★5 | 繊細な光によるクアドリ教授(=ゴダール)殺し [review] (いくけん) | [投票(12)] |
★5 | これだけの傑作だが「映画史上に屹立する」という印象ではない、あくまでも、可愛らしさに溢れた映画。しかし大傑作であることに変わりはない。ベルナルド・ベルトルッチの趣味の良さには誰にも抗えないものがある。それは真に貴族的なヴィスコンティとは全く違う「映画」における趣味の良さなのだ。 (ゑぎ) | [投票(7)] |
★4 | 終始映像は暗いのだけれども、そこに照らされる僅かな光の描写がいつも綺麗だ。映画の途中で一時停止したくなるくらい計算された構図に私の心臓が一時停止しそうになった。 (guriguri) | [投票(6)] |
★4 | すべての構図が、緊張感のあるグラフィックデザインのよう。つまり、どこにも息がつけない。窒息しそうな完全な構図、緻密に計算された光と影。でも、最後のシーン、構図が、ルーズになるんだよね。彼が自分は自分だと受け入れる時に、世界はくつろぐ、ということ? (エピキュリアン) | [投票(6)] |
★4 | やがて来る激しいギャップ。 [review] (レディ・スターダスト) | [投票(6)] |
★5 | 光と影の魔術。そしてそれは、映像だけのための美ではない。映画的物語上で必然的な美。 (ALPACA) | [投票(5)] |
★5 | 絵画のような(安定した)構図、静謐な狂気。ピンと張っていた輪ゴムがビチン!と切れてしまった‘暗殺の森’のシーン。雪崩れる、世界。 [review] (巴) | [投票(5)] |
★4 | この野郎。てめー、さしずめインテリだな! (ぽんしゅう) | [投票(5)] |
★5 | これは凄い。驚異的傑作。 [review] (赤い戦車) | [投票(4)] |
★5 | サンダも良いが、ステファニア・サンドレッリがそれ以上に魅力的。
頭は少し弱いが気のいいイタリア女性を演じて愛らしい。
トランティニャンもエゴイスティックな役柄を好演。
映像・カメラワークが美しい。 (フランコ) | [投票(4)] |
★5 | 例えば、踊るように逃げまどうドミニク・サンダを追ったあのため息が出るような移動撮影があるというだけでも、この映画は「傑作」と呼ぶにふさわしい作品であると思う。 [review] (ナム太郎) | [投票(3)] |
★4 | 昔はベルトルッチなんて苦手だった。年くった今は70年代のざらついた空気と抜群の構図だけで見ていられる。話はやっぱり面白くもないと思ったが、彼は…いや我々は、あの森で何を葬ったのか…立身に空回り、結局何者にもなれず他者をそしる凡百の無力と疎外感は尾を引いた。 (kiona) | [投票(2)] |
★3 | 鳥の鳴き真似、極端な構図など、冗談一歩手前のフェリーニ色が強い。ルネ・クレールを想わせるダンスホールの件がいい。共産党員モラヴィアの物語(花売りはインターナショナルを歌う)を、映画は耽美のネタとしか捉えておらず、生温さを感じる。 (寒山拾得) | [投票(2)] |
★3 | 「暗殺の森」という素敵なタイトルにいささか騙された感のある内容(2回寝ました)。 [review] (ギスジ) | [投票(2)] |
★3 | 枯葉がね、「ささぁー」とね。たかが枯葉が芝居するんだね。思わず声が出ました。枯葉のシーン。 (sawa:38) | [投票(2)] |
★5 | 列車内でジュリアとマルチェロがいちゃつくシーンはあまりに幻想的でエロティックだった。差し込んでくる夕陽とガラスの写り込みの美しさにため息。 [review] (ハム) | [投票(2)] |
★4 | 正常でいるために当時の正常を装っていたが、
正常なため正常になりきれなかった?撮影監督ストラーロ讃! [review] (マグダラの阿闍世王) | [投票(2)] |
★4 | 綺麗すぎて。 (dahlia) | [投票(2)] |
★4 | 壮絶なきれいさ。それしか覚えていない。 (ぱーこ) | [投票(2)] |
★5 | 痛ましい暗殺のシーンはハリウッドの連中には成しがたい。ベルナルド・ベルトルッチ監督作品にしては誰もが楽しめる映画に仕上がった。 (黒魔羅) | [投票(2)] |
★5 | なんという連綿連続、その手加減の無さ、緩急でいえば弛めのなさに「あるいはコメディかな?」とも思わせるほどではあるが、画面の充実が驚異的であり、作品は映画の喜びに溢れている! [review] (週一本) | [投票(1)] |
★4 | 画面の隅々に目を凝らすと、俳優の演技が生んだものとは異なる無数の時間が息づいている。目にしたことが現実のできごとのようにざわざわとして一筋縄ではない。教訓話とも思想とも無関係で不定形な世界が表現され、それ故に美しく、それ故にロベルト・ロッセリーニの正嫡なのだ。 (ジェリー) | [投票(1)] |
★3 | 美しい青の、哀切と残酷。赤の冷厳。断続的に全てを覆う闇。老いに蝕まれる若い性。集団の営みの傍観者として取り残される主人公。 [review] (煽尼采) | [投票(1)] |
★4 | キューブリックの『バリー・リンドン』は、これに触発されて撮られたんじゃなかろうか (Orpheus) | [投票(1)] |
