★4 | 「理由もなく人を襲うか?」いや、「人を襲うのに理由が要るのか?」理由がないものに心と秩序を掻き乱される人間たち。理由はないはず。しかしヘドレンは災厄の中に自らへの懲罰を見出してしまう。私は鳥の声が、顔のない、個のない「マス(大衆)」の暴力と嘲笑、或いは悲鳴のように聞こえた。 [review] (DSCH) | [投票(6)] |
★3 | 鳥の大群が集まり始める→群衆が恐怖に怯える→パニックで火災が発生・・・、一連のカットバックとリズム良さは、パニック・サスペンス映画の教科書。 如何せん、本作、ストーリーは余り面白くない。
(AONI) | [投票(1)] |
★5 | ボデガ湾の美しい佇まいとそこに創り出された架空の街の小学校や漁港や農家や街のパブ等々がパノラミックでジオラマのよう。又、パブのシーンとラストの終末感はヒッチの予想外な抽斗。水面化で滞留する女たちのエゴやジェラシーは災厄により浄化される。 (けにろん) | [投票(2)] |
★4 | 何か理由があるわけでも、誰かが悪いわけでもない。突如として猛威に襲われ、世界の在りようが一変してしまう。そんなことが実際に起こり得ることを痛いほど知ってしまった、パンデミック禍にある我々。改めてこの映画を観ると感慨も変わってくる。 [review] (緑雨) | [投票(4)] |
★5 | サスペンスの盛り上げ方が異常にすごい。バイオハザードやった時真っ先に思い出した。→再見して [review] (ぱーこ) | [投票] |
★3 | 鳥の波状襲撃が始まるまでの、取って付けたような人間ドラマの部分が、結構かったるい。 [review] (G31) | [投票] |
★4 | ホント、いいタイミングでフライドチキンのオーダーが入るw つつかれるって恐怖。理由が説明されないのも恐怖。 (IN4MATION) | [投票] |
★5 | 鳥籠とともに家宅侵入に成功するメラニーもまた鳥の一味であり、先導獣だ。ミッチ宅をボートから眺める秀逸な主観ショットは、狙いを定めた鳥の目線そのものである。 [review] (寒山拾得) | [投票(3)] |
★3 | これに出てくるあらゆる女性陣が鳥以上にいろんな意味でそれぞれ怖い。 (らーふる当番) | [投票(2)] |
★4 | 教科書のようなテクニックで映し出されたこの空間は、恐怖世界が日常世界を侵食してゆく異様な世界だ。と言っても神の目からは、十分説明のつくものなのだろう。人類の狭い知覚、感覚また微小な知識で分からないだけで。人類よ謙虚であれ。SF侵略映画−鳥たちの逆襲編。 (KEI) | [投票] |
★4 | 改めて鑑賞すると「視る」ことの危険性を訴えかけているようにも思えて興味深い。最初の攻撃は「双眼鏡」の視点が出てきてから。攻撃直前/最中にlookもしくはseeという台詞もある。鳥は眼をつついてくるし、小学校の場面では割れた眼鏡のカットが挿入されている。籠城戦においてドアを補強するのは「鏡」だ。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | 盛り上がるまでが長いし合成は粗く家の中の会話もいまいち。炎が燃え上がるカットは迫力があるものの鳥や主要人物との因果関係が薄く単に印象的なだけの映像と思える。映画館で見なければ真の良さがわかり難いタイプの映画かもしれない。 (Bunge) | [投票] |
★3 | 冒頭の惚れた晴れたの痴話ごとなど、あれよあれよと言う間に鳥の存在感に侵食され、気づいてみるといつの間にやらパニックの渦中に、という有無を言わさぬ展開の力技に唖然。分ったようでいて、よく解らないまま、「でも怖いよね」と納得させらてしまう変な話。 (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★4 | 本編以上に印象に残る、「鳥は美しい生き物ですよ」「フライド・チキンできたよー」というネタ。87/100 (たろ) | [投票] |
★4 | 鳥が理由も無く襲いかかる恐怖だけを純粋に描いた作品、という印象は意外にも、再見して覆った。画と音だけで演出された純粋映画といったイメージは、半ばは真実だろうが、半ばは伝説。鳥の登場までの焦らしシーンが、心理劇としての『鳥』を構成する。 [review] (煽尼采) | [投票(5)] |
★2 | 一方その頃、南極ではペンギンの群れが・・・、いや、無いな。怖いというよりカワイイし、そもそも「攻撃対象」がほとんどいないか。 (Lostie) | [投票] |
★5 | "パリス・ヒルトン"ちっくなヒロインのつけ睫をめがけて、バタバタと襲い来る鳥、鳥、鳥。 コンセプトの時点で既に最高!
