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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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チェンジリング(2008/米)************

★5見るたびごとに感動が増す。トム・スターンの最高作であるのみならず、少なくとも二十一世紀最大の傑作。一点の迷いもない演出が複雑怪奇な物語を持った映画に澄み切った相貌を与えている。ヘンリー・バムステッドの不在を乗り越えて切り拓かれた映画の新地平。これこそが「映画」だ。「映画」とは『チェンジリング』だ。 [review] (3819695)[投票(14)]
★4実話だからということもあるのか、何だか普段のクリント・イーストウッド節とは一味違うような印象。[TOHOシネマズ高知8/SRD] [review] (Yasu)[投票(1)]
★4画面の中に展開される角逐や衝突のエネルギーは圧倒的だが、そのエネルギーが観客に感情的昂揚をもたらさず、内省と自己凝視に向かわせるところが昨今のクリント・イーストウッド映画の特徴。単なるPolitically Correctnessを主張する映画とも違う。我々の中にこの映画の登場人物全てが宿っていることを悟らざるを得ない。 (ジェリー)[投票(4)]
★5本当にすべてのシーンが驚きの連続、ハッとさせるディレクションに満ちている。端役の演者においてさえ、所作、表情、台詞の間合い等がほとんど完璧にコントロールされていると感じる。或いはプロットの連携においても見事に統制の取れた演出だ。イーストウッドは前人未踏の域、人類史上最高の映画監督の位置に近付きつつある。 [review] (ゑぎ)[投票(12)]
★5映像の色合いが未だ好きになれないイーストウッドだが、でも結構慣れてきた。彼の作品はそんなことを言ってる場合じゃない、という僕を叱るような、琴の糸のように張り詰めたスピリチュアルなものを感じてしまう。 [review] (セント)[投票(6)]
★4カッコーの巣の上で』を思い出してしまいました。 [review] (chokobo)[投票(1)]
★5力強い映像。鬱になりそうなくらいの衝撃。文句無しの5点。 [review] (青山実花)[投票(3)]
★5突き放すような絶望とすがりつくような希望。この人の映画で何度も何度も出会ったこの組み合わせが、素晴らしいカタチで眼前に迫る。 (動物園のクマ)[投票(2)]
★5正直に言っておくと、この映画は決して気軽に楽しめる作品ではない。しかし、この傑作がより多くの人たちに観られることを、私はイーストウッドのファンという垣根を越えて一映画ファンとして強く望んで止まない。 [review] (ナム太郎)[投票(17)]
★4弱者の最後の望みの綱である純粋な母性の意地が、薄汚い社会悪の意地とはからずも対峙してしまい、抜き差しならぬ事態へと巻き込まれていくさまが実にスリリングだ。物語に込められた「責任」の遂行が「希望」を生み続けるのだという勇気ある未来志向に賛同する。 [review] (ぽんしゅう)[投票(6)]
★4本当に久々に「早く終わってくれ」と念じるほどきっつい話でした。だけどそれ以外は完璧と言いたい。 [review] (甘崎庵)[投票(1)]
★4人間を、丸太か何かのように扱う怖さ。米社会に巣食うのは、連続殺人鬼だけじゃないのね。これはさすがにイーストウッドに脱帽。 (G31)[投票]
★5細部の細部にまで監督の手が行き渡っているのがありありと分かり、ただただ圧倒された。稀に見る圧倒的な「背景」を持った映画。と、言わざるを得ない。 [review] (くたー)[投票(8)]
★5身じろぎ一つすることすら許されず、完全に圧倒された2時間だった。神がかった出来。 (赤い戦車)[投票(1)]
★4容赦ない映画 [review] (ペペロンチーノ)[投票(5)]
★4演出の完璧さについてすべてを語ることなど到底できないが、ここでは特にアップカットの使い方の素晴らしさに触れておきたい。 [review] (緑雨)[投票(10)]
★5実事件の再現物ジャンルの最高峰に屹立する厚み。衣装・美術・装置・メイク・CGの渾然一体となった達成度。その土壌の上で吠えまくるイーストウッドは愚直に全てを描ききろうとする。幸福な融合であろう。そして怒れる親爺は今だからこそ頼もしい。 (けにろん)[投票(11)]
★4圧倒的な映画密度の濃い傑作なのは間違いないが、俳優イーストウッドの不在と実在の殺人事件という枠がほんの少しだけ今作を我々から遠ざけている。主人公が”乗り遅れた”赤い路面電車に私も同じ様に乗り遅れたのだろうか。 (ina)[投票(1)]
★3こんな悪役ばっかり出てくる映画は見ててしんどい。イーストウッド・マジックで無理やり希望ある展開にされたようなしこりが・・・ (kenichi)[投票(1)]