★3 | ストラーロの映像美だけがひとり歩きしてしまったかんじ。 [review] (ざいあす) | [投票(1)] |
★3 | ファシズムやら諜報員やら政治的・社会的素材を、官能的で神秘的な映像美を以って、トラウマ・愛欲といった個人的な切り口で完全に内化してしまっているところが面白い。 (緑雨) | [投票(1)] |
★5 | 暗殺のシーン、こんなコワイシーンは今まで見たことがない!! (KEI) | [投票(1)] |
★2 | この主人公クールを装っているけど相当マヌケだろ…。動きがコントみたいだし…。確かに構図等はすばらしいんだけど、映像的にもっと静と動のメリハリのある方が好み。 (埴猪口) | [投票(1)] |
★4 | 白い壁に沿って歩くという、それだけのシーンを驚くほど完璧な色彩や構図で見せる映像世界にすっかり魅了された。切れ者のようでいて、実はヘタレなファシストという主人公のダサさも好き。 (AONI) | [投票(1)] |
★5 | 哀しみの孤独感が運んだ芸術に携わる奇妙な話でした。暗殺者としての瞳と普通の人間としての瞳が理想と現実の区別を意識しているように見えた。彼は心の中で涙の岸辺に佇んでいるのですね。濃厚な映像も、スリリングな展開も魅了せずにはいられない。 (かっきー) | [投票(1)] |
★5 | このイタリアの香り、そしてホモセクシュアルな展開は真似できない。
[review] (chokobo) | [投票(1)] |
★4 | ゆったりと流れるような映像は見るものを惹きつけてやまない。すべてが計算され尽くしたような構図は斬新な感じを受けた。ふたりの女優さんがとても魅力的だ。 (ことは) | [投票(1)] |
★3 | トラウマから逃げるためにファシズムに傾倒し命ぜられるままに暗殺に手を染める。そういう主人公の受け身人生が感情を排した観察眼で取り上げられるのだが、一方で耽美的な映像やデカダンな意匠にここぞとばかりに傾注する。表層的で両者は相互に浸食しない。 (けにろん) | [投票(1)] |
★3 | 映像の美しさと内容の怖さが増幅しあってると思った。 (なつめ) | [投票(1)] |
★5 | 静かで透明でけだるくって、たまらない幸福を感じさせてくれます。ストラーロはほんとにすばらしい。 (動物園のクマ) | [投票(1)] |
★5 | いくつか用意された、息をのむほど美しいシーンが少々唐突で浮いてしまっている。しかしそれでも5点がつく映画なのは確か。 (tomcot) | [投票(1)] |
★4 | 美術とカメラは最高峰。 (ドド) | [投票(1)] |
★3 | 美術サイコー。ヨーロッパの退廃はココにアリ!でも、ストーリィは今見ると、結構ツライモノがある。(つい、笑いに走っちゃって)公開当時はヨカッタんだろうねえ。 (ボイス母) | [投票(1)] |
★5 | この静謐な映像美。芸術です。 (ころ阿弥) | [投票(1)] |
★3 | あの舞う落ち葉、ゴッドファーザーにも登場します。70/100 (たろ) | [投票] |
★4 | 即席ではないと発動しない政治的シニシズムは、セクハラの概念がないという架空戦記性の偶然に身を託した。その一方で、偶然を排したい作劇の欲望は、モラルの展望に欠ける世界に清らかな思い出がもたらされる時を待ち続けている。 (disjunctive) | [投票] |
★2 | 登場人物達の関係性とストーリーがイマイチ把握できず、最後まで見るのが苦痛だった。もう少し説明が欲しいところ。絵画的な絵作りは、スクリーンの大画面で見れば、また違った印象だったかもしれない。080421 (しど) | [投票] |
★4 | 幼い頃のトラウマが原因で、ファシズムにひたすら「滅私奉公」しようとする主人公の弱さ・屈折ぶりがイマイチ伝わってこない。終盤の決壊ぶりを考えても、そこは単なるエピソード以上の強い格付けが必要だったのではないか?ドラマ的には流れを追えないが、説明的でないことが、いっそう映像美を引き立ててはいる。 (worianne) | [投票] |
★4 | 枯葉だぜ。分子革命だぜ。機械状無意識ってやつだぜ。なんのこっちゃ。ぞぞぞ。 (_) | [投票] |
★4 | 枯れ葉の舞うシーンが一番好き。他にも美しいと思うシーンがたくさんありすばらしかった。でもなんでトラウマを負ったからファシストになるのかはわからない。2002.3.9 (cecil) | [投票] |
★2 | ビットリオ・ストラーロの素晴らしい映像が魅力的だが、どうしても中盤で眠りこけてしまう...自分とはかなり相性の悪い映画かもしれない。話もうまく飲み込めないし、再チャレンジはしたいんだけどねぇ... (Ryu-Zen) | [投票] |
★3 | 美女二人のダンスシーンは美しかった。が,・・・主人公の姿が今ひとつ見えてこない作品。 (死ぬまでシネマ) | [投票] |
★4 | 美術は素晴らしいが話は平凡だ。 (空) | [投票] |
★3 | タイトルのカッコ良さに惹かれて観に行った。映像が芸術的でした。 (Curryrice) | [投票] |
★4 | タンゴを踊るドミニク・サンダの盾のような背中の美しさ。 (coco) | [投票] |