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ぽんしゅうさんの人気コメント: 更新順(1/132)

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★2若おかみは小学生!(2018/日)大きいだけで生気のない“人形目”のキャラクターデザインに感情移入できないのは、女児向けだと知らずに観た私が悪いのだと、そこは大人の対応でやり過ごそうとしたのですが・・・世の中には安易に受け入れられることで、なおさら痛みが深まることだってあるんです。 [review]寒山拾得, ナム太郎[投票(2)]
★5ドクトル・ジバゴ(1965/米=伊)重厚ではなく洒脱。余分な湿度を排除して、気品すら漂う折り目正しいデヴィッド・リーンの語り口が、メロドラマが陥りやすい「過剰な思い入れ」という凡庸さを、さらりと回避する妙。モーリス・ジャールの楽曲とフレディ・A・ヤングの撮影も至福。動物園のクマ, ナム太郎[投票(2)]
★3大砂塵(1954/米)いささか歪んだ思考の女二人と、あまり頭が良さそうではない男二人の、W三角関係の痴話ごとが、縛り首まで登場する町じゅう総出のドンパチに至るという強引な展開についていけず、年齢にもめげないJ・クロフォードの鮮烈な着せ替えの人形ぶりのみ印象に残る。 寒山拾得, けにろん[投票(2)]
★5Wの悲劇(1984/日)誰しも、その場その場で何かの役を演じているものだ。そんな自分が好きになれるか嫌いになるか、その迷いを乗り越え自分を受け入れることが大人になるということなのかも知れない。しかし、静香(薬師丸ひろこ)が幸福な選択をしたのかどうかは分らない。 [review]クワドラAS, ナム太郎, Aさの, 直人ほか5 名[投票(5)]
★3赤軍派 PFLP 世界戦争宣言(1971/日)日本の頭でっかち達が銃を手にする革命兵士に接した純粋な興奮ぶりと、世界革命戦争の一翼を担ったかのように自らを洗脳し、言葉に言葉を重ね舞い上がり酔いしれる猪突ぶりが不気味。扇情映画としてあまりに丸裸で素朴なだけに、その一途さは充分凶暴である。ペンクロフ[投票(1)]
★4ある愛の詩(1970/米)幸福と不幸の落差を利用して客の心を動かそうなどというのは、最も単純で卑しい手法だと思いつつ、好きなんですこの映画。過剰な感情の煽りなしで、希望と絶望の逆転は誰にでも起こりうる日常的出来事だということを、素直に納得させる丁寧な演出の賜物。寒山拾得, jollyjoker, kazby, ナム太郎[投票(4)]
★5ビリディアナ(1961/スペイン)ビリディアナ(シルビア・ピナル)の無垢な美貌が輝けば輝くほど俗欲はかきたてられ、献身の純度が増せば増すほど怠惰な依存は深まる。ブニュエルの分かりやすい語り口に心地よくのせられる私は俗人の極み。彼女の“気づき”の気配が、さらに俗人の快感を誘う。四面馬鹿, tredair[投票(2)]
★5善き人のためのソナタ(2006/独)良心についての映画である。良心とは、一日一善などという腑抜けた自己満足の体現なのではなく、むろんどこかで見返りを期待した甘えの心でもない。切羽詰った破滅的状況においてさえ、信じるものに全身全霊をかけて実践される志しの力だということを教えられた。 [review]おーい粗茶, Orpheus, サイモン64, りかちゅほか7 名[投票(7)]
★4ウィンチェスター銃’73(1950/米)銃を狂言回しに使った構成がみごとで、エピソードごとのアンソニー・マン監督のアクション演出も手際よく最後まで飽きずに楽しめる。ジェームス・スチュワートの力みすぎて終始しかめ面の芝居も途中から気にならなくなった。jollyjoker, 3819695[投票(2)]
★3チャップリンの 黄金狂時代(1925/米)数回目の鑑賞。この物語がどうしてもしっくりこないのはキャバ嬢(ジョージア・ヘール)の勝手気ままさと“心変わり”の真意が(あやふやで)つかめないところ。マゾヒスティックなまでのチャップリンの至芸と悲哀は『街の灯』の幸福感に比肩したかもしれないのに。づん, けにろん, DSCH[投票(3)]
