コメンテータ
ランキング
HELP
ジャン・リュック..
************
チャップリン
************
小津安二郎
************
ヒッチコック
************
ジャッキー・チェ..
************

濡れ鼠

[参加掲示板] [招待者: ぽんしゅう]
→気に入られた投票気に入った→
14コメント212
あらすじ4
POV3

Comments

最近のコメント 10
★3蠍の尻尾に関する殺人(1971/伊=スペイン)消えた100万ドルの行方とか、フーダニットの興味とか、センセーショナルな殺人劇場のお膳立てをするための言い訳に過ぎないことがじきに明らかにされる。そこを割り切ってしまえば、謎解きのための性急な段取りや緩急の意識の低さ、撒き餌のぞんざいな扱いなど(わざとらしい前置きとこれ見よがしなズームイン)、サスペンス演出の手筈の不首尾は気にならなくなる(たぶん)。 [review][投票]
★5オールド・ジョイ(2006/米)本当に我々が大学時代の盟友を帯同して、思い出のハイキングコースを辿り直している気にさせる時間配分。記憶の最もこそばゆいところを刺激してくるショットの瑞々しい喚起力。心からの慨嘆に満ちた言葉とともに紡がれる、無意識の所作と表情の、気配りの行き届いた差配。劇中の台詞「木を通して森を見る」(意訳)を地で行くような、二つの拮抗する細流の出会いとその静かな衝撃を、時代の趨勢の抽出にまで高めようとする思索の跡[投票]
★5ミークス・カットオフ(2010/米)地の果てまで続くような砂礫と灌木の乾いた風景。それが1週間、2週間と続き、あるいはもう何年も経ったのかもしれず、永遠と無限を想起させずにはいない反復の終わりに何があるのか(楽園?神?世界の終わり?)、募りゆく疑念も不安もそのまま、唐突に暗幕が下りる。実際は90分付き合っただけなのに、まるで神隠しにあったような意識の晦冥。このようにして我々はある日自分の死に不意打ちされるのかと[投票]
★5ウェンディ&ルーシー(2008/米)初見のときは、こんなにぐっとくる話だとは思わなかった。終幕近くのべそをかいたウェンディがいじらしくて仕方なかった。 [review][投票]
★5ライフ・ゴーズ・オン 彼女たちの選択(2016/米)ジェンダー・世代・人種/社会グループという三つの不確定要素によって分断された周縁社会の今を生きる女性たちのための新たな西部劇。茫乎たる大自然の只中で拠り所を求める花のかんばせに束の間訪れる羞恥の翳り、信念の結露、多幸感の光輝、当惑の渋み、その崇高さ。まさにその一瞬に向けて、軋轢と和解、挫折と希望、巡り合わせとすれ違いの関係性の構図が、一縷の漏れもない峻厳さで設計される。MWとの三部作の見事な完結編[投票]
★4不審者(1951/米)同じ町(あるいは国)で生まれ育った男女が、偶然異郷の一角で逢着し、思い通りにいかない人生を慨嘆しているうちに寂しさ(あるいは別の思惑も・・・)から不倫関係を結ぶ。世界各地でそれこそ夜空の星の数ほどありそうな話だが、それでも魅せるのはロージーの演出力なのだろう。 [review][投票]
★5ジョゼフの息子(2016/仏=ベルギー)本筋だと思って追っていたものが、大がかりなだまし絵の一部を為す凹面鏡の反映に過ぎず、屋上から地上を見下ろしていたつもりが、逆に自分のほうがさかしまに見下ろされていることに気づかされる。悲憤慷慨して思春の森を行き悩んでいた少年が、実は楽園追放の憂き目に遭った者たちの守護天使にほかならないことが明らかにされるラストショットのあの瞬間。実人生でも普通にありそうな移行のさり気なさにはっとさせられた。9/10[投票]
★4オクジャ okja(2017/米=韓国)ポール・ダノの隠れファンとしては案外まともな役で嬉しいような寂しいような。英米の主役級二人はちょっとよそでは見れない怪演で楽しんでやってるのが伝わってくる。BJ作品としては微妙。どうも制作の全プロセスを掌中に収めてないような。グエムルみたいにもっと暴れ回る怪物が見たかった。娘/オクジャパートはトトロに遠く及ばない。国境越えが一番難しいのはやはりユーモアか。英語になって確実に何かが失われている 7/10[投票(1)]
★4マドモアゼル(1966/英=仏)まだ伊太利移民が反外国人感情の標的になっていた頃。それが葡萄牙人だったこともあるし、ここ2、3世代はアラブ人、今は中国人もやり玉に上がる。ハネケ好きが好きそうな超後味の悪い話だが、デュラスの息がかかると、にわかに濃密な官能性が匂い立ち、垢抜けない野人に希・羅的な神々しさが宿る。これが昭和ニッポンだったら団地妻の売春程度なのが、マックス・ジレも顔負けの愉快犯に高じるところにサドを育んだ風土を偲ばせる[投票]
★3おとし穴(1948/米)むしろ暴力団の用心棒役が似合いそうな巨体探偵が、調査対象の女に惚れ込み、ストーカーを働くだけでなく、後に恋敵となる雇用主にも牙を剥いて一騒動起こす。このあまり類を見ない感じの異常人格キャラの導入は魅力的だが、一人の女を巡る男達の葛藤がどうも生煮えで、お座なりの痴情事件で強引に話をつける感じ。女は女で、妖婦としての自覚が弱く、日和見に終始している。総じて印象が散漫で、強力な感情の波を引き起こさない[投票]

