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ほかげ (2023/)

[Drama]
製作塚本晋也
監督塚本晋也
脚本塚本晋也
撮影塚本晋也
美術中嶋義明
音楽石川忠
衣装佐々木翔
出演趣里 / 森山未來 / 塚尾桜雅 / 河野宏紀 / 利重剛 / 大森立嗣
あらすじ敗戦直後の焼け野原の町。半焼けのあばら家となった居酒屋に死んだように潜む女(趣里)がいた。女は訪ねて来る男に酒を出して体を売る。女のもとに元教師の若く気弱な帰還兵(河野宏紀)が入りびたるようになり、闇市で食べ物を盗んでは逃げ込んでくる10歳ぐらいの戦争孤児(塚尾桜雅)とともにいついてしまう。女から盗みを止めて仕事を探すように言われた孤児に、いい仕事があるとテキ屋の男(森山未來)が声をかけてくる。戦争の深い傷を抱えた者たちの絶望と、その先の希望を模索する塚本晋也のオリジナル脚本/監督作。(95分) (ぽんしゅう)[投票]
Comments
全4 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★4ひっそり生を閉じる者と怨讐晴らす者。両者の挿話を少年と1丁の拳銃が往還して連結する。その説話的な構図の奥底から失われた命と新たに芽吹く生命力が火影のように立ち現れる。塚本映画が新たに獲得した神話性。惜しむらくは残るインディーズの尾っぽ。 (けにろん)[投票(1)]
★4ブラックホールの底から絞り出されるような女(趣里)の声音は希望を絶たれた怨念の響きのようだ。飽和点に達した怒りを抱えた男(森山未來)の呆けた彷徨は虚無と紙一重。澄んだ瞳でそんな惨状を見つめる少年(塚尾桜雅)の心には何が映っているのだろう。 [review] (ぽんしゅう)[投票(1)]
★4これも力のある作品だ。小料理屋のような店の中、座敷に寝ている趣里へ寄って行くショット。緩やかなディゾルブで繋ぐ。少年のミタメか。趣里の膝下、白いふくらはぎが眩しい。これを反復する脚フェチの趣向。 [review] (ゑぎ)[投票]
★3少年が大人の狂気を垣間見る物語。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(1)]
Ratings
5点0人
4点3人***
3点1人*
2点0人
1点0人
4人平均 ★3.8(* = 1)

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