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あらすじ4
13POV6

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最近のコメント 10
★4サファイア(1959/英)あまり日本で知られていない公民権運動時代の英国の黒人差別を下地にした社会派ミステリの秀作。刑事の私生活や職場関係でお茶を濁すことなく、捜査の筋道に焦点を絞ったメソディカルな構成と演出に好感。めったに私情を見せないベテラン捜査官の英国紳士然とした挙止と冷徹な眼差しが、ゲットー化したロンドンの裏町に蔓延する人種差別の業の深さを浮き彫りにする。劇伴音楽がない分、ダンスホールの乱舞シーンの高揚感が際立つ[投票]
★4赤の女王は七回殺す(1972/伊)相変わらず英米仕込みのミステリマニアには鼻で笑われそうな杜撰なプロット捌きと定番トリックの二番煎じ(ヘタリアの斉唱が聞こえてきそう)。とりあえず最後まで破綻せずに曲り形にも収束を見せるし、ジャーロの基準では割かし体裁が整っている部類に入ると思う。翻って、美女と古城、スプラッターとヌードショーなどの見所は、もはや職人芸の域に達しており、ファンサービスに手抜きはない。 [review][投票]
★4アモク(1972/伊)サドとマゾッホのみだらで自堕落なパロディのような設定と筋立ては、バーバラ・ブーシェの神がかり的な脚線美を愛でるための口実に過ぎないのだろう。。。すぐに発情する低脳な熊男の前で奥床しげに見せるパンチラは、シャロン・ストーンの恥毛なんぞ霞んでしまう神々しさ。シースルーのランジェリー姿も鳥肌がたつほど悩ましい。舘のダンディな御主人が、あの!F・グレンジャーと気づくまで少し時間がかかった 7/10[投票]
★4映画館の恋(2005/韓国)コルタサルの短編を想起させる。どこへ行っても同じ時計塔が見える深更の街路を盲滅法に駆けているうちに行き着いた家でようやく招き入れられたと思ったら客間で待たされている間に自分がすでに戦場で死んでしまっていることに気づかされる話。ただし、ここでは、ランドマークはTV塔で、煉獄を漂う魂は映写幕を介して(友人による再話の形で)十数年後に蘇生される。同じ不能感、同じ焦がれ、来るべき一切の事物を後ろに引き連れて[投票]
★4あなた自身とあなたのこと(2016/韓国)元ネタらしいブニュエル版にも遜色のない抜群の面白さ。蓮っ葉で、わがままで、飲んだくれで、嘘つきで、人が言うほど美人でもないのにすっかり女王様気取りの女がこれほど魅力的に感じられるとは!灯火に魅せられた虫のように、口さがない友人たちの噂に上る元カノの幻影の周りをなすすべもなく彷徨うしかない駄目男の俯き顔に自分の姿を重ね合わせる人もいるだろう。隣で寝ている相手が幽霊じゃないかと心配になる黎明時分[投票]
★4夜の海辺でひとり(2017/韓国)最後まで、このすかした女は何者!!?と苛立たせる表面の不透過性と月光病者じみたもたつき/踏外しの重畳。張りをなくした日常の潮目に夢ともまぼろしともつかない異様な光景**が闖入して現実乖離の気配を萌生させる。人を喰った話運びの紆余曲折は、覚束ない足どりで浦淋しい浜辺を遠ざかってゆく傷心女性のくたびれた面影のための前奏だったという闡明。高慢ちきな大女優のマスクを失って、人目から泣きっ面を隠した瞬間だった [review][投票]
★3ロスト・シティZ 失われた黄金都市(2016/米)A Missed Opportunity。まず、キャストミス。英国人美男子二名は、アマゾン探険の水先案内人の柄じゃない。原作の伝記パートに絞っての脚色も誤算だらけ。もともと劇映画向きでない素材で無理してスペクタクル性を高めようとするとこうなる。ご都合主義的な台詞で手短に家族の紐帯の試練を説明しようという目論見も裏目に出ている。密林シーンの物足りなさは、山好きでもない監督が登山映画を撮ったような違和感による[投票]
★4ストレイドッグス 家なき子供たち(2004/アフガニスタン=イラン=仏)絵に描いたような戦災孤児の話であるのに、あまり悲惨な感じがしないのは、素人子役の限界だけでなく、本筋と直接関係のない市井の記録映像の数々(演出されたものとは到底思えないその瞬間、その場所ならではの赤裸々な時代の断片*)が異様に肥大した存在感を誇っているからだろう。子供目線の児童映画としても、劇中で言及されるネオレアリズモより、ザジやモモ(エンデ)のアナーキーで遊び心に溢れた白昼夢の詩情を感じさせる** [review][投票]
★4灰と土(2004/アフガニスタン=仏)一度ならずシャー・ナーメが引用されることから、原作者兼監督が薫陶を受けた教育がペルシア文化圏のものであることを知る。120ページ弱の原作は、もっと巧みな作家であれば短編にまとめられるはずのもの。映像作品のほうがより食指が動くのは、選りすぐりのロケ地と撮影の力(**)によるものが大きいのだろう。本物の土着民のような鄙びた面構えのキャストも、その土地ならではの香りを届けてくれて見飽きるということがない。 [review][投票]
★3囚われ人 パラワン島観光客21人誘拐事件(2012/フィリピン=仏=独=英)監督の以前の作品に比べると、自主映画と大手スタジオ映画ぐらいの規模の違いがある。火薬とエキストラの物量において。撮影現場の大がかりさにおいて。そしてその違いに一番戸惑っているのが、メンドサ組一同に思えるのは何故か。時間経過〜位置関係〜群像劇〜どこに起点/支点を置くべきか確たる指針がないので、対テロ戦争の名のもとに太平洋の片隅で一年近くに渡って継続したカオスが何の添木もされないまま緩んで流れ出す。 [review][投票]

