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ぽんしゅうさんのお気に入りコメント(1/368)

山猫(1963/伊)★5 舞踏会で10代の女の子たちがはしゃいでいるのを指して「まるで猿だ」と吐き捨てる怒りと悲しみと孤独が胸に刺さった。これは没落でも世代の交代の映画でもなく、「変わないために変わる続ける」という想像を絶するほど堅牢で退屈な歴史を理解している貴族を描いている。諦念とともに気品を保つことの孤独。 (エピキュリアン)[投票(4)]
山猫(1963/伊)★5 例えばこのような映画としてバリーリンドンを最上級だと思っていた。しかしこの山猫を見た。(映画を単に比べるのは好きじゃないのですが)これは桁違いだった。私は畏れすら憶える。これは動く油彩であろうか。ここに人あそこに人、画面のかしこに人々が配され、シチリアの遠景はどこまでも鮮やかで… [review] (週一本)[投票(4)]
山猫(1963/伊)★5 何を「美」と感じるか。 [review] (たわば)[投票(5)]
親切なクムジャさん(2005/韓国)★3 回想形式のせいか、常にクムジャさんがアドバンテージを保っているようで好きになれなかった。 [review] (おーい粗茶)[投票(1)]
インターステラー(2014/米)★5 人間における『』は、種の保存だけに費やされる物では無い、という至極ありふれた理論を、大層な映像や音楽に乗せて、しかしクッキリと強く気高い実像を創りあげた相当な良作。         2020.9.21再鑑賞にて、生涯のベスト5に浮上。 [review] (ありたかずひろ)[投票(3)]
宇宙でいちばんあかるい屋根(2020/日)★4 改めて桃井かおりの凄さを思い知る。この「血の通ったフィクショナルな老婆」という例を見ない存在の大きさはなんだろうか。そして、カメラマンの手腕の確かさもまた特記に値する。 [review] (水那岐)[投票(3)]
宇宙でいちばんあかるい屋根(2020/日)★4 NHK『透明なゆりかご』で少女時代の大竹しのぶを凌駕する演技を見せつけた注目の女優の映画初主演作だ。映画はドラマ的にもそれほど深刻ではなく、思春期の絶え間ない揺らぎを底に据え、素直で薄青色のまぶしい青春を描いている。 [review] (セント)[投票(3)]
宇宙でいちばんあかるい屋根(2020/日)★4 家族のことや異性への憧憬といった思春期の悶々を看破し助言・指南する女ホームレスかおりの歳経た重みも半端ないが、彼女もまた救われたいのだ。この双方向な関係が救うことで救われるのテーゼを示現して気持ちいい。演出・カメラともにハイレベルだ。 (けにろん)[投票(3)]
宇宙でいちばんあかるい屋根(2020/日)★5 清原果耶が素晴らしい。人として人を思う心の、真っ当で、素直で、ゆったりとした成長を情感豊かに演じてみせて、心が洗われる感じがした。桃井かおりはさすがの貫禄だがいつもの彼女だけに、それと堂々と渡り合ってなお上回る印象があった。 [review] (シーチキン)[投票(2)]
愛の勝利を ムッソリーニを愛した女(2009/伊=仏)★4 時代背景を描写する方便もあり、『夜よ、こんにちは』以上に、膨大な古いモノクロ映像が挿入される。映画を見るシーンも多く、何回あっただろう、全編で5、6回はあったと思う。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
暗黒街(1927/米)★4 小津その夜の妻』もこの映画の血を継いでいる。「夜」の艶が映画の生命だ。フォン・スタンバーグの演出はいささか技巧に走りすぎて少々厭らしくもあるのだが、いくつかの問答無用に傑出した画面の前にはひざまずくしかない。光つまりは影の操作。さらには空気の操作(羽根の舞うさま!)。 [review] (3819695)[投票(3)]
暗黒街(1927/米)★4 何を語るかについては、この三角関係にコクはなく型通りに留まる。しかし、どう語るかについてはすでにもう完璧。 [review] (寒山拾得)[投票(3)]
暗黒街(1927/米)★5 「フェザーズ」、ホークスが固執したこの偉大な名前!この映画の際立って美しい瞬間は全て「フェザーズ」にまとわりついている。 [review] (ゑぎ)[投票(4)]
人生の乞食(1928/米)★4 少し説教臭い部分もあるが、私が観たウェルマンでは『廃墟の群盗』に次ぐ傑作。 [review] (赤い戦車)[投票(2)]
人生の乞食(1928/米)★5 流石はウェルマン。彼のサイレント期の代表作と云うべき素晴らしさだが、特にオープニングと前半がいい。もう、音さえ入れれば、そのまゝ発声映画になるのではないか、と思われるぐらい洗練されている。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
最後の人(1924/独)★4 無字幕サイレントとしても知られるが、まさにどこまでも「観れば解る」映像。ムルナウの技巧は当時の人には目を奪う魔術かもしれないけど、その魔術は映画が映画であるための本質に根差している。 [review] (くたー)[投票(2)]
最後の人(1924/独)★4 誇張による風刺劇、とも。現代に通じるものもある。 [review] (24)[投票(4)]
最後の人(1924/独)★5 云うまでもなく「回転」と「ドアー」はきわめて映画的な運動と細部であり、したがって巻頭第二カットをはじめとして独創的な撮り方で「回転ドアー」をフィーチュアしたこの映画はそれだけですばらしいのだが、それにとどまらず全カットが評言を加えてみたくなる、しかしそんなものはいっさい必要としない強い画面である。 [review] (3819695)[投票(3)]
ミュンヘンへの夜行列車(1940/英)★4 数珠繋ぎのホン快調に調子よく最後まで観せ切る秀作。すでに強制収容所の存在が鉄格子とともに示されているが、不思議と義憤に駆られるぜというニュアンスはなく、全てはラブコメのように運ばれるがラブコメにもならない。不思議な作品。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
100,000年後の安全(2009/デンマーク=スウェーデン=フィンランド=伊)★4 原発推進の立場から最終処分場建設のイデーが示される。彼等が示す科学者の良心は、その背景にどす黒い強迫観念があるような気がしてくるのが絶妙だった。監督のマッチ擦る気障はやめた方が良かったと思う。 [review] (寒山拾得)[投票(2)]