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★5 | 放射能X(1954/米) | 「傑作選」より:まずは冒頭のショック状態の少女がいい。まだ見ぬ恐怖をなによりも雄弁に観客に物語る抜群のイントロ。…やがて現れる「Them」!迫力たっぷりの対決シーン…そして、意外にも広がりを見せるストーリー展開。SFモンスター映画の金字塔。 | 24, 甘崎庵, ジョー・チップ, kawaほか5 名 | [投票(5)] |
★5 | アメリカン・グラフィティ(1973/米) | たった一晩の出来事のみ。極めて純度の高い、青春映画としてはむしろ異色の構成だろう。また、最後までDJをうまく使った稀な作品でもある(『バニシング・ポイント』や『レザボア・ドッグス』等の佳作もあるが、途中からDJの存在が薄くなる)。 | 甘崎庵, ナム太郎, かっきー, tredair | [投票(4)] |
★3 | マトリックス レボリューションズ(2003/米) | 第1作目を彷彿とさせる、冒頭のセラフ達の銃撃戦シーン(やはりマトリックスはこうでなくっちゃ♪)!そして阿鼻叫喚のザイオン激戦シーン(ミフネに大爆笑♪)!さすが完結篇…と思ってたら、終盤の雨中の決闘シーン以後急速に失速してしまった。う〜む…。 | プロキオン14 | [投票(1)] |
★5 | 大砂塵(1954/米) | ジョーン・クロフォード扮する女主人の堂々たる迫力と刹那かいま見える女らしさが印象的だが、それにも増して凄いのが嫉妬に狂うマーセデス・マッケンブリッジ。女対女の情念の対決…なるほど、いかにもニコラス・レイ監督らしい、異色の傑作だ。 | いくけん | [投票(1)] |
★5 | ラスト サムライ(2003/米=ニュージーランド=日) | 「今や忘れられた言葉のために」…か。侍の国の末裔の一人として、この作品が異国で製作されたことを誇りに思うとともに、現在の日本を思えば深く恥じ入らずにはいられない。真に最後の士魂と言うべき渡辺謙の名演に、ただただ頭を深く下げるのみである。 | 茅ヶ崎まゆ子 | [投票(1)] |
★5 | 夕陽のガンマン(1965/伊=スペイン) | 悪役インディオの、時計を見つめる目の演技が忘れられない。 | ねこすけ, 茅ヶ崎まゆ子, べーたん, かっきー | [投票(4)] |
★4 | アンドロメダ…(1971/米) | 粋な邦題がまず嬉しい。…これでもかとばかりに繰り返される滅菌処理や、無機質極まりない研究所内の様子が見えない恐怖のサスペンスを盛り上げる。惜しむらくは、研究所内のシーンが多過ぎてやや単調な点か。もう少し外のシーンを効果的に挿入できたはず。 | クワドラAS, 茅ヶ崎まゆ子 | [投票(2)] |
★5 | 殺人者はライフルを持っている!(1968/米) | 引退する怪奇映画俳優(ボリス・カーロフのセルフパロディ!)と無差別連続狙撃犯…さすがに組み合わせの不自然さは否めない(ラストが弱い)が、理由なく人を殺す即物的な恐怖が観る者にぐさりと刺さる衝撃作。BGMなしで描かれる狙撃シーンの冷酷さよ。 | 24 | [投票(1)] |
★2 | 江戸川乱歩劇場 押繪と旅する男(1992/日) | 江戸川乱歩は、幼少の頃、ふとしたことからレンズに非常な恐怖を憶えたという。この作品でもレンズ(双眼鏡と蜃気楼)が重要な鍵となっているが、乱歩が感じたようなレンズの恐怖が観る側にほとんど伝わってこない。現代パートの悲惨さが強すぎるのも難。 | けにろん | [投票(1)] |
★3 | 119(1994/日) | 消防士のおはなしなのに… [review] | ガッツ大魔王 | [投票(1)] |
