★4 青春の蹉跌(1974/日) |
突然の芹明香の瞬発力が素晴らしい。本邦70年代のラリったフーテンを記録して永遠の価値があるだろう。道端で初対面の者の足に抱きついて「なあ、お金ちょうだい。100円でええからあ。くれる云うたやんかあ」1点加点。 [review] |
寒山 (2019年11月05日) |
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★4 ロケーション(1984/日) |
映画撮影の話なのだが撮られているポルノは筋が空っぽで、女優が奇跡を起こすのを待っている具合なのだ。そして奇跡は起こるのだった。福島原発の映画としても記憶されるべき秀作。 [review] |
寒山 (2019年11月05日) |
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★3 沖縄列島(1969/日) |
沖縄返還(72年)前の制作であり、撮られただけで立派なのだろうが、断片的に過ぎる出来で隔靴掻痒。詳しい人の解説付きで観たい。バスガイドのお姉さんが印象深い。 |
寒山 (2019年11月05日) |
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★3 パッセンジャー(2016/米) |
宇宙旅行を舞台にしたお伽噺。キスで生き返る「眠れる森の美女」のモチーフ。しかし、美術装置は見応えがある。『シャイニング』を思い起こさずにはいられないバーテンダーのアーサーの造型も見事だ(ダイアローグも含めて)。 [review] |
ゑぎ (2019年11月04日) |
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★4 希望のかなた(2017/フィンランド) |
善き人々と出会い前向きに生き、自らも善き人でいることこそが希望の源泉であり、その反対側には悪意や他人事としての無関心があるとしても、希望を持ち続ける人にとっては希望の反対側にいる人々なんてどうでもよいのだろう。 [review] |
NOM (2019年11月05日) |
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★4 アス(2019/米) |
図式的だし厭らしい演出も目に付くのだが、一家族の惨劇が急に世界の崩壊へとスケールアップする描写が少しカーペンターチックで楽しくなる。まあカーペンターならもっと聡明に撮るだろうし、つまらん説明とか全部省いて「人の線」の画の強さで勝負するだろうけど。前作よりは映画寄り。3.5 |
赤い戦車 (2019年11月04日) |
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★4 イエスタデイ(2019/英) |
個人的に全幅の信頼を置いている脚本家の新作なので早速。歌い出しはモノに近い中央出しなのに、聴かせどころでは音圧とレンジが広がり観る側を引き込む手腕は見事。迂闊にも情報を読んでしまい、事前に「彼」が出ることを知ってしまっていたが、知らなかったらもっと感動できただろうことだけ残念。かつてない大風呂敷だったのでこうやって収めるしかなかったのだろうなぁ。エンドロールのちょっとした遊びにニヤつく。 |
tkcrows (2019年11月04日) |
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★4 震える舌(1980/日) |
狂乱した後に妻を抱きしめるシーン。これだけでも観てよかったと思えた。家族3人の内、誰になっても…と思うゾッとする。啓蒙手段として、人の親なら観るべきだけど勧めたら怒られそう…。88/100 |
たろ (2019年11月04日) |
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★3 賭ケグルイ(2019/日) |
シーズン1(Netflix等でオンデマンドで公開中)の特典映像的な作品であり、シーズン2と同時並行で製作されたためか脚本のやっつけ感が辛い。しかしながら、シーズン1(これは成功作だと思う)の余韻をうまく活かしているため、★2相当なのに★4くらいの幸福感を得られる人徳のようなものが備わっている。 [review] |
ロープブレーク (2019年12月03日) |
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★4 メランコリック(2018/日) |
ぜんぜんリアルな設定じゃないのに、なぜか若者たちの言動がリアルに見える。彼らは、どんなヤバイことになっても愚痴もこぼさず、まして芝居がかって泣いたり叫んだりせず、その状況を「拒否」も「否定」もしない。停滞はしているが後退はしないということだ。 [review] |
ぽんしゅう (2019年11月04日) |
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