Plots

最近のあらすじ 5
★3蠍の尻尾に関する殺人(1971/伊=スペイン)ギリシア在住の夫が航空機事故で亡くなったとき、英国で別居中のリザは恋人と情事に耽っている最中だった。後日、保険会社から連絡を受けて夫の身に100万ドルの生命保険がかかっており自分が受け取り人に指定されていたことを知らされる。保険金詐欺の疑いで送り込まれた調査員の尾行をかわし、リザは現地の銀行で全額を引き出そうとする。ところが、異国を来訪中の未亡人の動向をこっそり見張っているのは一人だけでなかった。以来、亡夫の元愛人と屈強の用心棒、麻薬中毒の男とスチュワーデスの恋人、仏人美貌リポ−タ−、インターポールの覆面捜査官など一癖も二癖もある面々が入り乱れて、風光明媚な南国の町を舞台に、恐喝、裏切り、連続殺人の幕が切って落とされる[投票]
★5ミークス・カットオフ(2010/米)米墨の開戦前夜に続々とウィラメットバレーへ押し寄せる入植者の道案内を務めた実在の罠猟師ステファン・ミークと、彼にちなんで名づけられたオレゴン・トレイルの枝道<ミークス・カットオフ>("ミークの近道"の意)にまつわる実際の遭難の記録を自由に脚色して映画化。三組の家族が、ベテランのガイドを雇って2週間の予定でオレゴンの高地砂漠を幌馬車で横断しようとする。 [more][投票]
★5ウェンディ&ルーシー(2008/米)愛犬と一緒にぽんこつのアコードで旅する住所不定の女性の身に降りかかった災難の数日間。割のいい缶詰工場の仕事の話を耳に挟んで、女身ひとつでアラスカへ旅立ったウェンディは、オレゴンの小さな町で車が動かなくなって足止めをくらう。ところが、修理工場に車を預けている間に、通りがかりのスーパーで犬の餌を万引きしようとしているところを見つかって小癪な男性店員の手で警察に引き渡される。保釈金を払って、店の前へ引き返す頃には、表につないでいたルーシーの姿が消えてしまっていた。レジ係の娘は、白い車の主によって連れ去られたと言い張るが、同僚によって言下に否定される。ウェンディは手書きのビラを配って必死の捜索を始めるのだが・・・[投票]
★5ライフ・ゴーズ・オン 彼女たちの選択(2016/米)地平線まで目路遥かに続く鉄道の線路の沿線にあるモンタナの小都市。おちこちに青い山脈が望まれる牧草地、開拓者の夢の跡。女性が新たな役割を求められる時代の四者四様の<独立不羈>の姿。ベテランの弁護士ローラ(ローラ・ダーン)は、労災を理由に元雇用主を訴えようとする男の法律相談だけでなく、傷つけられたエゴの介添え役まで担わされる羽目になる。浮気性の夫と反抗期の娘を持て余しながら、土地の建材で環境に優しい家を建てようとするジーナ(ミシェル・ウィリアムズ)は、開拓時代の学校に使われたという砂岩を譲り受ける過程で持ち主の老人の思い出を踏みにじっている事実に気づかない。 [more][投票]
★4不審者(1951/米)ある晩、二人の警官が不審者の通報を受けてLA郊外の豪邸に呼び出される。家の主は著名なラジオの放送作家。その時間は番組の最中で、若い細君を一人きりで残していた。侵入者の形跡はなく、その晩は報告書を書いて終わりにする。翌晩、ウェブは、ルーチンを装って一人でスーザンを訪れる。世間話に花を咲かせるうちに双方とも同郷の出身であることがわかり、二人の間の距離は一気に縮まる様子を見せる。男は地元ではアメフトのスター選手として期待されたものの、今ではしがない巡回警官だ。女は一時ダンサーになることを夢見たが、才能不足を思い知らされ、年の離れた男の求婚を承諾した。スーザンは当初はウェブの誘惑に抵抗を示すものの、じきに彼なしでは生きられなくなる[投票]