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[コメント] パンズ・ラビリンス(2006/メキシコ=スペイン)

楽しい冒険ファンタジーだと思って観賞・・・。
セネダ

シネスケで高評価だったので観たかった作品のひとつ。DVDケースの写真でなぜか子供向けの冒険ファンタジーだと思い込んでいた。しかし、実際は違った。大人がみるファンタジー(ダーク・ファンタジーという分野に入るようだ)だと思う。子供時代に観ていたら、内容を理解できずにただただ恐怖心しか持たなかったんじゃないかな。

この映画を観て、思い出したのは、『夜と霧』の作者フランクルのことである。想像や空想は、自分ではコントロールできない過酷な状況において、生き延びるために必要な力なのだろう。

いろいろな解釈が出来る映画だと思う。観賞後は人によって感想が全く異なると思う。複数の人と観賞して、観賞後にいろいろと話をするとおもしろいかもしれない。

※少しだけネタばれ

DVDのケースや宣伝に使われていた画像は、物語のラストだった。ちょっと驚いた(もちろん観賞後に初めて気づくのだけど)。

(評価:★4)

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