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ぽんしゅうさんの人気コメント: 更新順(1/128)

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★3赤い橋の下のぬるい水(2001/日)ちんぽが硬いうちに全てをやり尽くしてしまったわけでもあるまいに、今村昌平の性描写が淡白(激しいからみがないという意味ではない)で消化不良。水を失ったものの象徴と見る宮崎駿の『千と千尋の神隠し』よりは、こちらの水を産む女の方が好きだが。けにろん, 水那岐[投票(2)]
★4ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019/米)タランティーノによる、ハリウッドの夢継承のための、ハリウッド的勧善懲悪による、ハリウッド史の善意の改ざん。居場所をなくした影武者クリフ(ブラッド・ピット)は最後に用意された花道で、与えられた役割どうり、あのときの“終幕”を力ずくで引き直す。 [review]まー, ぱーこ, けにろん, 週一本ほか5 名[投票(5)]
★3台風家族(2019/日)懸命にウケを狙ったようだか、どのサプライズも微妙に外していて寒い。原作は演劇だろうなと観ていたら違っていたのが一番の驚き。なんだ『台風クラブ』の家族版かと思いきや、今度は肝心の「嵐」が転機として機能せず、たれ流さえる連帯が生ぬるく小っ恥ずかしい。 [review]水那岐[投票(1)]
★3遠雷(1981/日)家と土地の呪縛。農家という今でも不自由さを残す空間を生きながらも、永島敏行石田えりが発散するすがすがしさは、まさにもぎたての果実や野菜だけが持ち得る青い力のようだ。許せないのがジョニー大倉の甘え。また長いんだ、このエピソード。けにろん, TOMIMORI, 町田, 直人[投票(4)]
★4第七天国(1927/米)神様を試しているのだと言いながら上から目線男は運(神)に導かれ地下から地上へ、そして眺めだけがとりえのアパートが“天国”へ代わる。運は“いつも上を見ている者”に開かれるのだ。そんな男の心の行方を祈るような目で見守る少女の慎ましくいじらしいこと。 [review]ゑぎ, 緑雨[投票(2)]
★5イントレランス(1916/米)リュミエールの映画からまだ20年なのに、人の業という普遍的なテーマが、娯楽としての物語や逸話や語り口を用いて、映画だけに可能な美術装置や撮影技法を駆使して、現在(100年後)と遜色ないレベルで網羅されている。それも、たった3時間という短いなかに。凄い。 [review]ゑぎ[投票(1)]
★3野火(1959/日)「猿だろうが何だろうが、いざとなったら喰うよな」という思いを、踏みとどまらせるにはいささか上品過ぎた。ヒューマニスト和田夏十市川崑の限界か。ボクサー役のための減量が話題になった俳優がいたが船越英二達は本当に死ぬほど痩せている。おーい粗茶, けにろん[投票(2)]
★4グリード(1925/米)境遇が流転しようとも夫ギブソン・ゴーランドの巨大な鼻は顔の中心で我を主張し続け、虚ろだった妻ザス・ピッツの目はやがて充積した貪欲に目玉がはち切れるほど見開かれ、童顔の友人ジーン・ハーシュルトの広い額と頬はついに乱れ髪と髭におおわれる。 [review]KEI, ゑぎ[投票(2)]
★3さらば愛しきアウトロー(2018/米)楽なんかしたくない。楽しいことがしたいだけ。うそぶく能天気な懲りない男の「微笑み」に映画役者レッドフォードの想いが重ねられる。そんな我がままに一瞬、不安の色をよぎらせながらも泰然と「微笑み」を浮かべ返すシーシー・スペイセクの母性的ゆとり。 [review]ゑぎ, jollyjoker[投票(2)]
★4幽霊と未亡人(1947/米)巻頭早々、義理の母と姉を論破する喪服姿のジーン・ティアニーのなんと凛々しく美しいこと。20世紀のあるべき女として自立を決意した彼女は、相手がたとえ幽霊でも物怖じなどせず対等に渡り合う。気丈な彼女の意思を尊重するように男は幻と化して待ち続ける。 [review]ゑぎ[投票(1)]
