[コメント] 生きる(1952/日) - 更新順 (1/4) -
社会派黒澤の面目躍如。表現派黒澤の圧倒的熱量。志村喬の見開いた眼。映画的技巧を尽くした傑作。 [review] (ぱーこ) | [投票(2)] | |
およそ洗練とは程遠い無骨なカメラワークの連続だが、happy birthdayのシーンの神懸かった荘厳さには何度観ても息を呑まされる。未来のある若さと先の無い老いとの交錯、そして再生への祝意。 [review] (緑雨) | [投票(2)] | |
ニューヨークにある大学の労働組合が主催した上映会で観た。いい映画だった。この先ずっと心に残るだろう。 [review] (thai) | [投票] | |
本作は裏『最後の人』であり、俯いた志村喬の造形はエミール・ヤニングスが区役所に出没したかのようで、ハッピー・バースディの件が我々の胸を熱くするのも、縦の構図がムルナウのように見事に決まるからだ。黒澤映画の最高の瞬間はサイレント映画の遺産の継承とともにある。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] | |
手探りで生き方を探している人生において、ささやかな、だが確かなバイブルとなりうる作品。 [review] (G31) | [投票] | |
正直、この男の生き様の温さが反転するにせよ、汚濁に塗れのたうつレベルにも達せぬ公園事案の弾けなさで、一寸デカダンしてみたり純情に触れたり程度のままごとも終盤の時間軸の解体再構築で醒めた視点に晒される。そこでコペルニクス的に映画は様を変える。 (けにろん) | [投票(3)] | |
黒澤に限らずクリエーターの多くは非創造的人間を嫌う傾向にある。創造され生みだされた物の一端を担っているという想像力の欠如ゆえに愚痴るばかりの人間、創造作業の中枢近くにまで入り込める余地を持ちながらもみすみすそれを棒に振る人間、 [review] (Bunge) | [投票(3)] | |
語るべき言葉は持たない私だけれど、この想いは ラストの公園風景が代弁してくれるだろう。 [review] (ありたかずひろ) | [投票(2)] | |
誰がどう考えたって主人公が胃がんであることはわかってたと考えるのが普通だろう。俗物であることと愚かであることは違うはずで、どうも物語のテーマの都合で主人公のまわりの登場人物を愚かに描きすぎたように感じた。 (イリューダ) | [投票] | |
光男、光男、光男の連呼が泣ける。見えそうで見えないもの、それが愛。96/100 (たろ) | [投票] | |
どうも黒澤の現代劇は説教臭くて嫌になる。 (赤い戦車) | [投票] | |
ッカー!となるくらいベッタベタな演出が所々見受けられて、でもそれが恥ずかしいからやめてくれとならずに、涙を抑えられなくなるのがやっぱり黒澤明だ。 [review] (づん) | [投票(4)] | |
お役所仕事ってこんなもんだよ的な見せ方は、昔も今も変わらず、お上をバカにした描写は大衆受けの原点である事もよくわかる。しかし、この映画のそれは、主人公の生き様がメインであり、その描写に優れているところにある!!仕事にしている以上、お役所であれ、民間であれ厳しいものである。 (大魔人) | [投票] | |
何も変わらない・・・ [review] (n071103) | [投票] | |
役所のロビーで終日流してほしい一本です。 (NOM) | [投票(4)] | |
まるで絶望の暗い沼から顔を覗かせる巨大魚のような志村の眼差し。死の予兆に喉を絞められているような声が、聞いているだけでしんどい…。名作と言えば名作だけど、違和感を覚えた点も。 [review] (煽尼采) | [投票(5)] | |
おそらく公務員が嫌いな映画ナンバーワン。家族は蚊帳の外で仕事人間っていうのがいかにも日本人らしい。ズボンを布団プレスするシーンが泣かせる。 (TOMIMORI) | [投票] | |
『七人の侍』以上に表現が難しい。自分ごときがこの映画のナニを語れるのかという気に、いつもなる。あまりにも有名なクライマックスは、魂の昇華と救済を最も効果的に描いた映像だろうと思う。 (サイモン64) | [投票] | |
良い話だ。しかし、この物語を黒澤明みたいなギラギラした人に語られると、しらけてしまうのは僕だけ?むしろ僕は、志村喬の顔からこの作品のメッセージを受け取った。 (パグのしっぽ) | [投票] | |
これには返す言葉がありませんでした。 [review] (NAO) | [投票(1)] | |
