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[コメント] 晩春(1949/日)
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★5行き遅れ気味の独身女性が見るにはあまりにも辛すぎ、そして優しすぎる。泣き死にしかけた。 [review] (づん)[投票(16)]
★5私はある時期この映画が日本映画の中で一番好きだった。原節子三島雅夫(「汚らしい」叔父さん)とのやりとり、出戻り娘・月丘夢路の男性観の現代性、杉村春子のコメディ・リリーフの見事さ。「熊太郎」をめぐる杉村春子の演技の妙味は何度見ても驚嘆ものの可笑しさだ。 [review] (ゑぎ)[投票(11)]
★5原節子=紀子という突出したキャラクタの分裂性、あるいは怪物性。 [review] (3819695)[投票(10)]
★5二人で観る能舞台の演目は「杜若恋の舞」、身分違いで結ばれなかった在原業平と恋人杜若に憑依された者の狂気の舞であるらしく、原節子の狂気を見事に具象化している。 [review] (寒山拾得)[投票(7)]
★5カメラの動かない映画において、例外的にカメラが動く。その動きが被写体の心的描写に直結する。これこそが映画の基本だと思うのです。 [review] (TM大好き)[投票(7)]
★5笠智衆と杉村春子のなんとまあ内容のない会話に、どうしてこんなに心が動くんでしょう、、、 (動物園のクマ)[投票(5)]
★5紀子さんの心情、わかりみが深すぎてヤバみ。 [review] (おーい粗茶)[投票(4)]
★5前作と一転して夢の如き中流家庭を舞台に「娘の結婚」にはじめて取り組んだ小津監督の本流作品の1号。原節子に変質的な「父親フェチ」を感じ取った人もいるはず。 (ジェリー)[投票(4)]
★5私も結婚したくないな。。ずーっと親と一緒に過ごしたいと思ってる。感情移入はどの映画よりもしやすく、ラストは涙。父が私より長生きしてくれるなら結婚なんてしない。 [review] (あちこ)[投票(3)]
★5ジャンルに〔Comedy〕も追加して欲しい。 (町田)[投票(3)]
★5麦秋』(1951)に受け継がれるテーマがあります。 [review] (Ikkyū)[投票(2)]
★5原節子の演技、これだけの役なのに鬼気迫るものあり。また一番きれいに観た。やはりここまで演じると近親相姦ですよね。 (セント)[投票(2)]
★5最初の原節子なのですがこの原節子が私の中では一番魅力的に感じます。色っぽくて、いじらしくて、かわいくて、悲しくて、そして怖い・・・。 (コマネチ)[投票(1)]
★5皆さんのコメントを読んでみて、きっと(そろそろ)再上映してみたら良いのではないかと思いました。日本人のあり方を考えるのにとても都合の良い映画ではないでしょうか?楽しめます。 [review] (chokobo)[投票(1)]
★5自転車に乗った原節子の笑顔がやばくて笑い。不潔と罵られたい、せこい気持ちを抱くが。能の視線のやり取りに泣いた。こりゃあまいりました。ラージポンポンがちょっとはまる。 (モノリス砥石)[投票]
★5原節子の視線が怖い。それを受け止める笠智衆の存在感が凄い。会話シーンのテンポの良さも素晴らしかった。まさに傑作。 (赤い戦車)[投票]
★5実は本作が初めて小津安二郎監督との本当の出会いだったのかも知れない。 [review] (甘崎庵)[投票]
★5私の好きな人 ビィムベンダーズ、レオスカラックス、成瀬巳喜男、そして小津安二郎 (ショスタコビッチ)[投票]
★5こうゆう美しい日本人はどこへ行ってしまったのでしょう…。写真で観る原節子は具が大きいが、動く原節子は素晴らしく美しかった!!! (は津美)[投票]
★5戦後小津映画の基本形。でもただの基本形ではありません。 (熱田海之)[投票]
★5もうこんな世界は日本社会には消えてしまった。男女の枠を超えて個々の役割ということを、すべての大人は念頭に入れて行動をするべきなのである。 (takud-osaka)[投票]
★5ラストの笠智衆さんにつきます。 (ぱんな)[投票]
★5なんでしょう、あの暖かい雰囲気は。なんでしょう、あの画は。淡々と、そして仄仄と。「いい映画」とはこういうことでしょうか。 (Cadetsファン改めジンガリーLove)[投票]
★5笠智衆って、なんでただいるだけであんなに存在感があるんだろう?小津映画で一番好きな作品です。 (Curryrice)[投票]
★5笠智衆原節子の「表情」が最高。原節子が大根だって!? 誰がそんなこと言ったんだ? [新文芸坐] (Yasu)[投票]
★5鎌倉から東京に向う列車の場面の躍動感が素晴らしい。有名な「壷のカット」前後の場面も忘れられない。 (丹下左膳)[投票]
