jollyjokerさんのお気に入りコメント(55/65)
フォックスキャッチャー(2014/米) | review] (ぽんしゅう) | デュポン(S・カレル)の猫背に抑圧された者の鬱屈が滲む。母によって飼いならされた馬の従順さに、彼は自らの姿を重ねていたのだろう。求めたものは解放であり、最も恐れたのも解放だったのだ。だから彼が撃ったのは解放を希求する心。すなわち彼は自殺したのだ。 [[投票(1)] |
フォックスキャッチャー(2014/米) | review] (ペペロンチーノ) | FoxのFはFame(名声)のF。キツネのキは金メダルのキ(<日本語じゃん)。 [[投票(5)] |
血と骨(2004/日) | マーロン・ブランドのビトー・コルレオーネは立派にある時代のアメリカにおけるイタリア人の父を代弁できたが、ビートたけしの金俊平は日本における朝鮮人の父でもなんでもない。あれはただの暴力とセックスだけでしか自己を主張できない孤独な男だ。 [review] (水那岐) | [投票(5)] |
アバウト・タイム 〜愛おしい時間について〜(2013/英) | レイチェル・マクアダムスは現役最強だなあ。まさか前髪を切りすぎて登場するとはなあ。寝巻姿はさすがにズルいよなあ。などと終始うかうかしていると、いつしか『父ありき』的風景にはどうも「水辺」が必須らしい、というお話になっていてベソをかかされる。 (3819695) | ロマンティック・コメディ仕様に装備を整えた[投票(2)] |
インターステラー(2014/米) | review] (Orpheus) | スピルバーグ+ノーラン兄弟= [[投票(3)] |
運命じゃない人(2004/日) | review] (おーい粗茶) | 「脚本の段階でまず面白い物語」というのが、監督の第一目標だったかも知れない。でもそうじゃない作品。 [[投票(12)] |
最強のふたり(2011/仏) | review] (林田乃丞) | こういう人たちでもって「いい映画」を作ろうっていう魂胆が賎しいと思うの。 [[投票(9)] |
ドライヴ(2011/米) | ペンクロフ) | オレが高倉健気取りの寡黙でストイック風な映画を嫌いなのは、映画そのものが「どうですこんな俺! カッコいいでしょう泣けるでしょう」とヨダレ垂らして尻尾振ってるからだ。その恥知らずな自己愛に、心底ウンザリしてんだよな。 ([投票(4)] |
ドラゴン・タトゥーの女(2011/米=スウェーデン=英=独) | review] (おーい粗茶) | ひたすら面白くてワクワクする間がないという感じ。 [[投票(5)] |
その土曜日、7時58分(2007/米=英) | review] (おーい粗茶) | 同時進行ドラマを想起させる邦題にしちゃってるけどそれは作品の本質ではない。集客ポイントが落ちるのかも知れないけど「悪魔に知られるより前に逝って」という原題のほうがピッタリ。 [[投票(6)] |
ゴーン・ガール(2014/米) | ゾディアック』や『ソーシャル・ネットワーク』のスマートで質感ある構成力はどこに行っちゃったの?という感はあるが、これはこれでフィンチャーの芸の幅広さを示しているのかもしれない。鑑賞中釘付けになっていたのは確か。 [review] (緑雨) | 振り返ってみればB級感漂う驚かせ映画で、『[投票(4)] |
6才のボクが、大人になるまで。(2014/米) | パトリシア・アークェット一家は転居を繰り返すが、それによって作中人物の人間関係は不断の刷新を被る。「時間の経過」そのものを主題に掲げた映画のようでいて、物語は不思議と過去に拘泥しない。 [review] (3819695) | 「転居」の映画。制作現場の事情を推し量って云えば「主要でない出演者の長期間拘束を不要にできるため」[投票(7)] |
チョコレートドーナツ(2012/米) | 水那岐) | これも偏見かも知れないが、ゲイなど性的感覚においてマイノリティと見做される人々のほうが、こと愛情面の問題に強力な力を発揮できる人物が多いように思われる。これはつねに自分の性情や愛情の感覚を第三者に晒しながら暮らす、かれらだからこその美点ではないだろうか。映画は普遍的なかれらの愛情をストレートに表し、楽曲の普遍性もまた素晴らしい。 ([投票(3)] |
運命じゃない人(2004/日) | review] (ミドリ公園) | 高校時代、同じクラスに無類の映画好きがいた。 [[投票(37)] |
運命じゃない人(2004/日) | review] (G31) | 棒が一本あった。葉っぱかな?と思ったがそうではなく、カエルだった。と思ったがそうでなく(中略)アッという間に可愛いコックさんになる面白さ。 [[投票(5)] |
あ・うん(1989/日) | 板東英二をリリーフに使うのは間違っていたのかもしれない作品。 [review] (G31) | [投票(2)] |
インターステラー(2014/米) | フランシス・フォード・コッポラ『地獄の黙示録』のように、マイケル・チミノ『天国の門』のように、浪漫と無謀の総量にかけて『インターステラー』は歴史に自らの碑を打ち立てるだろう。クリストファー・ノーランはつくづくドン・キホーテだ。しかし彼のサンチョ・パンサたちはことごとく有能であった。 [review] (3819695) | [投票(10)] |
ゴーン・ガール(2014/米) | ぽんしゅう) | 面白さの70%は原作者の手による脚本の妙。残り30%を手練れのフィンチャーが勘所を押さえつつ手堅くさばいて2時間半飽きさせないわりには、あまりに整然と「サスペンス」するので、心の闇を覗き込むような深みや怖さはいまひとつ。大騒ぎのわりには淡泊な後味。 ([投票(6)] |
インターステラー(2014/米) | review] (ぽんしゅう) | 科学が封印され思考が停止した状態に「行動」が加わったとき時間は動き出す。そして時間は止められないというサスペンス映画にとって解決不可能な問題を、守るべきは自分か、家族か、人間かという正解なき命題で煙に巻きつつ壮大なハッタリで無化てしまう力技。 [[投票(5)] |
秘密と嘘(1996/英=仏) | review] (mimiうさぎ) | こんなに愛されたいのに、なぜ誰も愛してくれないの?愛して欲しい。その答えは、簡単だった。 [[投票(8)] |