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寒山さんのお気に入りコメント(1/77)

街の灯(1974/日)★4 少々いい加減な展開をするところ、例えば女子プロレスのバスに何故か堺正章が乗っているなんて部分は、アレレ?と思わせるのだが、その後のレスリングシーンの演出がすこぶるよろしくて、もう展開のいい加減さを非難する気にはなれなくなる。そう、これが森崎東の素晴らしさなのだ。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
たまもの(2004/日)★5 林由美香なくしてこの映画は語れないという程、彼女のまなざしと少女のように愛らしい感受性に尽きるな。整理できない愛情だとか、抑え切れない衝動だとか、彼女にとってまっすぐ生きることの意味が問われている。鑑賞後はずしんと響く。 [review] (ナッシュ13)[投票(2)]
白夜(1957/伊=仏)★3 ルキノ・ヴィスコンティは、やっぱりドMだなと思う。 (kenichi)[投票(1)]
妻よ薔薇のように 家族はつらいよ III(2018/日)★5 黴びた主婦の労働価値とはのテーマは『口笛を吹く寅次郎』に比肩する思いを伝えられない男と伝えてほしい女のもどかしい感情の機微という山田独壇場エッセンス投入で巧みに世界に浸透。夜のドライブ行の降雨タイミングなど想外の巧さだ。夏川も圧巻。 (けにろん)[投票(3)]
ウンベルト・D(1952/伊)★5 脚本家ザヴァッティーニ50歳、初老にさしかかりこの作品が生まれた。誰が50前に老後の事を真剣に考えよう。今日本2018年、来年消費税は10%に上がり、更に年金は減少する。本作の評価は年々高まることだろう。(?) [review] (KEI)[投票(1)]
女囚さそり 701号怨み節(1973/日)★5 これほどの哀しさを閉じ込めたヒロインは未だかつていない。そして都会に放たれた女豹はより凶暴さを増す。 [review] (sawa:38)[投票(2)]
野良猫ロック セックスハンター(1970/日)★4 描かれる混血児とは、敗戦から25年を経て顕在化た文化的半アメリカ者である我々のことであり、対する自信失墜により不能と化した被虐的反アメリカ者もまた、まぎれもない我々の姿である。次ぎを産む性としての女を前にして止めどなく続く自己懐疑はまさに70年。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
暖流(1939/日)★4 病院ものだが、権力と愛欲のどろどろ話ではなく、あえて言うと純愛ものだ。それも今(2017年)ではもう珍しい(?)―すべてを捧げます―という一途な純愛ものなのだ。 [review] (KEI)[投票(1)]
トッポ・ジージョのボタン戦争(1967/日=伊)★4 何がどうしてこうなったのか。日伊合作市川崑監督パペット・ムーヴィ(しかし人間も出る)『トッポ・ジージョ』しかも『ボタン戦争』(Missile War)とは。映画においては「企画」と呼ばれる段階にこそ最も人智を超えた禍々しいサムシングが潜んでいるのやも知れぬ。 [review] (3819695)[投票(3)]
トッポ・ジージョのボタン戦争(1967/日=伊)★4 人形の擬人化と人間の戯画化の妙。映画的表現に固執することなく、むしろテレビ的テクニックを素直に取り込み縦横無尽に駆使する市川崑のアバンギャルド性は、まさに映像クリエーターの先駆。そういえば、当時の子供たちの間で核の話しは日常的な話題でした。 [review] (ぽんしゅう)[投票(3)]
トッポ・ジージョのボタン戦争(1967/日=伊)★3 真っ暗な画面に浮き上がる尖鋭的な構図。もうアヴァンギャルド映画です。何度も『黄金の七人』の宣伝をしてくれるのがおかしい。ヒットしてたんだなあ。この映画の銀行やぶりも結構面白い。 [review] (ジョー・チップ)[投票(5)]
ウンベルト・D(1952/伊)★5 矜持だけは残存するが最早生き抜く術を失した老人に対するデ・シーカのサディスティック視線は冷めた世間の衣を借り十重二十重に炸裂する。それでも愛犬依存な能天気ぶりがブラック。しかし少女の心折れぬ前向きさが対比として絶妙で救い難い物語を緩衝。 (けにろん)[投票(2)]
ウンベルト・D(1952/伊)★5ハリーとトント』はこれなのね。 [review] (バーボンボンバー)[投票(2)]
銭ゲバ(1970/日)★5 素晴らしすぎる唐十郎。こんな役を何の迷いも疑いも無く演じられるのはこの方だけ。新宿アルタ前広場に銭ゲバの銅像を所望します。 [review] (町田)[投票(1)]
万引き家族(2018/日)★4 この一家を語るのに絆という言葉は使わないと決めた。絆という漠然とした概念は、法律という明文の対極にありながら、どちらも人が平穏でいるために無理やり作った安心装置にすぎない。この集団は常人の安全装置の外にいるから恐ろしくもあり、愛おしくもある。 [review] (ぽんしゅう)[投票(2)]
万引き家族(2018/日)★4 それはまるで、子供同士の秘密クラブのような。 [review] (水那岐)[投票(5)]
デトロイト(2017/米)★4 これもまた『ダンケルク』と同様の体験型と言えるが、当時のデトロイトの空気感と白人と黒人の関係性、そして白人同士、黒人同士の思想の違いなど多様性も感じられて、すでに職人芸とも思える硬派な作品に仕上がった。 [review] (HAL9000)[投票(2)]
ロープ 戦場の生命線(2015/スペイン)★5 相当に深刻で絶望的な状況を背景にした物語だが、映画の色調は思いのほか明るい感じもする。 [review] (シーチキン)[投票(1)]
決戰の大空へ(1943/日)★3 大した話ではないのだが、応援してやりたい弟・小高まさる、やんちゃで可愛い妹・落合富子、そしてひょっとしたらどんな映画よりも好演していたかもしれない優しいお姉さん・原節子にひと目逢いたいと、予科練に志願する素朴な少年たちも多かったのではないか。 [review] (水那岐)[投票(1)]
妻よ薔薇のように 家族はつらいよ III(2018/日)★3 西村の無頓着で野放図な頭髪と、夏川の重量感とルーズなウエスト周りに、社会的に不自由はないが精神的な緊張が足りない、いわば一生懸命には違いないが、その懸命さが生活の目的になってしまったような惰性が漂う。喜劇を戯画で終わらせないリアルな造形に感心。 [review] (ぽんしゅう)[投票(2)]