★4終電車(1981/仏)それぞれの“秘めた思い”は占領下の不自由のもとひたすら「芝居」を成立させるという行為に仮託され、決してステレオタイプな“男女の愛”の行き違いという情緒としてたれ流されることなく、ついには“愛郷心”の連帯へと成就する。なんとフランスらしい抵抗賛歌。 [review]寒山拾得[投票(1)]
★2透光の樹(2004/日)まず千桐(秋吉久美子)が、いったいどうゆう女なのかさっぱり分からない。だから郷(永島敏行)が振り回されている(んだと思う)ようにいっこうに見えない。二人が何を考えているのか、どうしたいのか終始不明では男女の物語が成立するはずがない。 [review]ペンクロフ, chokobo, セント[投票(3)]
★4SR サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者(2012/日)第一作では漠然と被写体を追うだけで間(ま)を持て余したような長回しが多少鼻についたが、今回は見定めた状況、すなわちマイティの転落から絶対に目をそらすまいという入江と三村和弘の強い意志を感じた。覚悟のうえの無茶は緊張を生み見る者を惹きつける。 [review]disjunctive, まー, 煽尼采, カルヤほか5 名[投票(5)]
★3検察側の罪人(2018/日)緊張感を絶やさず連打される現在進行の事象を結ぶ横糸(暴露、告発、漏えい、リーク、圧力)のからみは興味深いのだが、それぞれの過去からの因縁をつなぐ縦糸(軍部の暴走、責任放棄、復古主義、冤罪)の逸話が寸足らず。葛藤の綾がカタチを結ばないのがもどかしい。 [review]disjunctive, けにろん[投票(2)]
★4罠(1949/米)市井に溜まった欲と鬱憤が一気に吐き出される場末のエンタメ会場。その餌食となるプライドと負け癖感が充満したボクサーの控室。状況に見切りをつけた女が未練という磁場に揺れ彷徨う夜の街。勝敗の代償は、そんな鬱屈を晴らしたのだろうか。充実の小品、73分。ゑぎ[投票(1)]
★3伊賀忍法帖(1982/日)見る前に期待しすぎないこと。どんな妖術も容認すること。この二つさえ守れば、絶頂期の角川映画だけあって金は出し惜しみしていないので最後までそれなりに観られる。単純なアクション・ラブストーリーに成田三樹夫が怪演で毒を添える。クワドラAS, 水那岐[投票(2)]
★4赤ん坊の食事(1895/仏)左に父親。右に母親。二人の間に赤ん坊。この画面の密度に圧倒される。両親の行為、視線、発話(サイレントだが)はすべて赤ん坊へ、つまり画面の中央へ向かって凄まじい勢いで注がれる。そのブラックホールのような微笑ましさの“密度”に私の視線も吸い寄せられる。 3819695[投票(1)]
★4壁の破壊(1895/仏)どうして人は人工物が破壊されるさまに、こんなに興奮するのだろう。その一回性に対する高揚と解放の快感はスペクタクルのお決まりだ。そして、この逆回転映像による壁の“再建”は、人が「時間」を目視した瞬間だ。「もの」を作って壊してまた作る「時間」が映画。 3819695, ゑぎ[投票(2)]
★5海水浴(1895/仏)画面の奥から手前にひっきりなしに押し寄せる波。右から突き出した一本の飛び込み台。フレームインしてきた少年たちはその台(板)の上を波の動きに対峙するように進み、先端で波間に落下(飛び込み)し、波に押されるように岸(手前)に向かいフレームアウト、を繰り返す。 [review]3819695, ゑぎ[投票(2)]
★3港を離れる小舟(1895/仏)上下動を繰り返す波。フレームインして、その荒波に翻弄され漂うように出港する小舟(3人乗り手漕ぎボート)。その動の風景に突き出した頑強そうな(微動だにしない)突堤の上で見送る正装した二人の女性と二人の幼女。『海水浴』と同様、運動造形のダイナミズム。3819695[投票(1)]