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新着コメント(7/20)

★4 パパの木(2010/仏=豪=独=伊)
パッケージのロリっ子目当てで見ました(爆)
モノリス砥石 (2024年12月13日)
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★2 悪霊島(1981/日)
クライマックスの洞窟でのグダグダ感にはげんなり。前から思っていたけど、本作の監督さん、サスペンス/アクションの演出が下手くそすぎ。市川崑野村芳太郎のそつがない恐怖演出術を煎じて飲ましてあげたい。
AONI (2024年12月14日)
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★4 マッドゴッド(2021/米)
ライン工の営みを徒労に終始させる文明観はエッセンシャルワーカーあるいは実用性そのものを憎悪してやまない。虚業者の不安が他者を自分の境遇へと引きずり落とし、みな等しく役立たずだと訴える。 [review]
disjunctive (2024年12月12日)
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★4 碁盤斬り(2024/日)
骨相からすでにサイコな草なぎがグレーディングに季節感を依存した人工空間でニヤケ気味にたたずむだけでそこはホラー。サイコ化する言動よりも討伐行の途中で気狂いを自省できる方がむしろ奇妙だ。 [review]
disjunctive (2024年12月12日)
[投票(1)]
★3 静かなる決闘(1949/日)
演出の意図より雨の音、水滴の音を聞くの好きなんで良かった。子供のガスは臭そうだと思った。笑う人達のアップの連続のあざといケレン味が黒澤らしいのかなぁと思った。三船さんイケメンだけど終盤の吐露っぷりに笑った。
モノリス砥石 (2024年12月12日)
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★5 モーリタニアン 黒塗りの記録(2021/英)
法治国家の裏側。 [review]
t3b (2024年12月12日)
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★3 虞美人草(1935/日)
最初にラストシーンに関して書く。ウィキペディアには、現存版はラストシーンが欠落している、とあるのだが、本当だろうか。私はこのエンディングがとてもスッキリしていて良いと思うのだが。 [review]
ゑぎ (2024年12月14日)
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★4 マリヤのお雪(1935/日)
溝口の本格的な発声映画一作目。前作『折鶴お千』の研ぎ澄まされた映画性に比べると、少しだけ純度は落ちる、それはプロットに頼った映画になっているとも思えるということだが、しかしそれでも素晴らしい。矢張り奥行きと切り返しにこだわって見る。 [review]
ゑぎ (2024年12月11日)
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★5 折鶴お千(1935/日)
これはすごい!溝口の最後のサイレント作品か。1933年『瀧の白糸』の後、1936年の『浪華悲歌』『祇園の姉妹』までの数年間を溝口のスランプ時期とみなす言もあるようだが、いやいや本作も素晴らしい作品じゃないか。 [review]
ゑぎ (2024年12月11日)
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★3 侍タイムスリッパー(2024/日)
驚天動地の環境変化があっても人は生きていかねばならないし、どーのこーの言っても順応して生きていけるもんだという前向きな思想が安田淳一の生き様の根幹にあるのだろう。映画的に限りなくベタで垢抜けないにしてもその根っこは見る者を突き動かす。
けにろん (2024年12月11日)
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★4 自由の代償(1975/独)
特筆すべきは語りの省略でファスビンダーが描きたいものに注力するに不要と見做されたのは偏見とかも等位なのだろう。搾取側の論理とそれに踊らされ貪り尽くされた男の純愛を冷徹に突き放し描いていく稀代のリアリスト。バルハウス撮影の膨よかさも。
けにろん (2024年12月10日)
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★5 ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024/米)
ジョーカー完成への連結作の途を棄て馬脚を顕わすに直走る物語だが、ガガの期待に揺れるホアキンの煮え切らなさと拘置所・法廷に閉塞する舞台の抑圧を解き放つ為博奕を打って鮮やかに成功した。朗々と歌われるど真中ポップスにメンタリティは震撼。
けにろん (2024年12月10日)
[投票(3)]
★4 八犬伝(2024/日)
不義蔓延る世の実に対して正義の物語の虚が抗し得るかの命題は済し崩しの感があり、鶴屋南北との争論は馬琴の立ち位置を揺さぶる。造形の異形と史的な奥行きが加味され篇中傑出した出来。辛気臭い創作話も気の置けぬ内野北斎を適宜配することで風も通る。
けにろん (2024年12月10日)
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★3 犯罪河岸(1947/仏)
クルーゾー3作目の長編映画監督作。挑発的な2作目『密告』(43年)で干されたのに懲りたのか、デビュー作のような洒脱なコメディ基調の演出に戻って全方位的に上手い塩梅にまとめた面白い作品だ。 [review]
ゑぎ (2024年12月09日)
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★3 密告(1943/仏)
冒頭「どこにでもある小さな村」と字幕が出、山からパンとティルトして町を俯瞰する。続いて墓地を移動。手前に柱を映しながら奥に墓を見せる移動ショット。鉄扉が開いて塔をアオリで見せる。本作も扉や鉄柵が何度も活用される映画だ。 [review]
ゑぎ (2024年12月09日)
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★3 犯人は21番に住む(1942/仏)
アンリ=ジョルジュ・クルーゾーの映画初監督作。序盤のドアの活用と犯人のミタメのシーケンスショットはいい調子、すごぶる良い出だしだ。ファーストカットは酒場のドアノブ。 [review]
ゑぎ (2024年12月09日)
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★4 命美わし(1951/日)
熱血ゆえの新聞記者(三國連太郎)の葛藤も、純情ゆえの高校生(佐田啓二)の苦悶も一途な良心がなせるわざ。終わってみれば問題が“希望”に替わる松竹大船マジック。何事も争わず肯定し世間(しがらみ)を超越する老父母(杉村春子/笠智衆)の達観が素敵。
ぽんしゅう (2024年12月09日)
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★3 ランボー(1982/米)
展開の単純さを押し破り表出する使い捨てられた者のエモーショナルな悲哀と怒り。アメリカ地方都市の保守反動な排他性はニューシネマの脈流と直結しスタローンの浪花節的泣きを孤高の高みに押し上げる。唯一の理解者の大佐が又世界との孤絶を弥増させる。
けにろん (2024年12月09日)
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★3 十一人の賊軍(2024/日)
予定調和の死に様と大義欠く情動とご都合主義の展開と安いCGと届かぬ殺陣に塗れて肝心の死んでも与したくない奴らに加担する侠気と護りたい女房への想いは雲散する。新発田藩軸の官軍・連合軍との鬩ぎ合いは笠原の政治力学を継承するダイナミズムだが。
けにろん (2024年12月09日)
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★4 トラップ(2024/米)
8万人が熱狂するコンサート会場とスタッフ・警察が行き交うバックヤードを縦横に往還する脱出劇という点でシャマラン映画の中でも見事に大構えな舞台設定だし、移動し続ける主人公を追うシーンの連鎖が躍動的。そして夫婦の対峙を覆う戦慄を伴う哀しみ。
けにろん (2024年12月09日)
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