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お茶漬の味 (1952/)

The Flavor of Green Tea over Rice

[Drama]
製作山本武
監督小津安二郎
脚本小津安二郎 / 野田高梧
撮影厚田雄春
美術浜田辰雄
音楽斎藤一郎
衣装斎藤耐三
出演佐分利信 / 木暮実千代 / 鶴田浩二 / 津島恵子 / 淡島千景 / 笠智衆 / 三宅邦子 / 柳永二郎 / 十朱久雄 / 望月優子 / 小園蓉子
あらすじ実力者である義父の力で出世したサラリーマンの夫(佐分利信)は、妻(木暮実千代)に見下されている。そんな夫が、突然南米へ長期出張することが決まった。戦中当時の内務省の検閲で却下されていた同名の脚本を改稿し、内容を戦後の話に変えて製作された作品。上原謙夫人で加山雄三の母である上原葉子が特別出演している。 (Yasu)[投票]
Comments
全43 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5些細なシーンがあることで、しっかり感情を高ぶらせる。小津安二郎の巧さが光る映画であり、静かな素晴らしさを感じる。 [review] (Keita)[投票(5)]
★5有閑主婦連の言いたい放題が炸裂する前半が乗りに乗る台詞の応酬と微妙な間合い繋ぎで息をもつかせぬところ転調してダークサイドへ流れ込む。足るを知らぬ木暮の突き放した描写。しかし終盤の長い夜食の顛末は小津の計算を超え常道な収束を補完する。 (けにろん)[投票(4)]
★5甘辛人生教室。サイレント風味のラストも素敵。 [review] (町田)[投票(3)]
★5ほんのささやかな楽しみを誰かと共有する瞬間の、幸せなことといったら。 (tomcot)[投票(3)]
★5あまり知りたくない中年夫婦の生態。もう奈落の底に落ちて這い上がれない窮地でも、長年の息でふと取り戻してしまう、他人には信じられない夫婦の呼吸がよく出ていた。またやはり深刻になっていくくだりはさすが。うまいね。 (セント)[投票(1)]
★5見えないところにすべてが隠されています。 [review] (chokobo)[投票]
★4…いいじゃないか、もう、そんなこと。 [review] (kiona)[投票(8)]
★4パチンコ、競輪、トンカツ、ラーメン、汁かけご飯、タバコの銘柄、ぬかみそ、お茶漬け・・・。日常のあらゆるディテールに宿る、庶民の哲学。 [review] (くたー)[投票(8)]
★4スウェーデン大使(?)の娘(上流)と長野県出身の男。見合い結婚した夫婦の物語。よくある話だが、微に入り細に描き込んで説得力があり、そんな話の代表作と言える。下記、音楽、歌曲について触れる。 [review] (KEI)[投票(3)]
★4リアリズム版『淑女は何を忘れたか』(レヴューは「淑女」のネタバレ込み) [review] (寒山拾得)[投票(3)]
★4小津監督の心理映画。女性の憧れを鋭く描いている。無駄だらけのカット、必要なカットを必要としない構成にあっとされまり。東京物語が映画とは何か?の答えだとしたら、お茶漬けの味は、心理とは何か?の問いの答えに思える。 [review] (いちたすに)[投票(3)]
★4元々が戦時下において構想された物語であったことに由来するいささかの無理があることは否めないが、じゅうぶんに面白く魅力的な作品だ。 [review] (3819695)[投票(3)]
★4まるで異国の物語。 [review] (おーい粗茶)[投票(2)]
★4この世にはね、安くて美味いもんがたくさんあるんですよと言いながらすするラーメンの庶民感!こんなにやさしい人情味がありますか!人間っていいな。 80/100 (たろ)[投票(1)]
★4デートの後はラーメンに限ります。パチンコのようなものが流行る世の中はいかんです。それにしてもモンテビデオねえ…。 (熱田海之)[投票(1)]
★4微笑ましい映画。会話のテンポの良さは健在。 (赤い戦車)[投票]
★4台所にも入ったことの無い木暮実千代の危なっかしい包丁使い。ちょいとしたしぐさから香るあの濃厚な色気は、いやはや小津っぽくない。でも、小暮さんはもちろん津島恵子といい淡島千景といい、美人だなあ。 (動物園のクマ)[投票]
★3デジタル修復版にて再鑑賞。普段は足を踏み入れない台所で、二人が協力しながらお茶漬けを拵える。ただそれだけのシーンが観る者を惹きつけて止まない。その自然さ、微笑ましさ、そしてちょっとの緊張感とスリル。 [review] (緑雨)[投票(4)]
★3戦後小津作品で最も語られることの少ない映画ではないか。木暮実千代が小津調にあわないのだろう。 (ジェリー)[投票(2)]
★3木暮実千代さんは小津作品には強すぎる女性だと思いました。 [review] (づん)[投票(1)]
★3淡々と繰り広げられるユーモラスな化かし合いは楽しく微笑ましいが、あまりにも安易なポピュリズム的結末に小津安二郎といえども松竹大船のエースとして商業主義のしがらみから完全に脱して作品を作ることは難しかったのだろうなと想像する。 (ぽんしゅう)[投票]
★3お茶漬の味』とは縁の無さそうな上流階級の夫婦だけに何処でどのように出てくるのかと思ったら・・・ [review] (RED DANCER)[投票]
★2小津映画の中では面白くない。(05・6・28) [review] (山本美容室)[投票]
Ratings
5点28人****************************
4点55人*******************************************************
3点23人***********************
2点1人*
1点0人
107人平均 ★4.0(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
ごちそう帖 (セネダ)[投票(7)]日本映画興行収入 暦年ベストワン作品一覧 (寒山拾得)[投票(6)]
食べ物系列 (ハイズ)[投票(5)]小津安二郎[投票(2)]
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