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袋のうさぎさんのお気に入りコメント(18/23)

掠奪の町(1941/米)★3 ジョージ・マーシャルの西部劇なら『砂塵』の方がタイトな出来だとは思うが本作もサービス精神旺盛によく見せてくれる。トップシーンが町の中を走る汽車、というのは『スポイラース』でそっくり真似されているように思う。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
残酷ドラゴン 血斗!竜門の宿(1967/台湾)★3 武侠映画としての殺陣は丸っきりトホホレベルだが70年代初頭のジャンル映画より格調あるシネスコ画面の安定度は納得の出来。恒久鉄板な待ち受け設定の期待は雲散無償するのだが最後の血斗の場でのボヨヨーン音が全ての煩悩を失笑の彼方に葬り去る。謎だが。 (けにろん)[投票(2)]
ジャッキー ファーストレディ最後の使命(2016/米=仏=チリ)★5 オープニングは黒画面に弦楽でスラーを強調した人を食ったような音楽。このテーマ曲がその後も要所で流れるのだが、多分作り手は本作がある種の喜劇であることを宣言しているのだろう。喜劇と云うのが云い過ぎだとしても、かなり客観的な、突き放した視点で作られている。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
サイン(2002/米)★4 シャマランヒッチコックの追従者、或いはどんでんミステリの語り部と考えるからおかしな話になるのであって、ロッド・サーリングの再来と考えれば腹も立つまい。そしてオレはヒッチコック以上にロッド・サーリングが好きなのだ。 [review] (ペンクロフ)[投票(7)]
大列車強盗(1903/米)★3 映画の幕の引き方に興行師的な発想の横暴さが見えるも歴史的な価値十分なSO-SOサイレント [review] (junojuna)[投票(2)]
ガーゴイル(2001/仏=独=日)★5 すてきな映画です。ぜひ恋する人と一緒に見に行こう。 [review] (浅草12階の幽霊)[投票(1)]
クーリンチェ少年殺人事件(1991/台湾)★5 Are You Lonesome Tonight 何と切ない。誰もが感じるであろう類稀なる光の映画。全く緊張感途切れることなく見る。それは全編に亘ってフィルムに殺意が定着したかのような緊張感なのだ。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]
アンブレイカブル(2000/米)★4 馬鹿話を過剰な緊張感と格調高い画面で大真面目に語る、というシャマランの方法論が誰の目にも明らかになった作だが、わざわざエドゥアルド・セラまで招いてくるのだからその「格調高い画面」へのこだわりは並ではない。「列車」「階段」「自動車」「駅」等の装置活用はヒッチコックの子供たる自覚の表明だろう。 [review] (3819695)[投票(7)]
小人の饗宴(1971/独)★2フリークス』が明確な意図やストーリーをもった作品だったのに対して、この作品はストーリー性が乏しく淡々としており、結果として見世物重視に終わった印象が強い。厳しい評価ではあるが。 (氷野晴郎)[投票(1)]
珈琲時光(2003/日)★5 漠然とした光景の連鎖は摑まえられず、ずっと後になってはじめて見出されるものだ。小林稔侍の父親が亡くなってはじめて(『出発』のネタバレが含まれます)。 [review] (寒山拾得)[投票(2)]
ミラクル 奇蹟(1989/香港)★5 手下の与太者たちに「この仕事は孫に誇れるんだ」と一席ぶつシーンには涙。善意の人ジャッキーを愛さずにいられるか! (ペンクロフ)[投票(3)]
恋の罪(2011/日)★2 「言葉なんか覚えなければ」動物の性愛があるだけ、ピンク映画のクリシェがあるだけだ。今更それがどうしたと云うのだろう。 [review] (寒山拾得)[投票(4)]
キャロル(2015/英=米=仏)★3 ルーニー・マーラが可愛くて興奮する(<完全な男目線)。お前、こないだまでドラゴン・タトゥー入れてたじゃねーか。興奮する。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(4)]
ゴースト・イン・ザ・シェル(2017/米)★4 オリジナルへの敬意を誰よりも演出家がわかっているというつまらなさ。 [review] (おーい粗茶)[投票(6)]
ワイルド・アパッチ(1972/米)★4 これはとても厳しい映画だ。私には厳しすぎたのかもしれない。その厳しさとは残酷描写やドッグ・キャニオンでの凄絶な殺し合いのことでもあるのだが、それ以上に作中人物/観客がニヒリズムに陥ることさえも許さない厳しさのことであり、それは私たちを徹底的に宙吊りにする。 [review] (3819695)[投票(2)]
見えない恐怖(1971/英)★4 あまり知られていないが、これはホラーファン必見。『見えない恐怖』(Blind Terror)とは全く上手くかけたもの。それはヒロインにとっても、我々にとっても。 [review] (HW)[投票(3)]
マップ・トゥ・ザ・スターズ(2014/カナダ=米=独=仏)★4 デヴィッド・クローネンバーグには縁遠そうな題材・撮影地に思えるも、演出家のスタイルは健在だ。一見すると端正・清潔・静謐なショットから薄気味の悪い違和感が滲み出てきて何とも禍々しい。それを最もよく象徴するのはミア・ワシコウスカの火傷跡。ではなく、エヴァン・バードのひょろ長い頸である。 [review] (3819695)[投票(2)]
ムーンライト(2016/米)★4 私の見方は少し違う。(レビューは、超長めになってしまいました) [review] (プロキオン14)[投票(8)]
都会の牙(1950/米)★4 エドモンド・オブライエンの走りっぷりも、それを捉え続けるカメラポジションも、つまりはルドルフ・マテの演出が素晴らしい。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]
殺人ゲームへの招待(1985/米)★5 ゲームの映画化では最高峰。階段を駆けるメイドさんのおっぱいもゲームの世界のようだ。 (黒魔羅)[投票(1)]