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★4 | CURE/キュア(1997/日) | 「あんた、誰!!」・・・「デブだ!」 あの精神科医が気になる。 | moot, 太陽と戦慄, はしぼそがらす, tredair | [投票(4)] |
★4 | 無理心中 日本の夏(1967/日) | 日本中の殺意の結集が殺すべき対象に照準を合わせることなく、ついにアクションを起こせなかったアクション映画。刺客たちはすでに死んでおり、高校生(田村正和)の一途な殺戮衝動と色情娘(桜井啓子)の軽やかなステップだけが生と性の臭いを放つ。 | けにろん, 水那岐 | [投票(2)] |
★4 | 国会へ行こう!(1993/日) | 「国会議員なんてどうせこんなものさ」という私たちの知ったかぶりの隙を突き、緒形拳が虚実の間をうねるように進んでいくストーリーが痛快。拾い物的、秀作エンターテインメント。 | けにろん, マグダラの阿闍世王 | [投票(2)] |
★3 | 新・平家物語(1955/日) | 宮川一夫の創りだす画面から、栄華を残しながら一触即発の不安と熱気をはらんだ都の緊張感は感じるが、肝心の溝口建二演出から清盛の葛藤やら覚悟が伝わってこない。それにしても市川雷蔵の太眉毛と木暮実千代の胸元の開いた衣装がポップ。 | けにろん | [投票(1)] |
★4 | ぼくんち(2002/日) | 大女が二人、真っ青な海に向かって仁王立ちする。そのたくましい後姿の切ないこと。貧相さとは無縁な観月ありさと鳳蘭の起用に阪本順治のセンスが光る。何故なら幸せとは生活することであり、二人の容姿は最も生活からかけ離れているのだから。 [review] | ナム太郎, ヒロ天山, ペペロンチーノ | [投票(3)] |
★4 | ヒッチハイク(1977/伊) | 埃っぽくて、薄汚れていて、暴力的で、エロティックで、動物的で、とても汚らしいところが妙に魅力的でした。きっと日本には絶対にない乾いた非人間的な感覚の映画だからだと思う。 | kawa | [投票(1)] |
★4 | 禁じられた遊び(1952/仏) | 矛盾の意味はおろか存在すら知りえない時期が、誰にでもあったのだということを少女と少年は思い出させてくれる。その無垢な「時」は、人生の中であまりにも短すぎるため人は一生の大半を不安や妬みや争い事の中で過ごさなければならない。 | 水那岐 | [投票(1)] |
★5 | エイリアン(1979/米) | これ以来、タコのような宇宙人はすっかり鳴りをひそめた。 | けにろん, FreeSize, G31, お珠虫ほか9 名 | [投票(9)] |
★2 | 札幌オリンピック(1972/日) | 篠田正浩はオリンピックの何を撮りたかったのだろうか?意志の感じられないドキュメンタリーほど退屈なものは無い。 | ゑぎ | [投票(1)] |
★4 | 奇跡の人(1962/米) | 心の奥深く打ち込まれた怨念という名の信念を持つサリバンと、それを本能的にしかもポジティブにぶつけ得る対象であるヘレン。二人にとっての奇跡は、矯正の努力によって為されたのではなく、共生への執念によって起こされたものである。 | ナム太郎 | [投票(1)] |
★4 | エイリアン2(1986/米) | 女性には優しくするよう心がけているが、改めてその思いを強くした。相手が宇宙生物だろうが人間だろうが、どう見ても私に勝ち目は無い。 | NAMIhichi, Myurakz | [投票(2)] |
★4 | ドッペルゲンガー(2003/日) | 野暮ったくなりがちなマルチ画面部の演出が抜群に上手く、目まいがしそうな緊張感が心地よい。今までの意味ありげでいて、実は途中で投げ出してしまっているようなスタイルを棄て、確かなテクニックで押しまくる黒沢監督の吹っ切れように好感が持てる。 [review] | uyo | [投票(1)] |
★3 | 桃尻娘 ピンク・ヒップ・ガール(1979/日) | 竹田かほりは人寄せ役でソフトヌードに徹し、ハードな裸は奇優亜湖とベテラン片桐夕子にまかせる二段構えが成功。ロマンポルノにつきまとう暗く陰湿なイメージを(当時としては)払拭し“今どきの女子高生”コメディとしてライトな仕上がり。 | Shrewd Fellow | [投票(1)] |
★4 | 悲愁物語(1977/日) | 脚本どおりに撮っていた前半のフラストレーションが爆発するかのように、赤、青、黄色の色彩が炸裂するエンディングが印象的。企業の宣伝戦略や住宅街の有閑主婦に象徴される俗世間への、鈴木清順の復讐と反乱ののろしのように見えた。 [review] | 太陽と戦慄 | [投票(1)] |
★3 | バカヤロー!私、怒ってます(1988/日) | 森田芳光のはからいで、演劇、8ミリ映画、助監督、テレビの世界から、とりあえず4人の有望新人監督がニッポン映画界にデビューしたわけですが・・・ [review] | tkcrows, けにろん | [投票(2)] |
★3 | 金閣寺(1976/日) | ひとつひとつのエピソートが丁寧な映像と印象深いセリフで積み重ねられ、さながら金閣と溝口(篠田三郎)をめぐるオムニバス映画のような面白さがある。皮肉にも、その分クライマックスの放火と炎上シーンの印象が薄くなってしまった。 | tkcrows | [投票(1)] |
★4 | 仄暗い水の底から(2001/日) | 庇護者に去られた娘達の、幼く純な心の穴と癒しがたい傷跡を描いて実にせつない。容赦なく降りそそぐ雨の中、抗しがたい不安と重圧に耐える迷い子達の姿が痛々しくも健気。悲しく哀れな怪奇物語です。 | けにろん | [投票(1)] |
★4 | 再会の時(1983/米) | マリファナを常習しながら朝のジョギングを欠かさない兄貴・姉貴たち。私の青春時代の半歩先には、いつも彼らの音楽が流れ、その生き方がファションとしてあった。彼ら特有の自由奔放さと甘い身勝手さに、今でも憧れと嫌悪の入り混じった嫉妬を抱く。 | ダリア | [投票(1)] |
★4 | 宮本武蔵(1961/日) | 奥行きを意識してワイド画面を活かしきった3次元的画作りが美しい。巨木に吊るされた武蔵の宙ぶらりんの不安定感と地に足つけて見上げながら諭す沢庵和尚のカットバックに嘆息し、魂を吸いとらんばかりの木暮実千代の猥褻美に身震いしつつ息を呑む。 | ゑぎ, 町田 | [投票(2)] |
★2 | 天国にいちばん近い島(1984/日) | 峰岸徹と赤座美代子のロマンスに説得力がないのが致命傷。パーマネント・バージン原田知世は、デビュー以来今に至るまでまったく作品にめぐまれないにもかかわらず、可愛さだけで観客を満足させてしまう監督にとって本当にありがたい女優さん。 | ゆーこ and One thing | [投票(1)] |