★5 | 凶人ドラキュラ(1966/英) | ホラーの空気を心得たテレンス・フィッシャー監督が演出したこの雰囲気!独り危険を察知し怯える義姉が煽る恐怖の不気味さ!一言も喋らないクリストファー・リーの迫力!…復活シーンの特殊効果は、21世紀の今なお身の毛もよだつ恐ろしさだ。 | 茅ヶ崎まゆ子 | [投票(1)] |
★4 | 吸血ゾンビ(1966/英) | 英国の封建的な田舎村とゾンビ…関係なさげな組み合わせが興味深い。鳴り響くドラムの音と、死体の顔をクローズアップするジョン・ギリング監督の恐怖演出が効果的(女ゾンビが目を見開くシーンは本当に怖い!)。採掘場の歯車のシルエットの恐ろしさよ。 | 茅ヶ崎まゆ子 | [投票(1)] |
★3 | ミイラ怪人の呪い(1967/英) | ドラキュラに代表される「血」、ゾンビのような「腐肉」、どちらもないミイラ男の恐怖と言えばやはり「呪い」か。そのあたりを掘り下げて欲しかった(ただ暴れるだけでは怖くない)。マギー・キンバリー扮する言語学者が予知能力を持っているのがミソ。 | 茅ヶ崎まゆ子 | [投票(1)] |
★5 | なみだ川(1967/日) | とにかく信じられないくらい清楚な魅力がだいばくはつ!なのにいつも諺を間違えてばかり…そんな藤村志保がカワイイったらありゃしないっ♪本篇時間も短めで、ムダな飾りのない作品なので、姉妹のお互いを想う気持ちがまっすぐ伝わってくる。泣けます! | 直人 | [投票(1)] |
★3 | ラウンダーズ(1998/米) | マット・デイモンのナレーターが緊迫感を削いでしまうし、また彼のお坊ちゃまな立振舞いが「スゴ腕のポーカープレイヤー」の設定と噛み合っていない。『シンシナティ・キッド』のように、カードの達人=人生の達人であって然るべき。共演陣が見もの。 [review] | mimiうさぎ, peaceful*evening, ニュー人生ゲーム | [投票(3)] |
★3 | フランケンシュタインの花嫁(1935/米) | 原作者達の談笑で始まるオープニングにまずビックリ。「friend…good…」とたどたどしい言葉で語る怪物の姿が観る者の偽善を透かしているようで痛々しい。クライマックスの実験場のシーンもなかなかに凝っているのだが…肝心のラストが肩すかしの感。 | kawa | [投票(1)] |
★3 | ヴィドック(2001/仏) | 百花繚乱!乱舞する極彩色の独特な映像(美?)がだいばくはつ!の新感覚ミステリー。観ていて彷彿とさせられるのは江戸川乱歩の世界…この感じは、我々日本人(劇画ちっくなところも)と近いのかも。ただ、アクションシーンが少なめなのが残念。 | ノビ, terracotta | [投票(2)] |
★4 | 宮本武蔵・般若坂の決斗(1962/日) | 阿厳を一閃する武蔵!『椿三十郎』にも劣らぬ名場面であるので、未見のファンは必見。『スター・ウォーズ』のライトセイバー戦に欠けているのは、敵のみならず己の業をも一刀両断してしまうような問答無用の剣技の恐ろしさと美しさだと思う。 | ゑぎ | [投票(1)] |
★3 | U−571(2000/米) | 「潜水艦モノに外れなし」…のセオリー通り、ソツなくまとめられた佳作。だが、そのソツのなさが逆に設定の面白さを殺してしまっているのが残念。 [review] | けにろん, kawa, m, LOPEZ que pasa?ほか6 名 | [投票(6)] |
★5 | キル・ビル(2003/米=日) | 新生タランティーノの新生任侠映画、新世紀の今鮮やかに見参っ!切れのいいアクション、凝った撮影、濃〜いサントラ。…破天荒な世界観に終始ニヤニヤしながら観ていたのだが、ラストの雪上の決闘シーンの美しさに思わず唸ってしまった!vol.2が待ち遠しい。 | 茅ヶ崎まゆ子 | [投票(1)] |