★4 | 人間解体の徒労感が、頑張りには内容が問われないと訴える。オスの成長という強迫観念にとって、内容や結果が問われないことは救いになるはずだが、一人前になった男が内容のなさに憑依されることで、物語は無内容を非難する。ところが、 [review] (disjunctive) | [投票(3)] |
★2 | 上から目線映画。人間の本性知っているかいと言いたげな作者姿勢を感じてしまう。それが後半にはドライブ力が失われていく。冗長な繰り返しになってきたこともあるが、血の演出は見せすぎないことにある。観客の慣れる力を測り損ねた作品に思われて仕方ない。感情移入させない前提で造形されたように見える登場人物たちの発する言葉一つ一つが、作り物のようだ。 (ジェリー) | [投票] |
★4 | この儘行ったらヤダなぁ〜と思っていたらでんでん太鼓が鳴り始めたので救われた。☆3.8点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(1)] |
★4 | 『ヒミズ』以来、でんでんの笑顔が怖くて怖くて、なんとなく彼の出演作を避けちゃってたのだけど、つい夜中に、しかも夜中に(笑)、この映画を見始めてしまったら二時間超あったのにずっと目が離せなくなってしまった。今後ますますでんでんが怖くて怖くてたまらないかも。村田さん、と呼んでしまいそう。そのくらいでんでんがすごい! [review] (Shrewd Fellow) | [投票(1)] |
★5 | いやー凄かった。エログロの展開が素晴らしく、エロシーンで勃起したと思えばグロシーンでは吐きそうになる。まるで映画にレイプされた気分でした。あの快楽を記憶に残し2回観ちゃいかん映画と思ったが、村田と奥さんのシーンがエロ過ぎてソフト買いました (ギスジ) | [投票(1)] |
★5 | シナリオから実際に映像にする際の「見せ方」の面白さ満載。 [review] (おーい粗茶) | [投票(5)] |
★4 | こんなはずではなかったのにと、自分が犯行現場に立ち会ってしまったかのようなおぞましさ。現実にあった狂気かと思うと、二度ゾッとする。 (G31) | [投票] |
★5 | でんでんはサイコパス人物描写の見本。人間の心の醜さよ。吐き気誘発。 でも今の日本映画界にこれほどの有毒な要素を叩き込んだ点に拍手を贈る。 (苦悩鮨) | [投票] |
★3 | エロい演出は必要なのかな。犬でなくて熱帯魚にしたことも不気味さを増幅させる。 [review] (stimpy) | [投票] |
★5 | 実話を知りたくなる。勉強になりました。そして、でんでんは10年後にどんな俳優になってるんだろう? (ぱちーの) | [投票(1)] |
★4 | ずっと、でんでんの話術に巻き込まれてしまった。でんでんすげえ。 [review] (NAO) | [投票] |
★3 | 「グロ注意」 [review] (ちわわ) | [投票(2)] |
★4 | 何よりも、村田を演じるでんでんの怪演ぶりが際立つ。殺す時は異常にまくし立て、死体を解体する時は対照的にあっけらかんとした態度をとる姿は往年のホラーやサスペンス映画に登場する怪人物に負けてない。 [review] (わっこ) | [投票(2)] |
★5 | 前評判の斜め上を行くヤバさ。村田さんの「すぐに慣れる」はまさに金言。興奮していく中、いつしか自分も犯罪者になってしまうのではないかと不安になった。 (FreeSize) | [投票] |
★4 | 血だらけの様相で微笑む黒沢あすかにやられる。もちろんでんでんもやっと評価されて然るべき演技だったが、彼の迫力も黒沢のコロコロと変わる予測不能な演技あってこそ。『六月の蛇』以来の代表作ができたのではないか。神楽坂の脱ぎや露出の多い衣装は必要性が感じられなかったし、吹越の気の弱い演技はあまり伝わってこなかったのが残念。 (tkcrows) | [投票(2)] |
