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★4 ミスター・ガラス(2018/米) |
裏の裏は表なりのトホホな帰結をドヤ顔で謳いあげるシャマラン節は取り敢えず憎めない。マカヴォイ23人格の1人コントが物語の演繹推察を攪乱するなか善VS悪の超人頂上決戦を仕掛けた骨折りガラスともども卓袱台は返される。語り口こそ全てだ。 |
けにろん (2019年01月25日) |
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★5 クリード 炎の宿敵(2018/米) |
いやあもう泣けて泣けて、オッサンがそれこそパンデミックのファースト・キャリアかってほど目を腫らし、桜木町のシネコンを出たところのエレベーターに居合わせたお姉さんたちをどん引きさせちゃってこっぱずかしいかぎりなんですが、こんなことは十二年ぶりというか、あのときはあれ何て映画だったかな……確か『なんとか・ザ・ファイナル』? [review] |
kiona (2019年01月24日) |
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★5 日の名残り(1993/英=米) |
隠匿された心根を視線の揺らぎや所作の間合いで滲みださせるホプキンスの至芸だが作劇は2人にさほど寄添わない。消えゆく老父と主人を配し執事や女中の変わらざるを得ない慎ましやかな歴史を起動させる。故に30年を経た邂逅の結末は胸搔き毟る。 |
けにろん (2019年01月23日) |
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★5 はかな(儚)き道(2016/独) |
まことに密やかな映画で、息を潜めてないと、せせらぎのように残響する時間がまるごと抜け落ちてしまいそうで。何に光をあてて何を暗中に残すか、一瞬一瞬の決断に対して(唐突な飛躍・大幅な省略がある一方でイコン画のような神妙な引き延ばしもある。つなぎも変則的で前後の脈絡を見失いそうになる)多くの疑問が生まれてはもやもやを残す*。視力を失いつつある父が世界の指標の有り様を説明する下りが主題のひとつを要約してそう [review] |
濡れ鼠 (2019年02月01日) |
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★2 砂の器(1974/日) |
当時、世界的流行であったとは云え、本作のズーミングの多用にも、いい加減ウンザリさせられる。ロケ撮影の人物を映した後、ズームアウトして風景全体を見せる、という、逆エスタブリッシング・ショット(こんな言葉はない)が頻繁に表れる。バカみたいだ。ただし、ズームアップは殆どない、というのはまだ救い。 [review] |
ゑぎ (2019年01月22日) |
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