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[コメント] わが青春に悔なし(1946/日)
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★4転向を強いられた久板の後悔の産物なのだろう。「配慮」を欠いた農村描写が強烈。学生時代の理想を再発見する不毛な社会人人生という切り口に、時代を越えた普遍性がある。 [review] (寒山拾得)[投票(2)]
★3原節子とは何か [review] (ぱーこ)[投票]
★2「友だち100人」みたいで、見る気の引けるタイトルだなとずっと思ってたが、その点に関しては案外素直に観られた。 (G31)[投票]
★4眼力女王原節子映画。杉村春子高堂国典の夫婦も大概だが、大河内傳次郎三好栄子から原節子が産まれてしまうのだから映画とはかくも自由だ。原中心の支離滅裂なカッティングで無声映画のような画面が次々と繰り出される。そして後半が凄まじい。説教臭さの次元など遥かに突き抜けた最強の農作業映画。 (3819695)[投票(3)]
★3両手をつく原節子からヴィゾルブで二本のクワ、そういえば初め辺りはピアノ弾いていたか、手の所作で生き方を表現する演出なのかと思った。どうあれ、いろんな原節子が見れて楽しかった。 (モノリス砥石)[投票]
★3男性的な力強さが魅力の黒澤明が、女性を主人公にした作品を撮ったらどうなるのか。 [review] (づん)[投票(1)]
★4原節子藤田進らの行動の極端さが、戦後の価値観の混乱を象徴しているように思えて、かえってリアリティを感じました。周囲を気にせずに、身体の力を抜いて娯楽を楽しむにはもう少し時間が、という雰囲気だったのではと想像しています。 (カレルレン)[投票(2)]
★3監督が伝えたい趣旨は理解できるが、夫の意志とは果たして野良仕事だったのか!? [review] (氷野晴郎)[投票]
★3原節子の美しさと魅力にあふれた映画。人はどう生きるべきかをテーマにするのはよいが、ストレートすぎて、まだまだ深めきっていないというか、多少紋切り型のようにも思える。 [review] (シーチキン)[投票]
★3反戦運動に悔いなし、かぁ。GHQ検閲でも左翼映画?いいのかな。女ならどっちの男を選ぶか。夢の男。生活の男。 [review] (マグダラの阿闍世王)[投票]
★4変なとこもいっぱい。特にハイキングやピアノのシーンは若々しさが感じられなくて辛いのだが、実年齢に近くなると良くなり、ラストの原節子の顔は力技。 (coma)[投票]
★4無責任な言い方だけど、逆境をはねのけ、かえって質を良くしてこそが本物の監督だと思ってます。勿論黒澤明監督は本物って事です。 [review] (甘崎庵)[投票(2)]
★3有名な黒澤映画と比べると肩透かしを食う。それにしても,この頃の映画を観ると,当時の若者って本当に真っ直ぐだったんだなあといつも感じてしまう。 [review] (ワトニイ)[投票]
★3GHQのプロパガンダ映画だが、いかんせん終戦直後であり、後にGHQは方針の誤りに気づく。ついでながら後の巨匠も「女性」を撮るセンスの無さに気づく。GHQ・クロサワ両者にとっての反面教師となった価値ある作品。 (sawa:38)[投票(1)]
★4後年の作品と比べれば、一段も二段も不器用な感じがするが、そこに巧みさを超えた真率な強さを感じる作品。田植えのシーンにはロシア映画のような素朴なエネルギーが満ちる。この映画を見て三船敏郎の出ない映画をもっと撮ってくれていたらと思う。 (ジェリー)[投票(1)]
★4泥まみれの原節子が凄い。特高警察の描写は生ぬるい。 (RED DANCER)[投票]
★4思想的な面が一方的すぎて受け付けにくいけど、原節子の熱演に+2点。 [review] (緑雨)[投票(3)]
