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父親たちの星条旗 (2006/)

Flags of Our Fathers

[Action/Drama/War]
製作スティーヴン・スピルバーグ / クリント・イーストウッド / ロバート・ロレンツ
監督クリント・イーストウッド
脚本ポール・ハギス / ウィリアム・ブロイルズJr.
原作ジェームズ・ブラッドリー / ロン・パワーズ
撮影トム・スターン
美術ヘンリー・バムステッド
音楽クリント・イーストウッド
衣装デボラ・ホッパー
特撮スティーヴ・ライリー / マイケル・オーウェンズ
出演ライアン・フィリップ / ジェシー・ブラッドフォード / アダム・ビーチ / ジョン・ベンジャミン・ヒッキー / ジョン・スラッテリー / バリー・ペッパー / ジェイミー・ベル / ポール・ウォーカー / ロバート・パトリック / ニール・マクドノー / メラニー・リンスキー / トム・マッカーシー / クリス・バウアー / ジュディス・アイヴィー / マイラ・ターリー
あらすじ1945年2月、太平洋戦争中の硫黄島で撮影された1枚の写真。山頂に星条旗を掲げる6人を撮影した写真。その6人のうち無事に生還したドク(ライアン・フィリップ)、アイラ(アダム・ビーチ)、レイニー(ジェシー・ブラッドフォード)はたちまち英雄に祭り上げられ、戦時国債調達のキャンペーンに利用されてしまう。当時についてこれまで無言を貫き通した父ドクの人生を息子のジェイムズ(トム・マッカーシー)がたどる…。その真実とは。イーストウッド監督が日米双方の視点から描く硫黄島2部作「アメリカから見た硫黄島」。(カラー/132分) (ガリガリ博士)[投票(1)]
Comments
全64 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5これを劇場で観られたのは嬉しい。私が本当に観たかった戦争映画こそ、こういう冷静な作品です。 [review] (甘崎庵)[投票(6)]
★5「誰が写真を撮ったかはどうでもいいではないか。あの写真は確かに私が撮った。だが、硫黄島を獲ったのは海兵隊員なのだ」 [review] (ナム太郎)[投票(5)]
★4戦争映画としては傑作であるのは理解できるが…。五ツ星をつけるべき映画なのに、つけられない哀しさ。(2006.10.21.) [review] (Keita)[投票(10)]
★4恐怖を感じる時間さえ与えてくれない。 [review] (緑雨)[投票(5)]
★4「誰」が生き残り「誰」が死ぬかはまったくの偶然に過ぎないが、少なくない「誰か」は必ず死ぬという戦争の当たり前の真実を淡々と描いているようにも見える。そしてそれだけに生死の境がより鮮明に感じられた。 [review] (シーチキン)[投票(3)]
★4ジェネレーションとしてはそこに属していても、「戦争を知らない」世代と自分を呼ぶのは抵抗がある。だが、幼い頃からありとあらゆる「戦争の惨禍」の映画を観てきた自分にも、まだ意識すらしなかった新たな残酷を眼前に突き出される経験をする。それすなわち、戦争映画を観る価値といっていいだろう。(sawa38さんへのリスペクトを込めて) [review] (水那岐)[投票(3)]
★4このカタルシスゼロの戦闘シーンを提示するにあたって、イーストウッドは「主観を交えずにリアルに戦闘を描くことで反戦的メッセージを浮かび上がらせる」などという安直な目的を持ってはいない。「そこで戦闘が起こっていたからそれを撮っただけ」なのだ。 [review] (3819695)[投票(2)]
★4エコーを効果的につかったいい作品だと思います。 お尻で息子が分かる母の愛はすごいと思いました。 [review] (ミルテ)[投票(2)]
★4スピルバーグ(スペクタクル)でもハギス(人間ドラマ)でもなく、やはりイーストウッドであり続けた。あくまでも距離をとる客観視スタンスで静かにアメリカ国家を抉る様は良くも悪くも格調高いさすがの老境。 [review] (ざいあす)[投票(2)]
★4戦場で露出する人間の善と悪よりも、銃後のそれに焦点を当てた作品。その趣旨は、どっこい人間性の肯定にあるはず。 [review] (G31)[投票(1)]