(天河屋) | [投票] |
★4 | 「元祖動物パニック映画」と呼んでもいいのだろうなぁ。不条理な状況に投げ込まれた人間の行動の観察という点では、『ナイトオブザ・リビングデッド』にも通じるものがある。 (サイモン64) | [投票] |
★3 | どうしてかわからないけど鳥怖い。なんで鳥が怖いのかよくわからないからこの映画の点数も低いけど。わからないということ怖さでもありつまらなさでもあるという1例。 (ハム) | [投票] |
★5 | 最高に教科書的、と同時に非教科書的な作品。ぶっちぎりで私のヒッチコック・ベスト。 [review] (3819695) | [投票] |
★3 | イギリスに旅行に行き、アルフレッド・ヒッチコックの生まれた家の隣のホテルに泊まった。鳥はいなかったが、ホームレスらしきおニイちゃんが倒れていた。 (カレルレン) | [投票] |
★3 | 鳥怖い、さすがはヒッチコック。 [review] (酔いどれ) | [投票] |
★2 | 精神衰弱していくティッピ・ヘドレンを観ながら、「この撮影を敢行した監督のがこえーよ・・」と思った。 (きわ) | [投票] |
★5 | 鳥って、首引っ張ったらスポッて抜けそう。 (あちこ) | [投票(1)] |
★4 | 眠れないので、「鳥」の数でも数えるか・・。鳥が1羽、鳥が2羽、鳥が3羽・・・・・(数え中)・・・・・・・鳥が1583羽、鳥が1584羽・・・ [review] (STYX21) | [投票(1)] |
★4 | 挑戦者ヒッチコックの面目躍如たる作品。 [review] (甘崎庵) | [投票(4)] |
★3 | 志村ぁ〜!!うしろ、うしろ!!(タバコ吸ってないで!/笑)「冒険野郎マクガイバー」という昔の海外ドラマでも、大量のアリが襲ってくるという話があったんですが、そっちの方が全然面白い。 (マス) | [投票] |
★4 | 中盤以降のたたみかけの演出が功を奏し、恐怖映画としては最高の作品となった。 [review] (わっこ) | [投票] |
★4 | 完全リメイク版『サイコ』よりも、こちらの完全忠実リメイクを切望します。群れる鳥の撮影は凄いとしても、合成部分がこんなにショボイかったという記憶がなかったもので・・・。 (アルシュ) | [投票] |
★4 | 終盤のたたみ掛け方が素晴らしいが前半の意味が解らなくなってしまうような。
[review] (t3b) | [投票] |
★4 | 飛びもせず鳴きもせず一面を埋め尽くす鳥の群れ。すごすごと引き下がるしかない人間たち。相手はたかが鳥なのに、この圧倒的な絶望感は何なのだろう。これは世紀末の映像だ。 (ゼロゼロUFO) | [投票(5)] |
★3 | 公開当時に見ていたならびっくり仰天していたかもしれない。しかし哀しいかな、今は21世紀。リアルなCGに見慣れた目に、あの鳥はただのおもちゃにしか見えなかった。小さい子からお姉さんまで演技が下手なのも致命的。2003.5.8 (鵜 白 舞) | [投票] |
★3 | ・・・なんで原因に気がつかんの? (かなめ) | [投票] |
★4 | 作品自体は緊密そうでいて、たがねが外れているようなところもあるが、ティッピー・ヘドレンの目の覚めるような美貌、と小道具の鳥ですべて許してしまえるぐらい、視覚に訴える演出が冴え渡る。 (セント) | [投票(1)] |
