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jollyjokerさんのお気に入りコメント(50/65)

父、帰る(2003/露)★3 宗教的、神話的モチーフに満ちているそうだが、そんなことは全く分からん。人間の業としてならよく分かるぞ。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(9)]
A.I.(2001/米)★1 もう怒る。こうまでひどいとは思わなかった。立ち見までした私は馬鹿ですね。スピルバーグはどうしちゃったんでしょうか。 [review] (ぱーこ)[投票(7)]
オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分(2013/英=米)★5 愛する妻子をどん底に落とし責任を負った仕事を放っぽらかしても男には断腸の思いで果たさねばならぬ信義則がある。リミッターが振り切れそうな真夜中の疾走と孤独が皮膚感覚で迫る濃厚な86分。アウトバーンからの退路。それでも祝福されるべきは新しい命。 (けにろん)[投票(2)]
きみはいい子(2015/日)★4 虐待は継承され自己愛が強すぎる親は新たな虐待を産み又、教師や同級の親を排撃し続けるだろう。独居老人は社会性を失い障害を持つ子の親も又居所がない。時代に蔓延する唾棄すべき事象をしかし呉美保は全肯定で捕まえようとする。女には敵わないと思う。 (けにろん)[投票(3)]
ニューヨーク、アイラブユー(2008/米=仏)★3 単なるオムニバスではなく斬新な構成ではあると思うが、結局、指揮者不在のロンドン・パリ的不統一のガチャ混ぜに終わった。それなら10話の輪切り構成でも良かった気がする。アタルの街角の2挿話が光り岩井の挿話は媚びてる。 (けにろん)[投票(1)]
ニューヨーク、アイラブユー(2008/米=仏)★3 プロデューサーの映画。小さくまとまりすぎている。誰ひとり銃撃戦を撮らないなんて! とは云わないが、これだけ演出家が顔を揃えながら他を出し抜いてやろうという野心を見せる者がいないのは少し寂しい。その点から云えばシェカール・カプール篇が頭ひとつ抜けた出来だ。と見るのは安易すぎるか。 [review] (3819695)[投票(2)]
ブリッジ・オブ・スパイ(2015/米)★5 2度にわたる交渉の信念はどうも通り一片の正義とかではなく仕事への誠実に裏打ちされてるらしい。為にする展開も散りばめた時代寸景にU2撃墜を混入させて切り抜けた。驚くほどにクールな計算に裏打ちされたベタ人情劇。ベルリンの臨場感と切迫度は弩級だ。 (けにろん)[投票(3)]
キングスマン(2015/英)★4 下らなくて大笑いしてしまった(でもちょっと後ろめたい気持ちで)。とてもキュートでレイフ・ファインズユマ・サーマンの『アベンジャーズ』を思い出す。やっぱり傘とスーツは必需品。 [review] (月魚)[投票(3)]
インサイド・ヘッド(2015/米)★4 イロトリドリノセカイ。小さくて巨大な冒険。 [review] (DSCH)[投票(2)]
インサイド・ヘッド(2015/米)★5 Disney/Pixerはアメリカの良心。それが喪失を語り始めた。脳科学心理学の成果を良くビジュアル化したと思う。後編を見たいが、同時に作ってほしくない、という気持ちもある。思春期まででやめておくのも成熟のなせる技だろう。私の好きなキャラはムカムカ(disgust)。 (ぱーこ)[投票(2)]
インサイド・ヘッド(2015/米)★4 文字通りの私心を無私的利他精神の活動に擬した史上最小活劇。脳内の擬人化・地理化は素朴な比喩である以上に、アクションやディザスタを通じた感情の可視化に与る。幼子から「おふざけの島」が失われゆく光景を取り返しのつかない絶望感とともに目撃させられるのは、その「崩壊」の生々しい動感による。 (3819695)[投票(3)]
ジョン・ウィック(2014/米=カナダ=中国)★3 キアヌ・リーヴスは飼い犬を殺されて復讐に走るらしい。とは云え、それはあくまで犬が亡妻の忘れ形見ゆえであれば、ここで犬は任意の変数でしかない。犬映画ぶりを讃えるには及ばないだろう。裏社会をファンタジーと割り切って治外法権と独自の掟を導入したのは物語に都合よいが、いささか漫画に過ぎる。 (3819695)[投票(3)]
過去のない男(2002/フィンランド=独=仏)★3 今目の前で死を宣告された男が突然…。ある意味、ドライヤーの『奇跡』で最後に起こったことが、ここでは最初に起きる。理由はない。そうではなく、むしろそれ自体が映画の中では否応なく理由になってしまうということ。少なくとも映画では、メロドラマよりも喜劇こそがより偉大であり得るみたい。〔3.5〕 ()[投票(2)]
わたしはロランス(2012/カナダ=仏)★3 グザヴィエ・ドランが本当に興味があるのは、たぶん映画というよりは物語であり人間。それでいけないということは取り敢えずないけども…。 [review] ()[投票(1)]
マイ・マザー(2009/カナダ)★3 暴力的なまでの苛立ちと、自身を抹消してしまいそうな自己嫌悪。大きく振れながら繰り返される感情の揺れが痛々しい。庇護者である母性が女性になるという現実と戸惑いは、ゲイである息子にとっては単なる母からの自立以上のエネルギーの消耗を強いるのだろうか。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
それでも夜は明ける(2013/米)★4 とにかく重い、のだが、この重さは偽悪的に創出されたものではなく、人間という生き物の残虐性や愚かさを暴くだけの現実味を感じさせるところに本領がある。豊穣な大地、広い青空、にもかかわらず鬱々とした空気が充満している。その再現が凄い。 [review] (緑雨)[投票(3)]
裁かれるは善人のみ(2014/露)★5 利権亡者の首長と斗う個人という王道的体裁が家庭の崩壊予兆という不穏なエッセンスを内包しつつ重厚な風景リアリズムを伴い圧倒的。だが、映画はそこからサディスティックに更なる連鎖へ突き進む。真冬の海に垣間見えるクジラが誘う地獄の深淵は神話の領域。 (けにろん)[投票(3)]
ターミネーター2(1991/米)★4 これだけ詰め込められばなかなか文句言えない、なんでもある駅前巨大食堂みたいな映画 (YO--CHAN)[投票(1)]
ラストミッション(2014/米)★3 殺人マシーンの終活と、新たなる生命の誕生が交差。そりゃ泣きながら寿司食うだろう。 (黒魔羅)[投票(1)]
キングスマン(2015/英)★4 爽快感と悪趣味とくだらなさと懐かしさと、いろんな感情が入り混じった作品でした。頭とお尻の懐かしソングはまさにおじさんホイホイ。 [review] (stimpy)[投票(3)]