★5 | 映画やアニメーションとして云々するより、ひとまずギザの大ピラミッドやシスティーナ礼拝堂の天井画などと並べ置いてみたほうが落ち着きがよい。技術と予算を中心とする膨大な数と種類の諸条件が満たされたとき、人類はこれほどの創造物をものにしてしまえるのかと、ほとんど呆れにも近い畏れを覚える。 [review] (3819695) | [投票(5)] |
★3 | 美術設定の詳細さという形で、見える文化資本へ執着する結果、見えないそれへの等閑視が浮き上がり、社会階層の往来が簡単にできてしまう原作の違和感が強調されてしまっている。 [review] (disjunctive) | [投票] |
★3 | この水彩画のような画の優しさ、抒情性は日本人でないとわからないだろう。と思ったのだが、外国の賞を幾つか受賞しているのは喜ばしい限りだ。しかし、惜しむらくは物語自体が私的には面白くなくて・・・ [review] (KEI) | [投票(1)] |
★5 | 良いです。ファンタジーの表現としてはやっぱりこれでしょ。ジブリはこうじゃなくっちゃ。泣けた。 [review] (ぱーこ) | [投票(1)] |
★3 | 筆で書いた線のような独特のタッチに味はある。味を出すので精一杯という感じが、ものさびしいだけだ。 [review] (G31) | [投票(3)] |
★4 | 娘の為に「良かれと」思うその常識的な気持に共感する俺も、翁と同じさ・・・ [review] (考古黒Gr) | [投票] |
★4 | 誰もが知っているという触れ込みの竹取物語、しかし実は僕は一度も岩波の薄い原書を読んだこともなければ、現代語訳の短編小説を読んだこともありません。ただ絵本等で断片的にある程度の話を知っているだけ。 [review] (セント) | [投票] |
★4 | 総数約1150〜1200ショットといったところか。何故今「かぐや姫」を撮らなければならなかったか。 [review] (赤い戦車) | [投票(2)] |
★4 | 「原作のまま」と言ってる人は「竹取物語」読んだことないでしょ?この映画が「竹取物語」のままなのは、ストーリーではなく、精神です。 [review] (ツベルクリン) | [投票(1)] |
★4 | アニメーションとして、姫(竹の子)の赤ん坊から幼少期にかけての描写が素晴らしい。泣き出したり、寝返りしたり、這い這いしたり、立ち上がって歩いたり、という表情や動作の可愛らしさ。 [review] (緑雨) | [投票(6)] |
★3 | 観ていた親父が一言「絵が汚いのを除けば面白い」と。 [review] (氷野晴郎) | [投票] |
★4 | 子供への愛の虚しさとか親の期待の重さとか、そういうのがうわっと来て、顔がぐちゃぐちゃになるほど泣いた。 [review] (もがみがわ) | [投票] |
★5 | 本当にこの人は変わらない。そしてその変わらなさが、とても頼もしい。 [review] (甘崎庵) | [投票(1)] |
★5 | 「竹取物語」の映像化を夢見ていた、亡き円谷英二に観せてあげたい。 [review] (ペンクロフ) | [投票(19)] |
★5 | ★4か★5か迷ったんですが、在りし日の地井武男さんの元気な声の「遺作」に、思わず5点を献上してしまいました。(2011年の夏に収録したそうで、それにしては、ずいぶんと公開までに、時間をかけたんですね。きっと納得のいくまで) [review] (プロキオン14) | [投票] |
★3 | 捨丸や女童というオリジナルキャラを入れてきたのは一般ウケを狙ったためと思うが、完全に原作をなぞった方が潔かった。そうすれば文芸作品として評価に足る作品になったと思う。 [review] (Master) | [投票(1)] |
★4 | 高畑勲監督が『竹取物語』の物語要素だけでなく、その背景にある仏教的思想などの時代背景も含めて本作を手掛けたのだろうと思われる点に素直に感心した。 [review] (deenity) | [投票(3)] |
★4 | チカラ尽きても、想いは尽きぬ。 (Orpheus) | [投票] |
★4 | 『風立ちぬ』が選ばれた人の物語なら『かぐや姫』は選ばれなかった人の物語。姫が桜の木の下で踊りまわる至福(である筈)の場面で、しかし何故かジャンプカット。編集される現在=運動。這入り込む自意識の間隙。現在をさえ十全に生き切ることの出来ない不幸。 (鷂) | [投票] |
★3 | 『千と千尋』のように二人は手を取り合って宙を舞うが、ここから受ける印象は正反対だ。 [review] (寒山拾得) | [投票(5)] |