2023/仏) |
上昇志向が強く自己実現のためなら家族(制度)は二の次だが、息子への愛情はないわけではなく、母親としてとるべき距離をとれない後ろめたさを、夫の弱点を(おそらく無意識に)過剰に利用することで心の平静を保ちつつ、制度に捕らわれない自身の性的嗜好には従順。
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ぽんしゅう (2024年03月24日) |
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★5 永い言い訳(2016/日) |
オープニングのやりとりを見て、嫌な映画だとすぐに分かった。どうも、昨今こんな男(私を含めて)が多いと我ながら思う。「ひとかけらも。」にはドキッとさせられた。この映画に会った機会を、何かに結び付けられたら、と思う。他に役者2人のこと。
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KEI (2024年02月29日) |
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★3 好きだ、(2005/日) |
静かな映画は大好きだが、クローズアップし過ぎ。ただ小山田は横顔が好きなので、OK。瑛太は学生服がよく似合う―ある歳迄だろうが。青空一杯の時代が良かった。「音楽で食っていく」なんて、若者はいつも言う。ある意味陳腐。起きる事件もまた陳腐だ |
KEI (2024年02月29日) |
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★3 バトルクリーク・ブロー(1980/米=香港) |
構えを見ていると、ジャッキー+ブルース・リーというところだ。でも椅子を使ったり、コミカルチャンもあって、今後を彷彿させる。MAKOが出てきてびっくりしたが、彼のカンフーも悪くなかった。 |
KEI (2024年02月29日) |
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★4 果しなき欲望(1958/日) |
喜劇だろうが、変形したブラック・ノワールにも見える。渡辺美佐子が、ファム・ファタールとして実に魅力的。5人の悪党は戦後復興日本の凄まじいエネルギーの体現とも言え、5人にああいう結末を与えたところに今村らしい皮肉が効く。 |
ジェリー (2024年02月29日) |
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★5 ブルーベルベット(1986/米) |
個人に内存する善と悪、醜と美を基に世界を一つ構築する。リンチの頭の中と言ってしまえばそれまでだが、このミステリアスな世界に私は私の内面も覗いてしまっている。。 [review] |
週一本 (2024年02月28日) |
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★3 罪と悪(2023/日) |
少年達の1夏の悪夢が各々の人生を分岐させていくのだが、事の次第が詳らかになったとて殊更の感興も起こらない。手垢感が拭えないから。一方で枠外で突出するのが土建・飲食で成り上がりを図る高良一派とヤクザとの確執。こにらもケジメはついてないが。 |
けにろん (2024年02月28日) |
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★4 ちひろさん(2023/日) |
適度にローカルな焼津の港町が良い雰囲気。作品的には完全なネコちゃん映画。主人公の気まぐれでいて時には落ち込んだと思ったらニッコリ元気になるつかみどころのない、と言うかつかみどころを見つけたい思いに駆られる。でもそれを主人公本人も肩肘張らず緩〜く見つけようとしてるのかもなある意味理想的だな〜と個人的に。 |
クワドラAS (2024年02月28日) |
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★2 ビリーバーズ(2022/日) |
こういうヘンテコ宗教モノは笑い飛ばしたいんだが、全然笑えなかった。アセンションで次元上昇どころか執拗なエロシーンに、まあ無人島でこの状況じゃ「孤島プログラム」どうのこうのはさておきこうなるだろうなと予想もでき意気消沈。「人数の町」と似たような浅はかさを感じた。 |
クワドラAS (2024年02月28日) |
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★4 哀れなるものたち(2023/英) |
奇想を塗した成長譚が降って湧いた復讐のリアリズムにギアチェンジするのが唐突感を免れない。にしてもパリの娼館などランティモス特有のゲテ趣味が随所で炸裂し惹かれる。一方で都市景観のCGは狙い過ぎて凡庸。ラファロの腹芸が両者を繋ぎ留める。 |
けにろん (2024年02月27日) |
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