★5 | でんでんの怪演! ホラーやスプラッタームービー、お化け屋敷なんかは全然平気なんだけど。これは怖かった。何が怖いって、やっぱり人間が一番怖い。恫喝となだめすかし、笑いながらの死体損壊。おぞましいが顔を覆った手の指の隙間からいつまでも見ていたい、そんな怖ろしくも素晴らしい作品。 [review] (IN4MATION) | [投票] |
★4 | 無責任シリーズの植木等を極悪人にしたようなでんでんが素晴らしかった。劇場で観たとき、全編に渡り場内は爆笑の渦だった。でんでんが何か言う度に皆笑っていた。 [review] (パピヨン) | [投票] |
★1 | 出てくる人全員が同じ人物造形じゃないか。結局は監督の頭の中で繰り広げられる一人芝居でしょ。センスのない音楽の使い方といい、コメディとしか思えない。 (river) | [投票] |
★4 | 暴力性と冷静さ(利害計算)が共存しているところがリアリティがあり、恐ろしいと思った。 [review] (蒼井ゆう21) | [投票(3)] |
★4 | 一言、でんでんの怪演に尽きる。つっこみどころはいろいろあるが...終盤の30分くらいは付け足し感が強いし、熱帯魚店の女の子たちの事情とかちょっと放置気味なもったいないネタもあり、それで2時間半はちょっと長いな。教会の作りはサイコホラーっぽくて良かったと思う。 (サイモン64) | [投票] |
★4 | エログロの仮面を被ったファザコン映画 [review] (TM(H19.1加入)) | [投票] |
★2 | 原作に近い前半は面白かった。後半は奇をてらっているだけにしか思えなかった。 (アリ探し) | [投票] |
★4 | 不謹慎な笑いの型にも慣れちゃって、迫力はあったが笑えなかったよ。 [review] (Soul Driver) | [投票] |
★2 | ♪でんでんでんで♪でんででんでんで♪でんでんでんで♪でんででんでんで♪でん・でんででん!ヒデちゃんいつもの言ったげて!あぁ聞きたいか俺の武勇伝!その凄い武勇伝を言ったげてェ!村田の伝説ベスト10!レッツゴー!話が付かなきゃジュースを飲ませる・・・ [review] (考古黒Gr) | [投票] |
★4 | 血と乳と肉が濁流となって向かう先は、奇妙に充足した空虚。欲とエゴで皮膚をパンパンに張らせた一種の究極超人のハイテンションの求心力。 [review] (煽尼采) | [投票(3)] |
★1 | 作品のナカは吐き気がするほど最悪、ただし作品のデキは言うまでも無いほどに最高。 [review] (シオバナカオル) | [投票] |
★4 | 映画史上稀に見る邪悪な胸の谷間。すべてはここから始まった。[早稲田松竹/110809] (TOMIMORI) | [投票(2)] |
★4 | 「巨人」か「迷える子羊」か。何だそこに着地するのか・・・って実話だから仕方ないのか。どこまで盛ってるか知らないですけど。マーラー?私は嫌いです。
[review] (DSCH) | [投票(2)] |
★4 | 私は安堵した。でんでんはこれで日本映画史に名を刻まれることが約束されたと。何の資料にも当たらぬまま観客としての実感に基づいて記せば、彼は諏訪太朗・光石研・柄本明と並んで現在最も頻繁に映画に出演している俳優である。歴史がそういう人を忘却してよい法はない。そしてむろん、次は諏訪の番だ! [review] (3819695) | [投票(7)] |
★5 | 『愛のむきだし』を軽く越えていって、『母なる証明』を見終わった後と同じくらいの幸福感に浸れた。傑作。 [review] (モロッコ) | [投票(1)] |
★5 | 「愛のむきだし」でイマイチ乗れなかった自分。今作は違う! [review] (あんきも) | [投票(1)] |
★1 | 絶賛コメントが並ぶ中、声を高らかにして言うが私はこの映画嫌いだ。 [review] (picolax) | [投票(8)] |
★3 | 本作を観る場合、食事摂ってからしばらくしてからをお薦めしたい。間違っても食事しながら観ようなんて思わないこと。 [review] (甘崎庵) | [投票(7)] |
★4 | ボーダーレスに狂気を見え隠れさせるでんでんの恐ろしさ。熱帯魚屋の二階事務所はサスペンスの牢獄。品のないヒッチコックといった趣き。 [review] (緑雨) | [投票(6)] |
