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★4ゲッタウェイ(1972/米)面白いシーンばっかり。ゴミまみれになるスティーヴ・マックィーンアリ・マッグロー。スペアリブを投げるアル・レッティエリ。子供や動物の使い方(犬がバイク乗ってる!)も冴えている。そして何よりマックィーン&マッグローのニュアンスに富んだ関係性とアクションの連動ぶり。夫婦活劇の決定版。けにろん[投票(1)]
★3この道は母へとつづく(2005/露)梗概が予期させるような重苦しさはなく、真っ当な娯楽映画の結構。少年は己の知恵と他人の親切で二人組の追跡をかわし、ひたすら母のもとへ歩を進める。 [review]けにろん[投票(1)]
★3マリア(2006/米)確かにお話としては見るべき所はさほど多くない。だからこれは「石」の映画として見よう。石造りの家や町がとてもよく造型されている。町の遠景ショットはコンピュータ・グラフィクスによるものだろうが、これも壮観。石の質感表現がよい。ジーザスが生まれる馬小屋も小屋というよりむしろ岩屋で、これも実にいい。IN4MATION, 水那岐[投票(2)]
★4南の島に雪が降る(1961/日)敵機が迫っているにもかかわらずファーストシーンから何やらほのぼのしたムードが流れているなあと思っていると、演芸分隊オーディションのシーン辺りから加速度的に戦場がユートピア化してゆく。この幸福な時間の流れは心を打つ。 [review]ぽんしゅう[投票(1)]
★4遥かなる大地へ(1992/米)なんだかんだ云ってトム・クルーズニコール・キッドマンもすばらしい俳優だし、ロン・ハワードはさすがに手堅く面白く映画を仕上げている。(照明も含めて)豪華なセット撮影はいかにもセットという感じが強いが、終盤の雄大なロケーション撮影を引き立たせる役目を果たしている。 [review]ゑぎ, ナム太郎[投票(2)]
★3若い人(1952/日)変な映画。無駄に凝ったアングル・カメラワーク・照明が「教師と生徒の恋愛」というお定まりの物語に不細工な表象を与える。俳優間の演技の巧拙の差も甚だしく、そのアンバランスは良くも悪くも気持ち悪い。杉村春子にパーカーの万年筆を「クーパー」と云い間違えさせるのは『晩春』への目配せか。どーでもいいけど。ぽんしゅう[投票(1)]
★4ヒトラー 最期の12日間(2004/独=伊=オーストリア)悪くない。この映画のリアリティの担保に最も貢献しているのは美術だろう。突出したカットに欠けるきらいがあるものの撮影は一定の水準を保っており、物語の推移に意識を集中することを促される。 [review]ジェリー[投票(1)]
★5歌行燈(1943/日)桁外れの傑作。この映画の中盤の特訓シーン及びラスト・シークェンスを見れば、成瀬巳喜男が孤高の映画作家であり、溝口小津と肩を並べる大監督であるということがよく納得できるはずだ。凄すぎる。 [review]ゑぎ[投票(1)]
★3舞姫(1951/日)高峰三枝子二本柳寛のシーンがよい。バレエ教室での鏡の使い方、あるいは暗すぎる海。カメラないし登場人物が動きながらカットが終わる場合、次のカットはその動きを承けるようにして始まるのだが、映画の持続力を生み出しているのはこの過剰なまでのコンティニュイティ(連続性)だ。映画は編集である。ゑぎ[投票(1)]
★4ヤンヤン 夏の想い出(2000/台湾=日)望むと望まざるとにかかわらず人生は勝手に前に進み、二度と同じ地点には戻れない。それは「映画」も同様であり、三時間弱もの上映時間を持つ『ヤンヤン 夏の想い出』でさえ上映が始まれば劇は不可逆的に前に進行するのみで、いつしか終わりを迎える。ゆえに一瞬間を永遠に留める「写真」の登場に私たちは動揺を覚える。 [review]くたー, tredair[投票(2)]
★3それでも生きる子供たちへ(2005/伊=仏)この種のテーマを扱った映画にありがちなドキュメンタリ・タッチを安易に採用せず、七篇とも劇映画らしさを志向している点にまず好感が持てる。あからさまに教訓的なメッセージの発信を慎んでいるのもよい。どの篇の子供も皆よい顔をしていて、メッセージとしてはそれでじゅうぶんだと思う。 [review]KEI[投票(1)]
★4夫婦善哉(1955/日)「蝶子役は淡島千景には荷が重いんじゃないだろうか」という危惧は杞憂。健気な女性を見事に演じきっている。とりわけ科の作り方の可愛らしさ! 森繁久彌の娘を前にしてあたふたしてしまう意地らしさ! 豊田四郎の厳しい演技指導には相当泣かされたらしいが、その甲斐はあったというものだろう。 [review]りかちゅ[投票(1)]
★4マルクス一番乗り(1937/米)マルクス兄弟のギャグの爆発力は『我輩はカモである』をピークに下降線をたどってゆく。本作もその例外とはなりえていないのだが、それでもすばらしいシーンがたくさんある。 [review]りかちゅ[投票(1)]
★4大脱走(1963/米)とても面白い。街や草原といった開放的空間においてもちゃんと緊張感を創出できているところも偉い。これだけ面白ければ多少の不満には目をつぶってもいいでしょう。 [review]りかちゅ, , ぽんしゅう, けにろん[投票(4)]
★5マッチ工場の少女(1990/フィンランド)この映画のきわめて特異なスタイルも、悲劇と笑いを同時に極めようとした結果と見ればあるいは当然のものだと云えるのかもしれない。つまり全ては「面白さ」のためということ。 [review]りかちゅ, Yasu[投票(2)]
★5ラヴィ・ド・ボエーム(1992/仏=伊=スウェーデン=フィンランド)美しい。なんて幸せな映画なんだろう。大好きだ。 [review]りかちゅ, けにろん[投票(2)]
★5リュミエール工場の出口(1895/仏)男女の群衆、自転車、犬、馬(馬車)……。この端的に量的な過剰。まったく破格の面白さだ。とりわけ犬の動きの面白さといったらない。これが映画である。りかちゅ, ゑぎ[投票(2)]
★5マルクス兄弟オペラは踊る(1935/米)中盤のアラン・ジョーンズ“Cosi Cosa”歌唱→ダンス→チコのピアノ演奏→ハーポのピアノ演奏→ハーポのハープ演奏、という一連のシーンのなんたる多幸感! エキストラたちの笑顔がすばらしいんですよ! [review]りかちゅ, ナッシュ13, CRIMSON[投票(3)]
★3ALWAYS 三丁目の夕日(2005/日)まあ当たり前のことなんだけれども、良いところもあれば悪いところもある。 [review]Myurakz[投票(1)]
★4ホワイトハンター ブラックハート(1990/米)これはイーストウッドの映画論か。 [review]ina[投票(1)]