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jollyjokerさんのお気に入りコメント(11/65)

ザ・シューター 極大射程(2007/米=カナダ)★3 エンディングに向かう話の運びは、いくらなんでもメチャクチャ過ぎるとは思いますが、そんなことは気にしない、というスタンスで行こう。(多分、本当にメチャクチャな国なのだ)。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
すばらしき世界(2021/日)★3 今回の西川美和作品はずいぶんと優しい。私は監督の一筋縄ではいかない意地悪さが好きだったのでちょと拍子抜け。役所広司さんのお芝居が魅力的なので2時間あきずに楽しめましたが、この三上という男、なんのことはないハード仕様の車寅次郎ですね。 [review] (ぽんしゅう)[投票(5)]
風が吹くまま(1999/仏=イラン)★4 都会から来た男は一方的に話し、訊ね、要求し、村人はそのほとんどすべてを柔和に受け入れる。そして男は死者が眠る丘からしか外界と交信できない。風に波打うつ黄金色の麦の丘。虫の声はなりやまず、質素な白壁に原色のドアや窓が美しい家。やはりここは異界か。 [review] (ぽんしゅう)[投票(1)]
フルメタル・ジャケット(1987/米=英)★4 特定の悪役を設定したり(当時の)政策の誤りを追求したりと、責任の擦り付け合いに忙しい同系作品に比べれば、アメリカの歴史・教育・文化・国民性を徹底的にコキ下した本作(の前半部分)を見ながら過ごす時間の方が圧倒的に有意義だ。面白いしね。 (町田)[投票(11)]
フルメタル・ジャケット(1987/米=英)★4 パリス・アイランドでのビンセント・ドノフリオ絡みのちぐはぐなナイト・シーン以外はとっても好き。キューブリックの「冷え冷えとした非情さ」をこよなく愛する者としては、この映画も『アイズ・ワイド・シャット』同様、大満足の出来映えです。 [review] (ゑぎ)[投票(9)]
フルメタル・ジャケット(1987/米=英)★4 戦場で人は一人、二人と死んで行くのでは無い、虫けらの様に一匹二匹と死んでいくのだ。 [review] (あき♪)[投票(14)]
007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2021/英=米)★3 前半のサスペンスとアクションはいつもの007仕様炸裂で絶好調。パーティーで大暴れするアナ・デ・アルマスの新人エージェントならではの“華麗な懸命さ”が可愛い。後半は話しがもたついて物語で「本当にやりたかったこと」への収斂が足りずピュアさが中途半端。 [review] (ぽんしゅう)[投票(3)]
アナザーラウンド(2020/デンマーク=スウェーデン=オランダ)★4 少しだけ赦されたいおじさんたちのために。 [review] (おーい粗茶)[投票(3)]
ROMA/ローマ(2018/メキシコ=米)★5 計算されつくしたロングテイクの“閉塞(滲む天窓に飛行機が一機)”で幕が開き、ふいの地異に見舞われようと、時代の渦に巻き込まれようと、思わぬ裏切りに合おうと、天空に昇華するようなラストショットの“開放(空に飛行機が三機)”で一家の物語は幕を閉じる。 [review] (ぽんしゅう)[投票(5)]
ヒッチコック/トリュフォー(2015/仏=米)★3 聞き飽き挿話のアンソロジー。『サイコ』に関するスコセッシの解釈は腑に落ちたりするが地文章と映画引用は全くリンクしない。偏屈変態デブ親爺にインタビューする繊細青年の緊張は通訳の屈託ないおばちゃんに助けられた。その発見こそがこの映画の妙味。 (けにろん)[投票(3)]
突入せよ! 「あさま山荘」事件(2002/日)★5 何の変化もない遠景の山荘の映像に釘付けになった10日間。苛つきながらもリアルタイムの「戦争」に狂喜した当時の自分を恥じて号泣。Reviewは余談&余談・・・長文です。 [review] (sawa:38)[投票(25)]
アナザーラウンド(2020/デンマーク=スウェーデン=オランダ)★3 「俺たち酔っぱらいティーチャーズ」みたいな邦題でもよかったのでは。 [review] (ペンクロフ)[投票(4)]
夜に生きる(2016/米)★4 観光とナンパから始まって挙句にKKKから宗教右派へ。御曹司集団劇という特殊形態の中にやがて何とも抗しがたいベンアフ文芸の秘密が花開く。ダイコンという恒常性の船に乗って、波乱にとんだ世界の荒波を彼は乗り切ったのである。 (disjunctive)[投票(2)]
007 スカイフォール(2012/英=米)★3カジノ・ロワイヤル』が感じさせた無頼の色気がもうほとんど死んでいる。死なせてしまうような話だと思う。 [review] (kiona)[投票(2)]
ハーヴェイ(1950/米)★3 「たかが映画じゃないか」(文藝春秋社刊)を読んだ時に、一番いつか見たいと思った映画かも知れない。見てみると、概ね期待値通りだったのだが、全くジェームズ・スチュワートらしい悠長な人物造型。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
すべてが変わった日(2020/米)★4 本作もきめ細かく作られた現代西部劇の佳作だ。いや同時に、『ギャングママ』モノ(『クレイジーママ』でもいいが)としても、注目すべき作品ではないか。時代は1963年、モンタナからサウスダコタへの自動車の旅。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
パンケーキを毒見する(2021/日)★0 やるならアベでやれよ。 (ぽんしゅう)[投票(4)]
イングロリアス・バスターズ(2009/米=独)★5 嘘や秘密を見破られまいとする際の動揺を見事に表現するメラニー・ロランら役者陣の力量。ねちっこい会話の応酬が生み出すヒリヒリした緊迫感が圧巻だ。映画館という舞台設定及び映画内映画という手法を最大限効果的に使った映画としても記憶に残る。 (太陽と戦慄)[投票(5)]
ある子供(2005/ベルギー=仏)★4 赤ちゃんを抱いたソニア=デボラ・フランソワがアパートの階段を上がって来る。出産後、産院から帰宅したのか。自分の部屋のドアを開けると、見知らぬ男と女がいる。赤ん坊の父親が勝手に人に貸していたのだ。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
息子のまなざし(2002/ベルギー=仏)★3 主人公は職業訓練校の木工の教師、オリヴィエ・グルメ。大人が主人公なので、子供と違い、カメラが追いかけ続けても、所作・行動の意外性が若干希薄だ。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]