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★4 | ランド・オブ・プレンティ(2004/米=独) | 世界を取り戻す意志は何から生まれるのか、という問い。(2007.3.20) [review] | 赤い戦車, 煽尼采, わっこ, ぽんしゅう | [投票(4)] |
★3 | パプリカ(2006/日) | 「変な小説」が「普通に面白い映画」に変身してしまった、という印象は否めない。もっと妖艶な(千葉敦子=パプリカ的)変身を!!(比較言及による原作についてのネタバレあり→)(2007.4.4) [review] | miyabi108, Carol Anne, 煽尼采, Orpheusほか7 名 | [投票(7)] |
★3 | デビル(2010/米) | 馬脚を四本も五本も現してからのシャマランがいよいよ楽しくなってきた、という人にうってつけの愛すべき小品。(2013.4.6) [review] | 3819695 | [投票(1)] |
★3 | トロン LEGACY(2010/米) | SF的目新しさは乏しいものの、コスチュームやセット含め、まずまずのヴィジュアル的充実度。ジェフ・ブリッジスのジェダイ・・・じゃなかった禅マスター(これも違うと思うが)も、まったく適当で胡散臭い限りなので大いに許す。(2011.10.31) [review] | Orpheus, 3819695 | [投票(2)] |
★5 | 十二人の怒れる男(1957/米) | 陪審制という究極の民主主義の場。人間・人間社会には限界がある。決して「完全」や「絶対」には成り得ないからこそ、我々は議論し続けなければならない。幸運にも、我々には考える権利と話す権利とが保障されているのだから。民主主義の尊さがそこにある。 [review] | Orpheus, Santa Monica, けにろん, makoto7774ほか5 名 | [投票(5)] |
★2 | ナイン・ソウルズ(2003/日) | ステレオタイプなキャラのオンパレードと強引な御都合展開を演出で押し切れず、寒いギャグで誤魔化し、「ファンタジー」を逃げ口上にした駄作。それに、こういう松田龍平の使い方は良くない。彼に余計な言葉は喋らせないで欲しい。 [review] | G31 | [投票(1)] |
★4 | デイブレイカー(2009/豪=米) | 吸血鬼に埋め尽くされた近未来、という『マトリックス』よりも(単純)明快な現代的生と収奪の隠喩。手堅い映像にもかかわらず、血液爆死、ボウガン、やっぱりそうなるサム・ニール、と覆い隠しようもなく溢れ続けるB級感がたまらない。(2011.12.29) [review] | Orpheus, けにろん, 3819695 | [投票(3)] |
★5 | 世界(2004/中国=日=仏) | 沈黙するカメラ。無言のもう1カット、もう1分。 [review] | 赤い戦車, セント | [投票(2)] |
★3 | 日本黒社会(1999/日) | 三池崇史はどうも冗長に陥りがち。 [review] | Bunge | [投票(1)] |
★4 | SR サイタマノラッパー(2008/日) | 「カモン、トムッ!!」 驚嘆すべきラスト。衒いのない迫真。質疑応答など、ともすれば拷問になりそうな長回しを苦しくも笑える場面にする演出は好感触。「道中で聴けって!」といった妙ゼリフ、ポスターに合掌などもよい。(2011.12.29) [review] | カルヤ, MSRkb, movableinferno, 林田乃丞ほか6 名 | [投票(6)] |
★3 | ランボー 怒りの脱出(1985/米) | アメリカ賛美精神・ソ連倒したい願望丸出しの政治的には問題作。だが、この次には『怒りのアフガン』という壮絶な問題作が控えているではないか。 [review] | 死ぬまでシネマ, ババロアミルク, sawa:38 | [投票(3)] |
★4 | RED レッド(2010/米) | 蜂の巣を通り越して木っ端微塵の手前まで撃ち抜かれる家、車から歩いて(!)降りるブルース・ウィリス、と快調な出だしに唸る、いや、笑う。大げさな映像処理などなくとも、『シン・シティ』よりもずっとマンガ。(2011.9.4) [review] | わっこ, ハム, 煽尼采, Lostieほか7 名 | [投票(7)] |
★3 | ザ・ウォーカー(2010/米) | 映像・演技・音楽と、適度に重厚さあり小気味よさありで、まず水準以上だが、プロットは意欲的な踏み込みも見られる分、好悪の判断に戸惑うか。「楽しめる」で片付けにくいのが困る。レイ・スティーブンソンはやたらと味のある役。(2011.9.26) [review] | DSCH, 赤い戦車, 3819695, けにろん | [投票(4)] |
★3 | スプライス(2009/カナダ=仏) | 思いがけず笑みを誘う甘美な演出とミュージカルを思わせる軽快なテンポは、「怪作」と呼ぶべき独走っぷり。とはいえ、結果的な大筋だけ見れば『スピーシーズ』と大差もなく、人物造形はC級映画の域。終盤に至り、いよいよ映画全体がちぐはぐに。(2011.9.30) [review] | MSRkb, DSCH, 煽尼采, 3819695 | [投票(4)] |
★4 | イヤー・オブ・ザ・ドラゴン(1985/米) | 屈折した男の純粋な涙。「俺がこの街を変える!」という気迫を持つ2人の男。それは必ずしも正しい信念ではなかった。2人は勝利など無い惨めな私闘に身を費やして行く。傲慢な正義と横柄な悪、彼らを取り巻く旧態なる圧倒的無関心。深い絶望がここにある。 | 山ちゃん | [投票(1)] |
★3 | スコット・ピルグリムVS.邪悪な元カレ軍団(2010/米=英=カナダ) | 意外なほどあっさりと見終えてしまえることが、この映画にとってよいことなのかどうか。これほどいかがわしいはずなのに、軽快さばかりが画面を圧倒し、不穏さを残さない。(2011.9.11) [review] | 煽尼采, takamari, 3819695, ガリガリ博士 | [投票(4)] |
★5 | リミッツ・オブ・コントロール(2009/スペイン=米=日) | 人が歩いてくる、人が座っている、遠くを眺めている、そんないちいちが甘美に謎めく、「映画」という単純な不思議。静かに響き始めるノイズと、かすかなスローモーションとが誘う陶酔。老練の生み出した初々しさに驚嘆する。(2011.10.25) [review] | 赤い戦車, 3819695, ナム太郎 | [投票(3)] |
★4 | 捜索者(1956/米) | 禍々しく危険な一作。征服者「ヤンキー」を激しく憎悪しながら「白人」性への執念を見せる、内戦に蝕まれた狂人ジョン・ウェイン。平穏な日々の訪れを拒絶するかのように"Ride away."(馬を駆り去れ)と歌い上げる終幕に戦慄する。(2012.1.13) | ジェリー | [投票(1)] |
★5 | 青の稲妻(2002/仏=日=韓国=中国) | あまりにも無気力な青春映画。青春と呼ぶにはリアル過ぎる青春。大人達の描く未来は若者達の描く未来とは必ずしも一致しない。そもそも一致した事などあったのだろうか?そういう点では、同年の黒沢清監督『アカルイミライ』と似た所があるかもしれない。 [review] | 鷂 | [投票(1)] |
★4 | 空気人形(2009/日) | 誤解してはいけない。われわれは「心を持ってしまった人形」ではない。(2011.8.8) [review] | 緑雨, DSCH, ぽんしゅう, ロープブレークほか6 名 | [投票(6)] |