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ぽんしゅうさんのお気に入りコメント(160/405)

女王陛下の007(1969/英)★4 娯楽映画として一級品だと思うんだけど、それは「007」という枠を外した場合の評価で、「007」としては失敗作なんだろうね。これが不評なら、次回作の『ダイヤモンドは永遠に』に、当時のファンは満足したのだろうか? [review] (ジョー・チップ)[投票(2)]
女王陛下の007(1969/英)★4 女王陛下ばんざーい! [review] (BRAVO30000W!)[投票(2)]
フレンジー(1972/米)★4 ここではヒッチコックの自作のパブリック・イメージに収まろうとするベクトルと逸脱しようとするベクトルが同時に顕れているように見える。過去の巻き込まれ型「間違えられた男」サスペンスと異なるのは、確固たるヒロインが不在であることと真犯人側の描写の比重が大きいことだ。 [review] (3819695)[投票(3)]
脱出(1972/米)★4 自然を犯すこと。自然に犯されること。 [review] (らむたら)[投票(2)]
北国の帝王(1973/米)★3 本当に下らない映画で、なぜこの老人たちがこんな価値のないことをめぐって憎み合い殺し合うのか、その動機のなさに唖然としつつも、不可解だからこそ感動を煽られる面もある。貨車の屋根をコロコロと進むアーネストのメタボ体の画面映えが激しい。 [review] (disjunctive)[投票(3)]
北国の帝王(1973/米)★3 走行中や停車中の列車の脇や屋根上をボーグナインがひたすら行ったり来たりする。そこに直線運動の映画的ダイナミズムがあると言えばあるし画としても魅力的。ただ、頂上決戦的な男の確執のドラマが淡白でキャラダインも不要。音楽も牧歌的すぎ。 (けにろん)[投票(3)]
さらば冬のかもめ(1973/米)★5 行進曲。冬の雪景色。だめな男三人のロードムービー。エキセントリック少し手前のJ・ニコルソン。 水兵服で雪の中を走る二人の姿に痺れ、この邦題をつけた人の、この映画への溢るる愛に共感。 (ALPACA)[投票(5)]
世界にひとつのプレイブック(2012/米)★4 噂に違わぬジェニファーの魅力と存在感。愛想の欠片もない仏頂面、微妙にユルい頬のライン。ジョギングコースに唐突に横入りするタイミングと迫力!走る、踊る、身体性の映画であることもまた嬉しい。 [review] (緑雨)[投票(5)]
世界にひとつのプレイブック(2012/米)★5 病み人たることからの帰還は済し崩しだが、ジェニファーのケツの据わった真っ直ぐ視線を受け、その純情を受け止める男冥利な桃源郷。ワイルダーアパート』の男女逆転倒置の素晴らしい焼き直し。ラッセルの共同体志向が加味された頂上的達成。 (けにろん)[投票(2)]
ジャンゴ 繋がれざる者(2012/米)★4 まず、やっぱりタランティーノにはこれぐらいオモロイ映画をどんどん作って欲しい、というのが第一の感想だ。これってマカロニウエスタンというよりは、完全にスプーフウエスタンですね。そういう意味で良い出来だと思う。 [review] (ゑぎ)[投票(11)]
ジャンゴ 繋がれざる者(2012/米)★5 今日の普段の生活や社会制度にまでも続く自らの歴史の、しかも暗黒面をとりあげながら、硬直せず、不謹慎そのものだが不真面目ではない、こんな痛快な作品を作れる人間は、比喩でなく世界で唯一タランティーノだけだろう。 [review] (おーい粗茶)[投票(7)]
みなさん、さようなら(2012/日)★4 設定的にも映画的にも非常に興味深い映画だが、あえて「大山倍達ファン必見!」と誤った煽りをしてみる。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(1)]
鍵泥棒のメソッド(2012/日)★5 このヒロスエはヒロスエであってヒロスエではない。しかしながらオレが愛するヒロスエとは寸分も違わないのもヒロスエ(←事実と読め)である。もう何でもいいや。ヒロスエだから。 [review] (ピロちゃんきゅ〜)[投票(3)]
ダークナイト(2008/米)★5 個人と大衆 [review] (山ちゃん)[投票(5)]
わらの犬(1971/米)★3 主人公が理性を失う過程を描いている、という評が多いようだが、私には暴力を振るうことが理にかなう状態まで追い込まれることを待っているように見える。暴力は狂気や野蛮のみによって行われるものではない。理性的だからこそ振るう暴力がある。「僕の家」の秩序=理はそうやって守られる。暴力は平等というアイロニー。爆音のステレオによる禍々しい祝祭感の凄まじさ。 [review] (DSCH)[投票(4)]
アルゴ(2012/米)★3 真に迫ったサスペンスがあるかといえばそうでもなく。 [review] (ドド)[投票(3)]
キートンのマイホーム(1920/米)★5 まるで新婚の多幸感が一連の災難を具現化させたかのようで、しかも二人はこれらを愉しんでいるかのようだ。一緒に尻餅ついたりして。 (寒山拾得)[投票(1)]
東京の合唱(1931/日)★4 小津の現存するフィルム、ただ一つ見逃していた作品。やっと見ました。購入してから2,3年は経つだろうか、けれどこれが最後だと思うと見るのが勿体なく、大事にしたい気も出てきて、いつまでも残っていた僕の最後の小津作品でした。 [review] (セント)[投票(1)]
魔女の宅急便(1989/日)★4 猫が喋っているのはキキの妄想だ、と仮定しても成立するように描かれている。恋をすることで一回り大人に近づいたのだ。少女の成長のための通過儀礼。コンパクトに纏まった良作。飛翔感の素晴らしさならば宮崎駿作品中一番だろう。突風のなんと見事な表現! (赤い戦車)[投票(1)]
スリーパー(1973/米)★4 まさにB級で馬鹿馬鹿しいところも多いが、マルクス兄弟の影響と思われるスピーディな話術が冴え、『アニー・ホール』以前のアレン作品中、笑えるという点においては突出した佳作。SFを題材とした、計算ずくの小技が炸裂。若きキートンにも好感。 (ナム太郎)[投票(1)]