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寒山拾得さんのお気に入りコメント(30/167)

ゴジラの逆襲(1955/日)★3 これが最初の過ち [review] (kiona)[投票(10)]
スパイの妻(2020/日)★4 一見チープなTVセットの前で展開される演劇的やり取り。物語も軍政下のサスペンスから愛情劇の狭間を揺蕩う。夫婦は社会正義のための同志にも似て、虚々実々の権力との戦いのなかでの駆け引きはまさしく大銀幕上の絢爛たるスケールだ。愛のため国賊にも化すこの闘争の渦中にあって、結末はまったく意外ではない。コスモポリタンの冷酷は独裁国を凌駕するのだ。 (水那岐)[投票(3)]
はりぼて(2020/日)★4 全員クソ野郎 [review] (ペンクロフ)[投票(4)]
はりぼて(2020/日)★4 酒が好きなもので遊ぶ金が欲しかった。いや、だって、みんなやってるし。あの人から言われたら断れない。不正の証拠を突きつけられ、ぐうの音も出ずしょげ返る(あえて書きますが)田舎議員たちの滑稽を、間違っても“人間臭くて憎めない”などと許してはいけない。 [review] (ぽんしゅう)[投票(3)]
フライト・ゲーム(2014/米=英=仏=カナダ)★3 リーアム・ニーソンの困った顔が大好きだ。それはともかく、タイトルにつける程製作者としては自信があった non stopな展開は、その通りでした。しかし、吹矢、ケイタイ隠し等伏線もなく、犯人とその動機明かしはちょっと乱暴でした。 (KEI)[投票(1)]
ペパーミント・キャンディー(1999/日=韓国)★4 監督がもと社会派小説家ということを知って納得。これは時代に翻弄された「はず」の、誰かに起こった「はず」のMr.NOBODYの物語なのだろう。 [review] (おーい粗茶)[投票(3)]
下郎の首(1955/日)★4 こういう映画、もっと若い人も観ればいいのに。瑳峨三智子の妖艶さ、見習いたいね。。 (あちこ)[投票(1)]
帝銀事件 死刑囚(1964/日)★4 当時のジャーナリストがまだマシに見える。 [review] (たいへい)[投票(1)]
帝銀事件 死刑囚(1964/日)★4 平沢貞通を中心に描いているのではなく、記者が事件の真相を追及し奮戦する姿が色濃い。 [review] (TOMIMORI)[投票(2)]
帝銀事件 死刑囚(1964/日)★5 米国に保護された政府に保護されている資本家に雇われた新聞記者達によって担がれる御輿。その御輿の中にある事件と平沢という男、それをとりまく主役無き空虚な祭り。歴史を検証していくうえで、さらにその事に対し自分なりに思ったことを述べるのに映像を用いなければいけないという制約が付いた状況で、打破し、進み、完成しきった熊井啓の思いっきりの良さ。無条件降伏です。 [review] (ジャイアント白田)[投票(2)]
なぜ君は総理大臣になれないのか(2020/日)★4 おおテリブル。テリブル香川! こ… これが… これが香川か…… これが香川…… (車田正美「リングにかけろ」より抜粋改変) [review] (ペンクロフ)[投票(6)]
湯を沸かすほどの熱い愛(2016/日)★3 プロットは面白いし、地方都市の銭湯という舞台設定も(現実味は無いが)好ましい。何より宮沢りえは素晴らしい女優だと改めて思う。が、この監督の演出はどうにも肌に合わず、鼻白んでしまう。 [review] (緑雨)[投票(2)]
湯を沸かすほどの熱い愛(2016/日)★4 「血縁の有無」を絡めた「家族の増減員」という手垢に塗れた感動噺の素材に、手垢に塗れた感動噺ならば忌避してしかるべき細部(たとえば「思春期女性の下着事情」や「尿」)を敢えて仕掛けることで物語の馬力増強を図る。というのが『琥珀色のキラキラ』『チチを撮りに』から一貫する中野量太の方法だ。 [review] (3819695)[投票(5)]
湯を沸かすほどの熱い愛(2016/日)★5 まずこの大仰な題名に少々引いてしまう。でもそれはラストのラストで明かされる。ふむふむなるほど面白かった。 [review] (セント)[投票(4)]
麦子さんと(2013/日)★3 かつて少女であった母の気配のなかに、タイムスリップしてしまった麦子の戸惑いを自然体で演じる掘北真希が好い。80年代アイドルに連なる母の記憶という、今年のNHKの人気ドラマとの符号は単なる偶然か。それとも再生を希求する時代の気分の発露だろうか。 (ぽんしゅう)[投票(2)]
黒い雨(1989/日)★4 今村が何故に固執した性への言及を廃し聖処女とでも言うべき被爆女性を描いたのかへの答は見出だせない。松竹初期に大島と共闘した石堂川又の起用も意外性のみだが、静謐な哀しみを纏ったスーちゃんが言い尽くせない思いを代弁する。 (けにろん)[投票(4)]
黒い雨(1989/日)★4 「抑止力としての核」とか「戦争を終わらせるために仕方なかった核の使用」とかいう人に核兵器の真実を伝えるには、やはりこの映画のように丹念にその残酷さを描写する事が有効だと思う。写真や統計では見えてこないものも伝える必要はあると思う。 (カレルレン)[投票(1)]
黒い雨(1989/日)★4 戦争は既に終わり、希望を詠う歌が街にはあふれているのに、田中好子の脳内の時計は止まっている。忌むべき日の残滓は否応なしに隣人を蝕み、フィクショナルなほどの死の連続がやり切れない螺旋を描いて彼女に纏わりつく。 [review] (水那岐)[投票(3)]
黒い雨(1989/日)★4 みんなのコメントを拝見すると、今村作品という事を期待し過ぎているような気がする。この作品は評価するしない以前の絶対的普遍性を持つ映画である。とすると、やっぱりどうして今村昌平監督なの?と、わたしもなってしまうなぁ。言ってる事が矛盾してしまった!レビューはおまけです。 [review] (takud-osaka)[投票(2)]
王手(1991/日)★3 将棋の駒の動きは解るけど何手先とかそういう次元の世界をやられるとキツい。映像表現は良かった。漫画映画で気楽に観れます。 (t3b)[投票(1)]