★5 | ロスアラモスの光景を描き出し、オッペンハイマーの思考の変遷を描いた事で俯瞰的な視点を与えてくれる。日本人が観る意義は勿論ある。 [review] (t3b) | [投票(1)] |
★4 | 原爆の核分裂反応が引き金となって燃焼連鎖が起こり、地球の大気がすべて燃え尽き「世界」が消滅してしまう可能性。科学者にとっては「near-zero」(ほぼ無い)のはずだった現象は、政治的にはゼロどころではなく必然だった世界を今、私たちが生きているということ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★4 | 評価しづらい映画ですね。感想は書けるけど、今までのようなノーランの流麗な画調があまり見られず、ずっと鳴り響いている音響だけがノーランだと知らしめています。 [review] (セント) | [投票(2)] |
★4 | ストローズとの確執にドラマの幹を見出そうとしたのにあれもこれも盛りすぎて骨太の感銘に至らない。アインシュタインとの池傍での会話を邪推し続けた愚物に対し脇目もふらない原爆バカの構図になり切れぬ高速時代トピック絵巻。それはそれで見応えはあるが。 (けにろん) | [投票(1)] |
★4 | ノーランにしては、わかりやすい映画だったけど、これから観る人は、カラーシーンはオッペンハイマー視点、モノクロはストローズ視点、ということは抑えておいたほうが混乱しないと思う。 [review] (もがみがわ) | [投票(1)] |
★4 | 登場人物が多く、話の構造が複線的でごちゃごちゃとわかりにくいところはある。それでも核兵器のない世界と、ある世界の違いを知りぬいた人物としてのオッペンハイマーを演じたキリアン・マーフィは立派だ。
[review] (シーチキン) | [投票(1)] |
★4 | 日本での公開されるにあたっていろいろ紆余曲折あった作品ではありますが、たしかに日本が当事者とはいえ、映画の意図を汲み取るのは見手であって、公開すらしなかったのは一映画ファンとして納得しかねます。いい映画を見られる環境すら排除していったら映画を見る目がどんどん廃れていきます。実際そういう意図の映画ではないわけですし。 [review] (deenity) | [投票(1)] |
★4 | チート国家には工学の苦悩がない。観測に値する苦悩を技術の課題に見込めないのなら聴聞会でも開いて良心を構造化するしかない。メガデスへの責任は事が大きすぎて抽象を越えず、トルーマンを苛立たせるように自己陶酔との区別がつきそうもない。 [review] (disjunctive) | [投票] |
★4 | エミリー=ブラントは見せないのにどうしてフローレンス=ピューは…。否、エミリーもそうしろ等と言う心算は無い。☆4.0点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票] |
★3 | 世界中至る所でキナ臭さが増している今の時代における作品の意義は認めるものの、戦後80年近くこの葛藤に苛まれてきた日本人からすると、今さら何言ってんのよと言いたくもなってくる。 [review] (緑雨) | [投票(2)] |
★3 | 面白い!相変わらずアカデミー賞って面白い、酔狂なイベントだ。勿論、今見るべき作品だとお薦めするし、地力のある映画だとも思うが、私の感覚だと良い点に比べても宜しくない点が多く、いきおい批判みたいな感想ばかりになってしまいました(悪しからず)。
[review] (ゑぎ) | [投票(1)] |
★3 | 質の低い映画だったとは思わない。が、オッピー、オッピー、ハイ、オッピー!みたいな映画の部分にムカつきを抑えられなかった。 [review] (G31) | [投票] |
★2 | 「血を吐きながら続ける悲しいマラソン」を眠たい顔で走る彼は詰まるところ闘ったのか。180分の果てに結局分らんのでモヤモヤする。下半身がだらしないのだけは十分分かった。 (もーちゃん) | [投票] |