★4 | 戦場で露出する人間の善と悪よりも、銃後のそれに焦点を当てた作品。その趣旨は、どっこい人間性の肯定にあるはず。 [review] (G31) | [投票(1)] |
★3 | 本邦の爆弾三勇士もかくやと思わされる虚飾の英雄の主題は『大理石の男』を想起させるが、比べるに戦時国債も必要だよねという処で切り込みは甘くなり、戦後に戦友救えないのも友情物語としては半端に留まる。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
★4 | まとめ方の問題だろうが、最初が分かり難い。半分くらいから俄然面白くなる。総じて演出良し、撮影良し、音楽(イーストウッドなんだ)良しで、本質をついた主張を持った佳作だ。米の大物量作戦は聞いていたが、目の前に見ると、やはり凄い。こりゃ、負けるわな。 (KEI) | [投票] |
★4 | 戦場の閃光と、帰国した「英雄」に向けられた光。戦場が陰惨であればあるほど、その光景を見ぬ人々の様は、悲愴な戦場への陵辱という意味で、なおさら残酷にさえ思える。一枚の写真という、栄光と恥辱。 [review] (煽尼采) | [投票(1)] |
★4 | 罪の意識というものから切り離せない「戦争の暗部」を晦渋に満ちた良心で描いたGOODムービー [review] (junojuna) | [投票] |
★4 | 淡々としているが見ごたえのある映画。 (赤い戦車) | [投票] |
★3 | 秀作ではないし駄作でもない、でもいい作品ではある。 (cubase) | [投票] |
★3 | 史実、事実としての題材は面白いが、映画として面白いかというと疑問。とはいえ「硫黄島からの手紙」とセットで観ることで、戦時中日米が置かれていた国の状況、兵士のメンタリティが対比できる点は興味深い。 (irodori) | [投票(2)] |
★5 | 激しい戦闘シーンよりも、後半の寂しさのほうが印象に残った。落ち着いたテーマ音楽が、なぜかしばらく頭から離れなかった。 (ツチノコ) | [投票] |
★4 | いまさら、もう一方の評価を変えるわけにもいかない。 [review] (PaperDoll) | [投票] |
★4 | スピルバーグよりも寡黙。マリックよりも親切。コッポラほどに背伸びせず。 (もーちゃん) | [投票(1)] |
★3 | 「戦争には英雄・悪役も、善悪もない。」そのテーマは素晴らしいが、話があまりにもダラダラと進みすぎる。 (NAO) | [投票] |
★3 | クリント・イーストウッド作品の登場人物はたいてい緩やかな下り坂の運命をたどっていくことが多い。しかしながら、丹念にその人物を描いていくので、醜悪な印象は受けず一種の慎ましさを感じる。運命の過酷さを描きながらも、本作の人物に向けられる視線には暖かさがうかがえる。 (グラント・リー・バッファロー) | [投票(3)] |
★4 | 二つの映画を真摯に追ったクリント・イーストウッドを評価したい。しかし、私の期待した、他の戦争映画と違った何かを感じさせてくれるものもなかった。 (あちこ) | [投票] |
★3 | 国旗掲揚エピソードを知った以上の発見はなかったな (TOMIMORI) | [投票] |
★4 | クリント・イーストウッドは負け組(世間的には勝ち組だが)を優しく描くのが、相変わらずうまい。ピアノの音が彼らをやさしく包み、観てるこちらも包まれる。 [review] (CRIMSON) | [投票] |
★4 | このカタルシスゼロの戦闘シーンを提示するにあたって、イーストウッドは「主観を交えずにリアルに戦闘を描くことで反戦的メッセージを浮かび上がらせる」などという安直な目的を持ってはいない。「そこで戦闘が起こっていたからそれを撮っただけ」なのだ。 [review] (3819695) | [投票(2)] |
★4 | 2006年という時代に1945年に、歴史に向き合った。そして映画として直球勝負で投げかけてくる。挑戦者 クリント・イーストウッドに喝采を。 (SUM) | [投票(1)] |
★4 | <死>こそが真実になってしまったものたち。 [review] (たかひこ) | [投票(1)] |
★5 | 登場人物の把握も、時系列の整理も1回見ただけだと困難。何回か見ていると、実に良く出来ているのがわかるのだが。 (Zfan) | [投票] |
★5 | いや、日本軍は本当に強かったんです。でも、現在の自衛隊では... [review] (りかちゅ) | [投票(1)] |
★5 | 硫黄島と日本本土、硫黄島とアメリカ本土は見えない糸でつながっていた。 [review] (パグのしっぽ) | [投票(1)] |
★4 | 「正義」と「悪」。戦争とは決してそう単純なものではない。しかし、国家に「英雄」に祭り上げられた3人を静かに見つめる事によって、戦争の悲劇を絶妙に描いている。しかし、なんか一つ足りないんだよなぁ。 [review] (牛乳瓶) | [投票(1)] |
★5 | 矛盾だ! [review] (chokobo) | [投票] |
★4 | 戦場の悲惨さ、リアルさと擬似英雄3人の人間模様がうまくミックスされてるように感じた。戦争帰りだからとかではなく単純に若者の世間に対する苦悩がそこにはあった。 (らーふる当番) | [投票(1)] |
★4 | こういう視点で戦争映画を作れる時代とお国柄に感謝と尊敬。ただしフィルム自体の完成度は今ひとつ。時系列を無視しまくった回想重視の編集のせいで感情移入は難しい。単なる世相の裏事情暴露映画になってしまった。 [review] (IN4MATION) | [投票] |
