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ぽんしゅうさんのお気に入りコメント(1/346)

麻雀放浪記2020(2019/日)★3 観たあとには何も残らないプログラムムービーの末裔でしかない作品だが、2019年春の映画館で観ることで観客は現代に残された白石監督の爪痕を知ることができる。幸か不幸かこの国の善意溢れる大衆につるし上げられた「国民のオモチャ」たちの軌跡だ。 [review] (水那岐)[投票(3)]
ROMA/ローマ(2018/メキシコ=米)★5 映画のフォルムや時代設定に連関するギミックを縦横に駆使して厭らしいくらいに行き届いた60年代イタリア映画的な芳香。階級崩壊の予兆とノスタルジアは立ち位置の微妙を糊塗する。終盤の2つの顛末描写の圧倒的力業と女性賛歌の前に我々は平伏すしかない。 (けにろん)[投票(2)]
未知との遭遇(1977/米)★5 近年の成熟した大人の演出をみせる彼の作品もいいが、狂った子どもであった頃の彼の初期作は自分にとってはより魅力的だ。 [review] (ナム太郎)[投票(2)]
座頭市物語(1962/日)★4 歴史の伝承の片隅に記されただけの傑物たちのひとときの相克と共振。後のアクロバティックな市の居合いはまだ無く地味なリアリズムが全編に漂う虚無感を全うさせている。それを一方で負って立つ天知茂の傍流的な役者としての立ち位置がまた絶妙なのだ。 (けにろん)[投票(2)]
マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015/豪)★4 面白いけど、マックスの存在価値ほとんどないよね・・・・。 (がちお)[投票(1)]
キッスで殺せ(1955/米)★4 フィルムノワールかと思いきやストーリー展開が後半加速し枠を逸脱していく。原作にアルドリッチが加味した部分はマッカーシズムや核への警鐘というより既成枠を解体したアナーキズムそのものだが、それに意図的でないらしいのが映画史上の玉手箱なのだ。 (けにろん)[投票(5)]
この世界の片隅に(2016/日)★5 ある映画で、「風はまだ吹いているか、少年よ」と彼岸の男は問いかけ、「はい、まだ吹いています」と此岸の少年は答えた。その、吹き続ける風に乗って、たんぽぽの綿毛は居場所を見つける。喜びと、悶えるような苦しみと虚しさを抱えながら、白昼夢のような光と記憶の断片で織り成された世界で、風はやまないのだ。 [review] (DSCH)[投票(7)]
運び屋(2018/米)★4 何かが終わってしまった気配は濃厚にある。誰もがこわごわゆく「その後」の地雷原のど真ん中を、当人だけはスタスタ歩いて、しかも一番大切なものはちゃんと最後まで待っていてくれる。ご都合主義? いや、ホラ話なのだ。それがご愛嬌というものなのだ。 [review] ()[投票(6)]
太陽はひとりぼっち(1962/伊)★2 なんつうか「もう人間は世界に2・3人」みたいな、神経症的な人間不安が満ちてる。 (オノエル)[投票(4)]
太陽はひとりぼっち(1962/伊)★4 中心地域の稠密感と郊外の人気(ひとけ)乏しさの描き分けが、復興途上中の国家に潜むねじれ感の表現として鮮烈。社会の回復と同時にきざし始めた過剰な未来期待と未来不安は我々日本人にも無縁ではなかったもの。この不安の影の下にある男と女の姿が切れ味よく撮られている。 (ジェリー)[投票(2)]
太陽はひとりぼっち(1962/伊)★5 モニカ・ビッティの一人称映画であり、ストーリーの住人であるはずの彼女が、なにものからも自由に浮遊しているその表情、仕草、居住まいをうっとりと眺める映画。 [review] (shiono)[投票(6)]
何がジェーンに起こったか?(1962/米)★4 アルドリッチの演出はここでも徹底している。幼少時ステージ上のベイビー・ジェーン・ハドソンからして既にグロテスクだ。ベティ・デイヴィスジョーン・クロフォードのキャラクタ造型/演技はもちろん申し分ない。 [review] (3819695)[投票(1)]
何がジェーンに起こったか?(1962/米)★4 演技への賛辞には同感。それ以外に感心したところは… [review] (shiono)[投票(3)]
何がジェーンに起こったか?(1962/米)★4 少し冗長ではないか。『ふるえて眠れ』も含めて、こういう企画ものの映画はアルドリッチの魅力が半減だと思う。 [review] (ゑぎ)[投票(4)]
人間の壁(1959/日)★4 本作のような善悪明快な政治映画が、諸外国では撮られ続けているのに本邦で潰えてしまったのは異常事態である。香川京子東野英治郎も素晴らしい。 [review] (寒山)[投票(1)]
グリーンブック(2018/米)★4 結局は人それぞれという話。 [review] (おーい粗茶)[投票(3)]
運び屋(2018/米)★4 所謂社会的マイノリティな人達との接触にて禁句的文言であけすけにコミュニケーションするアリー老人を憎めないとすれば、それは自作自演作家イーストウッドの映画的な「徳」故なのだろうし、そんな決して一般化、社会化されない“私性”で人物とその虚構をでっちあげる根性は、それが映画への信に基づくかぎり感動的ですらある。劇中唯一のキャメラ目線は図って観客の目線との無二の切返を演ずる。凄い、と言う瞬間。 (ハイタカ)[投票(5)]
グリーンブック(2018/米)★3 いかにもアカデミー脚本賞受賞作に相応しい、映画としてのダラシナサが滲み出た映画だ。まず、本作は典型的なロードムービーだが、自動車の扱いがダラシナイ。 [review] (ゑぎ)[投票(5)]
グリーンブック(2018/米)★5 繭を出て辛苦の南部演奏を決意した彼の思いをとき解す旅路であり、その思いを知った男も変わる。『夜の大捜査線』の巧まざるリライトであるし上級のXマスムービー。演奏拒否の決断は酒場のセッション、雪夜のドライブを経てラスト彼女の至福の言葉に繋がる。 (けにろん)[投票(3)]
遠い一本の道(1977/日)★5 国労がもうアカンと白旗上げた映画ではないか。革命党と民衆の矛盾を多く描いたと云われる宮本研らしいホンなのだろう、労働者の技術の終焉と労組の行き詰まりを具体的に描いて史的価値がある。前衛的な手法も全てツボにハマった傑作。 [review] (寒山)[投票(1)]