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jollyjokerさんのお気に入りコメント(15/65)

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016/英=仏=ベルギー)★3 行政の対応、その描写は、アイロニカルな視点で貫かれていて、そういった内容に意味を感じる、共感する観客が多いのはよく分かる。悲惨な話なのに全体に優しい眼差しに感じられる、ブレイクの人柄がにじみ出る、といった演出基調も好ましく思える。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
お茶漬の味(1952/日)★4 …いいじゃないか、もう、そんなこと。 [review] (kiona)[投票(8)]
続 夕陽のガンマン 地獄の決斗(1966/伊)★5 これは決定的にウォラックの映画。このキャラクターのUGLYさは狡猾だが憎めない。彼のキャラクタリゼーションの豊かさがこの映画を支えている。砂漠のシーンでピンクの日傘をさしながらイーストウッドをいたぶるウォラックの面白さ!ラスト近く、墓地でのウォラックの疾走。そのカメラワークのスピード感! [review] (ゑぎ)[投票(12)]
裏切りのサーカス(2011/英=仏=独)★2 雨後の筍のように増え続ける登場人物を整理せよと映画は観客に面倒を強制してくるのだが、その労力は実に不毛である。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
波止場(1954/米)★4 お膳立ての効いた美術生かしたボリス・カウフマンの技冴えまくりで、二箇所ある縦構図が抜群だ。ひとつは冒頭の殺害の件で、アパート(縦を強調するために鉄梯子が設置されてある)の上下の目線の交換がいきなり白熱する。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
プラダを着た悪魔(2006/米)★3 出涸らし感激しいコメディで、コンピュータに書かせた脚本みたいだ。このジャンルはもう細部のギャグまで出尽くしていて、あとは俳優と背景をどう取り換えるかが問われるだけなんだろう。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
TENET テネット(2020/米)★3 ブラナーが逆行をどう利してるのか不明で、主演コンビがやってることが自作自演の絵解きにしか見えない。ノーランはリアルな世界の軸が見えてないのでスパイ映画ってもガキのお遊びになる。そんなに逆回しがオモロイのか、よかったねとしか言えない。 (けにろん)[投票(9)]
友達やめた。(2020/日)★4 障害者どうしの交流の難しさの話しだと聞いて、私のような健常者には思いもよらない困難があるのだろうと想像していた。確かに二人はそれぞれ障害者としての不便さを抱えている。でも、いざ二人の「交友」の話の行きつく先は「なぁん〜だ、そんなこと」って感想。 [review] (ぽんしゅう)[投票(1)]
グエムル 漢江の怪物(2006/韓国)★5 ポン・ジュノの目は社会システムの汚染や腐敗へ向けられているのではない。その矛盾の存在に気づかぬ者に対し警鐘を鳴らし、むしろ外見の平穏の中で麻痺し蓄積したある種の鈍感さを批判しているのだ。グエムルは日常を覚醒するために投入された異物なのだ。 [review] (ぽんしゅう)[投票(16)]
A.I.(2001/米)★2 まず、キューブリックの呪縛から解放されてこの映画を見ることが肝要だと思う。つまり「キューブリックだったらどうやったか」というようなことを考えながら見てはいけません。私は見る前にそう自分にようく云い聞かせて見ました。「これは所詮スピルバーグ映画なのだから」と。 [review] (ゑぎ)[投票(8)]
ショーシャンクの空に(1994/米)★5 コメント投稿件数450件以上、平均点4.3点。この事実と例の写真のビデオパッケージに一種の押し付けがましさを感じて今日まで引いていたが、これを観ずに死んだら後悔するところだった。 [review] (ダリア)[投票(10)]
炎のランナー(1981/英)★1 見なさいこの走る姿を、感動しなさいこの人たちの心の葛藤を、と押しつけられればられるほど、貧弱な創作力に悲しさが募っていく典型。 (動物園のクマ)[投票(2)]
許されざる者(1992/米)★4 なんか、作者が、ものすごく深く強く怒っているのが、分かる。もう、初めから終わりまで、怒っている感じ。でも、作者としてのイーストウッドが何に怒っているのかは、分からない。西部劇にか、映画にか、米国にか、家族にか、自分にか・・・。 (エピキュリアン)[投票(6)]
許されざる者(1992/米)★4 オシッコ漏らすヤツ、ウンコしてる最中に撃たれるヤツ、オナニーの話をしているヤツ…アカデミー会員にも映画を見る目はあったらしいな。 (黒魔羅)[投票(5)]
許されざる者(1992/米)★4 病気の豚は、死ぬか隔離されるしかない。銃を手に取った者、その影に隠れる者は皆、ヘタレでションベン垂れの『許されざる者』なのだ。 [review] (町田)[投票(10)]
許されざる者(1992/米)★4 普通の怪獣映画で、ビルの下敷きになる人々のことはあえて問わないのと同様、西部劇においても悪人を銃で撃つことの倫理的問題については問わないのが普通だが、そこをとことん追求した映画。 [review] (ジョー・チップ)[投票(12)]
リップヴァンウィンクルの花嫁(2016/日)★4 声が小さい・主体性がなさ過ぎる・自分は悪くないのに(無自覚)。そんな(割とよくいる)女性を襲う不幸のスパイラル。物語としては面白いはずなのに、行ってはいけない方向にばかり進んでいく七海というキャラクターを全肯定できなくてこの点数。 [review] (IN4MATION)[投票(1)]
SKIN/スキン(2019/米)★4 奴らの差別をやめさるには、殺すか、終身刑にするか、改心させるしかない。反ヘイト団体をのダリル(マイク・コルター)が語るそんな覚悟にはっとさせらる。差別を根絶するなどという理想ではなく、せめて差別を封印すること。すべて人の覚悟の問題なのだ。 [review] (ぽんしゅう)[投票(2)]
ハッシュ!(2001/日)★5 長回しによる緊張感の持続がむしろ心地よい。片岡礼子に代表作と呼べる作品ができたことにも拍手をおくりたい。この作品から溢れ出る映画の匂いは本物だ。 (ナム太郎)[投票(4)]
素晴らしき哉、人生!(1946/米)★5 全く意識していなかったのだが、私の好きな映画には必ずジェームズ・スチュアートが出ていた。そして彼とともに笑い、泣き、目を回していた。 [review] (ナム太郎)[投票(4)]