★4戦場の閃光と、帰国した「英雄」に向けられた光。戦場が陰惨であればあるほど、その光景を見ぬ人々の様は、悲愴な戦場への陵辱という意味で、なおさら残酷にさえ思える。一枚の写真という、栄光と恥辱。 [review] (煽尼采)[投票(1)]
★4スピルバーグよりも寡黙。マリックよりも親切。コッポラほどに背伸びせず。 (もーちゃん)[投票(1)]
★3たった二つの台詞以外は何も残せなかった凡作。二人の稀代の製作者の個性が打ち消し合うとこんな平板な作品になってしまうのか・・・ [review] (sawa:38)[投票(10)]
★3イーストウッドらしいというべきか、あれだけの爆音が続いたのに映画自体は淡々と進んだ印象。寧ろこの映画の後に流れた次回作の予告篇5分で俺は泣いた。3.7点。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票(5)]
★3捏造された英雄神話に拘る余りにあっけないまでに単視眼的であり、ベトナム経由の出し遅れ感が横溢する。2部作になんか分けずに日米が対峙する戦略をパノラミックに錯綜する視点で描いてこそのものだろう。又、上陸作戦はスピルバーグの全き自己模倣だ。 (けにろん)[投票(4)]
★3いたって真摯な作品だと思う。ただ、硫黄島からの帰還兵たちが抱え込んだ苦悩は確かに戦場で受ける計り知れないダメージと戦争の理不尽さを体現しているのかもしれないが、そのメッセージはあまりに自閉的でありアメリカ国内向けの力しか持ち得ていない。 [review] (ぽんしゅう)[投票(4)]
★3クリント・イーストウッド作品の登場人物はたいてい緩やかな下り坂の運命をたどっていくことが多い。しかしながら、丹念にその人物を描いていくので、醜悪な印象は受けず一種の慎ましさを感じる。運命の過酷さを描きながらも、本作の人物に向けられる視線には暖かさがうかがえる。 (グラント・リー・バッファロー)[投票(3)]
★3史実、事実としての題材は面白いが、映画として面白いかというと疑問。とはいえ「硫黄島からの手紙」とセットで観ることで、戦時中日米が置かれていた国の状況、兵士のメンタリティが対比できる点は興味深い。 (irodori)[投票(2)]
★3事実の複雑さをいとも単純に纏め上げて分かりやすい言葉にしてしまう人間の罪業を、透徹した知性が冷静に告発している。しかし、その告発の振る舞いには、糾弾すべき対象となっている人間の想像力の落とし穴に自らはまり込んでしまった感なきにしもあらず。 (ジェリー)[投票(1)]
★3戦闘シーンの生々しさは結構なものだし(プライベート・ライアンには及ばないが)、監督は一貫して戦時下の状況を冷静な視線で撮っているのだろうが、だからこそか当たり前の訴えかけにしか感じない。「彼らは(表向きは)国家の為に戦ったが、戦友の為に死んだのだ」と言うフレーズはその最たるもの。今更締めにそう言われても・・・ [review] (クワドラAS)[投票(1)]
★3本邦の爆弾三勇士もかくやと思わされる虚飾の英雄の主題は『大理石の男』を想起させるが、比べるに戦時国債も必要だよねという処で切り込みは甘くなり、戦後に戦友救えないのも友情物語としては半端に留まる。 [review] (寒山拾得)[投票]
★2ダーティーハリーは権力とかマスコミとか得体の知れない者を撃つのは苦手なんじゃなかろうか? [review] (ペペロンチーノ)[投票(5)]
Ratings
5点15人*******.
4点73人************************************.
3点68人**********************************
2点5人**.
1点1人.
162人平均 ★3.6(* = 2)

[この映画が好きな人]

POV
エンドクレジットが終わるまで席を立たないで (アルシュ)[投票(18)]映画で俯瞰(ふかん)する世界史・人類史  (いくけん)[投票(17)]
堂々?日本史 (アルシュ)[投票(16)]同じような時期に公開された類似作品 (verbal)[投票(1)]
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