[POV: a Point of View]
● 監督たちの主として映画に対する発言集 アンディ・ウォーホル 私が思うよい映画とは、ピントが合っていて、有名人が出てくる映画だ。
●映画監督たちの、映画(＋人生)に関するコメントを集めてみました。その考え方は十人十色です。●その監督さんの代表作と思われる映画を、独断も入れつつ挙げてみました。●楽しみ方その１ あの監督さんらしい発言だなって思って下さい。●楽しみ方その２ この映画の監督は誰だったかなってクリックして答え合わせをして下さい。●楽しみ方その３
代表作はこっちの映画だろって、内心突っ込みを入れて下さい(笑) ●タイトル名で区分しました。■Ａ ア行 ■Ｂ カ行 ■Ｃ サ行 ■Ｄ タ行 ■Ｅ ナ行 ■Ｆ ハ行 ■Ｇ マ行＋ヤ行 ■Ｈ ラ行＋ワ行
| C | ストーカー(1979/露) | 私自身の「私」が何の意義ももたない祈りのようなものです。私は奴隷です。宇宙の中心ではありません。 | ||
| C | スローターハウス５(1972/米) | ←「原作に対する上質なシンパシーが感じられる。しかも心を込めて実に丁寧に描いてくれた。」（原作者談） | [comment] | |
| C | 七人の侍(1954/日) | 私の全映画の中で、これぞ映画という部分は３、４分だろう。 | ||
| C | 地獄の黙示録(1979/米) | 私はジャン＝リュック・ゴダールになれたのにならなかったのだ。 | ||
| C | 戦艦ポチョムキン(1925/露) | 「よくあることだ」、「ありうることだ」というたぐいの「動機づけ」は、無表現の恐ろしい泥沼である。 | ||
| C | その男、凶暴につき(1989/日) | リアルな暴力を見せるのはスタミナが必要なんだ。決して簡単なことじゃない。 | [comment] | |
| C | 春夏秋冬そして春(2003/独＝韓国) | 私の作品は性器のような皆が隠したいものをあらわにする、嘆かわしいものだ。 | ||
| C | 秋刀魚の味(1962/日) | どうでもよいことは流行に従い、重大なことは道徳に従い、芸術のことは自分に従う。 | ||
| C | 西鶴一代女(1952/日) | 「反射してください」「反射してますか」（具体的な演技指導をすることはなく、俳優に考えさせるやり方） | ||
| C | 情婦(1957/米) | 監督は警官であり、助産婦であり、精神分析医であり、それに、ろくでなしで、なければならない。 | ||
| C | １９００年(1976/独＝仏＝伊) | 映画史上には、人生に似ようとする映画に溢れている。 | [comment] | |
| C | 少年(1969/日) | 映画を作り始めると、あれはこうだったとか、さまざまな情景を思い出す。 | ||
| C | シンドラーのリスト(1993/米) | 「戦争は常に人間の最悪の部分を引き出す。」(台詞) | ||
| C | 砂漠の流れ者(1970/米) | 西部劇のガンマンの対決なんて、ケチなプロデューサーと対決することを思えば、屁みたいなものさ。 | ||
| C | 裁かるるジャンヌ(1928/仏) | 世の中で人間の顔に勝るものはない。いくら探検しても飽きない土地のようなものだ。 | [comment] | |
| C | 市民ケーン(1941/米) | 人は私が天才であることを否定する。もっとも天才といわれたことは一度もないが。 | ||
| C | ジュリア(1977/米) | 映画で最も大切な３つのこと。それは、脚本、脚本、脚本だ。 | ||
| C | サイコ(1960/米) | 大衆のエモーションを生みだすために、映画技術を駆使することこそ、私たちの最大の歓びだ。 | ||
| C | 心中天網島(1969/日) | ←黒子は崩壊する男女を導く。それは、カメラの眼であり、観客の欲望であり、作者近松その人でもあるのだ。 | ||
| C | 幸福の黄色いハンカチ(1977/日) | 誠実にいきる人たちのために、面白く楽しいものを作りたい。 |
※おまけ 映画のコメントを調べていたら、人生訓もいいのを見つけたので書きまする。 ●黒澤明 「些細なことだといって、ひとつ妥協したら、将棋倒しにすべてがこわれてしまう。」「創造力とは記憶である。」 ●フランソワ・トリュフォー 「自分の才能は疑わねばならない。だが、自分の霊感を疑ってはならない。」 ●寺山修司 「さよならだけが人生ならば、またくる春はなんだろう。」 ●フェデリコ・フェリーニ 「終わりと言うものは無い。始まりと言うものも無い。人生には無限の情熱があるだけだ。始まりと思うのも自分。もう終わりだと思うのも自分。」 ●参考文献 「５０１ 映画監督」って分厚い本。オマージュです♪。「２０世紀の映画監督名鑑」、「映画史上べスト２００シリーズ 日本映画編」も参考にしました。「映画術 ヒッチコック／トリュフォー」は映画的名言の宝庫です。あとネットの情報とかです。 ●このＰＯＶは、徐々に拡大していきます。９/２０
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