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ガブリエルアン・カットグラさんの人気コメント: 更新順(9/22)

人気コメント投票者
★4M(1931/独)裁く側、裁かれる側…どちらも犯罪者。太陽と戦慄[投票(1)]
★3ドニー・ダーコ(2001/米)冒頭、朝焼けの中起き上がる主人公のシーンでの研ぎ澄まされた空気が出色。新感覚のブラックコメディ(?)だが、それが面白さに結びついているとは言えない。結末がどうなるのか気になって最後まで目が離せないが、2回目以降の鑑賞に耐え得るか…。ジェリー[投票(1)]
★4眼には眼を(1957/仏=伊)殺したいほどに怨んでいるはずの主人公を終始気遣い続ける男。怨みの究極が「相手の死」ではなくて「相手が苦しみながら可能な限り生き長らえること」なのだとしたら…。砂漠の空撮が観る者を恐怖のどん底に叩き落す、はてしなく「深い」復讐劇。24, にくじゃが, kawa[投票(3)]
★4終身犯(1962/米)驚くべき実話を手堅い演出で見せる感動作だが、後半部分は蛇足。独房に入れられた男の不安や孤独が前半でしっかり描かれていないので、鳥に熱中する姿に説得力が足りない。命を育むという行為を通して、彼は自らが奪った命の重みに気づかなかったのだろうか。24[投票(1)]
★4007/オクトパシー(1983/英)「傑作選」より:派手なオープニングとは裏腹に、ひとつの美術品から始まる展開に正統派スパイサスペンスの匂い。インド世界を007ワールドにうまく取り込んだうまさ(あの笛!)。…また、今回はQの出番が多いのも嬉しいっ(笑)♪Alcoholic, ガンダルフ, 茅ヶ崎まゆ子[投票(3)]
★4ブレーキ・ダウン(1997/米)恐怖は、暴力を生む。 [review]ごう, kawa, NAMIhichi, ねこすけほか6 名[投票(6)]
★5フォロウィング(1998/英)「他人の持ち物」を通して人間の存在を深く見据えるその視線が興味深い。ありふれた題材を取り上げつつ、巧みなストーリーテリングと短い本篇時間で強烈なサスペンスを演出した監督の力量たるや恐るべし。無機質なモノクロ画面と前衛的な音楽で切れ味も倍増。ざいあす, makoto7774, ことは[投票(3)]
★3髪結いの亭主(1990/仏)彼女は… [review]poNchi, ジェリー, tredair[投票(3)]
★410億ドルの頭脳(1967/英)「傑作選」より:あれっ私立探偵っ?意表をついたオープニングから始まり、事の詳細も判らぬまま北欧へと向かうパーマーの活躍にワクワクっ♪黒幕の正体も、米映画では見られないユニークさ。…ただ、パーマーにはもう少し地味な活動が似合うのでは(苦笑)。にくじゃが, 茅ヶ崎まゆ子[投票(2)]
★5少林サッカー(2001/香港)前半のもたつきが気になるが…大爆笑必至の試合シーンでそれも全て帳消しっ♪リアリティを完全に無視し、サッカーを「決闘」として演出するその手腕に思わず快哉を叫んでしまった。…しかし。セリエ○だの●リーグだのはしばらくマトモに見られないかも…^^;terracotta, ナム太郎[投票(2)]
★5博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964/英)テロップは謳う。「このような事故は絶対に起こらないと合衆国空軍は保証する」…と。その「保証」と本篇との間の絶望的なギャップの大きさ…これこそが真のブラック。この時既に、全世界は発狂していたに違いない。Alcoholic, ナム太郎, chokobo, HWほか20 名[投票(20)]
★4日本沈没(1973/日)ちょっとやり過ぎ?な災害&パニック描写に、当時の時代の空気…その残滓(ざんし)を感じる。余談で恐縮だが、傑作パロディ「日本以外全部沈没」を映像化して現代日本に甦らせると…一体どうなるだろうか(笑)。kawa, poNchi[投票(2)]
★4アバウト・ア・ボーイ(2002/英=米=仏)ヒュー・グラント扮する主人公の女性へのモテ具合がそんなに過剰でない点が良い。彼のモノローグに色々とモノ想う独身男性は多いのでは(笑)。クライマックスの盛り上がりに欠けるのと、トニ・コレット扮する母親の扱いが中途半端なのが難か。ことは, ナッシュ13, crossage[投票(3)]
★4赤死病の仮面(1964/米)「傑作選」より:ホラーというより、イングマール・ベルイマン監督作のような文芸作品の趣きすら漂うこの感じ!あの『忍者と大鴉』のあとにこんな作品を作るロジャー・コーマンってば(笑)。ニコラス・ローグの撮影にも注目。ジョー・チップ, 茅ヶ崎まゆ子[投票(2)]
★5フランケンシュタイン(1931/米)魂の伴わない技術の産物に魂が宿ってしまったことへの驚き。存在そのものを生まれる前から既に否定されてしまっていることへの悲しさ。…名前さえ付けてもらえなかった怪物が少女と遊ぶシーンには本当にまいってしまった。…ただ、ただ、涙…。甘崎庵, tredair[投票(2)]
★4風花(2000/日)「傑作選」より:浅野忠信を圧倒する小泉今日子の確かな演技力に注目。楽しそうにはしゃぐ彼女の姿が、正視できないくらいに痛々しい。その場に流れる空気を鮮やかに切り取る相米慎二監督の手腕も冴え渡り…逝去が悔やまれる作品だ。茅ヶ崎まゆ子[投票(1)]
★4ミラクル・ぺティント(1998/スペイン)「傑作選」より:まさに奇想天外!こんなメチャメチャな話よく考えたなぁ…と感心しながらエンドロールを観てると…こんなメチャメチャな話にもたくさんのヒトの手がかかってるんだなぁ…と、感激?してしまった。スペインってスゴいトコですねぇ(笑)。茅ヶ崎まゆ子[投票(1)]
★4黒猫の棲む館(1964/米)「傑作選」より:今作の最大の特徴は野外ロケの多用。朽ち果てた修道院が有無を言わさぬ存在感を放つ。晴れ渡った青空が逆に不気味さを醸し出しているあたり、一連のポォ映画化作品にはない魅力だ。茅ヶ崎まゆ子[投票(1)]
★5タイム・マシン 80万年後の世界へ(1960/米)「傑作選」より:クラシカルな英国から始まる物語が…戦争・核攻撃・地殻変動…あれよあれよという間に80万年後の世界にまで広がるこの壮大さこそSFの醍醐味!ジョージ・パルの丁寧な特撮とタイム・マシンのデザインが嬉しい。茅ヶ崎まゆ子[投票(1)]
★5バーバー(2001/米)あのコーエン兄弟が不条理な匂いさえ漂う犯罪劇をモノクロ画面で描いたのだ。何をか言わん哉!…ビリー・ボブ・ソーントンの寡黙な演技。美しいピアノの旋律。そして真っ白の部屋の衝撃…全てが完璧である。ina[投票(1)]