★4 | なぜ襲ってくるのか分からないところに、えも知れぬ不気味さがあります。 [review] (氷野晴郎) | [投票(1)] |
★4 | 「うわーっ!」って叫んじゃったよ。ビックリした、単純に。 (太陽と戦慄) | [投票(1)] |
★3 | インコ(LOVE BIRD)に嫉妬した鴎や鴉や雀の物語…かどうかはともかくとして、やはり理由なんぞ語らず経過を見せるヒッチコック。ぜんそくになりそうです。 (chilidog) | [投票(1)] |
★5 | 最も映画らしい映画は何か?と問われたならば、私は迷わずヒッチコックの『鳥』と答えるだろう。映画には物語などこれっぽっちも必要じゃない。映画のエッセンスは画面だ。ガソリンスタンド炎上シーンに挿入される大俯瞰ショット(カモメが一羽また一羽とフレームインする)は映画史上最高の視点移動。これこそ映画だ。 (ゑぎ) | [投票(16)] |
★3 | 現代映画に慣れきった現代人には面白くない一作かもしれない。ここには「基礎」というか、「元ネタ」というのか、今では当たり前の事がある・・・(『サイン』の軽いネタバレあり) 2003年1月27日ビデオ鑑賞 [review] (ねこすけ) | [投票(2)] |
★4 | これほど題名を裏切らない映画はなんとも爽快! (紅麗) | [投票(2)] |
★3 | ヒッチコック作品といえばまずこれを思い出します。 [review] (TO−Y) | [投票] |
★4 | 夕方に出現するスズメの群を見ると、この映画を思い出す。 (ウェズレイ) | [投票] |
★3 | この映画、たしかに「流石!ヒッチコック」と思わせる場面が盛りだくさんだが、それ以上に脚本のエバン・ハンターのアイデアには脱帽。単純だけど、ストーリーの膨らませ方が素晴らしい。鳥!なのにね・・鳥だよ!笑 (ナッシュ13) | [投票(1)] |
★5 | 人類が宇宙に飛び出そうとチャレンジしはじめた頃の作品。・・・にもかかわらず、鳥の反乱の前には空はおろか地上すら支配できないであろう人類。なんと我々の知恵の浅墓なことよ。 人の視認能力と錯覚を知り尽くしたヒッチコック監督の編集技術に脱帽です。 (スパルタのキツネ) | [投票(3)] |
★5 | 伝えたい感覚を視覚と聴覚のみで表現。これって重要 [review] (torinoshield) | [投票(4)] |
★3 | お母さん・・・僕、今日は鶏肉はいいや・・・ (Stay-Gold) | [投票(1)] |
★4 | 襲われる理由のわからないことが恐怖と混乱を増幅。効果的な音楽を入れれば現代でも十分通用するでしょう。 [review] (わさび) | [投票] |
★3 | 鳥の恐怖感は確かにすごいが。 [review] (tomomi) | [投票(1)] |
★3 | 知人にいません?公園の鳩や鴉が苦手な人。そういう人の恐怖感を映画に取り込んだ結果、そうじゃない人にまでその恐怖を共有させてしまった。これは中々凄いよね。自分の苦手なものを人に説明する難しさ。セロリの臭さとかさ。 (Myurakz) | [投票] |
★5 | 北の丸公園でサンドイッチを食べていたら、数十羽の鳩に囲まれた。鳩は私を見ていなかったけれど、明らかに!囲んでいた。食べたサンドイッチの味を覚えていないのは勿論のこと。 [review] (超伝動エネルギー貯蔵) | [投票(3)] |