★3 | 兵隊のヒロイズムとは否定形でしか語りえないもの、声高に語るべきものではない。神話的な戦いを品格をもって描いたイーストウッドに感心。この潔癖さこそ、この人の美点だと思う。 (淑) | [投票] |
★5 | 戦争において、敵とは相手の国だけじゃないということですね・・・・・。個人的には「硫黄島からの手紙」より好きです。 (TM(H19.1加入)) | [投票(1)] |
★4 | エコーを効果的につかったいい作品だと思います。
お尻で息子が分かる母の愛はすごいと思いました。 [review] (ミルテ) | [投票(2)] |
★4 | 事実に対して非常に誠実な映画。作り手の感情を廃し、あくまで客観的に引いた視点でドラマを捉える。いつもの突き放したイーストウッドの手法が非常にマッチした映画。 (すやすや) | [投票(1)] |
★5 | イーストウッドのピークはどこなんだろう…。近年の監督作品はちょっと神がかり的で、これも例に漏れず。なぜあんなにCGを上手く操れるんだろうか。。 (takasi) | [投票] |
★4 | 戦争映画は「We」から「They」へ。 [review] (るぱぱ) | [投票(1)] |
★4 | スピルバーグ(スペクタクル)でもハギス(人間ドラマ)でもなく、やはりイーストウッドであり続けた。あくまでも距離をとる客観視スタンスで静かにアメリカ国家を抉る様は良くも悪くも格調高いさすがの老境。 [review] (ざいあす) | [投票(2)] |
★5 | 純粋に「いい映画だった」といえる。映画は「教材」でもなく、「映像資料」でもなく、「娯楽」。肩の力を抜いて鑑賞したほうが、ちゃんとこの映画の「力」が伝わると思う。日本人だからといって、構えて見る必要はなし。 [review] (プロキオン14) | [投票(2)] |
★4 | 恐怖を感じる時間さえ与えてくれない。 [review] (緑雨) | [投票(5)] |
★4 | クリント・イーストウッドが糾弾する国家の欺瞞。「軍隊は兵士を見捨てないという。だが、それは大抵はウソだ」。[新宿ミラノ2/SRD] (Yasu) | [投票] |
★5 | 「誰が写真を撮ったかはどうでもいいではないか。あの写真は確かに私が撮った。だが、硫黄島を獲ったのは海兵隊員なのだ」 [review] (ナム太郎) | [投票(5)] |
★4 | 戦争映画史上最高の傑作である。が、今一感動が薄いのは私の感性が鈍いからなのか… [review] (プロデューサーX) | [投票] |
★4 | 戦争を広告代理店のように使いこなすアメリカ。怖い。「今度、正義のアメリカという商品を作りたいんだけど、○○戦争株式会社のとこに○○億ドル支払うからTVCM、新聞雑誌への広告よろしく」ってイメージ。騙されちゃダメダ。 (guriguri) | [投票] |
★4 | クリント・イーストウッドがアメリカを皮肉った映画。『ミリオンダラー・ベイビー』には及ばないけれど、骨太な傑作。 (makoto7774) | [投票] |
★4 | 重いテーマなんだけど、伝わらない。 [review] (じょばんに) | [投票] |
★4 | 世界で最も重要な映画作家の一人であるところのクリント・イーストウッドの新作であるということは重々承知していたが、硫黄島に結集する大船団にうっとりし、米軍に猛然と襲い掛かる日本軍に心踊り、ああこんな戦闘シーンがいつまでも続けばいいのになあと思った。 [review] (ハム) | [投票] |
★3 | 事実の複雑さをいとも単純に纏め上げて分かりやすい言葉にしてしまう人間の罪業を、透徹した知性が冷静に告発している。しかし、その告発の振る舞いには、糾弾すべき対象となっている人間の想像力の落とし穴に自らはまり込んでしまった感なきにしもあらず。 (ジェリー) | [投票(1)] |
★3 | 硫黄島の予告を見て。星条旗とは兵士の温度が違うなぁ、と。 (狸の尻尾) | [投票] |
★5 | 戦場に行かない連中の為に、兵士は偶像としてまつりあげられる。20061123 [review] (しど) | [投票(1)] |
★4 | ストロベリーソースたっぷりのアイスクリームがポール・ハギスらしい。えげつない。 (kenichi) | [投票] |
★3 | 捏造された英雄神話に拘る余りにあっけないまでに単視眼的であり、ベトナム経由の出し遅れ感が横溢する。2部作になんか分けずに日米が対峙する戦略をパノラミックに錯綜する視点で描いてこそのものだろう。又、上陸作戦はスピルバーグの全き自己模倣だ。 (けにろん) | [投票(4)] |
★3 | 鑑賞後、脚本にハギスの名前を見つけて納得。執拗にマイノリティを追い続けたあたりは、実に彼らしい。「ハリウッドらしい欺瞞」を隠しきれていないんだよ。もっと「アメリカ」にとっての現状にフィードバックされるべき内容にまとめられたのでは。 [review] (HAL9000) | [投票] |
★3 | 戦闘シーンの生々しさは結構なものだし(プライベート・ライアンには及ばないが)、監督は一貫して戦時下の状況を冷静な視線で撮っているのだろうが、だからこそか当たり前の訴えかけにしか感じない。「彼らは(表向きは)国家の為に戦ったが、戦友の為に死んだのだ」と言うフレーズはその最たるもの。今更締めにそう言われても・・・ [review] (クワドラAS) | [投票(1)] |
★2 | ダーティーハリーは権力とかマスコミとか得体の知れない者を撃つのは苦手なんじゃなかろうか? [review] (ペペロンチーノ) | [投票(5)] |