コメンテータ
ランキング
HELP

jollyjokerさんのお気に入りコメント(15/65)

荒野の誓い(2017/米)★3 本作におけるアメリカ先住民族の描き方には、今はこういう時代になってきているのかと、相当に興味深いものがある。雄大なアメリカの荒野をロケで撮った画には迫力があって良い。 [review] (シーチキン)[投票(3)]
荒野の誓い(2017/米)★4 絶対に癒えぬ憎悪も時を経て齢を重ね同じ側に立てば新たな何かが見えてくる。次世代がそれを後押しするだろう。心理の流れが淡白に過ぎるきらいはあるが、子を虐殺された母は、最早レイシストに弾をブチ込む事を躊躇はしない。アメリカが到達した新たな地平。 (けにろん)[投票(2)]
荒野の誓い(2017/米)★4 とても肌理細かに演出された西部劇だ。まずは開巻、子供達に文法を教える開拓民の清らかな日常生活イメージが、コマンチによって蹂躙される、その激変の落差とスピード感に「活劇」を感じて胸が熱くなる。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]
はじまりへの旅(2016/米)★3 この家族の在り方は文明に生きる人間に問いかけてくる。常識に囚われない家族ということもあり、最後の最後まで飽きさせない力を持った作品だ。Steve号が走る姿を筆頭に美しい映像も散りばめられている。 [review] (irodori)[投票(1)]
パラサイト 半地下の家族(2019/韓国)★4 徹底的に真面目に作ったB級作品。 [review] (甘崎庵)[投票(3)]
続 夕陽のガンマン 地獄の決斗(1966/伊)★5 どえらい面白い。とりわけ墓地に到着してからは全ショットが途方もない面白さ。面白すぎて失神する。墓地を駆け回るイーライ・ウォラック(若干女走り気味)を捉えた望遠ショットの見事さよ! [review] (3819695)[投票(4)]
異端の鳥(2018/チェコスロバキア=ウクライナ)★4 沢山の動物が出て来る映画だが、その多くは殺されるためにある。イタチ、ウマ、トリ、ヤギ、ヒト。ネコとネズミは殺されない。また、窓、ガラス、ビンは、割られるためにある。そんな映画。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]
わたしは、ダニエル・ブレイク(2016/英=仏=ベルギー)★3 行政の対応、その描写は、アイロニカルな視点で貫かれていて、そういった内容に意味を感じる、共感する観客が多いのはよく分かる。悲惨な話なのに全体に優しい眼差しに感じられる、ブレイクの人柄がにじみ出る、といった演出基調も好ましく思える。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
お茶漬の味(1952/日)★4 …いいじゃないか、もう、そんなこと。 [review] (kiona)[投票(8)]
続 夕陽のガンマン 地獄の決斗(1966/伊)★5 これは決定的にウォラックの映画。このキャラクターのUGLYさは狡猾だが憎めない。彼のキャラクタリゼーションの豊かさがこの映画を支えている。砂漠のシーンでピンクの日傘をさしながらイーストウッドをいたぶるウォラックの面白さ!ラスト近く、墓地でのウォラックの疾走。そのカメラワークのスピード感! [review] (ゑぎ)[投票(12)]
裏切りのサーカス(2011/英=仏=独)★2 雨後の筍のように増え続ける登場人物を整理せよと映画は観客に面倒を強制してくるのだが、その労力は実に不毛である。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
波止場(1954/米)★4 お膳立ての効いた美術生かしたボリス・カウフマンの技冴えまくりで、二箇所ある縦構図が抜群だ。ひとつは冒頭の殺害の件で、アパート(縦を強調するために鉄梯子が設置されてある)の上下の目線の交換がいきなり白熱する。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
プラダを着た悪魔(2006/米)★3 出涸らし感激しいコメディで、コンピュータに書かせた脚本みたいだ。このジャンルはもう細部のギャグまで出尽くしていて、あとは俳優と背景をどう取り換えるかが問われるだけなんだろう。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
TENET テネット(2020/米)★3 ブラナーが逆行をどう利してるのか不明で、主演コンビがやってることが自作自演の絵解きにしか見えない。ノーランはリアルな世界の軸が見えてないのでスパイ映画ってもガキのお遊びになる。そんなに逆回しがオモロイのか、よかったねとしか言えない。 (けにろん)[投票(9)]
友達やめた。(2020/日)★4 障害者どうしの交流の難しさの話しだと聞いて、私のような健常者には思いもよらない困難があるのだろうと想像していた。確かに二人はそれぞれ障害者としての不便さを抱えている。でも、いざ二人の「交友」の話の行きつく先は「なぁん〜だ、そんなこと」って感想。 [review] (ぽんしゅう)[投票(1)]
グエムル 漢江の怪物(2006/韓国)★5 ポン・ジュノの目は社会システムの汚染や腐敗へ向けられているのではない。その矛盾の存在に気づかぬ者に対し警鐘を鳴らし、むしろ外見の平穏の中で麻痺し蓄積したある種の鈍感さを批判しているのだ。グエムルは日常を覚醒するために投入された異物なのだ。 [review] (ぽんしゅう)[投票(16)]
A.I.(2001/米)★2 まず、キューブリックの呪縛から解放されてこの映画を見ることが肝要だと思う。つまり「キューブリックだったらどうやったか」というようなことを考えながら見てはいけません。私は見る前にそう自分にようく云い聞かせて見ました。「これは所詮スピルバーグ映画なのだから」と。 [review] (ゑぎ)[投票(8)]
ショーシャンクの空に(1994/米)★5 コメント投稿件数450件以上、平均点4.3点。この事実と例の写真のビデオパッケージに一種の押し付けがましさを感じて今日まで引いていたが、これを観ずに死んだら後悔するところだった。 [review] (ダリア)[投票(10)]
炎のランナー(1981/英)★1 見なさいこの走る姿を、感動しなさいこの人たちの心の葛藤を、と押しつけられればられるほど、貧弱な創作力に悲しさが募っていく典型。 (動物園のクマ)[投票(2)]
許されざる者(1992/米)★4 なんか、作者が、ものすごく深く強く怒っているのが、分かる。もう、初めから終わりまで、怒っている感じ。でも、作者としてのイーストウッドが何に怒っているのかは、分からない。西部劇にか、映画にか、米国にか、家族にか、自分にか・・・。 (エピキュリアン)[投票(6)]