会社で組織の弊害に苦しむ人や、親をウザイ存在と感じている人に見て欲しい。 [review] (hideaki) | [投票] | |
一番の驚きは昭和20年代からお役所が大して変わってない事実を認識したことです。 [review] (Zfan) | [投票(2)] | |
これを見ろっ!社会保険庁! (カレルレン) | [投票(1)] | |
熱意についていけない (モノリス砥石) | [投票(2)] | |
この映画を正確に語り得る言葉を、僕は知らない。 [review] (れーじ) | [投票] | |
斉藤さん、頑張ろうよ。 [review] (らーふる当番) | [投票(1)] | |
非常に考えさせられる映画であり、黒澤明監督の厳しさが印象深い作品であった。 [review] (シーチキン) | [投票(1)] | |
志村の目の動かし方と声で勝利した。というか死人が出た公園で遊ばんでくれ! [review] (氷野晴郎) | [投票] | |
これだけ辛気臭い話を、まったく飽きさせる事無く143分魅せる黒澤明の手腕に改めて驚かされる。主人公を聖人として描きながら、役所の職員、ひいては聖人として描いてる主人公ですらも「人間なんて所詮そんな物だ」と思わせる風刺もさすが。やっぱり黒澤作品は、現代劇の方が好きだなぁ。志村喬は、神々しささえ漂う名演。 ['05.11.13京都文化博物館] (直人) | [投票(2)] | |
これが黒澤作品かぁ。重い。 (stimpy) | [投票] | |
どんなにすごい人だろうと黒澤明の世界は私にはわからない。好みの問題。 (あちこ) | [投票] | |
あまりにも直球。題名からして直球。素直な私は、この映画を観てからしばらく自分なりの生き方、死に方について考え込んでしまった。2004.10.19 (鵜 白 舞) | [投票(1)] | |
かわいそうな渡辺さん。 [review] (24) | [投票(2)] | |
「人生を楽しむ」と言っておきながら、やっていることは伊藤雄之助と共に地獄巡りのような享楽を味わっているだけの人間が、この世にどれだけいることか! [review] (荒馬大介) | [投票(8)] | |
ミイラが蘇るまで。 (つちや) | [投票(1)] | |
嗚呼、あの小役人たちにちっぽけなちっぽけな自分の姿を見るのです。 (よだか) | [投票(1)] | |
志村喬の顔は鬼気迫るものに見える。だが、おのれを革命する心というものは、そのまま鬼となる孤独な心なのだ、と教えられる。 [review] (水那岐) | [投票(2)] | |
「いのち短し、恋せよ乙女・・・」 [review] (mimiうさぎ) | [投票(7)] | |
作品としては主人公よりも宴のあとの描写の方が意味があると思う。 [review] (スパルタのキツネ) | [投票(5)] | |
役所の仕事は本当に暇なんでしょう。 (ヒロ天山) | [投票] | |
再度観てもやはり凄い作品です。人が生きることの意味を真剣に考えるのはやはり期限を切られたときでしょうね。後半の構成が特に素晴らしいと思う。 (RED DANCER) | [投票(1)] | |
志村喬の目が引きこまれそうな深い黒色でギョッとする。まるで黒田硫黄が書いた画みたいだ。あと作家の伊藤雄之助、かっこいいですな。 (もしもし) | [投票(1)] | |
脚本家・小国英雄と黒澤ヒューマニズムの完成。 [review] (町田) | [投票(4)] | |
生きると言う、自己満足。 [review] (あき♪) | [投票(5)] | |
50年以上も前の作品なのに少しも古ぼけていない。見る度に感動します。 (k-nag) | [投票(1)] | |
自分の葬式の風景を想像してみる。・・・「生きる」ために意味があることだと思うのです。 (ゲロッパ) | [投票(1)] | |
史上最強の題名。 [review] (もーちゃん) | [投票(2)] | |
ナレーションは仲代達也です。ただただ重い映画のように言われますが、映画館で大勢の人と鑑賞して下さい。笑えるシーンも沢山あるんですよ。後半への展開は見事ですね。驚きました。 [review] (chokobo) | [投票(3)] | |
遠近法と座ること、またはこの映画が黒澤作品のなかで数少ない「名作」たりえていることを証明するメチャクチャ長い超独りよがり唯物的批評→ [review] (crossage) | [投票(11)] | |
終始主人公を聖人として描いているのが気に食わない。むしろ狂人だろう。 [review] (オノエル) | [投票(2)] |