★4 | 偉大なるB級映画日本人監督園子温の熟成を拒絶するかのようなモロB級映画。しかし、最後の方はやり過ぎ感あり。もうちょっとおさえた方がいいような気もするがそれだと園子温の映画ではなくなるか・・・・。少なくとも「悪人」よりは圧倒的に面白かったです! (minus-zero) | [投票(1)] |
★5 | エンドロール始まって、すぐには立ち上がれなかった。ラスト… [review] (ガチャピン) | [投票] |
★5 | 正直黒沢・神楽坂・梶原のミニスカ揃い踏みな女趣味だけで充分堪能してしまうが、この世界構築への確信的腹の据わり方には陶然とする。ダメなもんは破壊し尽くせというアナーキーな主張を一転ピンキーバイオレントな哄笑で締める適当ぶりこそ肝。 (けにろん) | [投票(6)] |
★4 | 高齢化社会と呼ばれ久しい昨今、ある意味若者中心の軟弱さを含有した映画が多い中、有無を言わさぬエログロジジイの狂気迸るワンマンショーに“人が幸せになる為の喜怒哀楽とはなんぞや!”を正座させられ口角泡を飛ばし講釈いただいた感じ(笑)初めて本性を現した時の空気汚濁変換力の凄まじさ…。そしていつの時代も女は強い男に惹かれる。 (クワドラAS) | [投票(8)] |
★4 | 己の欲望を確実に成就させることで、自身の「存在」を維持し続ける村田(でんでん)。妻の愛子(黒沢あすか)は、他者に依存することで自らの「存在」を確認し欲望を消費する。歪んだ正と負が生む強烈な悪意の磁場は、いともたやすく市井の迷い人の「存在」を翻弄する。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(4)] |
★4 | 『復讐するは我にあり』での小川真由美に欲情した人は見たほうがいいですね。 [review] (HAL9000) | [投票] |
★4 | 色々な要素が満載で、見方によって如何様にでもとれるんじゃないですか?この映画は。ものすごい映画だということはよく判りますが、どうすごいかということはうまく説明できません。私はこの映画の全部を飲み込める程、肝が据わっていませんでした。 (K-Flex) | [投票] |
★4 | 感情を爆発させたかと思えば、人懐っこく大笑いするでんでんの不気味さ。思考をまるで読めない相手に対する恐怖。しかも己の下す判断を確信して行動しているので尚更手を付けられない。 [review] (ガリガリ博士) | [投票(6)] |
★4 | やあ、みんなハッピーかい。おいら?おいらはハッピーさ。 [review] (ぱーこ) | [投票(5)] |
★4 | うーん、こういうカルト的スプラッター映画はホント久しぶり。あっという間の2時間半。 [review] (セント) | [投票(4)] |
★3 | 怒鳴り合う役者陣の熱気やマジで現実にいてもおかしくないでんでんのシリアルキラーぶりなどは買うが、色々と粗が目立つので手放しで褒められるような作品ではない。 [review] (赤い戦車) | [投票(8)] |
★4 | 悪人なりの理屈には部分的に一理あり 悲惨な話ながら何故か観終わったあとスカッとする。ラストが良いし登場人物のキャラ設定が絶妙。加えてビジュアル担当の女優さんに拍手を送りたい。 (ルクレ) | [投票(1)] |
★4 | 村田は主人公に本物の父性愛を持ってたのかもしれない。「父殺し」なんてフロイトのたわごとだと思うけど。 [review] (イリューダ) | [投票(1)] |
★4 | この映画は、あなたの「良心に隠れた黒い欲望」をむき出しにする。82/100 (たろ) | [投票(1)] |
★5 | でんでんだよねー。彼の圧倒的な演技力に館内は唖然としていました。(2011/02/05テアトル新宿で立ち見) [review] (chokobo) | [投票(6)] |
★5 | とにかくでんでんがすげー!怒鳴り声すらリズミカル!それにつられて思考停止! [review] (パグのしっぽ) | [投票(8)] |