Plots

最近のあらすじ 5
★4赤の女王は七回殺す(1972/伊)モード写真家として活躍するキティの周囲で、次々と近親者が殺害される事件が起きる。目撃者によれば、犯人は赤いマントを纏った女性で、面影がキティの妹のエヴリンにそっくりなことが判明する。キティは妹が北米に渡航中なので別人に違いないと一蹴するが、妹の身に何が起きたのか口外できない事情があった。事件の概要は不思議にもキティの家系に古くから伝わる伝説に符合しており、彼女は動揺を隠すのに苦労する。家伝によれば、100年おきに<赤の女王>が現れて七人を血祭りにあげる。最後の犠牲者は必ず<黒の女王>になるべきで、それは即ち殺人者の姉妹に他ならない。奇遇にも、幼い頃から仲が険悪だった同家の姉妹の間で、エヴリンは自分を赤の女王に見立てるのを好んでいた[投票]
★4アモク(1972/伊)ヴェニス近郊の私用の島に住む著名な作家のもとに米国人の娘グレタが秘書として雇われる。新しい主人は美しいバイセクシュアルの妻と共に麻薬とセックスに溺れて暮らしていたが、前任の秘書のサリーが跡形もなく姿を消してしまったのだ。人里離れた島の居館には、週ごとの乱痴気騒ぎの客のほかは、主人の目となり耳となる無口のバトラーと、知能が小学生並みの巨躯の漁師ぐらいしか出入りしない。そんな禁断の園に単身乗り込んできたグレタには、新しい雇用主に伏せている秘密があった。同じNYの出版会社に勤めていたサリーと同性愛の関係にあったのだ。行方不明者に関して型通りの聴収しか行わない地元の刑事の忠告に反して、グレタは独力で恋人の身に何が起こったのか探ろうとする [more][投票]
★4映画館の恋(2005/韓国)映画学校で学ぶサンウォンは将来に希望が持てずに塞ぎの虫にとりつかれている。兄の買い物に付き合った帰りに高校時代の仲間の恋人のヨンシルと再会を果たして抃舞するものの、二人の関係の先行きに自信が持てない。映画監督のトンスは、旧友の短編の上映会の帰りに同じ映画館から出てきた主演女優を目にしてたちまち恋に落ちる。実はその友人は、映画学校時代から傑出した才能でトンスの憧憬の的だったのだが、彼女が演じる役柄に自分が思い描く理想の女性像が余すところなく表わされているような気がしたのだった。トンスは、相手の気を引きたいばかりに、友人の作品が自分の実体験に基づいているとうそぶいて見せる。それは、すなはち、サンウォンとヨンシルの心中話に他ならない[投票]
★4あなた自身とあなたのこと(2016/韓国)アラフォーのカップルのヨンスとミンジョンは、飲酒を断ってから互いの間に溝ができてしまったことを痛感している。というのも、禁酒の誓約にもかかわらず、ミンジョンが別の男と飲み歩いている事実が発覚したからだ。自分の非を問い詰められるのに辟易したミンジョンは、当分の間顔を合わせないように強弁を張る。一人残されたヨンスは孤独に耐えきれずに、恋人の面影を追って町を彷徨い歩く。自宅の門前へ押しかければ居留守を使われ、勤務先では取次を拒否されるのだった。その間、ミンジョンは、バーで面識があると言って近づいてくる男たちをとっかえひっかえ試していた。ある者には、実在しない双子の姉妹を名乗り、別の者の前では他人の空似を貫こうとする[投票]
★4夜の海辺でひとり(2017/韓国)落ち目の女優のヨンヒは、妻子のある映画監督との関係のこじれから、息抜きにハンブルグの旧友のもとを訪れる。市内の美しい公園から茫洋とした浜辺まで、あてどない散策を繰り返すうちに、ふと浮かんだのは海外移住の考え。しかし欧州暮らしの長い友人から言下に一笑に付されて、その場にいるはずもない男を心待ちにしている自分を再認するのだった。韓国へ戻ったヨンヒは、季節外れの海辺の保養地で、顔馴染みであると言って近づいてきた映画館の主人の誘いを受ける。彼の伴侶からも暖かい歓待を受けて、ソウル脱出を真剣に考え始めるものの、思い出すのはあの人のことばかり。尻切れトンボになった自分のキャリアのことが頭を離れないのだった。[投票]

Points of View

対テロ戦争とイスラム主義[投票(13)]
無差別テロ、戦争犯罪、大量難民、宗派対立、少数民族迫害など、何かと物騒な今日の中東情勢の理解の一助になりそうなものを中心に集めてみました。分類はあくまでも暫定的な目安として。 ( A=前史、B=大シリアとトルコ、C=アフガン紛争、D=イラク戦争、E=アジア・アフリカ・湾岸諸国、F=欧米社会のイスラム教徒とテロリズム )