最近のコメント 10 |
★4 | カラマリ・ユニオン(1985/フィンランド) | 主人公の15人の男たちが全員同じ名前であることが作品の寓話性を強く暗示している。当初の目的もどこへやら、街を彷徨う男達…そこにどんな意味が込められているのか?そんなことはどぉでも良い。目的や意味が絶対条件ではないのは、人生にも然りなのだから。 | [投票] |
★3 | 必殺4 恨みはらします(1987/日) | さすがは深作欣二監督作らしく、躍動感溢れる殺陣のシーンは見ごたえ充分。平尾昌晃のテーマ音楽がカッコ良く決まる演出に感激!…だが、本篇時間が長いのに余計なエピソードが多くすんなりと楽しめない。レギュラー陣の活躍がもっと観たかった。 | [投票] |
★1 | わが青春のアルカディア(1982/日) | 石原裕次郎の重厚なナレーションで始まるオープニングが出色だが…劇場版アニメとしては作画がかなり雑。加えて、ストーリー展開もあまりに強引で無理が有り過ぎ。原作ファンとしては、第二次大戦時のエピソードだけでも気合を入れて作って欲しかった。 | [投票] |
★5 | 宇宙からの侵略生物(1957/英) | 50年代SFを代表する隠れた秀作との噂は聞いていたがなるほどと納得。全篇を覆う重苦しい緊張感。不安をかきたてる音楽。低予算を巧みにカバーするテクニック(工場の不気味な静けさの演出が凄い)。クライマックスのスペクタクルに大感激! | [投票(1)] |
★2 | 風に逆らう流れ者(1961/日) | あの名曲?「さすらい」が途中で中断(!)される、掟破りのオープニングは必見(笑)。宍戸錠の欠場はイタいが、私はその分小林旭の魅力がじっくり堪能できると思う。“ホンコンの竜”を演じた藤村有弘の怪演がいい味だが、出番が少なめ…。 | [投票] |
★1 | 必殺!2 ブラウン館の怪物たち(1985/日) | コミカルタッチもいい(池田屋を襲撃している真っ最中の新撰組に主水が助っ人の相談に行くシーンがケッサク)のだが、肝心のスタイリッシュなアクションシーンまでもがユルユルなのがヒドい。本篇時間が一丁前にたっぷり2時間あるのもツラい。 | [投票] |
★2 | 大暴れ風来坊(1960/日) | 小林旭の唄も使い回しされてるし、物語構成もうんざりするくらいにパターン化。唯一の楽しみはやはり宍戸錠だろう。唐笠をかぶった牧師というのは、荒唐無稽を通り越してもはや意味不明の域(笑)。…ただ、ラストはちょっとだけひねってある…かも? | [投票] |
★3 | 必殺!(1984/日) | 本篇が始まっていきなり鳴り響くあのBGM!あの効果音!そして光と影のコントラスト!おおっこれぞ必殺…と最初はワクワクしていたのだが、物語のテンポがどうにも悪く、しかもその分本篇時間が長いため、スカッとしたカルタシスは味わえない。 | [投票] |
★3 | 半落ち(2004/日) | [ネタバレ?(Y1:N6)] 豪華キャストが、抑えた演技で皆それぞれに好演を見せる(個人的には石橋蓮司に感銘を受けた)が、主人公の過去がなかなか語られないため、彼の悲しみがいまひとつ伝わってこない。前半で息子のエピソードをしっかり描いておけば感情移入できたのでは。 | [投票] |
★2 | 南海の狼火(1960/日) | 私がシリーズを続けて観ているというせいもあるのだろうが、さすがに第3弾ともなるとマンネリ化は否めないところか。宍戸錠の怪演が光る“坊主の政”のアヤシさはいい味を出している(彼の念仏はなんだかクセになりそぉ^^;)が、全体的に作りがユルい。 | [投票] |
最近のあらすじ 5 |
