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ぽんしゅうさんの人気コメント: 更新順(1/124)

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★3アリー/スター誕生(2018/米)怒りと悲しみが鬱積したような重低音が腹に響くジャクソンのライブシーンが印象的。アリー(レディ・ガガ)は“ガガ的”虚飾をまとわされ始めると急激に魅力を失う。これが個性的なようで実は型式的なショウビズを皮肉るB・クーパーの実演証明だとしたら大した企み。3819695, jollyjoker, けにろん[投票(3)]
★4新学期 操行ゼロ(1933/仏)さすが、バスティーユ襲撃やレ・ミゼラブルのデモと革命の国の子供たち。連帯と結束はイデオロギーではなく自然発生的アナーキズムに宿るのだ。同じころ日本では小津安二郎清水宏の庇護のもと突貫小僧が憎めない悪戯で大人を笑わせるのが関の山だった。 [review]3819695, 寒山[投票(2)]
★3アタラント号(1934/仏)船乗りなんかと結婚した変り者と、式の参列者に陰口されるプチ漂泊癖の娘が、河川を労働と定住の場とするウブで勤勉な船長と、ネコとモノに埋もれた怪人副長と、何ごとにも一心な若き助手によって、己の居場所を知るまでの“あぶない嫁さん”ラブ・アクション。 [review]3819695[投票(1)]
★4プレイス・イン・ザ・ハート(1984/米)黒人、盲人、未亡人という弱者モデルが自助と共助で自立する“あるべきアメリカ”の美しき進歩的保守賛歌(公開時の大統領はレーガンだ)。だからダメとは言わないが、神はすべての罪を赦す、みたいな終幕の“根拠なき良心”が彼らとの付き合いづらさの原因でもある。jollyjoker, 寒山[投票(2)]
★5クラッシュ(2005/米=独)同じであるということが生む安心感と、違うということがかき立てる不安感。それが人間の本能である限り、この世から差別や偏見は絶対になくならないのだろう。ここで描かれる衝突は、社会的な背景が生むうわべの現象などではなく人間そのもの心の衝突である。 [review]jollyjoker, kirua, ナム太郎, Santa Monicaほか19 名[投票(19)]
★4緋牡丹博徒 花札勝負(1969/日)筋が優先され義理が支配するがんじがらめの渡世の隙間に、お竜(藤)、西之丸親分(アラカン)、花岡(高倉)それぞれの人情と愛情の機微が見え隠れするさまが心地よいカタルシスとなる。お時・バケ安夫婦(沢淑子汐路章)の運命も切なく涙を誘う。 [review]けにろん[投票(1)]
★4マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016/米)与えられた仕事はこなすが向上心はない。不愛想で付き合いが悪く、バーではひとり酒に酔い、部屋でたれ流さるスポーツ中継に向ける目は虚ろ。始末の悪いことに意味不明の“怒り”を他人に向けて爆発させる。私たちはきっと、彼を得体の知れない変人だと遠ざける。 [review]jollyjoker, ペンクロフ, けにろん, セント[投票(4)]
★4喜びも悲しみも幾歳月(1957/日)全国を巡り愛を信じ苦節を共にし成長する夫婦、などという歯の浮くような話しに、女の嫉妬や、誕生と死や、隊員の使命や、空襲と殉死や、若い隊員の恋や、子供の成長と独立といった逸話が絡まるうちにいつの間にか説得力のある骨太の年代記になるという巧みさ。死ぬまでシネマ, 寒山, G31, 甘崎庵[投票(4)]
★4愛のむきだし(2008/日)4時間に渡り実に饒舌に「罪」と「愛」について語られる。台詞が過剰だという意味ではない。この映画的饒舌さは「罪」と「愛」に対する園子温の真摯さと、その裏返しとしての照れだろう。そんな横暴な要求に西島隆弘満島ひかりも健気によく応えている。 [review]おーい粗茶, yasuyon, DSCH, tkcrowsほか6 名[投票(6)]