★3教育的すぎる。映画で啓蒙されたくない。 [review] (t3b)[投票(1)]
★3理想を追求すること。それは若者の特権。しかし、理想実現に向けた行為は、方向を間違えると破壊行為でしかならなくなる。 [review] (スパルタのキツネ)[投票]
★2「悔いのない青春」なんて信用しない。 (町田)[投票(1)]
★3本筋とは関係なく気になったのは冒頭の学生闘争シーン。「戦争反対」の長旗を持った学生たちが二つの陣営に分かれてぶつかり合い、そこに馬に乗った憲兵が乱入してくる様子を、俯瞰ショットが捉える。馬と旗と陣取り。おい、これじゃ戦国合戦ものじゃねえか! (crossage)[投票]
★3登場人物が青いのはいいが、映画まで青いのは困る。 [review] (Kavalier)[投票(3)]
★4ひょっとしたら原節子や杉村春子は占領下の日本そのものを象徴していたのではないかと余計なことを考えたくなるくらい、彼女たちの力強さに感銘を受ける。 [review] (ツベルクリン)[投票(1)]
★3タイトルがすでに結論を述べちゃってるもんなぁ (ガラマサどん)[投票(1)]
★3節子小津向きとか思っているとカウンターを喰らう。此処での彼女は女版大魔神、或いは狂った観音様の如きド迫力の演技を見せる。孵りかけでのたうち回る天才が独創と情熱だけの演出で押し切った結果であるとしか言いようがない。 [review] (kiona)[投票(6)]
★3原節子は大陸的な、厚化粧の似合う美貌であり、田植え女として働く姿は異様であったが、それなりに存在感があったことは事実。…しかし、もっと令嬢と庶民を兼ねられる女優はいなかったのだろうか? [review] (水那岐)[投票(5)]
★3黒澤はとことん男性的な作家ですよ。 [review] (takud-osaka)[投票(1)]
★2もっと面白くなりそうな話なのになぁ。この女の人は苦労をしたようだが、ちょこちょこっとそんなシーンを見せるくらいでは何も伝わらない。終始、お嬢様が我が侭やっているようにしか思えなかった。2002.9.8 (鵜 白 舞)[投票]
★2無骨で無遠慮なプロパガンダ映画。あまりにも全てが正直すぎて退屈。 (ぽんしゅう)[投票]
★4これはとても幼い映画。ドアを背にした原節子の短いオーヴァー・ラップを繋げたシーンには笑ってしまった。黒澤もこんなことをやっていたのだ! [review] (ゑぎ)[投票(8)]
★4後半の村人に迫害されながらも農作業を続ける描写は、観ている側も辛く感じる。それだけリアルで生々しさを感じる。それが、後年は黒澤映画の成熟と共に無くなってしまった。 (タモリ)[投票]
★3黒澤監督、力みすぎなのは大戦直後のもろもろの感情があふれでたのでしょう。ともあれ、原節子の美しさは本当に永遠です。どうなさっているのでしょうか。 (AKINDO)[投票]
★2思い出せるのは原節子のたくましさのみだなぁ (マツーラ)[投票]
★5僕は初めてみた時衝撃的だったなあ。2部構成になっているんだけど、前半の優雅なシーンより、後半の苦悩に満ちたシーンに引き込まれるんだよなあ。 (chokobo)[投票]
★5女を描けない黒澤が女の自立(愛と自立の両立)を唱い,これを原節子が演じている映画の凄さに点を与えたい。 (死ぬまでシネマ)[投票(1)]
★4爽やかな青春物語といった前半と、ドロドロしていて暗い後半との落差が激しい。それだけ時代の変遷をよく映しているということなのだろうか。とすれば、全体としてこれだけ上手くまとめてあるのはさすが。[ラピュタ阿佐ヶ谷] (Yasu)[投票]
★3社会運動に揺れる若者群像。理想を追うと苦労が耐えないね。 (しど)[投票]
★3黒澤映画には珍しく女性が中心の映画。後の印象は薄いが。 (丹下左膳)[投票]