★4 | カラマリ・ユニオン(1985/フィンランド) | 舞台は現代のフィンランド・ヘルシンキ。とある食堂に集まった15人の貧しい男たちは皆名前がフランク。彼らは“イカ墨同盟(Calamari Union)”なるおかしな同盟を結成していた。…「密集した住居や飢え、人々の無知、客でごった返すバス(時刻表は合わない)、世界に類を見ない坂の多い街なみ、通りは子供と犬で身動きがとれない。しかもこんな社会から我々は鼻つまみにされ侮辱されている。こんな街はもぉイヤだっ!」…とゆーのが同盟の主張。そこで一躍決起した同盟員達は、街の反対側にあるとゆー理想郷“エイラ”を目指し旅に出るのだが…。奇才アキ・カウリスマキ監督が描く、ブラックユーモア満載の不条理な寓話劇。(本篇80分) | [投票(2)] |
★3 | 必殺4 恨みはらします(1987/日) | 時は江戸時代。謎の美青年・奥田右京亮(真田広之)が新しく南町奉行に赴任。その頃、同奉行所の同心(じつは仕事人)・中村主水(藤田まこと)は、旗本諸氏方の不良息子達が引き起こした、死者まで出した町での騒乱事件を捜査していたが、何故か捜査結果は右京亮にもみ消されてしまう。裏にきな臭い匂いを感じ独自に調査を開始する主水。そんな折、事件で老父を失った町娘から「仕事」が依頼されるが、そこへ子連れの凄腕仕事人・わらべや文七(千葉真一)が現れて…。人気TV時代劇「必殺」シリーズ放映15周年記念作品として、故・深作欣二監督が手掛けた劇場版第4作。(本篇131分) | [投票] |
★1 | わが青春のアルカディア(1982/日) | 「旅路の終りに人はみな想う 青春こそアルカディア(理想郷)だった と…」…時は未来。地球は謎の異星人イルミダスに完全に征服されていた。宇宙戦艦デスシャドゥを駆り、太陽系連邦最強と謳われた無敵艦隊を指揮し死力を尽くして戦った艦長・ハーロック(CV:井上真樹夫)も今や敗軍の将…。難民船と化したデスシャドゥを地球に帰還させた彼を待っていたのは武装解除と敵軍への絶対服従という屈辱的な扱いだった。だが彼は、乞食の真似までしながらじつはひそかに反逆の時を待ち続ける技術将校・トチロー(CV:富山敬)と運命的な出会いを果たす…。石原裕次郎を特別出演に迎えて贈る、松本零士原作のSFアニメ。(本篇131分) | [投票(1)] |
★5 | 宇宙からの侵略生物(1957/英) | 舞台は現代イギリス。人類初の月面基地建設を計画する科学者・クォーターマス博士(ブライアン・ドンレヴィ)は、ある晩顔に不気味なアザを付け錯乱する男と出会う。連れの女は「田舎のウィリントン村にデートに出かけたら村が消えていて、そこに落ちていた不思議な石を拾ったらそこから何かが飛び出して彼の顔に取り付いた」と言う。事の真偽を確かめるべく村へ向かった博士は、跡形もなく消え去った村の跡地に巨大なドーム都市が建設されているのを目撃するが、中に入ろうとするとアザのついた衛兵の襲撃を受けて…。SFホラー『原子人間』の続編にして、1950年代のSF映画を代表する隠れた秀作である。(本篇81分:日本劇場未公開作品) | [投票(2)] |
★2 | 風に逆らう流れ者(1961/日) | 舞台は現代日本・愛知県豊橋市。馬車?に乗って五たび流れて来た我らが流れ者・野村浩次(小林旭)は、この地で火薬工場の技師をやっていた旧友が爆発事故で死亡したことを知る。…工場の火薬を横流ししていたことがバレたため、証拠隠滅を兼ねて自爆したのだ…とする当局の見解に、そんなことをするような男ではないと義憤に駆られた野村は独自に調査を開始。やがて背後に巨大な陰謀が隠されていることを突き止めるが、そこへ新型火薬の技術を工場へ売り込もうとする男・“ホンコンの竜(藤村有弘)”が現れて…。小林旭主演の「流れ者」シリーズ第5弾にして最終作だが、名ライバル役の宍戸錠は今回欠場している。(本篇83分) | [投票] |