★4ぐるりのこと。(2008/日)人の悲しみは時間によって癒される。しかし、時の流れに無自覚なままでいると、時間は人の心を闇へと導きもする。93年、「きちっと」したかった翔子は挫折し、浮かれた時代もまた終焉した。その後、我々はカナオが翔子にしたように時代に寄り添っただろうか。 [review]jollyjoker, 若尾好き, くたー, けにろんほか7 名[投票(7)]
★3めぐり逢い(1957/米)船の外観カットのみで大西洋の旅をその気にさせ、あとは安普請の屋内セットでのベテラン俳優の達者な小芝居に終始して、何の変哲もないロマンス物語を飽きさせず見せきってしまう職人技。低予算の不自由を感じさせない的を射た“純愛”の完成度にプロ魂をみる。けにろん[投票(1)]
★3フォレスト・ガンプ 一期一会(1994/米)アメリカの良心とは深くものごとを考えないこと。そして、アメリカのエネルギーの源は疲れたときに帰る家(home)があること。しかし、アメリカの病理の根源が、この無邪気な善意のなかに潜んでいることもまた、事実だと思う。 緑雨, dov, けにろん, 直人ほか9 名[投票(9)]
★3信子(1940/日)原作と時代のせいか、極めて教条的な話なのだが、映画はまるで天井が取り払われたように重苦しさや説教臭さがなく開放的。寄宿舎で信子(高峰三枝子)たちが頼子(三浦光子)を捜すリフレーンなど、まるでミュージカルのような軽やかさ。清水宏の味なのだろう。ゑぎ, 寒山[投票(2)]
★3(秘)女郎市場(1972/日)どぎついタイトルに反して、可憐な片桐夕子が(私の知る限りかつ私の好みにおいて)ロマンポル界きっての美乳をプリプリと孤軍奮闘する姿が愛らしい。関取、按摩三人衆、流し目親分ら遊郭客の生真面目なドタバタぶりもバカバカしすぎて不覚にも大笑いする。寒山[投票(1)]
★5緑の光線(1986/仏)街角で“偶然”に拾った空想まがいの「緑のカード」で運命など変わるはずもない。一方「緑の光線」は自然の摂理の“必然”なのだ。ただ“必然”を得るには、少しの“思い切り”と“偶然”の出会いが必要なのだ。妥協と努力のほどい良い調和が、幸福と充実の芽。TM(H19.1加入)[投票(1)]
★4耳をすませば(1995/日)題材が持つ気恥ずかしさを、いつの間にか自らの10代の日々のもどかしさと素直に重ね自然に受け入れている自分に気づく。たぶん、光学的なカメラのレンズではなく、生身の心象として切り取られ作画として提示された光景の暖かな既視性に寄るものだと思う。 [review]緑雨, stag-B, 映画っていいね, ペンクロフ[投票(4)]
★3ふたつの時、ふたりの時間(2001/台湾=仏)ヌーベルバーグの亡霊はミンリャンをも呪縛する?。本作が捧げられた「亡くなった父」とはトリュフォーのことでもあるのだろうか。時間と空間差の取り込みが形式的かつ表層的で、いかにオマージュとはいえパリという舞台設定に強引さが残り唐突感が否めない。けにろん[投票(1)]
★4チワワちゃん(2019/日)あたかも虚構のような現実を、現実として描くには、出来事の流れを無視して“瞬間”の集積を描いた方が説得力があるのかもしれない。このスピードにまかせ、虚飾の断片を寄せ集めただけにみえるPVのような映像は、確かにきっちりと物語を語るだけの力を持っている。 [review]けにろん[投票(1)]
★4デイアンドナイト(2019/日)あっという間に、主人公(阿部進之介)もろとも観客まで「善と悪」の境目に引きずり込んでしまう脚本と演出は見事。その有無を言わさぬ剛腕ぶりは良質の韓国映画にも似ている。キリスト然とした安藤政信の悟りと山中崇の下衆ぶりが、ともに悲しい。 [review]ペペロンチーノ, セント[投票(2)]
★4マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015/豪)まずは思想や理屈をすっ飛ばし「デス・ロード」だけに大金と労力をつぎ込んだ潔さが素晴らしい。映画の原点にたち返ったように、行動と装置(衣装、乗り物、砦の失笑寸前の禍々しさ!)だけで、すべて語れると信じる切るアクション馬鹿ぶり。この純度の高さは貴重。 [review]KEI, まー, たわば, Orpheusほか9 名[投票(9)]