★4 | 本作の主人公はレジスタンスの戦士たちだ。オフェリアは寓意である。 [review] (寒山拾得) | [投票(2)] |
★3 | ヴィダル大尉(セルジ・ロペス)のひげそりが見事で、この豊饒な情報量を超えるものが作中に現れない。彼は、トロのマンガ的想像力を引き立てるどころか、マンガであることの根本的な貧困を知らしめてしまう。 [review] (disjunctive) | [投票(1)] |
★5 | 映画館で観るべきやった…。白いヤツ怖すぎ!90/100 (たろ) | [投票] |
★4 | ファンタジーとの決別 [review] (山ちゃん) | [投票(2)] |
★4 | 楽しい冒険ファンタジーだと思って観賞・・・。 [review] (セネダ) | [投票(2)] |
★4 | 「真・『トトロ』」のような趣さえある。地上と地下、生と死、光と闇、安息と苦痛といったあらゆる境界線上、つまり「世界の中心」で振り子のように揺れつつ爪先立ちする物語。その「危うさ」が現実と幻想を巻き込む「迷宮」というモチーフと相即不離で、重層性の見応えが半端ない。「危うさ」こそ世界と思うが、人の親になった今は傾き迷わないように支えることが責務だと、暗鬱な展開と裏腹に背筋が伸びた。演出も切れ味鋭い。 (DSCH) | [投票(5)] |
★3 | 白いチョーク。 [review] (きわ) | [投票] |
★3 | よくできてるんだけど暗いですねえ、幻想も現実も等しく暗い。グロくてもいいんですよ。グロくなくてもいいんです。魅力的な細部はたくさんあるのに、パッと世界がはじけて映画に火が灯るような瞬間がとうとう訪れない。それが問題なんだと思う。 (ペンクロフ) | [投票(1)] |
★5 | 傑作。純粋なファンタジーであると同時に気持ち悪さと痛さの感覚が共存する、複雑さというか重層性が一筋縄ではいかない面白さだ。 [review] (ゑぎ) | [投票(4)] |
★4 | 現実のドラマはご都合主義が多く(見えすく程、悪い方へ悪い方へワザと話をもって行っている)のでいつか忘れてしまうようなストーリーだが、幻想の冒険は単純なだけ(パン、目無し男、手、ブドウ、高い椅子、陰から出てくるパンetc)に強烈に心に残った。 (KEI) | [投票] |
★3 | ファンタジーでありながら、かなりのトラジディーですね。 [review] (chokobo) | [投票] |
★4 | 芸術について考えさせられる。100年後この映画は残るのだろうか?エリセとデルトモは・・・ [review] (いちたすに) | [投票] |
★4 | 彼女はあのトビラをくぐったんだから、ハッピーエンドなんだ(と思う)。 (dipod) | [投票] |
★5 | なぜオフェリアは悪夢しか見ないのか。 [review] (パグのしっぽ) | [投票] |
★4 | われわれ「人間の世界」など一顧だにしない世界のありようを思わせる、という意味で大人のファンタジー。 [review] (おーい粗茶) | [投票(8)] |
★1 | グロテスク、不快、悪趣味。見ていて吐き気すら覚える。「グロ映画」と銘打つべき。 [review] (これで最後) | [投票] |
★3 | 予想してた映画とは、全然違いました。パンは、あんまり関係なかったんかな? (ぱちーの) | [投票] |
★4 | コマーシャリズムとは乖離した内容であり、平和ボケした社会では決して生まれない幻想。これ以上「必然」という言葉がつけられないほど、ファンタジーを生み出さざるを得なかった状況下、観ていて胸が痛くなる夢。この監督、よっぽど真面目なんだろうなと感じさせてくれる。 (tkcrows) | [投票(4)] |
★4 | ダーク・ファンタジーの傑作。 (赤い戦車) | [投票] |
★2 | 時空を超えてまさかの秋葉カンペーさん電撃参戦。女の子にちょっかいを出すクセは変わらず。 (Lostie) | [投票] |
★4 | エナメルの黒い靴、赤い靴 (Soul Driver) | [投票] |
★5 | ファンタジー部分も勿論素晴らしいが、現実世界の緊張感にハラハラしっぱなしだった。 [review] (青山実花) | [投票(2)] |
★3 | ダークファンタジーと期待してたが、期待しすぎだった。それでも魔物の描写は素晴らしい。 [review] (CRIMSON) | [投票] |
★3 | 感動的なのは、少女の空想とも、実在の地下世界ともつかぬ異界が、単に過酷な現実からの逃避先として描かれてはおらず、むしろ現実社会に於いては「子供」は免除されている闘いを、異界に於いては少女自らが主体となって行なっているところにある。 [review] (煽尼采) | [投票(6)] |
★4 | 苦痛に満ちた世界の傍らに寄り添う、グロテスクなファンタジー。現実と乖離するのではなく、あくまで現実世界の一側面を写し出す鏡として成り立つのが、ファンタジー(お伽話)本来のあるべき姿なのではないだろうか。 [review] (くたー) | [投票(3)] |
★4 | 醜い現実世界と、ある意味、美しさと醜さとの間が紙一重の空想世界。血を流す少女。私の目から流れる涙も血の色になるかと思いました。 (カフカのすあま) | [投票] |
★4 | 普通エンドロールは下から上に文字が上がっていきますよね。この映画ももちろんそうでしたが、私は途中から文字が上に動いているんじゃなくて映画館そのものが底に沈んでいくような錯覚を覚えました。 [review] (づん) | [投票(9)] |
