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寒山さんのお気に入りコメント(1/87)

黒い太陽(1964/日)★5 終盤の異様なテンション、驚愕のラストは凄い。こんな大傑作が埋もれてしまっているなんて信じられない。蔵原惟繕の再評価を熱望する。 (太陽と戦慄)[投票(1)]
それから(1985/日)★4 タイトルの出る瞬間が一番ぞくぞく来た。この藤谷美和子の扱いには吃驚する。このようなヒロインの扱いは世界映画史上でも希だろう。俄に類例が思い浮かばない。その他のシーンでも森田らしい遊びが悪くない。ナーヴァスな時間の描き方もいい。しかし小林薫中村嘉葎雄のチグハグさは鼻についてしまうが。 (ゑぎ)[投票(3)]
それから(1985/日)★3 映画と小説はこんな風に違うんだ。いくつか印象的なシーンあるけど、見せつけられる感じがして好きになれなかった。 (ぱーこ)[投票(1)]
それから(1985/日)★1 文学的表現なのだろうか。ダラダラと青春の後悔は続く。 (しど)[投票(1)]
駅 STATION(1981/日)★4 大晦日に場末の飲み屋で高倉健と倍賞千恵子が黄昏る苦悶を味わいたく、20年ぶりに再見したのだった。しかし黄昏るには不穏すぎる。東宝製70年代刑事ドラマに民子物をぶち込んだ暴力的な構成で、とらやにミサイルが直撃したかのような触感なのだ。 [review] (disjunctive)[投票(4)]
幕末太陽傳(1957/日)★5 ぐーにした両拳を胸の前で構え、首を左にちょい傾げ、大胆にも上半身をさらにぐぐーっと左に倒しながら駆けずり回る。これは演出じゃないだろう。これが「芸」、個人技の為せる業。真似してもいいが、怪我するな。 (sawa:38)[投票(2)]
幕末太陽傳(1957/日)★5 軽快洒脱。他の作品の「暗さ」を排した分だけ、そこに深みがあるようにも思える。底に秘めた「怨念」の差が、軽快系岡本喜八との評価の差か。 (しど)[投票(1)]
幕末太陽傳(1957/日)★5 「首が飛んでも動いてみせまさあ」しびれるう (動物園のクマ)[投票(1)]
トリュフォーの思春期(1976/仏)★4 トリュフォーのこういう熟れた散文的語りは有りそで無いところが新たな話法への探求を窺わせシビれる。メインに置かれた少年の憧れや、落ち着く結末は正直ありきたりだが、サイドストーリーのエピソードにシニカル人でさえも微笑み泣かされる魅力満載。 (けにろん)[投票(1)]
トリュフォーの思春期(1976/仏)★4 タブローではなくスケッチ。暖かで優しいタッチ、それでいて注意深く丁寧な映画です。 [review] (ルッコラ)[投票(7)]
人生劇場 飛車角(1963/日)★4 紛れも無く仁侠映画の萌芽であると認められるのだが、しかし確かに文芸映画の残り香も強い。尾崎士郎をモデルとする青成瓢吉−梅宮辰夫を中途半端に残しているからか。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]
人生劇場 飛車角(1963/日)★4 沢島の演出は旧態な小刻みなカット繋ぎの感情発露と長廻しの愁嘆場を錯綜させ緩急自在であり、任侠マターに準ずる男優陣の安定より佐久間良子のジャンル不定さも又好ましい。殺陣の見せ場は案外少ないが充分に黎明期の佳篇。 (けにろん)[投票(2)]
人生劇場 飛車角(1963/日)★5 後の東映的任侠形式は未だ無い。故に鶴田は女を想って身をよじり、高倉は女に懇願し押し倒す。そこには様式美が確立される以前のリアルな「人間」が描かれる。東映の功罪の始まりでもあるが、ここでは「功」のみを賞賛すべき。 (sawa:38)[投票(2)]
フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017/米)★5 「ああ、なんてことだ」と涙を落としながら思った、だって、嘘っぱちの夢の国がホントの夢の国になっちまうんだから [review] (週一本)[投票(3)]
冬冬の夏休み(1984/台湾)★5 ホウ・シャオシェンの凄さを体感するにはこれを見るのが手っ取り早いだろう。演出による葛藤やもどかしさ、焦燥、さらには笑いの創出はキアロスタミを、冒頭卒業式シーンにおける望遠レンズでの空間把握などはカサヴェテスをそれぞれ想起させる。現代にも通用する八〇年代映画の最先端。まったくもって驚きの連続。 [review] (3819695)[投票(4)]
冬冬の夏休み(1984/台湾)★4 人は生と死の間を生きている。当然のごとく我々の日常には生と死の「芽」が溢れている。人の交わりの度合いが増せば増すほど、その「芽」はいたるところに姿を見せ始める。トントン少年の側を通り過ぎっていった生と死の気配、つまりは我々の日常を見る映画。 [review] (ぽんしゅう)[投票(6)]
冬冬の夏休み(1984/台湾)★4 子供から大人へ、現実に触れるとき。しかし視点はやさしかった。 (スマイル)[投票(1)]
狂熱の季節(1960/日)★4 これは巧い。乱暴にカメラを振り回しているように見えて、細部の音の演出まで的確。主人公の無軌道な行動には吐き気を覚える面もあるが、彼の無法な躍動性が映画的活気をもたらしているのもまた事実。連続噴射するエネルギー。 [review] (煽尼采)[投票(1)]
盲獣(1969/日)★2 江戸川乱歩原理主義者としては、この映画のお上品なハイセンス、骨抜きフニャチンぶりは実に腹立たしい。ここには酸鼻を極めた猟奇も、欲望追求の限界突破もありはしない。ただの気の利いたソフトコアだ。特に美術にはガッカリした。 (ペンクロフ)[投票(1)]
盲獣(1969/日)★3 三角関係における心理の交錯、軋轢にはドキドキさせられたが、その解消後は、取り残された。ナレーションによってすっ飛ばされたが、その後が本当に描くべきは、蹂躙されながらも隷属してしまう過程の心理ではなかったか。それが無くてのSM大会は、コントにしか見えなかった。 (kiona)[投票(3)]