★5噂の小津を始めてみた時、劇場には三人しかいなかった。旅行先の雨の夜だった。観たあとはいいものを観てしまったと一人で興奮した。そんな思い出。 (luv)[投票]
★4魔物のようにさえ思える紀子(原節子)だが、彼女は自身の立場の不安定さに喘ぐ存在でもある。表情の振り幅の大きさ、彼女自身の動揺によって、映画全体を動揺させる眩暈的なダイナミズム。 [review] (煽尼采)[投票(6)]
★4寝るとき位は化粧を落した方がいいのじゃなかろうか。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票(6)]
★4勝手に題して「顔面堪能映画」。この映画の笠智衆は輝いている。原節子はその輝きに大いに貢献している。 [review] (ミドリ公園)[投票(5)]
★4笠智衆の顔の表情と笑い方は凄いなあ [review] (TOMIMORI)[投票(4)]
★4デジタル修復版にて再鑑賞。改めて、原節子のキャラクタリゼーションの異様さに瞠目する。小津はもはや原演じる紀子を、一貫した人格として描くことを放棄しているのではないか、という気さえしてくる。しかも極めて意図的に。 [review] (緑雨)[投票(2)]
★4紀子(原節子)の煮え切らない感じが好き。その奥にあるものが破滅願望に思えてちょっと怖かったけど。 (G31)[投票(2)]
★4やはり小津を語るのに外せない作品か。見どころは [review] (檸檬)[投票(2)]
★4揺れる紀子の心情を演じきった原節子お見事です。小生、娘3人を持つ父親でいつの間にかこみ上げてくる熱いものがありました。 (RED DANCER)[投票(2)]
★4父と娘という明快な構図も手伝って、俗世から離れて普遍に向かう小津の世界が、一番ストレートに伝わってくる映画。でも、5点は『麦秋』のためにとっておきます。 (くたー)[投票(2)]
★4原節子小津安二郎初主演作品という事で、小津独特の抑制のきいた演技を原節子に出来なかった事が、この作品のマイナス点・・・もちろん原節子の演技(視線)は鬼気迫るものがあり凄さを感じるが、小津調のリズムの中では不協和音となっている。 [review] (寿雀)[投票(1)]
★4ホロリとくる話し、安定した映像にぐっときました。笑いの部分も日本っぽくて好き。自転車も手袋もおたくあんも好きなシーンがいっぱいです。女性の気持ちの揺らぎも丁寧に感じ取れてよかった! (megkero)[投票(1)]
★4麦秋』がダメでこれは大丈夫という珍しい人です。 [review] ()[投票(1)]
★4笠智衆と杉村春子のやりとりは思い返すたびに笑えます。いろんなものが詰まっていて好きです、こういうの。 (buzz)[投票(1)]
★4晩年の「娘の結婚」シリーズの基調を形成したオリジナルな強度は認めつつ、それでも『麦秋』のパノラミックな複合や『秋日和』の豊穣な役者群の諧謔に比し単調且つ短調な調べに若干の物足りなさを覚える。ベーシックな小津教本。 (けにろん)[投票(1)]
★4堂々と発言することがもてはやされる今日この頃に、ふとこういう映画を観るとほっとする。言葉少なく、気持ちも上手く伝わらなくても、それがいいこともある。2010.2.9 (鵜 白 舞)[投票]
★4あんなにも父親想いの娘を将来育てたい、いやそれは怖いな…。現代なら披露宴で泣かされるであろう、演出的にも金銭的にも。『秋刀魚の味』にはいささか時代と鮮度の関係を感じさせたが、今作は違和感なく響く優しい語り口だ(観た順番が逆だからか?) (chilidog)[投票]
★4互いに相手をおもんばかるが故に、父(笠智衆)と娘(原節子)は深く静かに対決する。父は己を封印することで、娘は自らの存在を固持することで、互いに思いを成就せんと試みる。善意や愛情といった言葉が、意味を失う肉親ならではの攻防は激しく切ない。 (ぽんしゅう)[投票]
★4内容的にちょっとモゾモゾするものも感じたが、原節子が動いているのを見た最初の映画だったので非常にドキドキした。 (tredair)[投票]
★4いい話です。せりふ回しや動かない場面や、そういうものに慣れるとしみじみした気持ちになれる。 (ぱーこ)[投票]
★4すっきりと話がまとめられていて、見終わった後に静かな余韻が残る。 (おっとり)[投票]
★4十代の頃観て、眠った。三十になってまた観て、今度は泣いた。小津の映画のよさがわかるようになってよかったと思った。 (minus-zero)[投票]
★4笠智衆と原節子の組み合わせが何とも良い。 (ワトニイ)[投票]
★3ジャンルに〔Horror〕も追加して欲しい。 [review] (kiona)[投票(9)]