★4五本の指(1952/米)執事とスパイの顔を使い分けるジェームズ・メイソンの不適。アンカラの英独大使館内の静的サスペンスから、舞台がイスタンブールに移った途端に市街ロケを多用して一気に話が動き出す動的サスペンスへの見事な転換。そして伯爵夫人ダニエル・ダリュー。 [review]ゑぎ[投票(1)]
★3ダンスウィズミー(2019/日)話しの展開はお約束どおりで“驚き”がない。たのみの三吉彩花さんは歌もダンスも上手だけど被虐ヒロインとしての“滑稽”さがない。選曲はオジサンの私ごのみだけど本筋とからまないので特段の“感慨”はない。あまりの中庸さに、驚き、苦笑し、感心した。 [review]水那岐[投票(1)]
★5青春の殺人者(1976/日)東京近郊の半都会という半端な土地にこびりつく「家」の呪縛。庇護という蜜の仮面の下の支配という憂鬱な粘膜。マスターベーションが大人へのトンネルの入り口なら、親殺しは出口。ちゃんと親を殺せないガキはいつまでも甘ったれた「青春」を引きずり続ける。ペンクロフ, 寒山, TM(H19.1加入), 水那岐ほか6 名[投票(6)]
★5血と砂(1965/日)「戦争のやり方は教えたが、人殺しは教えていない」 小杉曹長(三船)の矛盾に満ちたひと言に、戦争を体験せざるを得なかったヒューマニスト(岡本)の精一杯の抵抗と苦渋が滲む。葬送曲「聖者の行進」の〈明るさ〉の意味を突きつけられ思わず身震いし感涙する。たろ, DSCH, 水那岐[投票(3)]
★5スリー・ビルボード(2017/米=英)感情的でエキセントリックな怒り支配されている者こそ、実はどうしようもなく繊細な心情の持ち主だという矛盾。世の中の多くの“こじれ”の根っこは、この人間的な弱さが生む矛盾につながっていくのだ。実に志が高く、かつ正直な憎しみと悲しみについての物語だ。 [review]DSCH, まー, irodori, なつめほか11 名[投票(11)]
★4よこがお(2019/日)市子(筒井真理子)の“よこがお”は柔和に輝いている。基子(市川実日子)の“かお”は見つめる側として正面から見据えられる。リサ(筒井)の“よこがお”は放心したように虚空に向けられる。そんな印象を受けるのは、交わらない感情が「視線」に託さているからだ。 [review]けにろん[投票(1)]
★3ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の七日間(1992/米)前ふりのFBI捜査官たちの右往左往ぶりは魅力的なのに、ローラ(シェリル・リー)が軸になり結末への辻褄合わせへと話しが転がりだすや繰り出されるイメージはどんどん痩せ細る。恐ろしいのは悪夢ではなく現実だという理屈からすると、それも誤りではないのだが。 けにろん[投票(1)]
★3野火(2015/日)飢餓がもたらす人心の錯乱と非情。手足がちぎれ、内臓が飛び散る遺体。そんな定型的な描写よりも、ふり注ぐ陽光に輝く白雲と山の稜線や、波のようにうねる常緑の木立が放つ生気と、ぼろ布のような軍服をまとう泥まみれの兵士の髭面との対比に無慈悲な地獄を見た。 [review]おーい粗茶, クワドラAS, 週一本, DSCHほか9 名[投票(9)]
★4レディ・イヴ(1941/米)転ばされて始まり、転びまくって、転ばされて終わる。そんな粋な構成とH・フォンダのお坊ちゃん顔が、泥臭い“ドタバタ”に上品さを付加して実にスマート。手鏡を駆使したトリッキーな出会いや、機関車の爆走に嫉妬の昂ぶりを重ねる「タメとオチ」の妙にも爆笑。 [review]ゑぎ[投票(1)]
★4男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日(1988/日)老女(鈴木光枝)の死者との交流、三田寛子尾美としのりの恋の芽生え、三田佳子の人生への迷いにシリーズのテーマの一つである無常観が凝縮され小品ながら佳作。中でも屈託のない三田寛子の好演が魅力的。もっと女優を続けて欲しかった。G31, ぱーこ, イリューダ, 直人[投票(4)]