★4 | 過酷な現実からの妄想逃避だとしたら、やたらグロで複雑過ぎる気がする。私は端っから王女復活の物語と信じ切り、適度に可愛くも微妙に可愛くなくも見える少女(ものすごい美少女じゃないのがいい)の頑張り屋さんぶりに目を離す事が出来なかった。ラストの感慨深い表裏一体感に多大な貢献をした冷酷無比な大尉の存在も忘れてはならない。 (クワドラAS) | [投票(2)] |
★1 | グロいというか・・・挫折しました。 (あちこ) | [投票(1)] |
★4 | 大人向けのファンタジー。この残酷なまでの現実とファンタジーを見事なまでに両立させた。おときばなしは、元々、子供に見せられない程にえげつないものなのだと。 (SUM) | [投票(1)] |
★4 | 恐ろしい幻想の世界と、それ以上に恐ろしい現実。このファンタジーは、少女の現実逃避による空想なのか、それとも・・・。 (NAO) | [投票] |
★4 | 現実世界に居場所を見つけられない者が、物語世界に身の置き所を求めるのは、子供であろうが大人だろうが同じだ。ただ子供は非力だ。現実、すなわち大人が作り出した世界が暴走したとき、子供はその力に抗いきれず、知らず知らずのうちに枠の外へ追いやられる。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(5)] |
★3 | こんなにも気持ちが悪いとは・・・。 (こえこえ) | [投票] |
★4 | なんてグロテスクで、なんて美しいお伽話だろう。現実と幻想世界のラビリンスの狭間で、追い詰められていく少女の純真無垢な強さが、すごい。無機質なCG映像満載のアメリカナイズされた最近のお子様向けのファンタジー映画なんかよりずっと、ずっ〜と感情移入できた。人物たちも皆、魅力的。空っぽの頭で見るといいかも。 [review] (やあ坊) | [投票] |
★4 | 見入って、心揺れ動いたのは自分自身、うまく騙されてると思う。よくありそうな戦争話と中途半端なファンタジーが組み合わさってるだけなのに。主人公同様に何を信じて何に肩入れすればいいかわからなかった。 [review] (らーふる当番) | [投票] |
★3 | お嬢さん。鼻血、出てますよ。 (G31) | [投票] |
★4 | 非常に哀しい「大人のための童話」という印象を受けました。
[review] (TM(H19.1加入)) | [投票] |
★3 | 幻想と過酷な現実とを交錯させる手法は面白いが、いささかやり過ぎ。グロ描写が無駄にキツく、目を背けたくなる場面が多々あった。一方で“パン”の造形が妙に幼稚だったりと、この監督はホラーの素養はあってもファンタジーには不向きなのでは? (薪) | [投票] |
★5 | 主人公の女の子が超キュート。美術や衣装も素敵。でも内容はグロイ・・・ (guriguri) | [投票] |
★5 | なんなんだペイルマン。寝るときにはずすのはコンタクトとメガネくらいで、それ自体をはずしちゃダメだろ。そんで、皿の上なんかにそんな大事なもん置いとくって。手をわざわざ目のトコに持ってくる必要性もないし、おまえお茶目すぎて大好きだ。 [review] (nob) | [投票] |
★3 | 重ければ現実か。暗ければ真実か。甘くなければ高尚か。大人向けなら満足か。目が離せない面白さだが、これは度を越した反則試合。作家は子供に見せるなど考えていない。何故なら自分が子供だからだ。童話の無垢を何の咀嚼もなく大人の残酷に当て込もうという衝動は、良くも悪くも幼児性なのだ。 (kiona) | [投票(2)] |
★4 | 子どもと大人の境界線を綱渡りする危うさ。美術の美しさや、話の先が見えず展開が読めないあたりに面白さを感じたが、好きな映画かどうかというと微妙。毒々しい。(2008/04) (秦野さくら) | [投票] |
★5 | 微塵ほども妥協のない大人のための寓話を見た。昨今、巷に溢れる覚悟の感じられないファンタジーとは明確に一線を画している。ただ・・・ [review] (TM) | [投票] |
★5 | トーンの暗い画面。観客に一切媚びていない牧神や妖精の造形。衝撃的な結末。通常のファンタジーとは全く異なるリアルな寓話。オフェリアが素直じゃない駄目なコに思えてしまう「あのシーン」はどうかと思うけどなぁ。。。 [review] (IN4MATION) | [投票(1)] |
★3 | 観客の考え方にまかせた筋立てとかは別にいいんですが、現実世界の過酷さが素直にファンタジーとして楽しめない足枷に感じました。まあそこら辺も監督の思惑通りなのかもしれませんが、もう少し明確な救いがあってもよかった。 (takamari) | [投票] |
★4 | 魅力的なモチーフをほぼ完璧に料理。ダーク・ファンタジーの傑作。★4.5 [review] (ドド) | [投票(1)] |
★4 | 冒頭、不思議なバッタの登場から、ファンタジー映画への扉が開かれたとワクワクしながら見ていると・・・残酷な現実と、ひとときそこから逃避できる幻想空間とがうまく交差して、やがて予想外のラストシーンに。構成がとてもうまいし、ファンタジー映画をこのように料理しているのも初めて。2008.03劇場 (チー) | [投票(2)] |
★4 | 血が繋ぐ物語。幻想よりも迷宮の現実。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(3)] |
★4 | 人にとって幸せって何だろうね?なんて事を考えさせられます。 [review] (甘崎庵) | [投票(2)] |
★4 | パンが、『SAW』シリーズの「ジグソウ」に見えてしかたなかった方は他にいませんか? [review] (プロキオン14) | [投票] |