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「極私的六つ星映画」(立秋)の映画ファンのコメント

気狂いピエロ(1965/仏) 欲望の翼(1990/香港) マイライフ・アズ・ア・ドッグ(1985/スウェーデン) アンダーグラウンド(1995/独=仏=ハンガリー) ノスタルジア(1983/伊) ミツバチのささやき(1972/スペイン) フランスの思い出(1987/仏) ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984/独=米) ワンダーランド駅で(1998/米) 麦秋(1951/日) 青春デンデケデケデケ(1992/日) スモーク(1995/日=米) さらば、わが愛 覇王別姫(1993/香港) ラストエンペラー(1987/英=中国=伊) ダウン・バイ・ロー(1986/独=米) 萌の朱雀(1997/日) ツィゴイネルワイゼン(1980/日) 花とアリス(2004/日) 真夏の夜のジャズ(1959/米)が好きな人ファンを表示する

お早よう(1959/日)************

★4テレビを見るために人の家に行ったり、当時は人の茶の間に他人が堂々と闖入していても、みんな我慢していた。ある意味ではコミューン。現代の閉鎖性から来る殺伐さとの対比。まさか小津は予言はしていないが、、、。 (セント)[投票(2)]
★5憎めない「おなら映画」に I LOVE YOU! [review] (ナム太郎)[投票(6)]
★4カメラは小津流にローで固定されているにもかかわらず、登場人物がご近所を行き来するので圧倒的な空間的広がりと開放感を感じる。実に気持ちが良い。 (ina)[投票(2)]
★4テレビの普及をじわじわと思わせる映像が楽しい。 [review] (chokobo)[投票]
★4友人と見てフラフープで共に爆笑。面白ネタ満載です、コレ。 [review] (くたー)[投票(2)]
★5これ観て以来、勇ちゃんの真似がとまらないとまらない。フラフープの場面は一生忘れまい。 (tomcot)[投票]
★3プチブル世界に傾倒した後期小津作品の中で何故か子供が主役で且つ庶民を描いた本作は戦前の作品への回帰を試みたように思える。しかし、そのスタイルへの保守偏狭な意固地さが子供本来の伸びやかさとの間でぎくしゃくした軋みを生じさせている気がする。 (けにろん)[投票]
★4これからは私も「ありがとう」の代わりに「アイラブユー」って言おうかな。イサムくんみたいに。 (tredair)[投票(3)]
★5喜劇らしい脇役天国に全編見せ場のテンコ盛り [review] (寒山拾得)[投票(4)]
★5素晴らしい。全てが素晴らしい。何を記せばいいのだろう。言葉を失ってしまう。一つだけ。久我美子の脚に決定的に感動した。 (ゑぎ)[投票(1)]
★4開放されたコミュニティー。その河川敷の向こうを流れているであろう川の流れのように代わることなく過ぎ行く日々の営みに押し売り男のように侵入する新時代という異物。テレビ、電気洗濯機、鉄筋アパート、外国の寝巻きの男女。「無駄」で抵抗を試みる小津。 (ぽんしゅう)[投票(2)]
★4「お早よう、いいお天気ですね・・・」なんてことない社交辞令に込められた大人たちの悲喜交々。イサムくんには近所の口うるさいオバサン(杉村春子)に「I hate you!」って言って欲しかったけど。 (マッツァ)[投票]
★5登場人物が5つの家屋をめまぐるしく往還するうちに、小説や舞台劇への翻訳が絶対不可能な奇抜な視覚経験を提供する。この時代のどの家庭にも起こったことが複雑に綯い合わされて、いつの間にか微笑と哄笑に満ちた異界へ我々を誘う手練の冴え。 (ジェリー)[投票(4)]
★3相変わらず画面の強度には目を見張るものがあるが、話自体は古いと思う。 (赤い戦車)[投票]
★5名匠小津の名で身構えることはない。小品ながら傑作ホームコメディなのだ。 (ペペロンチーノ)[投票]
★4テーマであろうが、劇中佐田啓二が言う、「お早う」とか「天気がいいね」とかの挨拶についての考察は成程と思わせる。我々の実生活―隣近所の噂話、金があるとかないとか、何をしている等々―を生き生きと描いて良作。子供の話にしたのは友人清水宏の影響か。 (KEI)[投票]
★3尻喰らえ安二郎。 [review] (町田)[投票(3)]
★5愛すべき小市民群像。しかし映画の中にTVを持ち込んだ小津監督は、TVで映画が流れる時代がやがて来ることを果たして知っていたのだろうか。[Video] (Yasu)[投票(1)]
★4「大人だって、余計なことを言ってるじゃないか」に続く台詞が殆ど小津映画への批判に聞こえて驚く(笑)。やんわりと自己弁護する場面も挿まれはするが、「テレビ」が象徴する新時代への推移を淡々と捉える脱構築的作品。おならの音にも諸行無常の響きあり。 [review] (煽尼采)[投票(1)]
★4元気に挨拶したくなる! (地球発)[投票]
★3映画一本だけで終わってしまうの残念だなぁ、この設定。連続ドラマなんかの形で、いろんなエピソードを観てみたいぞ。 (緑雨)[投票(1)]
★5類稀なる多幸感! [review] (づん)[投票(3)]
★3河原に並ぶ長屋群に、セット臭がプンプンで作り物感が最後まで消えない。 杉村春子さんと姑さんのコンビは最強! [review] (トシ)[投票]
★3三好栄子による殿山“押し売り”退治以上に劇的なことは起きない(?)が、つい引き込まれて観ている。これが小津マジックか。 (G31)[投票]